ポケットモンスター Erotic Generation 作:破戒僧
助けてくれたのは、ナオヤだった。
倉庫の外から、かすかに私の悲鳴が聞こえたのを聞いて……飛び込んできて、
そして、プラズマ団を全員蹴散らして助けてくれたらしい。
……『らしい』っていうのは、この話が……チェレンから聞いた話だからだ。
ナオヤ本人は、私の容態が安定するまで付き添った後……残りのプラズマ団を1人で全員捕まえた後、町を出てしまったらしい。
……お礼、言いたかったのに……
……それで、できればその後……って、私何考えてるの!? な、何でアイツと……
……したい……なんてこと……
☆☆☆
調子が戻るまでしばらく休養をとった後、私はジムリーダーのヤーコンさんに挑戦した。
あの後、海辺で捕まえた……新たな仲間・オクタンとともに。
水タイプだし、とくこう高いから……かなり余裕で勝てた。
それに、その途中……予想外に嬉しいこともあったし……
そしてその後、私は『電気石の洞窟』に向かって……
……そこで、またしても予想外の事態に出くわした。
☆☆☆
「やあ、久しぶり……っていうほどでもないか。元気そうだね、アイカ」
「……N……っ!?」
洞窟に入った途端、得体の知れない、黒服の妙な3人組に捕まって……つれてこられたのは、この男の目の前だった。
「……何の用よ?」
「ちょっと、気になってることがあってね……」
すると、Nが手で何か指示し……すると、黒服たちは、いきなり私のスカートをめくって、パンツをずり下ろした。
「……っ……何を……!?」
「……ふむ……」
かぁっ、と顔が熱くなる。おそらく……私の顔は赤くなっていることだろう。
その、むき出しになった私の恥部を……Nは、食い入るように見つめている。
そして、時々触ったりしている。指の先っぽだけ、中に入れてみたり。
……しかし、それ以上は何もしようとはしなかった。
「……あ、あんた一体何のつもりよ!? こんなことして……結局体目当てってこと!?」
「いや、そういうわけじゃないよ。ただ……やはり気になったんだよ」
気になったって、何が……
「……いや……ポケモンのペニスを受け止める君の性器は、他の人と違ったりするのかな……って、ね」
「………………っ!!?」
……い、今、何て……!?
ばれてた……!? 知られてた……!?
わ、私が……そういうのが趣味だった、ってことを……!?
ってことは……ライモンシティの観覧車で言われたことも、そういう……!?
わなわなと震えを抑えきれない私。
その様子を見て、Nは特に何か反応することもなく、私の秘裂の観察を続け……最後に、ぺろりとその縦スジを舐めた。
「ひあっ!?」
「……別に……変わった味ではないね……」
味って……いや、コイツほんとに興味示してない……
逆に腹立つ……いや、助かってはいるけど……
でも……『その事実』を知られてた、っていう驚きは……未だに私を動揺させている。
何で……そんなこと、知られてるの……!? そして、どうしてアンタがそれに興味をしめすのよ……!?
Nは私の股間から離れると……男達に指示して、私の服を着させた。
「どうして知ってるの、とでも聞きたそうにしてるね?」
「……っ……」
「それはね、彼らに調べてもらったんだ。ゲーチス直属の部下……『ダークトリニティ』に頼んで、ね。だから僕は知ってるよ。君の性癖も……昨日ジム戦を征したオクタンも、海岸で濃厚なセックスを繰り広げた末に仲間になったんだ、ってこともね……」
「……っ……」
ダークトリニティ。この黒服3人の名前は、そういうものらしい。調査部員みたいなものなのかしら……?
それよりもこいつ、人のプライバシーを何だと……
「他にも、君がイッシュ地方出身でないこととか……君のお姉さんのこととか……まあ、色々とわかったんだけど……まあ、それらは別に特筆すべきことじゃないな」
あっそ。だったら調べるんじゃないわよ。
ちなみに、今さらっと流したけど……今のNのセリフのとおり、私はイッシュ地方の生まれじゃない。今まで言ってなかったけどね。
『ジョウト地方』。それが……私の故郷の地方の名前。
小さいころ、色々あって、今のカノコタウンに引っ越してきた。
前に言った、ヒウンシティに行ったことがあるっていうのも……その時だ。だってあそこ、港あるし。私、イッシュまで船で来たんだし。
けど……まあ、今は別に関係ないし……置いとこう。
……お姉ちゃんのことについても含めて。別に今、話すことじゃない。
それより今は……コイツが私のポケ姦癖を知っていたこと。
「僕自身、カラクサタウンを出た道路で、君がデルビルを相手に情事にふけっていた時は驚いたよ……ポケモンと人の交わりなんて、考えたことも無かったから」
こいつ……そんな前から……! っていうか、のぞいてたの!?
「……っ……」
「そんなに睨まないでくれ。僕は君をうらやましいと思ってるんだから」
「うらやましい、ですって?」
「ああ……僕にはできないやり方で、友達……ポケモンとの『愛』をはぐくめているんだからね……うらやましい限りだよ。君なら、もしかしたら……」
「……もしかしたら……?」
「……いや、なんでもない……」
それよりも、と、Nは……今度は、モンスターボールを取り出した。
「そんな君に……勝ってみたいな。一手……お願いできるかい?」
「いいわよ……恥ずかしいことされた分、あんたも後悔させてやるから……!」
売り言葉に買い言葉で、私もボールを構えた。
「行くんだ、ガントル!」
「お仕置きしてあげて……ヘルガー!」
ジム戦の中で進化し、さらなる強さを手に入れた私の相棒……ヘルガーが、ボールから出て雄叫びを上げた。
……結果は、私の勝利。
Nは『もっと強くなって、全てのポケモンと友達になる!』と、言い残して、その場を去った。