ポケットモンスター Erotic Generation 作:破戒僧
「―――そういうわけだからさ、父さん。僕これから、しばらくそっち……には、もどれないから」
『随分といきなりだな……急にそういわれても、こちらにも都合というものがあるのだが……』
「僕に相談もなく勝手にお見合……いの予定組んだ、あんたが言えることじゃな、いでしょ……?」
とまあ、
ただいま、ナオヤは……ライブキャスターの向こうにいる、ナオヤのお父さんに……これから自分が、とある理由で身動きできなくなるから、って連絡してる所だ。
それに伴って、こっちに着てから、何かとお家絡み、そしてお見合い絡みの予定を持ってくる父親さんに、『勝手に決められても出られないからね』って通告中。
『むう……しかし、明後日の社交会や、その次のパーティなどは……せっかくカントーにいるのだから、お前にも出席してもらおうと思っていたんだが……』
「知らないよ、そん……なの……。勝手に予定に組み込まないで……って、最初に……っく……言っておいたよね?」
『だが、お前は私の後を継ぐ者として、今から方々の……』
「勝手に……決、めないでよ。第一、次のお見合いなら来月になるまでないんだし、そこは問題ないでしょ? 予定ない所をどう使おうが僕の自由だし、今更他の予定入れられても対応あぅ……っ……でき、ないよ。っていうか、入れないでね」
ナオヤのお父さん、どうやら色々とナオヤにまだ予定を組もうとしてたらしいけど……ナオヤは頑として、『それら全部あなたが勝手に決めたことだから従いません』と、譲歩しようとしない。
まあ、ナオヤの主張のほうが当然っていうか、正しいんだろうけどね。
するとナオヤ、
「ああ、父さん、ちょっとっく、っ……ちょっと待ってて」
ふいにそう言うと、ナオヤは……腕のライブキャスターの音量ボタンを押し、マイク、スピーカーともにオフにした。
これで、通信の向こうのナオヤのお父さんには、こっちの物音は聞こえない。
そしてナオヤは、
「ちょっとアイカ! 電話してるんだから待っててって言ったでしょ!?」
「んちゅ、れろ……何よ……いいじゃない、別に同時進行できないようなもんじゃないんだし……」
と、
ナオヤが腰掛けているソファの所にひざまずいて……ナオヤのペニスをしゃぶっていた私に……ちょっと慌てながらまくし立てた。
通話中ずっと、なるべく水音は立てないように……しかし、きっちりナオヤのココを気持ちよくさせてあげるつもりで、ペロペロと舐め上げていた、私に。
「いいわけないでしょ!? なんでもない顔してるのどれだけ大変だったか……もう少しで声出ちゃうとこだったんだよ!?」
「出てたじゃん? 『ぅあっ』とか『ぅくっ』とか」
「だったらなおさらダメだって理解してよ! 父さんにばれたらどうすんの!」
股の間に顔をうずめてる私を無理矢理引き剥がすと、ナオヤは、大急ぎで息を整えた。
まあ、あんまり待たせてると怪しまれちゃうもんね。
そして、じと~っ、と視線を送る私に、視線で『余計なことをしないように』と厳重注意すると、再びライブキャスターを手に取る。
「ごめんごめん、父さん。待たせて」
『うむ、いや、かまわんさ。どうかしたのか?』
「うん。ちょっとアイカに呼ばれてね。もう終わったから大丈夫だよ。……それで、さっきの続きだけど……」
『それよりも……さっき、何やら苦しそうにしている様子だったが……大丈夫なのか?』
「……っ!?」
おー……ナオヤ、焦ってる焦ってる。
「い、いや、大丈夫だよ。全然……うん……、ホラ、その……船の上だからさ、ちょっと酔っちゃったのかも。まあでも、そんなに長く乗ってるわけじゃないから」
そう、上手いこと言ってその場をしのいでいた。船酔いだ、ってごまかして。
さて、そう……
今、私とナオヤは……船に乗っているのだ。ある場所に向かうために。
その、場所っていうのは……
「大丈夫だってば。そんなに離れてないでしょ? カントーもナナシマも」
☆☆☆
さて、
時はさかのぼること……昨日。
ナオヤに『あんた巡って三角関係できてるから』とかカミングアウトした数日後にあたる。
ようやく帰ってきてくださったグレンタウンのジムリーダー・カツラさんと、バトルの結果……普通に勝ちました。
最近加わった新しい仲間が、昼でも夜でも、バトルでもベッドでも元気溌剌なもので。
どうやら、あの日サファリで出会ったあのシャワーズ……スピードもパワーも、あらゆる面で驚異的なポテンシャルを持っていたらしく、私の期待をはるかに超える動きで相手を蹴散らしていってくれた。
うん……やっぱり、いい拾いものだった。
そんな感じで、カツラさんに勝って、クリムゾンバッジをゲットした私は……
…………本格的に、これ以上何もすることがなくなってしまった。
いや、だって……トキワシティのジム、リーダーがいつまで経っても帰ってこないし……つかそもそも誰なのよ……
ヤマブキジムのナツメは、ヤマブキシティの治安維持であちこち行ってて忙しいから、現在ジムは休業中だし……
