ポケットモンスター Erotic Generation 作:破戒僧
結局……イッシュ地方のどこを探しても、さしたる手がかりは見つからなかったらしい。
チェレンもベルも、アデクさんもナオヤも……考えつく限りの高名な遺跡を探したけど……特にそういったものはなし。
伝説のドラゴンに関連するものはあったけど、弱点や対抗法などは特に記されてはいなかったからだ。
そして、完全復活した私は……ナオヤと一緒に、最後の手がかりを求めて……セッカシティのさらに先、ソウリュウシティに行くことになった。
そこのジムリーダーであるアイリスちゃんや、そして市長であり先代ジムリーダーであるシャガさんなら、ドラゴンつながりで何か知っているかも……という一縷の希望を手繰ってだ。
途中……またゲーチスが現れて、ムダだとか何とか嫌味を言ってきたけど……気にしてる場合じゃないから無視した。
……ソウリュウシティに行って、少しでも有益な手がかりをつかまないと……。
☆☆☆
《三人称視点》
どこともわからない、暗い建物の中。
窓からも光が差し込んでこないところを見ると……おそらく、ここは地下なのだとわかる。
なぜ、地下なのに窓があるのかは不明だが……
その建物のとある1室。
家具の何もかもが一級品であり、かなり荘厳な雰囲気を醸し出すその部屋の、ベッドの上で……複数の男女が乱れていた。
正確には……男1人に女が数人である。
「んあぁあああっ! はぁ……あん……い、いいです……N、さま……っ!」
「ずるいですわ……次は私にも」
「私にも、ご慈悲を……」
N……と呼ばれている男性に奉仕している、プラズマ団の女達。
皆、一糸纏わぬ裸であり……同じく裸であるNの夜の相手を務めているのは明らかである。
Nは、その中の1人の膣内にペニスを抜き挿ししながら……空いている手で他の女達を相手している。恥部をいじくったり、胸をもんだり、愛撫したり……時には、唇を寄せることもある。
がっつく様子は見せず……あくまで上品に。
その度に、女達は恍惚の表情を浮かべ……Nの好きなようにされていることを喜んでいた。
自分達が抱かれている相手は、これから全世界の王となる存在なのだ、と信じて疑わずに。
そしてそのうち……快感が勝るようになってきたのか、Nの腰使いも激しくなる。
女体をむさぼるようなセックスに変わり……それでも、いやむしろ……より女達は喜びの表情になる。
やがて限界が訪れ……Nはその睾丸に溜め込んだ精液を、その手に抱く女の膣内に吐き出す。
「んああああぁああっ! す、すごい……出ています……N、様の……子種……私の中で、跳ね回ってますぅぅうううっ!」
「ああっ、ずるい~……」
「いいなぁ……え、N様……私達にも、どうか……」
「この体、お使いいただけませんか……?」
懇願するように言ってくる女達を、Nは一巡して見回し、
「わかっているよ……おいで。皆、愛してあげる」
その言葉に……女達は皆、喜びに顔を輝かせた。
☆☆☆
数時間後、
ベッドの上には……いずれも裸の、Nによって膣内に精液を注ぎこまれ、至福の表情で眠りについている女達のすがたがあった。
それを見下ろすように、胡坐をかいてゆっくりと座っているN。こちらも裸である。
その部屋に、ドアを開けて入ってきた者がいた。
「……やあ、ゲーチス。待たせてすまないね」
「構いませんとも。ふふ……しかし、相変わらずの絶倫っぷりですなぁ……N様。これだけの女を抱いて、涼しい顔をしておられるとは……」
ベッドの上に寝ている全員……合わせて6人もの女達を相手にしたというのに、平然としているNを見て、ゲーチスはにやりと笑う。
その背後には……他の七賢人が控えていた。
「ご満足いただけましたかな?」
「ああ……とても。やはり……愛とはいいものだね……」
「うむ、何よりです。英雄色を好む、とも言いますし……N様には我慢せず、しっかりこうして情欲を発散して、英気を養っていただかねばなりませんな」
「そうか……じゃあ遠慮なく、これからもその格言に甘えさせてもらおうかな。僕としても……こうして他の人の愛を感じられるのは嬉しいからね」
「それは結構……近いうちにもっと豪勢なハーレムをお作りいたしますので、楽しみにお待ちください」
その言葉に、にっこりと笑みで返すN。
そして、バスローブを着こみ、シャワー室に向かおうとする。これから始まる会議の前に、身を清めようと。
無論……そのシャワー室にも、侍女たちが待っているのだが。
と、
Nは、何か思いついたように振り向き……ゲーチスに問いかけた。
「そういえばゲーチス……彼女達は……どうだった?」
「うむ? ……ああ、あの……ナオヤという少年と、アイカという少女ですね? ご安心を……既に調べはついております」
そして、ゲーチスは手元の手帳に眼を落とす。
「ナオヤという少年ですが……ふむ、やはり天才的なポケモントレーナーですな……。そう遠くない未来、イッシュ地方のチャンピオンの実力にまで上り詰めることでしょう……。あの若き力に、遊び歩いているアデクが勝てるとも思えない……」
「そうか……何度か手合わせしたが、やはりね……僕の好敵手にふさわしい……。僕が全ての王である、英雄であることを示すために、ふさわしいライバルだ……」
そして、ゲーチスはページをめくり、
「そして、アイカという少女のほうですが……彼女もまた逸材ですな。トレーナーとしての素質もさることながら……ポケモン相手にまで愛情を注げるその器量……先の『試練』にも耐え切りましたし……やはりこれもまた、天性のものかと……」
「そうか……やはり彼女もまた、僕に選ばれるべき人間だ……」
そして……何か思うように遠い目になり、Nは……つぶやくのだった。
「やはり、彼女はふさわしい……僕の……この世界の王の……花嫁に」
☆☆☆
ソウリュウシティに到着して数日。
結局……私とナオヤは、2人ともジム戦に勝利して『レジェンドバッジ』を手に入れたけど……
本来の目的である、『2匹のドラゴンの弱点』は……見つけられなかった。
シャガさんも、アイリスちゃんも……何も知らないって。もう、時間無いのに……。
けど……気になる資料はあった。
なんか、すごく昔の文献にあった……いくつかの言い伝え。
イッシュ地方には、レシラムとゼクロムの他に、もう1匹別のドラゴンポケモンがいたとか……
争いの中にあったこの世界を救った、3匹の正義のポケモンとか……
イタズラ好きの風と雷をこらしめた、大地の神様の話とか……何なんだろう?
可能な限り情報を収集しよう、っていうことで、アイツと分かれて探している私は……1人、町外れの遺跡でため息をついていた。
……その時、
「んぐっ!?」
「……おとなしくしろ」
突然後ろから羽交い絞めにされ、布というか……ハンカチみたいなものを口に押し付けられる。
そして、そのハンカチ……甘い匂いが……っ!? ま、まさか……睡眠……薬……
そして、一瞬だけ視界に映った、見覚えのある黒い影……たしかこいつら、『ダークトリニティ』……?
「な、に……」
「……ゲーチス様のご命令だ。来てもらう」
最後まで聞こえたか聞こえないかのうちに……ゆっくりと、私の意識は落ちていった。
その直前に感じた……抱え上げられるような感触と共に。
私……どうなるの……?