投稿して5日に2千以上もアクセスがあって嬉しかった事も有り、張り切りました。
―グルルルゥ……
オノノクスは低く唸りながら、赤面したまま固まっているアイリスの胸辺りに自分の肉棒を擦り付ける。
驚いた際に衣服を落としてしまったので平らな胸に肉棒の感触が伝わるはずなのだが、今のアイリスに伝わることはなかった。
(お、おちんち、ほ、本物の……ド、ドラゴンポケモンの、おち、あ、あれっ?クリムガンのより大きいような、え、えぇぇぇ!?)
動揺を抑えるように頬に両手を押し当てるアイリスだが、視線と頭の中はオノノクスのペニスで一杯だった。
まぁ聡い上にチャンピオンとはいえアイリスも子供だ。彼女から見たら(色々な意味で)ショックな光景だろう。
―むにゅ
「ひぅっ」
小さな胸から伝わる感触にピクンと反応し、ようやくアイリスは現実に戻った様子。
しかし彼女が目の当たりにするのはオノノクスの勃起した肉棒という変わりようのない事実であり。
「はわわわ……っ!」
むにむにと胸に亀頭を押し付けられてもどうすれば?と再び慌てようとして。
―グルルル……
「あ……」
オノノクスの唸り声を聞いて落ち着きを取り戻す。その声色は苦しげに聞こえたから。オマケに息も荒い。
肉棒から目を離して上を見上げれば、オノノクスが「なんとかして」と訴えているかのように自分を見下ろしている。
困っているオノノクスと、痛いほどに勃起して脈動する肉棒。それを困ったように交互に見比べていると、ある事が浮かぶ。
(もしかしてオノノクスも、さっきの私みたいにしたいのかな……?)
思い浮かんだのは先ほど自分がやっていた自慰。オノノクスはモンスターボールの中で見て興奮したのかもしれない。
ポケモンだって自分達と同じだ。自分達のように食べもするし、笑ったり怒ったりもする。それなら自分のようにムラムラを解消したくなるのも当然だろう。
だからか、オノノクスは執拗にアイリスの体に肉棒を押し付けている。傍から見れば襲われているように見えるが、アイリスから見れば懇願しているよう見える。
これで彼女が無知な子供、或いは自制が出来る歳であったなら、可哀想だがオノノクスを強引にでもモンスターボールに戻せばいい。
もしくはチャンピオンとして先ほどの行為を反省したのなら、また別の案を考えたかもしれない。誰かに助けを乞うたかもしれない。
しかし、ここは暗くて隠れ場所も豊富な、人とポケモンの気配が殆どない場所。そして目の前には苦しむオノノクス。
(よし……持てる限りの知識を尽くして、オノノクスを助けよう!)
アイリスは頭の中で言い訳して―――先の罪悪感と嫌悪感を忘れ、淫らでイケナイコトをすると決めたのだった。
―――
唐突だが、アイリスはポケモンが持つ特性「おみとおし」を持っている可能性がある。
何故なら己のもう一人の祖父代わりでもあるアデクの家で、尽くアダルト雑誌の隠し場所を探り当てたのだから。
(えっと確か……こうやって、うわ。硬くて熱い……)
好奇心で読んだ様々なアダルト雑誌(妙に大人のお姉さん特集が多い)を頼りに、両手でオノノクスの肉棒に触れる。
触れた途端にビクンと脈動したのでビビったが、両手から伝わる感触にドキドキしながらもゆっくりと上下に動き出す。
(強く握らずに、おちんちんと手で摩擦するように上下に扱く……)
『男を喜ばせるテクニック講座』に書かれていた愛撫方法をなんとかして思い出しながら拙い動きで扱いていく。
するとオノノクスは苦しげな表情から一転、荒く息を吐きつつも嬉しそうに小さく唸る。
(相手の反応を見ながら……ポケモンでも大丈夫かな……時々先端を擦ってみたり、根元を揉んだりする)
自分の胸の鼓動が早まるを感じながらも、アイリスの手は夢中でオノノクスの肉棒に触れ続ける。
亀頭を擦ったり、根元を挟むように揉んでみたり……男性にあるという「袋」とやらは見つからない。ポケモンには無いのだろうか?
