※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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1.

 一色と唇を重ねて、ちろちろと互いの舌を絡め合う。

「んっ、れろっ、ちゅりゅっ、んむっ、あうぅっ、ふむんっ、あむっ、あむっ……」

 舌先をつつき合い、俺が一色の下唇を咥えてなぞってきょぽっと離すと、今度は彼女が俺の上唇を咥えてなぞってきゅぽっと離す。

 互いの身体を味わいたいだけ味わって、身体の密着度もどんどん高めていく。

 2人の唇と唇との境界線が分からなくなる程、とろとろになっていた。

「はぷっ、はぷっ、んんっ、れちゅるっ、んっ、んっ、ちゅるるる……ぷはっ。……うー……っ」

 一色が唇を離すと、なんだかもどかしそうな目で俺を見てきた。

 後ろを向いた状態での口付けだったから、あんまり熱心にやりすぎると一色の首を痛めかねないと思って唇周辺を重点的に弄ったんだろうけれど……ご不満? うーん、わからん。努力はするけども。

「先輩……」

 一色が俺の腕に顔をうずめたまま、振り向かずに呼んでくる。

 てっきり不満を言ってくるのかと思ったら、

「……おしおき、しても良いんですよ?」

「…………」

 なんか。

 すげえこと言ってきた、こいつ。

「おしおきって、される側が許可するもんだったっけ……」

「細かいことは気にしないでください。それで……おしお、き、して、くれます、か……」

 潤んだ目でこっち見てくんなよ……これもうおしおきじゃねえじゃん……。

 なんてツッコミは置いておきます。理性とか昨日の燃えるゴミの日に出しちゃったわ、多分。後で回収しないと……。

「……それじゃ、おしおき致しますかね」

 頭をがしがしと掻きながら言うと、俺の腕の中で一色がぶるりと震えた。

 

2.

 とは言ったものの、どうしたものか。

 この体勢は安定感が半端ないので維持していたいし、そもそもマニアックなことをやろうものならたちまち引かれそう。や、ほんと引かれそう。つら。

 ここは、無難にやりたいことをやろう。

「じゃあ……」

 俺は小声で呟くと、恐る恐る一色の脇の下に腕をするりと通し、胸の前に手をやった。

「ひうっ……」

 俺の意図を察した一色が一瞬声を出して怯んだが、すぐに口をつぐんだ。

「おしおきだし、良いよな?」

 囁きかけるようにして問うと、一色が横目でちらりと俺に目をやる。

「そ、そうですね、おしおきですから……お、おす、おすす、お好きにどうぞ……」

 ……めっちゃ緊張してらっしゃる。おすすってなんだよ。

 前触ったときは勢い任せだったからなあ。少しでも落ち着いてるとこうなってしまうのもしょうがない気がする。

「……まあ、ゆっくりやろうぜ」

 あまり構えず気楽にやるよう促すと、一色からほんの少しだけ肩の力が抜けたのが分かった。

 一色はこちらを見て、胸の前で両手でガッツポーズをとる。

「……お願いします」

 だから、そんな気合入れんなっつうの。

 ……まあ、そうは言っても、女の子としては怖いよな。

 もう一度後ろからぎゅっと抱きしめて、一色の緊張を出来るだけ解すと、俺は手の平を一色の胸の上にゆっくりと着地させた。

 

3.

「あっ、ふあっ、んんっ、ふぅんっ、ひぃんっ……あっ、あっ、あっ……」

「…………」

 …………。

 ……さっきの緊張はどこへ行ったのん?

 一色の胸は思っていたより大きく(失礼)、上着とブラ越しとは言え、手の指が心地良く沈んでいくのがはっきりと分かる。

 緊張していたとは言え俺に触れられるのはそれなりに慣れたからだろうか、最初から中々悩ましげな声を聞かせてくれた。やべえ、全部録音しておきたかった……。

「あんっ、ふあっ、ひんっ、くふぅっ、先輩、先輩……」

「…………」

 や、もう。

 この状況、天国ですやん。

 少しでも長くこの状況を維持していたい。

 そう思い、一色に呼びかける。

「なあ、一色」

「ふあっ……なんですか?」

「5時間くらいこうしてて良いか?」

「それはちょっと長すぎです……」

「ですよね……」

 流石にダメだった。でもこの数字を出して「ちょっと」と言っちゃう辺りが素晴らしい。今後に期待。俺、何様なのん?

