※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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(23)

 由比ヶ浜の足の根本に目をやる。ぐしょぐしょに熱されたそこは、今か今かとその時を待ち焦がれていてくれているように見えた。

 由比ヶ浜の顔を見る。顔に限らず全身汗だくで、火照った身体がたまらなく色っぽい。

「……あはは、汗だくだね、あたしたち……」

 俺の片足に膝枕をして、もう片方の足に乗っかられた状態で由比ヶ浜がたははと笑う。その手は、お腹に乗った俺の足を愛おしそうに撫でていた。

「……ん、ああ、そうだな」

 由比ヶ浜の指摘で初めて気付く。俺もじっとりという言葉では済まされないくらいに汗ばんでいた。2人して行為に心の底から没頭していたということをまざまざと見せつけられたようで、妙に気恥ずかしい。

 照れて頭をがしがしと掻くと、由比ヶ浜の頭を撫でながら聞いた。

「由比ヶ浜……そろそろ、良いか?」

 俺の声音の違いを感じ取ったのか、由比ヶ浜が目を見開いて動きを止める。

「え、それって……」

「……分かってんだろ?」

 言って、由比ヶ浜のあごを撫でる。「んふぅ……っ」と気持ち良さそうな声を上げて、俺の手にじゃれつくように手を絡めた。

「あ、や、うん、まあ、その……あ、あの……」

 目を逸らしながら、しどろもどろに言葉を淀ませる。

 由比ヶ浜の首筋に手を伸ばし、くいっと起こした。そして正面から相対する体勢にすると、由比ヶ浜が女の子座りをしながら何事かと首を傾げる。

 ぐっと首に力を入れて、視線を強める。由比ヶ浜を俺の変化を見て、喉をこきゅっと鳴らした。

「由比ヶ浜。俺は、お前と、今、ここで――」

 言いかけたところで、

 

「結衣」

 

 ――かぶせるように、そう言われた。

「……え」

 突然のことに混乱していると、由比ヶ浜がふっと微笑んだ。

「あたしのこと、結衣って呼んで? そしたらあたしも、……勇気、出るから……」

 俺の手を握り締めながら、頬を赤らめて上目遣いでこちらを見る。

 その表情が、たまらなく可愛らしく、そして微笑ましくて。

 でも恥ずかしいなあこれ……なんて思いながら、頭をがしがしと掻く。照れ笑いを浮かべながら、由比ヶ浜を見た。

「分かったよ……結衣」

「……っ、また呼んでくれた……っ!」

 由比ヶ浜が……いや、結衣が、嬉しそうに声を上げながら俺に抱き付いてくる。1年近く前の結衣の誕生日パーティーで一度だけ言った事を、律儀にも覚えていてくれたらしい。

「うぐぉっ」

 抱き付きの勢いが思いの外強くて、ベッドに転がった。「あ、ごめん……」と謝る結衣を見て俺が笑い、そんな俺を見て結衣が釣られて笑う。

 2人のこんな空気が、割と好きかもしれない。

「えへへ~、もっと呼んで呼んで~……」

「え、や、ちょ、こら、あんまりすりすりすんなって」

 結衣が俺と頬をこすり合わせ、犬ばりの懐き方を見せてくる。裸と裸の状態でやるもんだから気恥ずかしいし柔らかいし気持ち良いし良い匂いがするしでもう大変。しっぽが生えていたら全力でぶんぶん振ってそう。

 そのあと結衣って100回言わされた。ピンク髪と巨乳繋がりかなぁ。

 

       ×  ×  ×

 

「……んちゅっ、ちゅぴ、ちゅる、ちゅぷぷ、じゅるじゅる……んはぁっ」

 じゃれつきが終わり、今度は同じじゃれつきでも互いの目の色が変わっていた。俺は胡坐で、結衣は俺の脇に足を置くようにして体育座りの形になり、抱きしめ合いながら濃厚に口付けを交わす。舌を絡め、互いの唇をついばみ、熱い唾液と湿り気のある吐息を交換する度に結衣はうっとりとした表情になっていく。俺の肉棒もぎちぎちに勃っていて、結衣のへそにぐいぐいと押し付けられていた。

 結衣の乳房に手を伸ばすと、目を見開いて、俺の首に回した腕に力を込める。10本の指が豊かな柔肉に沈み込んでいくと、結衣がぶるりと震えた。

「んはぁぁぁ……っ、あ、だめっ、なんか、さっきより気持ち良くなって……うぅぅ……っ」

「……っ」

 恍惚とした表情で涙目になりながら快感を訴える結衣に見惚れてしまって。

 ――思わず。

「結衣……可愛いよ」

「あふぁっ!?」

 耳元で囁きながら2つの突起を摘まむと、結衣が身体全体をビクンと震わせた。単に胸を責めている時に比べて、今の反応は明らかに大きい。これはもしかして……?