オノノクスの反応を見るに、先端を触られるのが好きらしい。オノノクスが短く吠えて喜んだので嬉しくなった。
しかしオノノクスは足りないと言っているように腰を突き出して肉棒をアピールしている。
(うう……やっぱり、口も使うんだよね……)
雑誌の講座では女性が、口や舌を使って男性のペニスを愛する写真がいくつもあった。男の人は手でするよりも喜ぶ、らしい。おっぱいが一番良いとも。
流石に排出器官の一種に口を咥えることに抵抗を覚えるが、オノノクスは尚も催促を続けている。それも「舐めて」と言っているかのように顔へ向けて。
(……ええい!これもオノノクスもためだもん!)
しかし彼女には「オノノクスのため」という
(変な味だけど……思ったより悪くない、かも)
もっと酷い味を予想していたのだが、妙な塩気や感触を舌越しに感じる程度で嫌悪感は対して感じられない。
口内の大半を占める先端を舌で舐め取っていくと、オノノクスは先ほどよりも嬉しそうに鳴き、肉棒も大きく反応していた。
「ん……んっ、ぴちゃ……ちゅ、ん、んむ……っ」
そんなオノノクスを見上げながら、講座に記載されていた技を実行してみる。
先端をくすぐるように舐める、ウラスジと呼ばれる所を舐め上げる、幹の横側から咥え込むなど。
(ふふふ……なんか可愛い……)
普段は勇敢なオノノクスの表情が面白いようにコロコロと変っていくのが解り、アイリスは徐々に楽しさを覚えていく。
肉棒を口に含むという行為にもいつしか違和感を持たなくなり、覚えている限りの事を試そうと、淫らな音を立てながら舌を絡めていく。
やがて裏筋を舐められるのが一番気持ち良いらしく、オノノクスが一段と気持ち良さそうに身震いするのを見て喜ばしくなった。
(……あれ?なんで私……こんなことして喜んでいるんだろ?)
ふと、自分の心境について疑問を抱き出す。子供らしい、ふとした疑惑程度の感情だった。
どうして雄の生殖器を口に咥えることに抵抗が無くなったのか。先ほどまで自分を戒めていたのに何故こんな行為をするのか。パートナーとはいえポケモン相手に跪いていいのか。
思えばテクニック講座を鮮明に思い出せたのも、女性が男のペニスに奉仕する写真の数々を夢中で眺めていたからだ。
(もしかして私……)
唐突に想いついたアイリスは熱を帯びていた顔から血の気が引き、さっと青く染まっていく。
―これではまるで、自分が凄くエッチな、変態じゃないのか。
―グオオォォッ
「きゃっ!?」
アイリスが動きを止めていた時、オノノクスが声を上げたかと思えば、唐突にアイリスを押し倒した。
クリムガンやガブリアスとは違って小さい前脚だが、小柄なアイリスでは地面に押し付けるだけで致命傷になりかねない。
「いた、痛いよオノノクス!なにす―――ッ」
加減されていると解っていてもアイリスは痛みを訴えようとし、止まる。
血走った眼が自分の股間を見つめ、口からは湯気が立つ吐息が漏れる。最初に見た時よりも、オノノクスは興奮していた。
何よりも恐怖心を抱いたのは―――大きく勃起した肉棒を、己の股間に狙いを定めているのを見てしまったことだ。
「まさ……か……」
敢えてアイリスは青褪めた顔で、もはや聞く耳ですら持たないであろうオノノクスに問いかける。
オノノクスは―――自分を犯すつもりだ。どう見ても入らない
「いやぁぁぁ!誰か、誰か助けてぇぇぇ!」
頭を真っ白にしたアイリスは所構わず叫び、オノノクスから逃れようと暴れ出す。
両肩を押さえているオノノクスの手は力強くてどかせないし、足をバタつかせてもオノノクスに1ダメージも与えられていないだろう。
対するオノノクスはといえば、己の主が助けを求め嫌がっているにも関わらず腰を前へと突き出そうとする。一気に貫こうとしないのは彼なりの優しさか。
徐々に己の股間へ近づく肉棒を見ながら、アイリスは頭の中で走馬灯のように想いが次々と浮かぶ。
―どうしてこうなったの?
―なんでオノノクスは私に酷いことをしようとしているの?
―解っている。本当は解っているよ。
―私がこうなることを望んでいた事も。
―オノノクスが自分を雌として見ている事も。
―これも
―けど、こんなおちんちんに貫かれたら……!
