再び一色の腰の上に跨って、もぞもぞと動いてブラのホックに手を掛ける。
「……っと……こうか……?」
女性の下着を脱がすっていう経験なんて、無いんですよ。
なにこれ、超どきどきする。
思った以上の苦戦をしてしまう。
多少手こずるのならまだしも、下手をすればこの場の空気が冷めるくらいに時間を掛けかねない。
慎重に、けれど迅速に。
慣れたら一瞬で外せそうなものだけれど、それでも数秒がかりで、何とか――外した。
「…………」
まるで宝箱を開けるかのようなわくわく感を抱きながら、拘束を解かれたブラを左右に広げる。
「…………」
…………。
――何の声も、出なかった。
可愛らしいピンク色の突起が2つ、ぴんと張り詰めて立っていて、これまで一色が感じていた興奮と快楽を如実に主張していた。
一色は……あ、両手で顔を覆ってる。指もぴったりと閉じて、ちっちゃな声で「はわわわ……」と呻いている。なんだこいつ、超可愛いな。
……今度は、きちんと。
「一色」
「はい……なんでしょう……」
口も手で覆われている為、なんか「もーいーかーい」って言ってる時みたいな声の籠り方になっている。なんだかなあ。
この言葉は恥ずかしいけれど、きちんと目を見て言いたい。
だから。
「……ひゃっ……?」
一色の手を掴んで、顔を露にする。
「すごく綺麗だ」
躊躇していたらどんどん言いづらくなるので、一色と目が合った瞬間に告げた。心臓が止まりそう。
さあ、どう反応する……と思ったら。
「はわわわわわ……ちょ、ちょっと、かっこ良すぎて、何言ってるのかわかんないです……だ、だから、その、機会を改めてまた言って欲しいって言うか、なんかもう毎日言ってもらわないと、ちゃんと理解出来ないっていうか、なんていうか、その……ありがとう、ございます……」
「……お、おう……」
…………。
なんか、すげえ恥ずかしいことを言ってきた。
いつものまくし立てっぽいことを言おうとしたんだろうけれど、恥ずかしさでたどたどしくなってるからか、尺がいつもの倍くらいになってる。何この長台詞? 聞いてるこっちが恥ずかしさで死にそうなんですけど。
まったく、可愛いやつめ。心の中で言う分には余裕です。
「それじゃあ……」
行くぞ、と囁いて、手を伸ばす。
指の先、指の腹、手の平とゆっくり一色の胸に当てていくと、ふにゅんっと手が沈み込んで、熱を帯びて汗ばんだ肌に指が吸い付く。
手の平全体で感じる一色の乳房の感触は、あまりにも心地良いものだった。
「あふああああ……っ」
一色が腕を俺の腰に添えて、うっとりとした顔で、可愛らしく、切なそうに喘ぐ。
脇の下辺りから乳房を持ち上げるように触ると、
「ふああっ? あふっ、ふっ、ふうっ……」
一層甘い声が漏れる。
時折一色の唇に吸い付きながら、乳房の外周から優しく責める。
「あっ、ふあっ、ひんっ、せんぱい……きもちいい……これ、すご、いいい……ふっ、ふっ、ふあああんっ!?」
持ち上げるように揉んで、すりすりと表面を撫で、時折きゅっとほんの少し強く力を込めると、一色は軒並み期待以上の反応をしてくれる。
一色の手は俺の腰周りに添えられて、撫でる場所が段々と中心部に近付いている。
……ん、中心部?