 気を取り直して、再び一色の胸を揉み始める。

「…………」

 一色の後頭部から漂う匂いは、さっきまでの甘い匂いに加えて汗の匂いが混じってきて、なんだかやたらと色っぽさを醸し出している。

 視覚:ふるふると一色が震える姿。

 聴覚:一色の息混じりの控えめな喘ぎ声。

 触覚:柔らかな一色の胸の感触。

 嗅覚:甘い匂いと汗の匂いが混じった艶めかしい香り。

 もう、頭がくらくらする。

 後は味覚か……と思ったとき、一色の左耳が目に入った。

「…………」

 そろりと顔を近付けて、左耳に口を付ける。

「わひゃぁっ!? あっ、あぅっ、せんぱっ、いひぁっ、あぇっ、あぁっ、あぅぅぅ……っ」

 驚いたのは最初だけで、一色の耳に舌を侵入させると、胸への愛撫も相俟ってあっと言う間に目の焦点が定まらなくなった。

 ほんのりと舌先を刺激する汗のしょっぱさが、今やっていることの卑猥さを意識させて、背筋がぞわりぞわりとする。

「せ、せんぱっ、だめ、だめです、頭にやらしい音響いて、やっ、これ、変になっちゃいますから、だめです、だめです、んあぁぁぁ……っ」

「…………っ」

 きゃーっ! きゃーっ! ぎゃーっ!

 頭はクールにしながら一色の耳をねぶっていたのだけれど、一色は口でこんなことを言いながらも左手を俺の後頭部に回して、自分の耳への愛撫を更に要求しているようにしか見えない。

 あまりにもたまらなくなって、もっと責めようと思い、服の上からではあるが胸の突起がありそうなところを探してそこを人差し指できゅっと押す。

 その瞬間、一色の身体がびくんと震えて、顔が跳ねるように上を向いた。

「あひぃっ! あぇっ、かはっ、ひんっ、ひぃんっ、す、好き、これ、好きぃっ……あっ、あっ、あぅぅぅ……」

 喘ぎ声に混じる甘味がより強くなり、更に欲情をかき立てる。

 人差し指以外の指でマシュマロみたいな胸を楽しみながら、人差し指で胸の突起をぽちぽちとボタンのように両手交互に押したり、時折同時にぎゅっと深く押し込んだりすると、一色がそれはもう面白いくらいに反応してくれる。

「あ~~っ、あ~~っ、あっ、かふっ、あぅっ、らめっ、あぇっ、ひっ、ひっ……」

 一色は天井を見上げたまま、足を艶めかしくくねらせ続け、目からは涙を流し、口からは涎を微かに垂らて、呂律の回らなくなった口で絶え間なく喘いでいる。

 一色が更に快感を感じてくれるように、耳に侵入させる舌には唾液をたっぷりと含ませた。

 ぐちゅっ、ちゅぴっ、にちゃっ、ちゅぱっ、にちゅにちゅ……。

 一色の脳髄にいやらしい水音を直接送り込んで、その度に彼女の目がしばたたいて身体が震えるのを見ると、愛おしさと同時に「もっとめちゃくちゃにしたい」という欲求が溢れ出してきた。

 しかし……。

 正直、これ以上やったら今はちょっとやばいのではないだろうか。

 そう懸念して、そろそろ休もうかと思って手を緩めた矢先。

「先輩……」

 震える声がした。

「どうした?」

 問い掛けると、一色がそろりと振り向いた。

「やめないでくださいよぉ……もっと、おしおきしてください……」

「……っ!」

 必死で抑えていた理性の蓋が、音を立てて弾け飛んだ。

 

4.

「ひぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 一色が激しく身体を反らせて、口を大きく開けて何ら我慢することなく声を上げる。

