インフィニット・ストラトス 〜まどろむ狼たち〜 作:ラグ0109
私の愛する狼さん。
私を愛する狼さん。
私、更識 簪はちょっと…ううん、変わった恋愛をしている。
事の発端は私が大好きな人のISコアに宿っている女性…白蝶さんの提案だった。
『三人とも、ロボが心配ならば首輪代わりにハーレム作って骨抜きにしてしまいなさいな』
ロボ…もとい銀 狼牙は私にとってテレビの中のヒーローの様だった。
学年別対抗戦…所属不明の謎のISに襲われてもうダメだと思った時、彼は颯爽と現れて私を助けてくれた。
銀色のISを身に纏い、必死に私からISを遠ざけてくれた。
きっとその時に憧れを抱くと同時に恋心にも目覚めてしまったのだと思う。
狼牙は、私とお姉ちゃんの仲が良くないことを知ると苦心しながら仲を取り持つようにしてくれた。
『心の炉に絆をくべろ。思いは伝えて意味を成す』
狼牙は私を楯無の妹としてではなく、簪という一人の女性として向き合ってくれた。
私を、私として見てくれる…。
出会って大して時間も経ってないのに、私の中の恋心はハッキリと分かるほどに大きくなっているのが分かった。
何度も会話したり触れ合っていくうちに、彼は自分を省みない人なんだって分かってしまった。
学年別タッグマッチトーナメント…VTシステムによる暴走事件の時に大怪我を負った時、気が気じゃなかった。
そうして白蝶さんから
死んで、ほしくない…私の大好きなヒーローだから。
狼牙の口癖の通りに行動したら、彼は申し訳無さそうにしながらも私達を受け入れてくれた。
お姉ちゃん達が居る中での初めては、恥ずかしかったけど…ね。
お姉ちゃん達と私の専用機である打鉄弐式開発を行った真夏の夜。
私は、お姉ちゃんにお願いして狼牙と二人きりにしてもらった。
お姉ちゃんはいつも狼牙と一緒にいるから…私も二人きりで一日を過ごしてみたかった。
「どこに行くんだろう?」
狼牙は夕食を食べ終えると寮の階段を上っていく。
私は、狼牙の後を追って階段を上っていく。
辿り着いたのは屋上。
狼牙は子供のような笑みを浮かべながら、空を見上げて星を眺めている。
いつもどこか仏頂面だけど、狼牙は時折子供のような笑みを浮かべる事がある。
きっと年相応な部分…そういう所も愛おしく思える。
私はこっそりと近付いて狼牙の膝に座りながら抱きつく。
暖かくて…いい匂いがする…。
「簪か…どうかしたのか?」
「二人きりになりたかった…じゃダメかな?」
「いいや…構わんさ」
狼牙は嬉しそうに笑うと優しく頭を撫でてくる。
少し気恥ずかしくなって、胸元に耳を当てるようにして抱き締めると鼓動が聞こえてくる。
とくん、とくんと少しだけ早い…その事を聞くと狼牙は、イイ女が抱き締めてるから…と答えながら私の眼鏡を外してくる。
作業用にと手に入れた眼鏡型のディスプレイ。
空間投影型のが欲しかったけど、高いのもあって断念…。
眼鏡型にした理由はもう一つある。
私は他人との間をレンズ越しで見ることで自分を守っていた…んだと思う。
お姉ちゃんと常に見比べられていた私。
見比べてくる大人達をレンズという壁越しに見ることで、私自身を別の世界の人間の様に思おうとしていたんだと思う。
狼牙は簡単に私から
嬉しい…側にいることが…抱き締められることが…愛を、囁いてくれることが。
狼牙が頬を優しく撫でると、私は強請るように目を閉じ顔を狼牙へと向ける。
唇が重なれば、貪るように舌を絡ませていく。
少しだけ怖くて、それでももっとしたくて強く抱きしめる。
お腹がキュンキュンしてくる気がする…もっと狼牙が欲しい。
もっと、狼牙に愛して欲しい。
顔が、真っ赤なのは分かっている。
でも、嬉しくって少しダラけた笑みを浮かべて強請る。
「これ以上は歯止めが効かなくなりそうなんだが…」
「狼牙にだったら構わないもん…」
誘惑するように狼牙の首に腕を回し、顔を間近に近付けて笑みを浮かべる。
私を見つめる金の瞳…何処か獰猛な獣性が宿ってそうな…危険な瞳。
私はそれに身を委ねたい…委ねていたい。
私だけのヒーロー。
私だけの狼さん。
白蝶さんの惚気話みたいに、甘い一時も過ごしてみたい。
私は狼牙のおかげで凄く欲張りになってしまったみたい。
