※この作品はR-18です。

ポケットモンスター Erotic Generation   作:破戒僧

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後日談13 古代の城と灼熱の蛾の卵(後編)

「あ、がっ、やぁああっ!?」

 

 ……先に行われた9個の出産に、時間をかけすぎちゃったのか、

 お腹の中で、卵から孵ってしまったメラルバが……外に出たい、と暴れだす。

 

 暗闇の中、右も左もわからず……手当たり次第にぶつかっている。

 芋虫の形の体を、ぐねぐねとうねらせ……いくつもの足を動かして、子宮内を動き回り……壁の向こうに出ようと。

 

 生まれたばかりとはいえ、ポケモン……。体の中で暴れられるその感触は……経験したことないけど、多分、胎児がお腹の中で、胎盤を蹴っ飛ばすよりも……数段上の衝撃だと思う。

 

 そしてもう1つ……炎タイプのポケモンであり、たいまつポケモンと呼ばれるだけあり……その体温がかなり高い。

 腕で抱きしめて、暖かい。と感じる程度のそれでも……体内にそれが直接あるというのは、かなりの熱を感じる。

 

 痛い……子宮の中で……暴れてる……!

 熱い……子宮の中が……焼けそう……!

 

 たまらず、私は崩れ落ちた。

 それでも、とっさに肘を立ててお腹をかばい、メラルバに影響はないようにする。

 

 そして……もう、四つんばいでいるだけのの体力も無いので、仰向けになった。

 それでも……体力的に楽でも、お腹はちっとも楽じゃない。

 

「あっ……は、がぁ……お、おとなしく、してぇ……っ!!」

 

 圧痛と熱感に、転げまわりたくなるけど……なんとか我慢して、お腹をさする。

 ……こうした方がいい、って、本能で感じる……私が、女だから……かな。

 

「……おちついて……慌てないで……大丈夫、だから……っ!!」

 

 すりすり……と、さすっていくと……心なしか……少しずつ、メラルバが暴れるのが、治まっていくような気がした。

 

「大丈夫……ね……? 怖くないよ……ちゃんと、生まれられるから……」

 

 不必要なほどに……私の口から出てくる言葉は、メラルバに優しかった。

 苦痛を与えてたんだから、もうちょっと恨みがましくてもよかった……ううん、普通ならそうなるんだろうな、っていうことは、私も思うんだけど……

 

 ……それでも、こう思えるから……。

 

 ……生まれようとしてるだけのこの子に……罪はない……って。

 

 ……ふふっ、いつの間に、私……こんな、母親じみたこと言えるようになったんだろう……いや、まあ……実際母親だけど……。

 

 そんな思いもあったけど……今はとにかく、私は……私のお腹の中で怖がってるこの子を、あやして……きちんと産んであげること。

 それが……今、私がすべきことだと思えた。

 

「……大丈夫、焦らないで……ちゃんと、産んであげるからね……」

 

 そして、私は……下腹部に手を当てて、少しだけ押す。

 すると、中にいるメラルバが……そっちに意識を向けたような気がした。

 

「ほら……こっちだよ。こっちから、出られるよ……」

 

 すると、お腹の中で、多数の足がうごめき……からだがうねり……メラルバが方向転換して、子宮口のあるほうを向いた……気がした。

 

 そしてそのまま、体内でうごめく感触が……子宮口の入り口をこじ開けて、外に出た。

 

「……っ、ぅう……!?」

 

 やっぱり、苦しい……

 けど、先に9個産んでるから……子宮口が広がってて、少しは楽……かな……。

 

「……そう、そうよ……そのまま、進んで……っ、くぅ……!?」

 

 そのままメラルバは……私の膣のぜん動運動のアシストを受けながら……今までと同じように、産道を通って外に向かっていく。

 

 ……違うのは……その感触。

 今までの『卵』の状態とは……いや、人間の子供とすらも、比べ物にならないくらい生々しい感覚。

 

 そりゃそうだ……だって、私今……メラルバを……芋虫を生んでるんだよ?

 

 芋虫のウネウネした体が……赤ちゃんの通り道を、いっぱいある足をぐにぐに動かして、這って進んできてるんだよ?