「
「ロズレイド、『アロマセラピー』」
「……ふぁ?」
頭と体の力が、すとん、と抜けていく。心地よい香りを嗅いだ事によって。
オノノクスも同様で、血走っていた眼は眠気を帯び、いざ犯そうとしていた肉棒が瞬時に萎えていく。
オノノクスが自分を襲うのを止めた事で、アイリスはほっと息を撫で下ろす。
「『わたほうし』」
―モフモフモフッ
「ふぇっ!?」
今度は目の前が白一色に染まって驚いた。どうやらこれは全て綿らしく、オノノクスに絡み付いているようだ。
綿まみれとなったオノノクスが体中の綿を取り除こうと暴れるが、綿の奔流は止まることを知らず、オノノクスを綿の塊に変貌させる。
その綿がどこから飛んでくるのかと、アイリスが視線を彷徨わせている内に。
「チビ。今のうちにモンスターボールに戻せ」
その綿の放出先であるロズレイドを肩に乗せた、目つきの鋭い青年が命じてきた。
それを聞いてはっと思い出したアイリスは脱ぎ捨てていた衣服の中から探し出し、オノノクスをモンスターボールに戻す。
綿の塊はオノノクスがボールに戻った途端に崩れ去り、危機が知ったと解ったアイリスはペタンと地面に座り込む。
「た、助かったぁ……「いや、助かってねぇかもな」、ひうっ!?」
目の前には青年の悪い目つきと笑みが映っており、いつのまに近づいてきたのかとまた驚く。
そして思い出したのだが―――自分は裸で、目の前には自分とオノノクス以外の人間がいる。
それを見抜いているのか青年は一段と鋭い笑みを浮かべ、ある物をアイリスに突き出した。
―それは、自慰をしているアイリスと、オノノクスのペニスに奉仕しているアイリスの様子が撮れた写真だった。
「い、いや、その、え、あの、ね……え、えと、えっと!」
オノノクスに襲われかけた時に匹敵する衝動と焦燥がアイリスを襲い、必死に何かを言おうとテンパりだす。
しかし何を言うべきか解っていない。謝罪か。弁解か。言い訳か。少なくとも相手を追及する側でないのは解った。
壁を作るように手を振るアイリスに心地よい香りが再び訪れ、先ほどの慌てぶりが嘘のように静まり返る。
「まぁ、あれだ……お前も俺も悪い。ついでに運もな。お前は子供なのに
「う……うぅ……」
「だがな、この世にはあるんだよ。悪い事だと解っていながらやっちまうバカが」
真っ赤になって俯くアイリスに、クックック、と皮肉げに笑う青年とロズレイド。
うっすらと浮かぶ涙で視界がぼやけていく中、写真と紙が一枚ずつ差し出されたので咄嗟に受け取る。
アイリスが手にしたのは、先ほどの痴態が映った写真と、ヒウンシティの地図だった。
「これ……」
「命令だ。残りの写真をバラまかれたくなければ、時間がある日、その地図に記された場所に向かえ。俺はそこで待っているからよ」
「そ、そんな……酷いよぉ……」
「ああ。俺は悪党だからな―――まぁ、悪い事だから損もするだろうが、得もするはずだぜ」
暗に脅されていると知ったアイリスは泣きそうになるが、青年はそれを軽く流し、アイリスに背を向けて歩き出す。
脅されている立場だからか、果ては助かった安堵感が抜けずに立てないからか、アイリスは唸り声を上げて青年の背を睨むしかない。ロズレイドがアイリスに手を振っているのには気付かずに。
「この俺……カレツがソコで教えてやるよ。お前が知らない、いけない
青年は立ち止まり、顔だけ振り向いて笑みを浮かべて言う。
まるでゲンガーのような笑みを浮かべる彼の横顔に、アイリスはゾクリと身を震わせる。
そのまま立ち去った彼が見えなくなった頃になって、アイリスは思い出したように服を着るのだった。
その後ジャガに大目玉を食らう羽目になったが……アイリスは先の出来事を話さなかった。怒られたのは、何も伝えず夜遅くまで外に出ていたことだけだ。
モヤモヤとした罪悪感を抱くと解っていながら、どうしても話したくなかったのだ。責任逃れでもあるし、単に恥ずかしいからでもある。
そして―――彼女が男に弱味を握られた事も、地図に記された場所に行く事も、話す事はなかった。
ちなみにカレツとは序章に出てきた調教師の事です。青年と中年の間かな?
ビジュアルはエリートトレーナーと怖いおじさんを足して2で割った感じ。バッドガイにあらず。
次回、アイリスは裏社会の存在を知る。そして弱味を握るカレツがアイリスに要求することとは……?
ダラダラと(投稿期間・描写的に)長くなると思いますが、ご了承ください。