※この作品はR-18です。

ポケットモンスター Erotic Generation   作:破戒僧

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第18話 再会……3人目の幼なじみ

 

……色々と思い出したくないプロセスを経て、どうにかこうにかヤマブキシティに到着。

 

んー……来るの久しぶりだけど……変わってるようで変わらないなあ、この町も。

 

私の故郷はジョウト地方のエンジュシティだけど、一時期ここに住んでたことがあった。

その時、ナオヤとも知り合って……その、ナオヤのほかにも、いっぱい友達が出来た。それこそ、同年代の子供から……近所のおじいちゃんおばあちゃんまで。

 

いやあ、思い出のネタにはホント困らない、個性的で楽しい町だったなあ、昔から。

 

テレビのお笑い……特に、モノマネが大好きだったあの彼女とか……

 

一応エスパー(多分)なんだけど、考える時間が長くて、何かこう、中途半端な凄さしか見えてこないおじさんとか……

 

あとは……そうそう、特に仲良かったのが1人いたっけ……

 

ナオヤと私と、特に一緒に遊ぶ機会が多くて、親同士も仲がよくて……でも、それだけに遠慮もないから、ケンカもけっこうしてた……『ある女の子』。

 

……あいつ……今、何してるのかな……? せっかくだから、会いに行ってみてもいいかも……

 

……っと、あれ? ここは随分変わったなあ……

 

すたすたと町を散策する私の目に飛び込んできたのは……まだ建設途中と思しき『駅』だった。

 

……これ……前に聞いた、『リニア』の発着駅かな? ジョウト地方と直通でつなぐっていう噂の……わ、それって最高じゃない!

こことつながるの、コガネシティ……ってことは……私の故郷にも近いし!

 

いやあ……ホントにこの町は、カントー1、2を争う大都会だけあって、日進月歩ね……活気付いてきて、嬉しい限りだけど。

 

……で、

そんなヤマブキシティの二大名所(リニアが出来たら『三大名所』になりそうね……)と、いえば……

1つは……ナオヤの実家でもある、世界有数の大企業『シルフカンパニー』。

 

そしてもう1つは……まあ、ポケモンと共に生きるものなら当然気にかける……そう、ポケモンジム。

 

ちなみに、ここヤマブキのジムは、『かくとう』タイプのポケモンを専門に使うトレーナーさん達が集まった『空手道場』を基盤にしていて…………あ、あれ?

 

その、ジムの前に私が着てみたら……何コレ?

ジムの……空手道場……『一箇所』をのぞいて、昔のまま、なんだけど……

 

……『ジム』の……看板が、出てない。

 

そしてしかも、

その道場の隣に……新しい……ジムが!?

 

え、ちょ……もしかして……

 

……空手道場……ジムの座、奪われちゃったの!? うわ、なんてことに……

 

や、まあ……ポケモン業界も、良くも悪くも弱肉強食だし……そういう『世代交代(?)』も、仕方ないっちゃそうなんだろうけど……昔から『ヤマブキシティ=格闘ジム』って認識のある私だから……やっぱ戸惑うわね。

 

道場破りでもしたのか、それともポケモンリーグ運営委員会の決定なのかはわかんないけど……今はこの、隣に建ってるジムが、新しいジムなんだろう。

建物的にも新しいし……交代したの、つい最近みたいね。

 

一応気になるので、そのジムの看板を見てみる。

こういう看板には、たいてい……そのジムがどんなジムか……専門のタイプとか、ジム内部の様子とか……そういうのが、簡単に書かれているもんだから。

 

そして何より……『ジムリーダー』がどんな人なのか、も。

 

さて、空手道場師範より、この町のジムリーダーにふさわしい、って認められた非とっていうのは、いったい誰…………

 

 

 

…………え?

 

 

 

……ちょ……え?

こ、これ…………マジ!?

じ、ジムリーダー…………『アイツ』なの!?

 

 

と、

その時、

 

 

 

「……やっぱり来たわね、アイカ……」

 

 

 

……私の背後から……酷く懐かしい声がした。

一発で……誰だかわかる声が。

 

まあ、何年ぶりかだし、多少は声変わってるけど……それでも、私の記憶の本棚の中から、その存在を引っ張り出すには十分のインパクトだった。

……そのくらい、何度も一緒に遊んで、何度もケンカして……何度も、バトルした。

 

そうだ、思えば……いちばん最初に、デルビルと一緒に戦ったのは……こいつだった、って、今でも覚えてる。

 

……どうやら、子供の頃から使えるって言ってた『予知能力』でだろうか……私の来訪を『予知』してたらしい彼女は……振り返ると、そこにいた。

 

ジムの看板を覗き込む、私の真後ろに……

 

何年ぶりかに会う……ナオヤと同じくらい古株の幼馴染であり……

 

……この町の『ジムリーダー』である……彼女が。

 

―――しかして、その正体は……

 

 

 

「久しぶりね……アイカ」

 

「元気そうね……ナツメ」

 

 

 

長い黒髪に、精悍な顔立ち。

年齢は……確か、私と同じくらいだったはずの……しかし、どこか大人びていたり、神秘的に見える……彼女。

 

着ているピッタリとしたボディスーツは、まあ……何だそれ? っていう感想に尽きるんだけど……まあ、その辺は彼女のこだわりなんでしょ。今更何も言うまい。

 

……しかし、まあ、ほんとに久しぶりだ……。

 

私やナオヤと、特に仲がよかった……と思う、彼女……ナツメと会うのは。

 

 

 

 

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