 

 芋虫の表皮が、肉壁を擦って、

 

 芋虫の足が、とことこと肉壁を踏みしめて、

 

 私の中を……我が物顔で歩いてるんだよ……信じられる……?

 

「あぁあっ、はぁ、はあっ、はぁ……!?」

 

 そして、信じられないことに……

 

(私……感じてる……!?)

 

 その刺激に……私は、性的な快感すら感じてるらしい。

 ……膣内での刺激とはいえ、出産の圧痛の中で気持ちいい、なんて思えるなんて……私、どれだけ変態なの……!?

 

 そうこうしている間に……ついに、メラルバが……膣口の辺りまで来た。

 そして、導くようにそのあたりをなでている私の手を追うように……ゆっくりと、その頭から外に出していく。

 

「うっ、ぐぅ……!!」

 

 触覚や毛がひっかかって、ちょっと痛い……けど、我慢しなきゃ……!!

 この子だって……暗くて怖いの我慢して、がんばって、ここまで来たんだ……!

 

 仰向けだから……ちょっと下を見ると……その、生まれてくる様子が見える。

 

「はぁっ、はぁっ……ひっ……はぁああっ!?」

 

 ラマーズ法……なんてのは、試す余裕すらなくて、

 生まれようとするメラルバのために、とにかく私は……全身全霊を注いでいた。

 

 ……けど、私の体力も、もう限界に近いし……早く、終わらせなきゃ……!!

 

「はぁっ、はぁっ、は……っ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……ぁっ……!!」

 

 膣口が……ゆっくりと、内側から……こじ開けられる。

 

 最初に……膣口から、ちゅるん、と、2本の触角が出てきた。

 

 次いで……メラルバの頭。目は、閉じられてる。まだ開いていないのか……はたまた、膣内が狭すぎただけか……。

 

 そして……芋虫を思わせる胴体が……ぐにぐにと、膣内からひり出てくる。絡みつく肉ヒダを、力ずくで振りほどきながら。

 上下左右に体を揺らし、膣口をこじ開け、ずかずかと踏みしめて……肉の床から、砂の床へと、歩みを進めていた。

 

「はぅ……うぐう……! ん、あぁあ……!」

(頑張れ……あなたも、私も……! あと、ちょっとだから……早く……!!)

 

 私も、歯を食いしばって、下腹部に力をこめ……ぜん動運動でメラルバを後押しする。

 まるで、お腹の中身全部を持っていかれるような感触……子宮ごと引っこ抜かれそうな、強烈な引張感……それでも、なんとか耐えた。

 

 そして、ついに……

 

 

 

「ああぁ、うぅぅうあぁぁああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ―――――っ!!!」

 

 

 

 胴体の最後……一番太い部分と、その先の……急に細くなっている尻尾部分が、そしてその先が、ようやく、外に出た。

 ちゅるん、という音と共に……膣口から、とろりと糸を引いて。

 

「はぁー……はぁー……はぁー……や、っと……う、生まれたぁ……」

 

 女の子の膣から……太さにして腕ほどもありそうな巨大な芋虫が……体をうねらせながら、外に出てくるという……傍から見たらおぞましいにも程がある光景。

 触覚のある……虫の頭が、長い胴体が出てくるその一部始終を……私は見ていた。

 

 けど……気にはならなかった。

 ……何でだろう?

 

 そんなの気にしてるほど、精神的に余裕ないから?

 

 そんな風に言ったら、この子がかわいそうだから?

 

 どうでもいいから?

 

 ……考えるのもめんどくさいや。

 

 でも、まあ……

 

「……無事に……生まれられて……よかっ、たね……」

 

 私の股間のところで、初めて踏みしめる砂の大地の感触に、若干戸惑っているように見える……生まれたてのメラルバ。

 先に生まれた、9匹の兄弟たちと一緒に……戯れている。

 

 そんな様子を見ながら……私の体力は、とうとう限界を迎えた。

 視界がどんどん暗くなり、意識が薄れていく。

 

 ……私、コレ……死んじゃうのかな……

 ……死んでも、おかしくないな……何せ、メラルバ10匹も産んで、それにごっそり体力持っていかれたんだもんな……。

 ……どうにも、ならないかな……

 

 

 ……と、胸に違和感。

 

 見ると……私が最後に産んだメラルバが……私の胸のてっぺん……乳首の辺りを甘噛みして、ちゅーちゅーと吸っている。

 ……もしかして、母乳……ほしいのかな……?