 俺は一色がよじっていた足をかき分けて右手を彼女のスカートの中に潜り込ませた。

 胸を触ろうとした時に抱いた躊躇いは、一色のあまりに扇情的な言葉によって完全に霧散していた。

 スカートの中に手が入った時点で、明らかに温度と湿度が違うことに驚く。

 もわっ、とした空気が手に纏わり付き、それだけでもたまらなかった。

 そしてその中の最奥に手を入れると、更に熱を帯びた柔らかい場所にたどり着く。

 一色のショーツは、既にぐっしょりと濡れていた。

 そこに中指と薬指を添えて、くにっと軽く押してやると、一色は悲鳴じみた喘ぎ声を上げた。

「あ、あっ、ひんっ、あ~~っ、あっ、あっ! ひぐうっ! んにぃぃぃ……だめだめだめだめ……んあぁっ! あぇっ、かはっ、ふあぁぁぁっ!」

 一色が身体を暴れるようによじらせる。

 左腕で一色の右胸を掴んで、両足は彼女のそれぞれの足の内側に滑り込ませて、強制的に開脚させている。

 そのため、どれだけ恥ずかしくても、どれだけ快感から逃げたいと思っても、一色は身動き一つ取れない。

 そう、一切、動けない。

「いっ、いやっ、せんぱっ、これっ、だめ、くるっ、くるっ、きちゃいます……だめ、だめ……っ!」

 一色が首を振りながら懇願してくる様に、ぞくりとする。

 こんな状況でも敬語を使うなんて、こいつはつくづく律儀だなぁ……などと場違いな事を考えながら、一色と目を合わせる。

「大丈夫、イって良いぞ。……何度でもな」

「……っ!」

 最後に付け加えた一言で、一色は目を剥いた。

「やっ、やっ、怖い、今きちゃったら絶対やばいれす、怖い、怖いよぉ……」

 まるで子供のように怯える顔をした一色は、あまりにも可愛くて、あまりにもイジメたくなって、あまりにも守りたくなって、あまりにも愛おしかった。

「だーいじょうぶだって。ほら……っ」

 安心させようと、一色にちゅっと軽く口付けをすると、そのまま指でショーツ越しに彼女の秘部をぐにぐにと押し込む動きを速めた。

「んっ……んんんんっ!? んーっ! んーっ! んーっ!」

 唇を塞がれて声に出せないまま一色がもがく。

 一色の身体がぶるぶると震えるのを見て、「きっとそろそろだ」と感じる。

「ぷはっ、ほら、イクんだ、イクんだ。声、聞かせてくれ……っ!」

 唇を離して、一色にそう促すと、俺は彼女の首筋に吸い付き、両手の動きを更に速く強くする。

 一色の身体が、一際大きく痙攣した。

「あっ、もう、もう……っ! ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――っ!」

 一色は一際高く甘い喘ぎ声を上げて、俺の腕の中で果てた。

 かくっ、と力無く項垂れて、虚ろな目で俺を見つめている一色の頭をくしゃりと撫でると、俺はもう一度彼女の秘部に手を伸ばした。

 

 

 

 続く。




祝•3ヶ月!!!
4月に入った頃は、「こんなのすぐにネタ切れになるよなー、5月途中くらいで一回止めないとなー」なんて思っていたのに、一向に書き終わらないというかもう書くスピードが構想に追い付かないです。
もうすぐ100話に到達します。何ということでしょう。

いろはす編、17話目ですよ。びっくりです。
ちなみに、キリの良い所まで……と思って書いてたら、気付いたら2話分書いてました。もう1話分も連続で載せるかは考えます。
17話まで行って、まだ一切脱いでいないいろはすにびっくりです。新たなる境地。

そんな感じの、雨の土曜日でした。これを皆さんがご覧になる頃には日曜ですが。

いつもご覧頂き、本当にありがとうございます。感想が交流出来るのが本当に楽しいので、どうぞお気軽に書き込んでくださいませ(^^)愉快な顔文字・テンション上がり過ぎによる奇声・全裸待機の旨の報告など、なんでも結構ですのでw

<募集>
今も進行形で色々な小説を読んで、ちょこちょこと書き方を取り入れたりしてるんですが……「2~3人が結構な時間じっくりと、どこにも移動せずにやりとりをする」という状況を、まだ物語シリーズくらいでしか見た事がありません。
今書いている文のテンポ感の緩急をもっと付けたいなーと思うのですが、中々直接的に参考に出来るものに出会わないのです。
なので、ジャンルは問いませんので、小説の中で一部でも少人数で移動せずにがっつりしたやりとりをする場面があるもの(1つの会話シーンだけで数ページ、或いはそれ以上書いているようなもの)をご存じでしたら、感想欄でもメッセージでも構いませんので、ぜひ教えて頂きたいです。すぐに買って参考にしたいので!
何卒、宜しくお願い致します。


それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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