 今度は耳に唇を付けながら、俺自身も恥ずかしい言葉を連呼する。

「結衣、すげぇエロいし、すげぇ可愛いよ」

 息混じりの声で囁きながら、突起を人差し指と親指で摘まんで、残りの6本の指で柔肉を堪能する。

「あぁぁっ……だ、だめ、それ、やばい、やばいからぁっ……」

「なんでだ? さっき散々名前で呼ばせたじゃねぇか」

「そ、そうだけどぉ……っ」

 徐々に言葉に力が無くなり、代わりに色を帯びてくる。

「ほら、結衣、どこが気持ち良いか言ってくれよ」

 ねちっこく言葉を続けると、由比ヶ浜が益々色っぽい反応を見せる。

「あぇっ……かはっ、やぁっ、い、いじめないでぇ……っ」

 開いた口の上唇と下唇との間には糸が引き、目も虚ろなものになる。

 ――と、不意に、結衣のへそに押し付けている肉棒にむずがゆい快感が走った。

「うっ……?」

 見ると、結衣が10本の指を絡ませて、愛おしそうに包み込んでさすっている。

「ヒッキーの熱い……よぉっ、胸、気持ち良いよぉ……っ」

「……っ」

 声を震わせる由比ヶ浜の切なげな表情と、2人の間のシーツに広がる染みと、互いの匂いが混じった淫猥な空気に酔いしれて。

「……結衣……っ」

 肩を掴んで、ゆっくりと結衣を押し倒した。

 

       ×  ×  ×

 

「ヒッキー……良いよ、来て?」

 仰向けになって、胸の上で手を重ねた由比ヶ浜が囁く。

 こくんと頷くと、弾む呼吸を必死で抑えながら、肉棒を結衣の先に宛がった。挿れるのは生まれて初めてだが、指での愛撫の甲斐あってか、大体の目星はついている。

「ここで……大丈夫か?」

 念の為聞くと、結衣がこくりと頷く。

「ん……大丈夫。来て……」

 結衣が、覚悟を決めた微笑みを浮かべる。

「行くぞ……っ」

 肉棒を掴んで固定しながらゆっくりと体重をかけていくと、亀頭がゆっくりと結衣の中に呑み込まれていく。それと同時に、今まで体感したことのない熱い感触に亀頭が包み込まれて、衝撃が走った。

「ひぐぅっ……!」

 結衣が苦悶とも喘ぎともつかない声を出す。

「大丈夫か?」

「んっ……大丈夫、えへへ、ヒッキーが濡らしてくれたからかな? 意外と平気。……もっと、奥まで来て」

「……ん。わかった」

 ゆっくりと、慎重に、体重をかけていく。結衣はゆっくりと息を吐きながら俺のモノを受け入れていく。結衣の中はきつきつで締め付けが尋常でなく、腰を振るも何も、僅かに気を抜いただけでもあっと言う間に出てしまいそうだ。

 途中で、何か引っかかるものがあった。ああ、これが……。

 結衣の顔を見ると、少なからず緊張しているのがわかった。何か俺に出来ないか……と考えて、ふと閃く。

「結衣……んっ」

「んっ……ふむぅっ?」

 唇を重ねると、結衣の緊張が少しほぐれたのが感覚で分かった。

「……ぷはっ。……大丈夫だから、な?」

「……ん。ありがと」

 由比ヶ浜の手が、するりと首の後ろに伸びて俺を包み込む。

 勇気を出して、更に体重をかけた。

 

 

 

 続く。




ガハマさんでした。最後まで一気に書いたのを3話分に分けています。間を開けながら載せて行こうと思います。

JDEさんまさかの人気www一瞬だけ書くモブのつもりで書き始めたら気に入っちゃったんですが、思いの外楽しかったですwこの人をフォーカスすることは無いと思いますが、小町パターン(他のヒロインのエピソードで顔を出す)はあるかもしれません。

オリジナルのゆるゆるしたのを書いているんですが、やりとりのテイストが(物語シリーズ+下ネタという概念が~+GJ部)÷3みたいな感じになってます。書いていきながらオリジナリティを出すにはどうしたら良いか探っていきます。

また平日が始まりますね。僕は有給とってるので月曜は遊びます!w
今週頑張ったらシルバーウィークに入るので、それまで頑張りましょう(^^)

それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!

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