 

 ははは……ごめん、出ないよ……私が妊娠したわけじゃないもん。そこにいる……ウルガモスの卵、産み付けられただけだもん……。

 

 ていうか、何それ……なんか、人間みたいなことするんだね? 子宮の中で孵って、そのまま私が『産んだ』からかな?

 

 そんな……ちょっとだけほほえましいかな、っていう感想を抱きながら……私の意識はブラックアウトした。

 

 

 ☆☆☆

 

 

 生きていられたのは、奇跡だと思う。

 

 

 

 意識を取り戻した私の周りには……ウルガモスが置いていったのだろう、大量の果物が積まれていた。

 ……お礼、のつもりかな? こんな、代理母じみたマネをしてくれたことへの。

 

 ともかく、どうにかしてそれを食べようと手を伸ばそうとして……でも、手が動かなくて。

 

 そしたら、なんと……1匹のメラルバが、それを口元まで運んでくれた。

 私はお礼を言いながら……その果物を食べた。

 

 ……その繰り返しで……実に十数時間かけて、私は動けるだけの体力を取り戻した。

 

 

 回復を待つ間に気付いたんだけど……

 

 10匹ものメラルバを……内1匹は孵った後のを産んだ私のオマンコは……さすがにガバガバに広がってしまっていた。

 ある程度閉じてきたみたいだけど……それでも、指5本くらいなら余裕で入っちゃうくらいに。

 

 ……これ、直るといいなぁ……

 直らなきゃ……ナオヤに申し訳ないな……こんなんじゃ、気持ちよくしてあげらんないよ……

 

 あと……ヘルガーとハリテヤマとゼブライカとオクタンとスリーパーも……

 

 

 

 回復後、果物と一緒に置いてあった、私の服や荷物を回収し……体力がある程度戻ったとはいえ、おぼつかない足をなんとか動かして……砂の城を脱出する。

 

 その時……しばらく『歩いて』なかったから……ちょっと練習が必要だった。……私のほうが赤ちゃんみたいじゃない……。

 

 

 そして、いざ脱出しようとしたときになって……ようやく気付いた。

 

 

 

「……あなたは……皆と一緒に行かないの?」

 

 

 

 後ろからついてくる……1匹のメラルバに。

 

 

 

 しかも、この子……私が『産んだ』子だ……。何故か、わかる。

 

 他のメラルバは……ある程度外の環境に慣れたあと……私を置いて、ウルガモスと一緒にどこかへ行ってしまった。

 なのに……この子だけはそれについていかず……私についてきた。

 

 というか……あの、果物を運んできてくれたあの時点で、もうウルガモスたち……いなかったし。

 その時にもう、ウルガモス達に付いて行く気はない……として、この子は私にずっとよりそっていたことになる。

 

 

 ……もしかして……

 

 

「……一緒に……来たいの?」

 

 

 その返事を……メラルバは、行動で示した。

 

 私の足元に寄り……よじ登ってくる。膝、太もも、腰、お腹……そして胸まで来た。

 思わず私がそこで抱きとめると、そのまま私の胸を……さっきと同じように、甘噛みして吸う。服の上から。

 

「あっ、やん……っ!」

 

 だ、だから、おっぱいは出ないよ……?

 

 ……でも……何でかな……

 

 

 ……この子……ちょっと、かわいいかも……

 

 

 そのまま……私は、そのメラルバを、ぎゅっ、と、抱きしめた。

 ……もう、放さない……とでも言いたげに。

 

 

 

「……これからよろしくね、メラルバ?」

 

 

 返事は、やっぱり甘噛みだった。

 

 

 

 

 

 その日、

 

 私の家に……また新しい仲間が、家族が、加わることになった。

 

 しかも、メイに続く……私の2番目の子供、という形で。

 ……あ、いや、正確には11番目か。先に卵9個産んだしね。

 

 ちなみに、性別はオスだった。

 メタモンのメイに、メラルバの弟ができたことになる。

 ……すごい家系図ができそうね……それ。

 

 

 

 ふふっ、でも……

 ……、なんだかんだ言っても……やっぱりかわいい、かな……自分の子は、さ……

 

 

 

 

 

 

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