「あふあああっ!」
一色の胸の突起を軽く摘まむと、彼女はその瞬間に目の色を変えて天井を向いた。
……さて、たっぷりとイジメてやろう。
くりくりと指の腹で撫で回しすと、
「あふっ、ひんっ、ひああっ、それ、あう、すごいで、す……あああ……ああああ……」
両手を握り込んで口元に添えて、子どもが怯えているような声を上げた。
子どもっぽい仕草と、大人びた色香の矛盾とギャップ。
それがまた、情欲を掻き立てる。
――きゅっ、と。
突起を強めに摘まみ、そのまま軽くしごき上げると。
「ひああああっ!? なにこれなにこれなにこれぇぇぇ……お、おかひ、おかひくなるううう、おかひくなるよおおお……」
手を頬に当てて、うっとりとした顔で天井を見つめ、全身をぶるぶると震わせる。
「……どれ、そろそろこっちでも……」
言って、口を近付ける。
「ふあっ……?」
一色が蕩けた表情で俺を見つめるが、何をされそうになっているのか、まるで分かっていないようだ。ううむ、可愛いなあ……。
「……あむっ」
突起を、上唇と下唇で軽く咥えた、そのとき。
「~~~~~~~~っ!」
「むぐっ!?」
声にならない声を上げて、一色が俺の頭を抱え込んで、俺の髪に自分の顔をうずめて、足を俺の腰に絡ませた。
俺を、一色自らが全身を使ってぎちぎちに拘束した形になる。
……え、何事?
軽く咥えただけのはずだったが、一色のこの行動により、俺は唇の位置はそのまま、つまり突起を咥え込んだままで、顔を思い切り彼女の胸にうずめる形になった。なんか赤ちゃんみたいで死ぬほど恥ずかしいんですけど……。
一色に何か言おうにも、ぱふぱふ状態では何も出来ない。うん、だからこれは時間の経過による解決を待つしかないな、しょうがない、しょうがない!
「…………」
「ふーっ、ふーっ、ふーっ……」
一色さん、猫みたいな声を出して、息を荒げてらっしゃる。俺の身体をホールドした時の動きもめちゃくちゃ速かったし、よっぽど反射的に、自分の体力の事を考える余裕も無いままにこの体勢になったんだな……。
しかし、このままだと流石に呼吸もやりづらいし、ちょっと動く事にする。
唯一動かせる、舌をくいっと。
――ちろっ。
「ひぐうっ!」
びくっという身体の動きと共に、再び俺の頭がロックされた。近い近い近いっていうかさっきからもう0距離! 0距離! 柔らかい! もっと! 間違えた! やばいやばいやばい!
「うー……うー……うー……」
一色は体勢で言えばまるで母親のようであるが、心の余裕はまるで無いようで、俺の髪に顔をうずめながらいやいやと首を振る様子は、まるでだだをこねる子供のようだった。
……一色は、あれだ。
『唇』で及ぶ行為に、とてつもなく弱く、そして好きなようだ。
キスをするのも、キスをされるのも、――他の場所にキスをされるのも。
どの行為に及んでも、彼女自身が怯えてしまうくらいに、心も身体も、彼女の中の『女』も昂ぶる。
――ふと。
……この子が俺の他の場所に口を付けたら……それこそ、俺のモノに口を付けたら、どうなるのだろうか。
考えただけで、ぞくぞくした。
まあそれは、追々やっていくとしよう。
まずは――
「ちゅるっ」
「ひんっ!?」
「ちゅるっ、ちゅっ」
「ひぐっ、ううう……っ」
「ちゅぷっ、ちゅぴっ、ちゅぴぴっ、じゅっ、じゅるっ、じゅるるるる……」
「うあああああああ……っ!」
一色に強く強く抱きしめられたまま、舌での愛撫を再開した。
俺が舐める前から既にびんびんに張り詰めていた一色の突起は、程好い長さと弾力を湛えていて、しかも舐める度にあまりに可愛い喘ぎ声が聞こえてくる。
……やばい、これ、ハマりそう。
舌を湿らせ、意図的にいやらしく水音を立てながら、舌先を固めてつつき、突起全体を舐め上げ、平手打ちの様に左右に動かしてねぶり、たっぷりと吸い上げる。
「ちゅぴっ、じゅるっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅりゅりゅっ、じゅるっ、ぴちゃ、ぴちゃぴちゃぴちゃ、れるっ、れるれる、あむっ、あむっ、あむっ、じゅるるるる……」
