夜も更けて、深夜警戒や夜勤当番の子以外は自室で静かに休むか、身体の小さな駆逐艦娘や海防艦の子は布団の中で眠っている頃。
ようやく主要で迅速な判断が必要なものを片付け終わり、今日の任務は一息つけた。
凝り固まった身体をほぐすように伸びをすると、そっと淹れたてのお茶が差し入れられた。
「お疲れ様であります。提督殿」
「神州丸もお疲れ様。今日の急ぎはこれで終わったし、休むことにしよう」
執務室をさっと整えて、部屋の電気を消して鍵をかける。お疲れ様でしたと頭を下げて踵を返す神州丸を呼び止める。
「この後、すぐ寝ちゃうのかな? よかったら少し一緒に飲まないか?」
そう言われた彼女はあなた以外には気づかないくらいにちょっと頬を染めている。
「そ、そうでありますね……お付き合いするであります」
自室に戻り上着を脱いで楽な恰好になり、二人分のグラスを用意して大きめの氷を入れる。琥珀色の液体がグラスに注がれ、溶けた氷と混ざり複雑な色合いを浮かべる。
「それじゃあ、お疲れ様」
「お疲れ様であります」
夜遅くそこまで沢山のつまみはなくても、乾きものから独逸艦娘たちからもらったヴルストにザワークラウトとそこそこな品揃え。
お互いそんなに言葉を交わしあわなくても通じ合えるこの空気が居心地よい。
元々そこまで酒には強くないと言う神州丸だが、表情に出にくいため酒豪と思われてしまうのが困るらしい。現に普段よりほわっと顔も柔らかくなっている。
おもむろに位置を移動し、彼女と肩が触れ合う傍にあなたは近づく。
「……そういうことをお望みなら酒宴に誘うのじゃなく、そう言ってほしいであります」
「だって神州丸、率直に伝えると逃げちゃうじゃないか」
「だ、だって恥ずかしいであります……」
「でも酔いが回った神州丸も可愛いよ」
ウイスキーのロックを2、3杯ずつそれなりに飲んでいるためふわふわと酩酊感が心地よくもある。
彼女のさらさらと手触りのいい髪をいじりつつ、首筋へキスをする。
「あっ!? ま、待ってほしいであります、せめて汗を流させて……」
「だめ、神州丸の臭い好きだし、逃がさないから」
酒精で体温が上がり、一日働きづめだった神州丸の身体は少し蒸れたような臭いがするようでそれが逆に興奮を掻き立てる。
執拗に首への口づけを続けられ半泣きになってしまっている彼女だが、押しのけてまで逃げるつもりはないらしく手が畳の上をさまよっている。
非難と欲熱が入り混じった表情の神州丸のふわっと柔らかそうな唇へ己のも重ね合わせて、そのまま押し倒す。
「あんっ、やぁ……提督どの、だめであります……っ、ああっ」
仰向けになった彼女の服をまくり上げて大きく実った双房を露わにさせる。普段の格好が大人しめな分、この横に垂れることなく上を向いたまま形を維持するのが素晴らしい。
可愛らしい白のブラに包まれた乳房をそっと手のひらで触れば、びくっと身体を震わせる。
ぎゅっと手を握って口元へ添え、目じりに涙を浮かべてあなたを見つめ返すけれど嫌悪の色はなくむしろ望まれていることに悦を感じているよう。
下着の上から円を描くように丁寧に捏ね始めてやれば、普段は寡黙な神州丸から甘い声があがる。
「はぁっ、ぁっ、ひぃ……んっ、ああっ、そこっ、き、気持ちいいです……ふわぁっ」
張りがあって弾力感に富む双房はちょっと強めに揉みこんでも心地のよい抵抗を返して、彼女はきゅっと唇を噛んでびくびくっと身体を震わせる。
