※この作品はR-18です。

ポケットモンスター Erotic Generation   作:破戒僧

8 / 167
第8話 ある意味初めての

 

 今私は、ポケモンセンターの宿泊施設のベッドに寝ている。

 昨日の疲れと、心の傷を……癒すかのように。

 

 ヤグルマの森で、多勢に無勢で私は敗北を喫し、モンスターボールを奪われた。

 

 しかし、直後にかけつけたアーティさんが、私のモンスターボールを運んでいた団員を倒し、取り返してくれていたらしい。今、3つとも……ベッドの脇の棚に乗っている。

 

 そして、森の中で倒れていた私を助けてくれたのは……

 

 

 今、私のベッドの横についてくれている……ナオヤだった。

 

 

 意識は朦朧としてたのに、よく覚えてる。本番ではないにせよ、辱められた私を目の当たりにして……怒りと悔しさの入り混じった表情を浮かべていたナオヤ。

 

 そのまま、私をおんぶして……病院に連れてって……

 

 ―――と、思ったら、

 

 パニクってたのか、こいつは私をポケモンセンターに連れてきた。治療目的で。

 ……わたしゃポケモンか。

 

 まあ、手当てなら別にそこでもできたし、思ったほど酷い怪我じゃなかったから、何てことも無かったけど……

 

 ……で、その後コイツは……一晩中私のそばについててくれたわけだ。

 

「……無理しなくていいのに……アンタも眠いでしょ?」

「……寝る気分になれないよ……お前が、こんな目にあって……」

「あら……心配してくれてるんだ? 意外と……」

「こんな時までおちゃらけるなよ!」

 

 いきなりナオヤに怒鳴られて……私もびっくりした。

 

 見ると、ナオヤは……昨日と同じ顔になっていた。怒ってて、悲しそうで、悔しそうでもあって……っていう、言い表しにくい、不思議な表情。

 

 それを見て……私は悟った。

 こいつは……本気で私のことを心配してくれてたんだと。一睡もしてないのにこの気迫は……そして、その声がどくんと心に響くのは……そういうことなんだ、と。

 

「僕……あの時、もっと早く俺が駆けつけてればって……悔しくて……! アイカが、こんな目に会ってるのに、何もできなかった自分が、情けなくて……」

「……あんたがそこまで思いつめることないじゃない」

「……僕の勝手だろ、どう思おうと……」

「それだとあたしが……あうっ!」

 

 と、言った瞬間に……お尻に鋭い痛みが走って、私は体を震わせた。

 それを見たナオヤが慌てて寄ってきて、

 

「えっと、傷……治るには2,3日かかるってさ……これ、薬」

 

 そう言って、差し出してきたのは……軟膏みたい。ぬれってことね……。

 ……でも、そういうことなら……そうね……

 

 ……本気で心配してくれたこいつに……ちょっとお礼しとこうかな……。

 

「……ねえ……あんたが塗ってくれない?」

「………………え゛っ!?」

 

 マンガでしか見ないような驚き方をするナオヤ。面白いわね。

 

「な、ななななな……なんで俺が……」

「自分で塗ろうとすると、皮が張っちゃって痛いの。頼めるわよね?」

「……っ……わ、わかった……そういうことなら……」

 

 顔を赤くして思いっきり動揺しながら、軟膏の蓋を開けるナオヤ。

 

 私は、お尻が擦れないように注意してうつ伏せになると……パジャマ(ポケモンセンター備え付け)のズボンを脱いだ。

 そしてパンツも脱いで……塗りやすいように、膝を立ててお尻を突き出す。

 

 ……この姿勢だと、見た目一発すごく卑猥で……ナオヤにお尻もオマンコも丸見えだ。

 

 ナオヤ、軟膏片手に……固まってる。

 

「……どうしたの、早く塗ってよ?」

「で、でも……」

「……もしかしてアンタ、欲情してんの? 怪我人相手に」

「……っ! わ、わかったよ……」

 

 おそるおそる、といった感じの手つきで……ナオヤは、軟膏をビンからすくって手に取り……私のお尻に優しく塗ってくれる。

 

 その途中、『あっ……』とか『ん……』とか、私が悩ましげな声を上げてみると……そのたびに律儀に反応して。

 ……案の定、ズボンにテント張ってるし……。

 

 ……まあ……目の前に女の子の下半身がむき出しであったら、そりゃあねえ……。

 むしろ、今まで襲い掛からなかった分……褒めてあげるべきかしら……

 