狼牙が唇に人差し指で触れながら、ヘタレた事を言うものだから私はヘソを曲げたふりをして指を咥えて甘く噛む。
しょっぱい、狼牙の味…。
少しだけヤらしくしゃぶっていると、狼牙は顔を真っ赤にして慌てて指を引き抜く。
膝に座っていたから、狼牙が興奮してしまっているのが分かる。
私は…どこか、お姉ちゃんのようにからかうようにしてキスをして立ち上がると、狼牙も慌てて立ち上がり、私の手を繋いでくる。
所謂恋人繋ぎ…とても愛おしくて嬉しくなってしまう。
「首輪を付けられた日からどうにも敵わんな…」
私は逸る気持ちを抑えきれずに、狼牙の手を強く握って歩き出す。
お姉ちゃんがいない、狼牙の部屋。
お姉ちゃんには悪いけど、今日は私が一人占め。
夏の風が、私を後押しするように吹いた気がした。
狼牙の部屋に入るなり、私達は抑え切れない衝動に駆られたように何度もキスを繰り返す。
これから起こることに身体が期待してしまっているのが分かる。
きっと滅茶苦茶にされちゃう。
でも、狼牙にだったら構わない…でもその前に…。
「狼牙…お風呂、入りたい…」
「お預けか?」
「少しでも綺麗な体を見てもらいたい…だけ」
顔が真っ赤になってしまう。
でも、私は狼牙にシてもらいたい…。
お姉ちゃんやセシリアみたいな、体じゃないけど…それでも狼牙に喜んでもらいたい。
「別に、一緒に入っても構わんのだろう?」
「え…?」
そう言いながら、狼牙は私の体をお姫様抱っこで抱きかかえると寮の部屋に備えられたお風呂場へと連れて行ってしまう。
ろくに抵抗もできないまま、衣服を脱がされながら身体中にキスをされる。
変な匂い、しないかな…?
汚く、ないかな?
不安に思っていると、狼牙も衣服を脱ぎ去って一緒に風呂場へと連れ込まれる。
本当にあっという間…きっと白蝶さんもこんな風に手際良く攫われたんだろうな。
シャワーからお湯が流れてくる。
私は壁際に追い詰められ、頭から二人でシャワーを浴びながらキスをする。
お腹に、硬いものが当たっているのが分かる。
「ん、入らなくても良かったんだがな…洗うなら隅々まで洗ってやろう」
「狼さんは、すぐ大胆になるね」
「建前なければそんなものだ」
お腹に狼牙のアソコを擦り付けるようにして抱き着き何度もキスをせがむ。
狼牙はそれに答えながらキスを繰り返し、私の口の中を蹂躙しながらもお尻に手を伸ばしてヤらしく揉んでくる。
「ん、狼牙ぁ…」
「充分良い体している…ヤらしい顔だな?」
狼牙はニヤリと笑いながら首筋にキスをしながらお尻を撫でて、指先でお尻の穴を撫でてくる。
そこは、汚い…けど、もっとして欲しく感じてしまう。
「んっ…あ…ダメ…そこは汚い…」
「汚くない…綺麗にしてやるからな」
鎖骨にキスマークをつけながら、お尻の穴を撫でる指が少しだけ中に入ってくる。
思わず、狼牙に強くしがみついて背中に爪を立ててしまう。
ゆっくりと、慣らすように指がお尻の穴に入っていく。
感じたことのないような異物感に背筋をゾクゾクとしたものが走る。
「んふ…っ…狼牙…変な、かんじ…ぃ…」
「アナルで感じてるのか…?簪はエッチなんだな…」
「そ、そんな、こと…ないっん…!!」
いきなりお尻の中の指がグネグネと動き始めて、言いようの無い快楽が私に駆け巡っていく。
お風呂場に私のはしたない喘ぎ声が反響する。
こんな声を自分が出してるとは思わなかった。
声をきかれたくなくて、私は狼牙の肩に噛み付いて必死に声を我慢する。
「っ…聞かせろ…もっとお前の声が聞きたい」
「っ…やっぁ…!」
私は恥ずかしくて必死に首を横に振る。
他の人にも聞かれてしまうかもしれない。
怖くて、でも狼牙には体を委ねたくて…必死に快楽に抗いながら堪えている。
狼牙は空いた手で愛撫を繰り返しながら、執拗にお尻の穴をいじめてくる。
私は遂に耐えられなくなって、顔を離して体をビクビクと震わせながらイってしまう。
「……っあああ!!」
「可愛い声だ…もっと聞かせてくれ…」
まるで甘い誘惑。
真っ白な頭の中に狼牙の声が響いてきて、私は素直に頷いてしまう。
狼牙は私の片足を持ち上げ私のアソコの中へと狼牙のを突き上げてくる。
えっと…確か、立ち鼎…だったかな…?