薄桜色からより鮮やかさを増して神州丸の身体は法悦に染まっていき、もじもじと太ももをすり合わせ、つんとブラ越しに乳首が主張する。
彼女の背中のホックを外せば紅色に染まった乳首が天井を向いて、痛いくらいに固く勃っているのが露わに。
「み、見ないでください……、は、恥ずかしいであります……」
「大丈夫。神州丸のおっぱい綺麗で素敵だから」
うー…と文句を言いたげな顔をしてじっとあなたを見つめてくる神州丸。けれども、その乳房をぎゅっと捕まれてびくっと背中を反らす。
あなたの手の中でぐにぐにと形を変え先ほどより乱暴に揉みしだかれているのに、じんじんと奥底に快感の熱を送られつづけはしたなく口を開いて嬌声が漏れてしまう。
「ひぁぁっ! あっあっ、いいっ、やぁっ、だめっ! おかしくなるでありますっ、やらぁっ、ひぃぃっ、んぁぁっ!」
根本からきゅっと絞りあげて、尖らせた乳房の先端を口に含む。ちゅっ、ちゅうぅと音を立てて吸い付いてやると、ぱくぱくと口を開くも言葉にならず神州丸は刺激の波にのまれる。
白い胸に赤い痕がたくさんつけられ、ねっとりと唾液に塗れて赤い蕾のような乳首がぴくぴくとしている。
軽い放心状態で呼吸が荒い神州丸の一番大事な部分へ、あなたは手を伸ばす。
スカートの裾から奥へ手を差し入れて、白いパンツを太ももへ下ろしていく際に流石に彼女が正気を取り戻した。
「……あっ! そ、そこは本当にだめぇ!!」
しかし、時すでに遅く下着は取り払われ、楚々として愛らしい神州丸の秘部はあなたの前に見えている。
今までよりも更に強く彼女の匂いが強く感じられて、少し蒸れたような尿の臭いに甘酸っぱい発情の香りが混じる。
「うう……やぁぁ……っ、そんなところ、汚い……」
本気で泣き出してしまいそうな神州丸をなだめながら、股間に顔をうずめる。
秘部を隠しきれるほどには茂ってなく、綺麗に整えられた陰毛の下にひくつきながら純露を垂らす姫割れ。
舌先でなぞり上げてやると、痛烈な快感が神州丸の背を駆け上る。
海戦ではどのような痛みでも表情を乱すことなく耐えられるのに、あなたに陰唇をいじられるだけで泣きたくなるほど弱くなる自分に驚く。
「ひぃっ、あっあっ、ああぁっんっ! だめ、だめでありますっ。本艦っ……わ、わたしっ、壊れちゃうで、あ、ありま……ひぃんっ!」
ふっくらとした土手を動き回るだけでも、びくんびくんと四肢を震わせて甘酸っぱい発情の匂いを強めていく。
指を噛み、声を抑えようとも与えられる法悦でたやすく口は開かれて嬌声をあげてしまう。
さらっとした透明な汁から白くべたついて香りの強い蜜へ神州丸の秘部は漏らすものを変えていく。
まだ薄皮を被った半勃ちのクリトリスを口に含んだところ、白い閃光で脳裏を神州丸は焼かれる。
「くひゅっ! あぁぁあああっ――ッ!!」
顔にまでたっぷりと掛かるほどの潮を噴き上げて彼女は絶頂して身体が震える。
むっちりと肉づきよくむしゃぶりつきたい腿が震え、陰唇も菊穴もぱくぱくと淫らに開閉している。
口端からとろりと涎を垂らして放心状態な彼女が元に戻るまでしばらく待つ。
だんだんと目に焦点が戻ってきて、まだ股部分に顔を埋めているあなたに非難の混じった顔を向ける。
「ひどいであります。また私をいじめて楽しんでたでありますね?」
「そんなことないよ、神州丸が敏感過ぎるだけだって」
「そんなはずないであります。演習でも実践でもどれだけ傷を負っても平気な私がそんな……」
「それだけお互い相性がいいってことじゃない?」
「……そうかもしれないでありますが」
