二年前 アクアエデン 合法カジノにて
エドガー・オレゴヴナ・アヴェーンは全財産の1,000万円を元手に島での商売を始めるために合法カジノで大勝負に出ていた
その様子を妹で新入りバニーガールのエリナは陰ながら見守っていた
「さて、ディーラー、俺はポーカー、ブラックジャック、ルーレットなんでもどんなルールで挑んでもらっても構わないのだがな、はじめようじゃねえか、アクアエデンの歴史に残る究極の勝負を!」
勝負前からものすごいプレッシャーをかけるエドガー
「い、いいでしょう。で、では始めましょうか」
いつもは冷静沈着なオーナーでも今回ばかりはエドガーのものすごいプレッシャーに押されていた
第1戦目 ポーカー
オーナーとの対決の第一Rはテキサスホールデムルールのポーカーとなった
全3R勝負で2回勝てば1000万が1億に跳ね上がる破格の特殊ルール
ぞの勝負をものの見事にエドガーは2連勝を達成し1000万は1億へと跳ね上がった
第2戦目 ルーレット
オーナーとの対決の第二Rはルーレットでの勝負となった
この勝負も全3R勝負で互いに規定された持分のチップの数で勝負ということになった
すでに億単位の負けを出しているオーナーにとっては負けを打開して0にしたい心境でありどんな手を使ってでも勝たねばならない状況だった
「おい、お前、今から俺の言うとおりにしろ」
「は、はい!」
オーナーとスタッフが何か打ち合わせをしているようだがエドガーは知る由がなくそのまま勝負が始まった
両者の持分
エドガー 100枚
オーナー 100枚
第1R
「お二方、今からルーレットを回します、制限時間は20秒ですその間にベットをお願いします」
ディーラーのスタッフがルーレットの回転を始め白玉を転がすと20秒のベットタイムが始まった
「黒に100枚!」
「(オーナーとスタッフが何かコソコソ話をしていたが、とても気になる…ここは一発様子見でいくか)黒、20に50枚!」
オーナーが黒に100枚
エドガーが黒20に50枚をベットを締め切られる
結果は黒20にボールが落ち両者の予想が的中と言う結果になる
エドガー 1850枚
オーナー 200枚
第2R
エドガーは安全策で黒に400枚をベット
対するオーナーは追いつきたいためか黒13に50枚をかける
結果はまともや両者的中ということになった
エドガー 2250枚
オーナー 1900枚
そのあと、最後の第3戦目に全てを賭けると決意したオーナーは第3戦目を放棄
これにより、エドガーは勝利、所持金は10億になった
そして運命の最終戦が行われると思いきやオーナーは第3戦を棄権すると言い出した
その代わりオーナーはカジノから50億を支払う提案をしてきた
これ以上戦っても相手が大赤字になると思ったエドガーはその案を許諾
この瞬間、エドガーの勝利が確定
これからのアクアエデンの伝説となる歴史的大勝を成し遂げたのであった
「オ兄チャン!」
兄が歴史的大勝を成し遂げた喜びを隠すことができずにエリナは駆け寄って飛びついた
「おー、エリナ、俺が勝ったことがそんなに嬉しいんだな」
「ウン、オ兄チャンはエレナの誇りダヨ~」
エリナは勝利の美酒ということで抱きつきながら器用にエドガーのグラスにシャンパンを注ぐ
そして注ぎ終わると嬉しそうな表情でお客のところへ向かった
「オーナー、お前、第2戦目にイカサマをしただろ」
「ど、どうしてそれがわかったのですか…!?」
「まぁ、ディーラーのスタッフの白玉を転がす時のスナップがいつもと違っていた、それだけでそう思ったのだ、今回は見過ごしてやるが、二度とやるんじゃねぇぞ」
「は、はいぃぃぃ」
イカサマを見透かされ脅されて震えるオーナー
「まぁ、オーナー、俺の妹がまだそっちで働くと思うが、妹のこと、よろしく頼んだぞ」
「は、はい!」
「じゃあな、おーい、誰か車で俺と大金を運んでくれー」
「は、はいただ今―」
送迎スタッフが50億を車に乗せエドガーも搭乗させると借りているマンションの一室まで凱旋していった
海上都市 アクアエデンに裏の王が誕生したのであった
そして裏の王の物語は幕を開ける!