「あおおおお……やあっ、これ、やらあっ、おかひくなる、おかひくなる、おかひくなる、おかひくなる、……気持ひ、良いよぉ……っ」
あまりの快感が故か、俺を抱きしめる力は強めようとしているにも関わらず、実際には強まるどころか弱まる一方だ。
もっとこの声が聞きたい――そう思い、
「……ぷはっ。……一色」
突起から唇を離し、僅かに空間を作って、意識朦朧とした一色に話しかける。
「ふあっ、あふっ、……ふえっ? なんれすか?」
「……っ」
胸元の俺を見つめながら、とろんとした目で小首を傾げる。俺を何回殺したら気が済むんだい、君は……。
「……両方同時に行くぞ」
言って、自分の手を一色の腕の内側に滑り込ませ、彼女の胸を直接触れる状態にする。
「ふえ……? ……あ、や、やああああああ!?」
双丘を寄せて、真ん中に揃った2つの突起をぱっくりと咥え込むと、一色が悲鳴に似た喘ぎ声を上げた。
× × ×
「じゅっ、じゅるるっ、ちゅぴっ、ちゅっ、じゅるるっ、ちゅぴちゅぴちゅぴちゅぴ……」
「あぐうっ……やらやらやら、こんなのむり、だめ、もう……いひあああ……あうっ、ひっく、あああ……」
涙声の喘ぎ声が絶え間なく一色の部屋に染み渡る。
俺を拘束していたはずの腕は、いつの間にか俺の頭をすりすりと愛おしそうに撫でていた。
「…………」
ちらりと目線を上にやって、一色の様子を見る。
「ううっ、うううっ、ひっく、あううう……」
ちろり、と突起を舐めると。
「ひううっ!? ひいっ、やああっ、も、もう、もう……っ!」
ぶるぶると震えて、限界が近いことを訴える。。
――そろそろか。
「…………」
おもむろに、一色の腕を除けて、腰を上げる。
「ふあ……?」
それを抵抗することなく受け入れ、一色の手がこてんとベッドに投げ出される。
「……約束通り、めちゃくちゃにしてやるよ……」
「え――」
一色の反応を待つことなく、身体を少し横にずらして、口は彼女の突起の1つを、左手で彼女のもう一方の突起を、そして右手を――彼女の、ショーツに宛がう。
そして。
――ぐちゅり、と。
それら3点を同時に責めると。
「うああああああああああっ!? そ、そんな、もう、ほんとむり、むり、やらあっ、だめ、だめ、だめ……!」
涙声で抵抗する一色に、
「ぷはっ。……『いっぱいイクまでめちゃくちゃにしてください』って言ったろ?」
意地悪く笑う。
「うう、そうです、けどお……」
涙を目に浮かべてふるふると小動物のように震える一色を見て、改めて、何かのスイッチがかちっと入る音が、頭の中で極めて明瞭に響いた。
中指と薬指で、既にぐしょぐしょになっているショーツを弄る。
ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐちゅちゅっ……。
「あがっ、うぐっ、ひぎっ、あああっ、あああああ……」
一色の可愛らしい喘ぎ声に、獣じみた声が混じる。
ひどく卑猥な水音と共に、女くさい匂いがベッドの上により一層濃厚に立ち込めた。
「ほら、お前の身体もイキたがってるぞ? ほら、ほら、ほら、ほら。イケ、イケ、イケ、イケっ……!」
両手で一色の身体を嬲り続けながら、耳元で囁くと、左手で突起をぎゅむっと強く上に引っ張り上げる。そしてそれと同時に、もう片方の突起に再び吸い付いた。
「うああああっ! あっく、ひぐうっ、やっ、も、もう、せんぱい、イク、イっちゃいます、やっ、くる、くる、くる、くる、……~~~~~~っ!」
次の瞬間。
ほんの一瞬、まるで嵐の前の静けさのように。
「……あっ……」
一色が呆けた顔になったかと思うと。
「…………ああああああああああああ~~~~~~~~~っ!」
身体を大きく反らせて、びくびくびくびくっと戦慄いたかと思うと、ショーツから大量の温かい液体が溢れ出た。
× × ×
「……がんばったな、えらいぞ」
絶頂に達して、放心状態になっている一色を、左手でよしよしと撫でる。
「あうう……気持ち良かったよおお……怖かったよおお……」
仰向けのまま、横向きで寝ている俺に胸元にすりよって、顔をうずめてくる。
うーん。