そんなわけで、どーしよーかなー……とか思いつつ、グレン島の波止場でため息をついていた……そんな時だった。
ライブキャスターに……アララギ博士から、通信が入ったのは。
「『ナナシマ』……ですか?」
「何です、その……島??」
『カントー地方から、船でしばらくしたところにある島……正確には諸島ね、いくつも連なってるから。アイカ、ナオヤ、悪いけど、あなた達ちょっとそこに行けないかしら?』
ちょうど暇でしょ? と、博士。
どこでそんな情報仕入れてくるんだろ? まあ、おっしゃるとおり暇人ですけど。
それで、それを聞きつけたアララギ博士が……なぜか、私と……ナオヤに、その『ナナシマ』とやらに行くよう申し出てきたわけだ。
で、今こうして……博士から事情を聞いてる、ってわけ。ナオヤと2人そろって。
その博士によると、つまりこういうことらしい。
その『ナナシマ』は、大小7つの島々からなる島群らしいんだけど―――何でこんなそのまんまな名前なのかしら―――そのナナシマに、博士の知り合いの研究者がいるらしい。
その知り合いが、今ちょっと研究に行き詰ってて……研究を更に進展させるために、もっと色々な場所に調査に行きたいらしい。
しかし、その知り合いさんは、あいにくとポケモントレーナーとしての腕は……そんなじゃないらしい。
そのため、調査先で何かもしもの事態があった場合、対応できなさそうなのだとか。
しかも、最近では、カントー地方から流れてきたロケット団が、小規模ながらナナシマでも活動しているのを目撃されているみたいで……
……要するに、
「そのお友達のボディーガードとして、私とナオヤを指名したい、と?」
『そういうこと。物分りがよくて助かるわ♪』
なるほどね……
何とまあ、豪華なボディーガードだこと……。
自分で言うのも何だけど、ナオヤと私の2人……チャンピオン級と四天王級を1人ずつって、ちょっとしたマフィア組織くらいなら軽ーく壊滅させられるわよ、コレ。
『その割には、いっつも負けてピ―――な目にあってるのはどこのどなた?』
うぐ……反論できない……
確かに……何故か私の場合、いろんな不幸から、格下のはずのそういう連中に負けて、そういう目にあうことも多くて……
……っていうか、仮にもそういう被害に確かにあってる私に対して、ちょっとどころじゃなくデリカシーに欠ける発言じゃありません?
『だってあなた、そのくらいでへこたれるほどか細い神経して無いでしょ? っていうかむしろ、それを糧にしてレベルアップしてるくらいじゃない?』
「何のレベルですか、何の」
『ナオヤ君への夜のご奉仕のテクニシャンレベル?』
「……それは、まあ……参考にしてるのは、否定しませんけど……」
「そうなの!?」
まあ……良くも悪くも、転んでもただじゃ起きない性格なもので。
……って、そんなことはおいといて。
なるほど……まあ、ちょうど暇だし……引き受けてみるのも、悪くないかな。
その『ナナシマ』ってのがどういうとこなのか……ってのにも、興味あるしね……。
隣を見ると、どうやらナオヤも乗り気みたいだ。
聞けば、このグレン島で行われる予定だったお見合いも昨日で終わって、これからしばらく暇なんだそうだ。そりゃいい。
そのことを博士に話すと、
『よし、それじゃ決定ね。船は私が手配しておくから、明日か明後日にでも出発……ってことでいいかしら?』
「あ、いえ、それなら大丈夫です。グレン島に来た時に乗ってきた僕の自家用クルーザーがありますから……博士から向こうに話を通していただいて、着港の許可だけもらっておいていただければ」
「おー、さすが御曹司」
そんなわけで、
急遽、明日出発で……私とナオヤでの、ナナシマでお手伝いしつつ小休止旅行が決まったのでした。
ちょっとした旅行気分で楽しめそうね。
せっかくだから……今のうちに、ナツメに対してのリード広げとこうかしら。
☆☆☆
とかいうやり取りがあったのが、昨日。
そして、今、私とナオヤは……ナオヤのクルーザー(運転手つき)にのって、一路ナナシマを目指してるわけ。
その際、事前にナオヤのお父さんに報告せず、グレン島を出港してから、ナオヤは連絡を入れた。
理由は言わずもがな。付け入る隙を与えないため。
そんなこんなで、私とナオヤは、クルーザーに揺られつつ、ナオヤのお父さんに連絡しつつ……ナナシマを目指してる。
そこに、ナオヤにご奉仕しつつ……っていうのが、さっきまで入ってたんだけど。
「そんなわけで、予定入れられても応えられないから、これからしばらく僕に関する予定とかは入れないように!」
『それは……うむ……仕方がないな。では、しばらくとはいつまでになりそうだ?』
「とりあえず、最悪……次のお見合いまでには戻るよ」
なるほど、時間切れまで目一杯楽しむと。それまで呼び戻すなと。
まあ、仮にもアララギ博士……ポケモン研究の権威者の紹介での、依頼の一環なんだし……それほっぽって帰って来いとは言えないか。
……それにしても……
(……やめてってば!)