ばつが悪そうに視線を逸らす神州丸。でも決して憎からず思ってはいるようで、続きをしてくれないのかと懇願するような目で見降ろしてくる。
お望み通りに神州丸の股ぐらに顔を埋める。より濃さを増した甘酸っぱい匂いに満たされながらひくつく淫唇に舌を這わす。
ひくひくっと身体を震わせ、とろりとまた愛液を増やした姫割れ。これなら苦もなく挿れられるだろうと指をあてがう。
「あっあっ、提督殿のゆびが……っ、んうっ、はいってくるで、あります……っ、ひぅん」
抵抗することなく指を受け入れた蜜壺は待ちかねていたかのようにうごめいて指にしゃぶりつく。
心地の良いひだが絡んできゅうきゅうと締め付けるが、太さが足りないのか完全には締まらない。
円を描くように膣壁をこすってやれば、悦楽の波におぼれて神州丸が嬌声をあげる。
「ひっ、ふぁぁっ! あうっ、んんんぅ、くふっ、……ああっ! いやっ、きもちいいっ、ああんっ」
口ではそう漏らしても脳裏を白く快感で焼かれるのは堪らなく、はしたなくお尻をくいと持ち上げてもっと深くへと求めてしまう。
Gスポットを指で押し上げていじってやればぷしゅうと潮を噴き出してしまう。
「あああぅっ、イクっ、またイッちゃうであります……! いやっ、くださいっ、提督殿の、おっきいふといのでイキたいですっ!」
神州丸の必死のおねだりに膣内をいじるのをやめて指を抜く。
今までの快感が無くなって少し残念そうな表情だが、赤黒く張り詰めた陰茎を見て心が躍る。
「あぁ……いつ見ても凄いであります……はやく、はやくそれを私の中に、あぅ……んっ、んん、いじわるしないでほしいですよぉ」
亀頭をあてがい蜜をまぶして入れやすくしていると、じらされているように感じて切なく腰を浮かせて挿れてとおねだりをしてしまう。
腰を掴んで位置を定めると、期待した顔の神州丸の熟れ切った蜜壺内へ肉塊を押し込んだ。
「――っ! ああっあああー! ふと、ふとくてあついのがっ、ああっうれしいでありますっ、もっと、もっと奥にっ!」
待ち望んでいたあなたの陰茎を受け入れ、歓喜と悦楽の涙が目じりに浮かぶ。
狭くて熱い膣は別のなにかのように肉竿に絡みついて、陶酔しそうなほどの快感を与えてきて気を抜けばすぐに果ててしまいそう。
腰に力を込めて精を漏らさぬように挿送を始める。淫芯を貫かれて、下腹部からじんじんとやってくる甘いしびれにぎゅっと手を握って耐える神州丸。
「ああっ、あぅっ、ひぃ、ぃんっ、あんっ、ごりごりって、わたしのおなかを擦って、くひゅっ、気持ちいいっ」
びくびくっと身体を震わせるたびに、ぎゅっと蜜壺が締まる。感じやすい神州丸は最奥の子宮を押し上げられるだけで軽く達しているようだ。
快感に溺れた瞳に甘い声をあげる口端からとろりと涎も溢れかえる。
その開ききった口に多少乱暴にキスを交えながら、彼女の身体を抱きかかえ持ち上げる。
「んむぅっ! じゅ、ずず……ぅ、あうっ! あっ、て、提督殿、この格好は……」
お互いを正面から見つめあう対面座位の格好に赤い顔に更に朱が乗る。
羞恥に弱い神州丸だが、この格好ではあなたにされるままより自分で動かなければ気持ちよくなれにくい。
きゅっと目と口を結び、おずおずと腰をゆするように動かしだした。
「あっあっ……いやっ、はずかしいであります、んんぅ、で、でもこれ、ひぃ、ここ、気持ちいいっ、ふわぁっ」
恥ずかしさより快感の方に比重が寄っていったのだろう。肩に手を置いて、もどかしく動いていた腰の動きが速まる。