狼牙は私の体を逞しいその腕でしっかりと支え、ゆっくりと腰を突き上げてくる。
狼牙のアソコは灼けてしまいそうな位に熱くて、硬くて…突かれる度にお腹の奥を叩いてきてはしたない声をあげてしまう。
「やっ…あっ…ろうがぁ…!」
「簪…!」
狼牙は絶えず私を突き上げて強く腰を打ち付けてくる。
私は、もう人形のようにされるがままだ。
狼牙を悦ばせるための人形。
狼牙に愛を注いでもらえる人形。
でも、ただの人形じゃない。
私は簪だから、狼牙に愛を注いでもらえる様に私も狼牙に愛を注ぐ。
「すきっ!ろうがぁ、すきだから…!」
「あぁ、愛している…!」
必死に彼の動きに合わせて、私も体を擦り付けていく。
お姉ちゃん達程大きくもないけど、それでも精一杯私の体を感じて欲しくて狼牙に体を擦り付ける。
猫のようなマーキングかもしれない。
猫は体を擦り付けて、それが自分の物であると主張する。
狼牙は私だけのヒーロー…。
狼牙の唇を塞ぎ、舌を積極的に絡ませていく。
口に狼牙の味が広がっていく。
愛おしい、愛おしくてこれだけで達してしまいそう。
「んっ!ああっ…ふ…ぅ…!!」
キスをしていても、あまりの快楽に何度も何度も声が漏れてしまう。
羞恥心なんてきっと今更。
それでも恥ずかしいけど、今は聞いて欲しく思える。
狼牙の腰の動きが徐々に早くなっていく。
狼牙もイきそうなんだ…そう思うと余計に嬉しくなって、離れないようにぎゅうっと抱きしめる。
「やあああっ!!」
一際強く腰を打ち付けられれば、体の奥に熱が弾けたかのように狼牙の精液が私に注ぎ込まれていく。
私はあまりの快楽に、背中を大きく仰け反らせて頭を真っ白にしながら声を上げる。
それでも離さないように私は腕の力を緩めない。
「簪…」
耳元で甘く名前を呼ばれる。
私はトロンとした瞳で狼牙を見つめてキスをする。
「まだ、だいじょうぶ…ろうが…ベッドでしたい…」
まだ私の中でドクドクと脈を打っているのが分かる。
もっと、気持ちよくなりたい。
もっと、気持ちよくしてあげたい…。
私達はタオルで適当に水気を拭き取ってベッドまで向かう。
股を伝う体液が少しだけ気持ち悪い。
狼牙に仰向けで寝てもらい、狼牙のアソコを丁寧にしゃぶっていく。
キスの時とは違う狼牙の味がする。
「っく…!白に吹き込まれたか…?」
「ひみつ…こうされると、良いんでしょ…?」
自分でも分かるくらいエッチな笑みを浮かべてると思う。
裏筋からカリ首を丁寧に舌でなぞり吸い付く。
狼牙がイきそうになれば、根元をギュッと締めて射精させない。
「だめ、私の中だけ…っ」
「ぐ…なら、早く…もどかしい…!」
狼牙に少しだけ意地悪してしまったけど…でも、いつまでも焦らしていると私が我慢できない。
狼牙の上に跨って、自分で狼牙のアソコを手で導いてゆっくりと挿入していく。
「んあぁ…っ…はいっ…たぁ…」
ゆっくりと狼牙のアソコが私の中を満たしていく。
もう、私の中は狼牙の形を覚えてしまったかのようにぴったりと咥えこんでいる。
狼牙はもう我慢できなくなったかのように、私の腰を掴んで強く打ち付けてくる。
身動きも取れなくて一方的に突き上げられて全身にビリビリと快楽が駆け巡る。
「あぁっ!!んん!!やっ!!もっとぉ!!」
狼牙は焦らしていたせいもあってか腰を突き上げながらも射精してしまうが、決して衰えない。
むしろまた大きくなっているかもしれない。
私は快楽に身を任せすぎて突かれる度にちょろちょろとお漏らしをしてしまう。
狼牙に私の体液がかかっていると思うと恥ずかしい。
だけど、私匂いが染み付くと思うと嬉しい。
「あ、だめ、とまらな…!!」
イッたばかりなのに狼牙は絶えず腰を突き上げ中を擦り付けてくるから、私はずっとイきっぱなしになってしまいだらしなく口を開けてヨダレを垂らしてしまう。
こんな顔を見せるのは狼牙だけ。
狼牙にしか、抱かれたくない。
「っ、出すぞ!!」
「きてぇっ!ろうがぁっ!!」
再びの絶頂。
今度は二人同時に…私は足をガクガクと震わせながら、狼牙の熱を受け止め続ける。
きっとこれも女の幸せの一つだと思う…。
私は繋がったまま狼牙の体の上に倒れこみ方で息をする。
すごい、気持ちよかった…。
「簪…大丈夫か…?」
「うん…ろうが…だいすき…あいしてる…」
私はそれだけ言うと狼牙の体から落ちないようにしがみついて、静かに眠りについた。
とくん、とくんと優しい鼓動がいつまでも私に響くのを感じながら。
……だってすごく思い浮かんじゃったんだもの、書くしかないでしょ!?(謎の逆ギレ)