今までの人生で全く経験したことが無いレベルのどきどきを、ここ数日、特にここに来てからがんがん感じてる気がする。思考回路がもうぱっぱらぱー。ぱっぱらぱー。
……そんな状態ではあるけれど、今後の流れの確認を行うことにする。
「……なあ、『いっぱい』イカセてほしいんだよな?」
ぽそりと囁くと、一色の肩がぴくりと揺れた。なんかすごく気まずそうな顔をしてる。
「あ……や~~……、その、あんなに激しく……い、イっちゃったので……その、ちょっと、2回目はもう少し後でも良いかな~、なんて……」
気まずそうに目を泳がせた後、上目遣いでちらりと俺を見やる。
「……そ、そういう方向で、どうでしょうか?」
「…………」
なんでプロジェクトの方針を上司に相談してるみたいな言い方になってんだ。しかも自信0。
まあ、実際、一色の言っていることも分かる。
あれだけ焦らしての絶頂ということで、相当激しく、かなり体力を持って行かれた筈だ。
だから、昼寝前に何度となく迎えていた絶頂と同じ括りという認識を持つのは危ないかなとさえ思っていたから、これで良しとするか。
…………。
……昼寝した意味……。
まあ、うん。
良しとするか。一色がふらつくくらい疲れてるんなら、俺が代わって何か簡単な料理(インスタントラーメンにそれっぽく具材を加えたやつ)を作ればいいだろう。
それじゃあ起き上がって……と思っていたら。
「…………」
……ん?
一色が、何やら無言で、俺の腰周りをさすっている。
その手が……段々中心部に……って、あれ? 同じ光景をさっきも見たような……。
「……ふっ、ふっ、……ふっ……」
「……っ」
気が付くと、一色の息遣いがさっきよりも荒い。
俺の股間は、言うまでもなくぱんぱんになっていて。
一色はそんな俺のモノに、明らかに興味を示していて。
――だけど、夜までは、最後まで、しない。
……と、いうことは……。
「せん……ぱい……」
一色の声が、思考を蕩けさせる。
「一色……」
――どくん、と。
心臓が、跳ねた。
続く。
<まず初めに>
皆さん、ご感想・評価・メッセージ等々…………ほんっっっとうにありがとうございます!!!!!
すーごい元気出ました。仕事の休憩中にまめにチェックしてもどんどん新しい感想を頂いてました。いやもうほんと、すごい嬉しくて、なんかもう、幸せです。本当にありがとうございます。どんだけ皆さん良い人なんですかって話です。超ありがたいです。
頂く感想の、いろはすLOVE率の高さがw連投してる効果ですかね。
昨日1日で大量の感想を頂き、感想の総数が1000を越えました。何という。R-18小説ではダントツでございます。超ありがとうございます。
返信は週末になってしまいますが、感想自体は逐一見て元気をもりもり貰っておりますので、ここからもがんがん頂けるとありがたいです。どんだけ褒めて頂いても、嬉しくはなっても調子になど乗らないのでご安心ください!w
今日の暑さは頭おかしかったですが、一周回ってハイテンションになりました。皆さんの感想諸々と暑さでかなり元気が出ました。しかし部屋に冷房が無いので(普段は夜は涼しいので平気だけど、今日はあかん)、今この瞬間も扇風機を強にして浴びています。風、温(ぬる)いっ。
そして今日なんですが、残業が長引いたため予定を変更して、書きためていたいろはすの続きを載せました。日付が変わる頃、恐らく次の話を進行形で書いていると思います。
皆さんの声を聞けて元気めきめきです。まだ全快ではないかもですが、頑張ります!!!
これからもしば~~~~らくの間は、毎日更新を続けるつもりでいます。
しかし現状維持のクオリティでは書き甲斐が無いので、読んでいる皆さんに「あれ、こいつ上手くなってんじゃね?」と思ってもらえるように頑張ります。目に見える形の成長・進化を。
可愛く、面白く、エロく!!!
と、いう訳で、昨日に比べてテンションが高すぎて鬱陶しい感じになりましたが(笑)、皆さん、これからもよろしくお願いします(^^)!!!
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました!!