インフィニット・ストラトス 〜まどろむ狼たち〜 作:ラグ0109
きっとわたくしは、あの時に身も心も狩られてしまって…貴方の為にしかナけなくなったのです。
わたくしセシリア・オルコットは、狼牙さんと喫茶店を出た後すぐ様学園にいるチェルシーに連絡をとった。
もちろん、内容は今夜狼牙さんと過ごすために外泊届けを出すこと。
少し恥ずかしくも感じますが、このチャンスを逃す手はありません。
四人で一緒に居てもそれはそれで良いのですが、わたくしとて女…やはり愛する殿方とは二人きりでいたいときもあるのです。
数回のコール音の後チェルシーが電話に出る。
『遅くなりましたお嬢様…外泊届けでしたら、銀様の分も含め提出してありますが』
「え…?」
『今夜お泊まりになるホテルも手配できていますので、後ほど地図をお送りします』
「な、なんで…?」
わたくしは呆然と立ち尽くしたまま、じっとりと冷や汗が流れるのを感じる。
あまりにも手際が良すぎる…まさか誰か尾行が?
『お嬢様…いえ、セシリアは分かりやすいですから。兎に角、銀様との逢瀬を楽しんでくださいませ』
「…あ、ありがとう…チェルシー」
電話を切り、大きく深呼吸する。
まだまだチェルシーには敵う気がしません。
挙動不審すぎたせいか、狼牙さんが心配そうにこちらを覗き込んでくる。
「大丈夫か?やはり、長旅で疲れているのでは…」
「い、いえ!わたくし付きのメイドの手際があまりにも良すぎたもので…」
慌てて首を横に振り、わたくしは気持ちを入れ替える。
こんなことでたじろいでは駄目…わたくしはオルコット家を継ぐものなのですから。
狼牙さんの腕に抱きついて、共に街を歩く。
以前のわたくしならば考えられない様なこの行動…それもこれもわたくしの隣にいる彼のおかげ。
わたくしは彼の横顔見惚れるように見つめ、ほんの少し知りたい気持ちになる。
以前の狼牙さん…白蝶さん風に言えばロボ、ですか…彼は一体どんな姿だったのだろうと。
ラウラさんは共振現象で銀狼の御姿を拝見したと言う事でした。
とても、羨ましく思えます。
知らない一面をわたくしとて知りたいのですから。
「そんなに、見つめるな…逃げはせんよ」
「いいえ、見つめますわ…意中の殿方からどうして視線をそらせましょう?」
「セシリア、顔が真っ赤だぞ?」
「狼牙さんだって…」
二人してクスクスと笑い、他愛ない散歩を続ける。
時折妬むような視線を感じますが、それすら他愛なく感じる。
わたくしの隣には誰よりも強く、誇り高い狼さんがいるのですから。
市内にある有名高層ホテルの最上階…チェルシー、幾ら何でもやりすぎだと思うのです。
日が沈み、夜の帳が下りる頃…わたくし達はチェルシーから送られてきた情報を頼りにホテルへと向かい、フロントでチェックインを済ませるとボーイに案内され最上階のスイートルームへと通される。
窓から一望できる景色には、IS学園も小さくですが見ることができる。
「随分と…俺には場違いな場所に来てしまった感があるな…」
「わたくしも少々驚きましたわ…チェルシーが気を利かせた結果なのでしょうが」
ふぅ、と一息つきわたくしは長旅の疲れを癒すようにソファへと座り込む。
休憩を挟みつつ、市内を散策していましたから流石に疲れましたわ。
ですが、夜はこれから…まずは汗を流すとしましょう。
最初に狼牙さん入ってもらい、次にわたくしが汗を流す
どうしましょう…部屋に置いてあった荷物に着替えはある…。
イギリスで購入した下着も確かにある。
でも…。
悶々とした気分でシャワーを浴び、何とは無しに下腹部に指を伸ばす。
水の湿り気とは違う、独特の濡れ方。
白状しましょう…狼牙さんに出会った時からずっと期待してしまっていたと。
秘裂に指を這わせ、自身を慰める。
抱いてもらえるのに、体が我慢できなくなっている。
自制を効かせ、荒い呼吸と共にわたくしは指を離し恍惚とした笑みを浮かべる。
はしたないにも程がある…けれども、彼の前では娼婦よりも淫らになってしまうかもしれない。
髪の毛を乾かし、バスローブに身を包みベッドに腰掛ける狼牙さんの元へと向かう。
「お待たせしました…」
「構わんさ…それよりも、平気か?」
「フフ、問題ありませんわ…貴方の傍にいるのですから」
彼の気遣いがとても嬉しい。
狼牙さんは何時だってわたくし達の事を気に掛けてくれる。
堪らなく愛おしい。
愛して欲しいし、わたくしは彼を愛したい。
するりとバスローブを脱ぎ捨てる。
結局、わたくしは下着を身に付けませんでした。
今は、ありのままのわたくしを見つめてもらいたい。
「綺麗だ、セシリア…」
狼牙さんも着ていたバスローブを脱ぎ捨て、こちらに歩み寄れば抱き締めてくれる。
逞しい肉体に、生々しい傷痕…指でそれらをなぞり見上げれば唇を重ね合わせる。
とても優しいキス。
互いに体液を混ぜるように舌を絡ませあい、彼はわたくしの胸を優しく揉んでくる。
「んっ…ふ…ぁ…ん…」
キスをしながらも声が漏れる。
彼がわたくしの体に手を這わせる度に、甘い快楽が体を駆け巡ってくる。
もっと、もっととせがむ様に体を擦り付け、片手で彼のペニスを扱く。