「……いいわよ?」

「へ?」

「……犯したいなら犯していいわよ、って言ったの。あんたの……そのチンポで」

「……っ!? な、何言ってるんだよ!? こんな時に、怪我してるのに……」

「こんなのたいしたこと無いわよ。それに……助けてくれたお礼もしたいし……」

 

 真っ赤になって慌てるナオヤ。

 

 ……普通の男なら飛びつくんでしょうけど……コイツはやっぱり草食系ね……。

 しかも、倫理とか道徳とかじゃなく、私の体調まで気遣ってるあたり……

 

 ……なんか、嬉しいかも……

 

「……だ、だからって……」

「……女に恥かかせる気?」

 

 だんだん逃げ場がなくなってきてる、それでもかたくなに遠慮しようとするナオヤに……私は、トドメの一言をぶつけた。

 

「……お願い……あんたので……忘れさせて……?」

 

 

 ☆☆☆

 

 

「い、挿れるよ……」

「ん、早く……」

 

 ぴとっ、と、入り口に熱くて硬い何かが当たる感触。

 続いて、膣口がこじ開けられ……膣内に、いきりたったペニスが入ってくる。

 

「……っ……き、きつい……!」

「はぁ……っん……!」

 

 下半身裸になり……後ろから私の膣にペニスを滑り込ませるナオヤ。

 腰が震えてて……いかにも緊張してる、っていう感じが伝わってくる。

 

 ……やれやれ……ちょくちょくアララギ博士の相手してるんだから、今更セックスに緊張しなくてもいいでしょうに……

 それとも……

 

 ……私が相手だから、緊張してるとか……?

 

 思えば、こいつとのセックスって……っていうか私、ポケモン以外とのセックスって、これが初めてのような……うわぁ、初めて人間相手のセックスしちゃった……。

 そして、相手がナオヤとは……。

 

 ……ま、別にいいか……遅かれ早かれ、こういう体験はするもんだと思ってたし……

 

 ……それに……仮にもある意味『初めて』なわけだし……どこぞの馬の骨よりだったら……こいつの方がいいっていうか……。

 

 っていうか、こいつ……予想外にチンポ大きい……っ!

 これ、ポケモンのと比べても遜色ないんじゃ……?

 

 と、私が関心しかけたその時、

 

 

「……ぅあ、ああぁああっ!?」

「……えっ……!?」

 

 

 私の膣内に……何の前触れもなく、熱い液体が……って、ちょ……も、もう!?

 い、いくらなんでも……早すぎるんじゃない……!?

 

「「………………」」

 

 開始数秒……というか、挿入した途端に射精という……早漏にもほどがある結末。

 私も、ナオヤも……気まずくて、それ以上何も話せない。

 

 ……挙句の果てに、ナオヤのが射精しきった後、膣内でなえちゃって……

 

「……あんた、早漏だったの? アララギ博士としてるときは……そんなそぶりなかったけど……」

「ご、ごめん……い、いつもはもっと、ホントに、長持ちするんだけど……その、何でか今日は……」

「……あ、そう……。ま、いいわ……あんたが気持ちよくなれたんなら」

 

 申し訳無さそうに引き抜かれたナオヤの肉棒を、私はくわえてなめる。……いわゆる、お掃除フェラ……ってやつ。

 ……予想外に早く終わっちゃったし……このぐらいしてあげてもいいわよね……。

 

「ん、ちゅ、はぷ……ちゅる……」

 

 ……ポケモンのとは、チンポも精液も、味、違うみたい。なんていうか……苦くて、つんとして……でも……いやな感じ、しないかも……。

 

 それにしても……フェラしても勃たないとは……逆にムカついてくるわね……。

 

「あ、あの……アイカ……?」

「……次」

「え?」

「……次、やるときまでに……早漏、治しときなさいよ」

「えっ!? あっ、う、うん……」

 

 驚いたような、でもちょっと嬉しそうなリアクション。

 ……こいつも男、ってことなのかしら?

 下半身は、まだしまらないけど……大きさは立派みたいなのに、もったいない。

 

「……多分……アイカだから、早く出たんだと思うんだけど……」

「? 何?」

「……っ……な、なんでもない。独り言……」

 

 

 翌朝、私は無事退院(?)し……その一足先に、ナオヤは宿を後にしていた。

 

 

 うん、これでいい。

 ちょっとさびしいけど……いつまでもナオヤに頼りっぱなしはダメだから。

 

 それに、この先、どんな……これと同じような、いや……これより酷い苦難が待ってるかもわからないんだ。

 このくらい、軽く乗り越えられるようにならなきゃ。

 

 

 

 ……そうでもしなきゃ、お姉ちゃんには……一生追いつけないもの。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。