カリ首のところで入り口の浅い部分を擦れば、意識が飛びそうな電流が脳に走るし、奥の子宮口をこつこつ突き上げれば幸せな法悦に包まれる。
「ひあっ、んんぅ! だめっ、えっちなわたしを、そんな見つめられると、おかしくなっちゃうでありますっ、ひっ、いやぁっ……」
むしろその淫靡な神州丸が好きだと囁いてやると、ぽろりと涙が一滴落ちる。
彼女の動きに合わせてあなたも腰を突き上げ、目の前で弾む二つの毬を揉みしだいたり吸い付いてあげる。
高い嬌声が上がり、ぶちゅっとより多くの愛蜜が膣内に溢れて甘酸っぱい発情の匂いで部屋が満ちる。
「あああっ、ていとくどのっ、ていとくどのっ、もっともっとすきにしてっ、きもちよくイカせてほしいでありますっ!」
ずちゅずちゅと飛沫が舞う程に激しく腰を動かす神州丸に合わせて、ごんごんと最奥を陰茎で叩く。
触手のようにねっとりと粘りつくように脈動する膣ヒダも肉砲にぞくぞくするほどの快感を与えてくる。
負傷しても仏頂面の多いあの神州丸が、とろとろに蕩けた顔で法悦を強請る己しか知らない姿が堪らない。
「あああっ! もうだめっ、イクイクっ、イっちゃうであります……!」
ぎゅうとあなたの身体にしがみ付いて、最奥まで陰茎を飲み干して一番強く膣を締め上げる。
それに合わせるように肉砲も彼女の泊地へ収まりきらない白濁液を流し込む。
「あああぁあぁぁぁあ――っ!! ひぃぃんっ、だめっ、イクのとまらないっ、ああっ、またイクっ、ああぁぁあ――っ!!」
どくり、どくりと射精を繰り返すたびに絶頂する神州丸。力の入らない四肢であなたの身体にしがみ付くようにしてはぁはぁと荒い呼吸を繰り返す。
全ての残弾を彼女の子宮に流しこんで、押し出されるようにして膣から抜けた陰茎。
白く入り混じった汁を股から垂らしながら彼女は気をやってしまって、眠りについていた。
軽くタオルで目立つ汚れを拭い、お互い裸のまま布団に入り微睡みの中へ落ちていった。
◆
窓から差し込む朝日に照らされて、あなたは眠りから目覚めた。隣で寝息を立てていたはずの神州丸の姿がない。
「あ、おはようございます提督殿。お茶淹れましたが、飲みますか?」
昨日の服装を軽く着なおした格好で急須を持って炊事場から現れた。
少し熱めに淹れた煎茶が寝起きのまだしゃっきりしない頭を目覚めさせてくれる。
「ところで神州丸はもう風呂とか入った?」
「いえ、本艦も提督殿と変わらないくらいに目を覚ましたのでまだ……」
大体あなたの望みも分かっているのか、顔を赤らめて視線を彷徨わせる。
これからも素直に誘うより、何かしらの口実を理由に閨まで引き込まなければ彼女は逃げてしまうだろう。
「とりあえず、まだ時間は余裕あるからこれを飲み終わったらお風呂行こうか」
「えっ、あの、それは要するに二人一緒に入るということでありますか……」
ほぼ空な湯飲みを手の中でもてあそんでいる神州丸の肩へぽんと手を乗せる。
あなたに誘われるとどうしても拒否することができないのだが、本気で嫌がるようなことはせずむしろこちらから誘いたい欲求の点を突いてくるのが憎い。
(提督殿は、わたしをいじめて楽しむ酷い人であります……)
しかし、期待と悦びで頬があなたにしか気づかれない程度に緩んでいる。
脱衣所で服を脱ぐと、すぐに胸へ優しく手が触れてくる。
「きょ、今日の任務に支障が出るといけないでありますから……ほどほどで済ませてくださいね?」
そう甘えた声をあげて、一緒に風呂の中へ身を沈めるのだった。