正直、うまく書ける気はしていません。
ベッドに倒れこんだ2人は、何度も、何度も唇を重ね合わせた。今まで触れ合えなかった分を補うように何度も。
しかし、それも長くは続かず、将冴が顔をしかめ頭を押さえた。
「将冴、頭痛か?」
「うん……まだ本調子じゃないみたい。足外すね」
義足を拡張領域に戻し、少しの間、クラリッサは将冴を抱きしめた。
将冴もそれに甘んじ、体をクラリッサに預ける。
「……大丈夫か?」
「うん。ありがとう、クラリッサ」
クラリッサに小さく微笑むと、将冴は制服を脱ぎ始めた。
「将冴……?」
「制服、皺になっちゃうから……クラリッサも、スーツ皺になるよ」
「あ、ああ……」
ここで将冴は思う。これでは、まるで誘っているようだと。案の定、クラリッサの心中は穏やかでなかった。
(これは……将冴から誘ってくれたということか……?いや、だが将冴がそんな……)
グルグルと様々な考えがクラリッサの中を駆け巡る。
そんな中でも、将冴に言われた通りにスーツを脱いでいっている。
(将冴から求められれば私も……いやだがシャワーも浴びていないし……)
「クラリッサ?」
「ふぁい!?」
振り返ると、制服の上着だけを脱いでワイシャツとズボン姿の将冴がクラリッサに心配そうな目を向けていた。
「どうかした?」
「いや、どうかしたわけではないが……」
クラリッサは言葉を詰まらせるが、すぐに意を決したように将冴の目を見た。
「将冴。その……私は構わないから」
「え……」
「その……ないとは思うが、もし明日……将冴が帰ってこなかったら、今日が最後になるかもしれない」
「……」
「それに……その……」
クラリッサが言いづらそうに、将冴から目を逸らしながら小さく呟く。
「将冴のそれが……大きく……」
将冴の下半身を小さく指差した。そこはズボンの上からわかるほど膨らんでいた。
「あ、いや!これは……」
「……将冴、この学園に来てから一度でも自分で処理したか?」
「う……」
ほとんどの時間をクラリッサと過ごしていた将冴に、そんな時間がなかったのはクラリッサも承知の上だ。
「……私のせいで処理できていないなら……私が責任を取る……」
「クラリッサにそんなこと……」
「私が、してやりたいんだ……」
「……」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
「……」
「……」
将冴とクラリッサはどちらも下着姿でベッドの上にいた。ただし、将冴はベッドのに横になっており、クラリッサは将冴の上に馬乗りになっている。
「……こんなところ見られたら、退学かな」
「私もクビだな……」
2人で「ふふっ」と笑いあう。
そして、クラリッサは将冴にグイッと迫る。
「その……私は初めてだ。うまくできないと思うが……」
「……当然ながら、僕も初めてだから。それにこの体だから……クラリッサに全部してもらうことになっちゃう。ごめんね、こんな……」
「そんなの、全然苦じゃない。将冴が喜んでくれるなら、なんだってする」
「ありがとう、クラリッサ」
2人は軽く唇を合わせる。
そっと唇を離すとクラリッサはブラジャーを外した。将冴の目の前で、大きな双丘が揺れる。
今まで何度か見てきた将冴であったが、今の雰囲気でそれを目にするとさすがに恥ずかしくなる。
「将冴?」
「えっと……この状況で見ると……その……」
「な、何度も見ているではないか……!」
「そ、そうなんだけどさ……」
「私まで恥ずかしくなるでないか……しかし、将冴のがこんなに硬く……」
自分の腰を少し動かすと、将冴の勃起したペニスがビクッと反応する。
「あっ……」
「うっ……ごめん、クラリッサ。反応しちゃって……」
「……私を見てそうなってくれてるなら……」
クラリッサはずりっと将冴の下着を下ろすと、いきり立った将冴のペニスが晒される。
「お、大きいな……」
「あまり見ないでもらえると嬉しいんだけど……」
「そうもいかないだろう……ん……」
クラリッサは将冴のそれに舌を這わせる。舐めるたびに将冴の体がビクンと反応し、声を上げた。
「クラリッサ、そこは、きたな……」
「将冴のなら……ん、汚くない。んむ」
今度は咥えこむ。ゆっくりと上下に扱くように、ペニスに吸い付く。まだたどたどしく、慣れていないのがわかるが、それでもクラリッサが自分の性器を扱っていることに興奮を覚えた。
「クラ……リッサ」
「ん……んちゅ……はぁ。気持ちいいか?将冴」
「うん……」
「そう……か……」
クラリッサは口を離すと、最後の下着に手をかけゆっくりと下ろした。クラリッサの陰部はてらてらと濡れており、将冴の気持ちがさらに昂った。
「将冴……もう……」
「……うん」
クラリッサは自分のヴァギナに将冴のペニスを当て、お互いの性器を濡らすように擦り付けた。
「はぁ……はぁ……挿れるぞ、将冴」
そっと腰を下ろすと、将冴のペニスがクラリッサの中に侵入してくる。少し抵抗があったが、クラリッサはそれを気にせず完全に腰を落とした。
「うぐっ……」
「クラリッサ、痛いんじゃ……」
「これくらいの痛み、どうってことはない。だけど……」
涙目になりながら、クラリッサは将冴とキスをする。
「抱きしめてくれ……お願いだ」
「……うん。わかったよ」
ぎゅっとクラリッサを抱きしめる。
数分ほどそのままでいたが、クラリッサがおもむろに上体を起こした。
「もう大丈夫だ。……動くぞ」
クラリッサはゆっくりと腰を上下に動かし始める。もう痛みに慣れたとはいえ、初めての感覚にうまく動けない。
「あっ……くぅ……」
「く、クラリッサの中……熱い……」
「将冴、将冴……手を握って……あぁ!」
義手でクラリッサの手を握ると、クラリッサは腰を動かすペースを速める。だんだんと慣れてきたのか、動きもスムーズになる。
「クラリッサっ、ごめん、僕もう……」
「あ、わた、しも……もう……!」
「う、くっ!」
「あぁ!」
その瞬間、将冴のペニスがドクドクと脈打ち、クラリッサの中に性を放つ。
クラリッサも体を少し痙攣させると、力が入らなくなったのか将冴に寄りかかるように体を倒した。
「はぁ、はぁ……」
「っ、はぁ……ごめん、クラリッサ。その、中に……」
「……かまわない。将冴の熱さを感じられて、私は嬉しい」
2人はまたキスをし、その心地よさに酔いしれた。