……まあ良いか、後で考えよう。
「あっ、ふうっ、せ、せんぱい……やらあ……っ、じんじんする……切ないよお……触ってくれなきゃやだあ……っ」
一色が涙目で、脳髄を痺れさせる甘い声でおねだりをしてきた。ああもうなんだよ、なんなんだよ! 全部録音録画したい。
はっきりとは言わないが、どこへの刺激を求めているのかはすぐに分かった。
まだ、突起には一切触れていないからだ。
今や、ブラを取った時の状態に輪をかけてぴんと張り詰めていて、じっと見つめると、よっぽど触ってほしいのか、微かに震えていた。
だけど。
「ん? 一色、悪い、どこを触ってほしいかきちんと言ってくれないと、俺にはわかんねえわ」
意地悪全開(恐らく気持ち悪いにやけ顔)で言ってやると、
「ううう……やあ……っ、恥ずかしいのお……っ」
手で顔を覆って、いやいやと首を振る。
うーん。
ちょっと、可愛すぎて死にそう。
そんな一色の手を除けて、軽く口付けをすると、ぽわんとした表情にきょとんとした目の色が加わった。うん、可愛い。
そして、耳元に口を近付けて……耳の中をちろりと舐める。
「ふああああっ……ああっ、やあ……っ」
「…………」
この後の台詞を言う前段階のちょっとしたいたずらのつもりだったんだけど。
「ちゅりゅっ、ぴちゃっ、ぴちゃぴちゃぴちゃ、ちゅぴっ、ちゅっ、ぴちゃ……」
――ついつい、責め過ぎてしまう。
「あふあっ! やああ……っ、耳、ひびいて、あたま、おかひくなるう……っ、やあっ、やらっ、ひぃん、ひぃぃぃん……」
俺の下で身体をくねらせながら、一色がぶるぶる震える。
耳を責めるついでに、突起を触らないようにしながら胸を触ると、
「ひああっ!? そこ、や、同時なんて、あうう、あううう……らめえええ……おかひくなるからあ……っ」
「……っ」
こんな、エロマンガの典型みたいな台詞も。
目の前で、こんなに可愛くて、こんなに誰にも渡したくない女の子が囁くと。
破壊力が、段違いだった。
耳から口を離して、それから手も胸から離す。
「ふやあ……っ」
一色は脱力して、手をこてっとベッドに置いた。
「一色……」
「あ……っ? せんぱい……んっ」
おでこをこつんと当てて、互いの唇をはむはむと咥え合う、優しいキスをする。
「はむっ、あむっ、ちゅっ、ちゅぴっ、せんぱい……せんぱい……」
一色の声が、頭の中を幾度と無く反響する。
「ぷはっ……一色」
唇を離して、おでこをくっつけて、互いの目が限界まで寄った状態で、声音を少し強くする。
「ひっ……は、はい……」
それだけの変化で、一色は肩を縮こまらせる。
「さっきも言っただろ? ……自分で、どこを責めてほしいか、きちんと言うんだ。どこを、どんな風に、どれくらい責めてほしいかを。手で顔を隠すのはなしだぞ」
「うあ……」
目も顔も逸らすことが出来ずに、一色が躊躇する声を出す。
「ほら」
そうとだけ言って促すと、一色は顔を真っ赤にしながら、口を開いた。
「……わ、わたし、の、ち、ちく、ちくび……を、触ってほしいです」
「触るだけか?」
「ち、ちがいます……触ってほしいし、つ、つまんでほしい、し……、きゅって強く引っ張ってほしいし、いっぱい、舐めてほしいです……」
「どれくらいだ? 10秒か? 1分か?」
「…………っ。…………ク、まで……」
「ん?」
「あう……いっ、……ク、ま、で……」
「聞こえないぞ」
「ひんっ……い、いっぱい、イクまで、してください、何回もイクまで……めちゃくちゃに……してください……」
「……そうか」
興奮の余り、声が裏返りそうになる。
じゃあ、と言って、顔を離して再び腰に跨る。
「……お望みの通り、めちゃくちゃにしてやるからな」
胸と胸の間を爪でつつっとなぞりながら囁くと、
「ひぃん……っ、は、はい、お願いします……」
泣きそうな顔で、一色がひどく色っぽい笑みを浮かべた。
続く。
いろはすがこんなМな子になるなんて、予想もしていませんでしたわ……。
同人誌で書いて頂ける方いませんか~……と、以前感想を書いて頂いている方と交わした話題の事を思い出しました。
<切実なお願い>
ちょっとばかし、執筆に息切れ感が見えています!!!
5月病? 時間差感半端ないですがw
そこで、ぜひ感想をお聞きしたいです。応援メッセージとか褒め言葉で、そりゃあもうあっさりと元気が出ますので(笑)どなたでも、何時でも、書いて頂いて結構ですので、ぜひぜひお願いします!!!
目に見える形での応援が、何より効きますので(^^)
感想でもメッセージでも評価時のコメントでも、何でも良いです。お待ちちしています!!!
もちろん、現在進行形で感想を書いて頂いている方々には本当に感謝しております。ありがとうございます!!
明日は誰を書くか分かりませんが、明後日は既に書いてあるいろはす編の続きを投稿します。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!