焼けた鉄のように熱く、わたくしの体で興奮してくれているのが分かる。
顔を離し、自然と笑みを浮かべる。
「狼牙さんの…すごく熱いですわ…」
「否が応でも反応する…皆が羨むような女がこうしていればな」
彼はポーカーフェイスを気取りながら、わたくしの股へと手を伸ばして割れ目に指を入れてかき混ぜてくる。
突然の快楽に驚き、思わずしがみついてしまう。
それでも彼は構わず、わたくしの中をかき混ぜて甘い快楽を与えてくる。
「あんっ…狼牙さん…っ…」
「セシリアはいやらしい娘なんだな?」
「んっ…いやらしい娘はお嫌いですか?」
「いいや、大好物だ」
再びキスをされればベッドへと押し倒され、身体中を愛撫される。
わたくしは抵抗することなく受け入れ、快楽に身を委ねていく。
まるで彼の楽器のように喘ぎ声をあげ、快楽に体を震わせる。
「やっ!んん!!狼牙、さん…貴方が、欲しいのです…!」
「なら、その口で俺のを慰めてくれ」
彼に唇の触れられれば、わたくしは命じられるままに体を動かして目の前に雄々しくそり立つペニスを見る。
先程よりも硬く、クラクラとするくらい濃い雄の匂い…。
躊躇うことなくわたくしは舌を這わせ、ペニスの頭にキスをする。
これが、これからわたくしを貫く。
そう思うだけでゾクゾクとしてくる。
「んん…ちゅ…ん…」
頭から咥え込み口の中で扱くように吸いながら頭を上下する。
わたくしの唾液で、狼牙さんのペニスがヌラヌラと光る。
感じてくれているのが分かる。
舌を這わせ、口内で嬲れば先走りが後から後からと溢れてくる。
わたくしはペニスから口を離すと自身の胸を寄せ、谷間に唾液を垂らしてペニスを挟み込んで扱きながら頭をチロチロと舐める。
「んっ…趣向を変えてみましたが…っ…どうですか?」
「あぁ、気持ちいい…眺めもいいしな…」
彼は笑みを浮かべながら時折体を震わせる。
谷間が焼けてしまいそうなくらい熱い。
でもこの熱さがとても愛おしい。
わたくしもまた、興奮して股がヌルヌルとしてしまっているのが分かる。
思わずモジモジと太腿を擦り合わせ強請ってしまう。
「狼牙さん…そろそろ…お情けをくださいまし」
わたくしのこの一言に、狼牙さんは静かに頷く。
奉仕を止め、狼牙さんの腰に跨り素股でペニスを擦り付けた後にゆっくりと腰を落としていく。
「っく…ぁ…おお…き……ぃ…!!」
ゆっくりと私の中が彼のペニスで押し広げられていく。
彼のペニスが突き進む度に快楽の電流が体を駆け巡る。
時折グリグリと腰を動かしながらも完全に落としきり、わたくしは荒い呼吸で自身のお腹をさする。
「んっ…あ…ふふ…狼牙さぁん…」
「セシリア…」
名を呼ばれると心の中が暖かくなる。
今、わたくしの目には彼しか映っていない。
今、狼牙さんの目にはわたくししか映っていない。
ゆっくりと腰をグラインドさせ、快楽を貪っていく。
わたくしの中で熱を持つペニスを感じながら、徐々に腰を動かす速度を上げる。
中が擦れるたびに甘い快楽がわたくしを支配していく。
「あっん…やっ…好き、すき…っ、狼牙、さ、ん…!」
「んっ…セシリア…愛して、いる…!」
彼は私の動きに合わせて強く腰を突き上げてくる。
その度に奥底を叩き、強烈な快楽にわたくしは体を震わせて達してしまう。
こんな快楽に…抗える訳がない。
「ンンンっ……!!!」
頭の中が弾け、とても気持ちが良い…真っ白になった思考の中ぼんやりとしていると、仰向けで組み敷かれて腰を打ち付けられる。
それだけで意識がハッキリとしてしまい、狼牙さんの首に抱き着きはしたなく喘ぎ声をあげる。
「アッ!ヤッ…ンァ……!!」
学園の寮と違い、声をはしたなくあげてしまう。
気兼ねなく、わたくし自身をさらけ出せる。
こんなに淫らではしたない、浅ましい姿を見て欲しいと願ってしまう。
口元が寂しくなって、彼の腰の動きに合わせて腰を動かし首筋に噛み付く。
まるで淫魔になってしまったかのよう…。
それでも狼牙さんは腰を動かしながら、頭を撫でてくる。
きっと、わたくしは目の前の狼から逃げられない…決闘のあの日、私はすでに狩られて…。
「っセシリア…出すぞ…!!!」
「ッアアアアア!!!」
互いに耐えきれなくなったのか同時に達してしまい、私のお腹の中に溶けた鉄のようの熱い液体が注ぎ込まれていく。
あぁ、種付けをされてしまいました…初夜の時と同じように。
ですが、それすらも今は望んだこと…お腹いっぱいに満たされれば、離れないように腰に足を回しキスをする。
「んっ…あ、はぁ…狼牙さん…」
「セシリア…お前が愛しくて堪らない…」
「わたくしも…狼牙さんが愛しい…」
狼牙さんの言葉に嬉しくて涙が出る…深く想われていて…こんなに愛されていて…
彼は優しくわたくしの頬を撫でて、涙を拭ってくれる。
「泣いてくれるな…悲しくないのはわかるが…」
「えぇ…えぇ…貴方の傍に居られる事が幸せで堪らないのです」
「俺も…お前の傍にいられて幸せだ…」
二人して微笑めば優しいキスをする。
夢のような一時。
それでもこれは本当の出来事…きっと忘れる事はない大切な思い出…。
どうにもえっちぃのは難しいですね…4k書ければいい方な感じです。ハイ…