(やだ)
お互いに声に出せない状況が継続中のため、アイコンタクトでお送りしました。
通話を再開したナオヤが、隙を見せた瞬間に、再び私は接敵。
素早くファスナーを下ろして……引き続き奉仕させていただいている次第。
……けっこうスリリングでいいと思ったんだけどな……テレフォン(しながら)セックス。いや、まだフェラだけだけど。
まあ、まともなのは明らかにナオヤの方の意見だってことはわかるんだけど……背徳感があって、いいんだけどな~……
それにほら、私達くらいの仲になると、ささいなことは気にならなくなるっていうか……恋は盲目、とかって言うしさ……
(『恋』じゃなくて『変』だよもうそれ)
…………ほっほう……
アイコンタクトとはいえ、そういうこと言ってくれやがりますか。
ていうか、誰がそんな上手いこと言えと。
……いいよ……それなら、
とことん『変』でやってやろうじゃん。
「だからもう……っっ!?」
と、
私の口の動きがいきなり激しくなり……さっき庭をかけて快感が襲ってきたらしい、ナオヤが、思わず絶句していた。
『ナオヤ、どうかしたのか!?』
「い、いや……ちょっと、船が揺れてさ」
戸惑ったような目で、器用に視線だけこっちに送ってくる。
(ちょっ……あ、アイカ……待っ……!!)
(待たないよーだ)
夜、お互いにハイになった時くらいの勢いで、ナオヤのペニスを攻め立てる。
限界まで勃起して……血管も浮き出てる、童顔のナオヤにはちょっと似合わないくらいにまで怒張した、立派な肉棒。
それを、荒々しく……しかし満遍なく、丁寧に……舌を、頬の裏を、歯を、喉まで全部使って、しごき上げていく。
今まで、不本意なのも含めて得た経験も全部、フル稼働させて……どうしたらコイツが気持ちいいか、きっちり模索しながら。
加えて、ナオヤは……今、通話中で……緊張感ってもんがある。
それも手伝ってだろう。かなり、こう……血が集まって、ピクピク震えて、
見た目一発、苦しそう……ってな感じの状態にまでなっていた。
もう……何か1アクション、強烈なのをかましてあげれば……一気に決壊して、びゅるっと出ちゃうんじゃないかな……ってくらいに。
それを察知して、コレは早く終わらせないとまずいと思ったのか……ナオヤの口調も早口になり、なんとかさっさと電話を終わらせようとする。
それとも……さっさと終わらせて、そのあとヤることまで考えて……かな?
そして、
「と、ともかく……そういう、こと、だから……じゃあね……っ!!」
―――ピッ、と、
半ば強引に、ナオヤがライブキャスターの通話終了ボタンを押した……その瞬間、
「……っ……くぅううっ!!」
私の口の中で……びくびくっっ、と大きく震えた肉棒から……どびゅっ、と、濃厚な子種汁が噴き出て……私の口の中に、喉の奥にと流れ込む。
緊張感のせいだろうか、いつもより多い気がする。
ナオヤはというと……通話終了と射精、二重の開放感からか……よりいっそう、大きく、びくびくと体を震わせて……背筋ぴんっ、とのけぞらせるオーバーリアクション。
危ない危ない……それ見られてたら、いくらなんでも言い訳できなかったわね。間一髪ってやつか。
こっちに向けられる視線が『他人事みたいに……!』って、抗議の視線だったけど……どこ吹く風。
いいじゃないねえ? このくらいのお茶目したってさあ。
ナオヤとしても、気持ちよかったでしょ?
そして私は……口の中に出しつくされた、ナオヤの精液を、全部飲み下すと……尿道の中に残って部分まで、バキュームかけてじゅるるっ、と吸い出す。
そして、きっちりお掃除フェラでキレイにしてあげてから……
「……ふふん、ご馳走様~♪」
そういい残して……速やかにその場を離れた。
……ホントは、ここで後ろから、今のに起こったナオヤに襲い掛かられてもよかったんだけど……どうやらナオヤ、本気で疲れたらしい。今ので。
あ~……こりゃ無理か。
……続きは夜ね。
さて……2人っきりのナナシマ旅行、いい感じでスタート切れたわね……
ふふっ、これから2週間ちょっと、楽しくなりそうで何より♪