これからしてもらうであろう行為を想像すると、既に頭がおかしくなりそうだ。
「一色……こっち、来てくれるか?」
言って仰向けに寝転がり、自分の股座を指差す。
「あ……は、はい……」
一色の瞳には、一瞬戸惑いと緊張が宿り、次の瞬間に色情へとすり替わった。
「じゃあ……」
熱っぽい声でぽそりと呟くと、俺の股座に移動する。
一色の移動に合わせて足を開くと、ぺたりと女の子座りになり、そこから屈んで俺の股間に顔を寄せた。一色の胸を見ると、胸の突起はまだまだはっきりと彼女自身の興奮の具合を主張している。
「……せん、ぱい……せんぱい、せんぱい……」
焼け付くような興奮を催す声が耳朶を打つ。
俺の腰周りをさする一色の手が、徐々に下腹部に近付いて行く。
幾度と無く上目遣いで俺を見つめてくるため、ますます股間が張り詰める。
「……っ」
互いの、高鳴る心臓の音が聞こえそうな程の緊張感・期待感。
「…………」
一色はうっとりとした表情で俺の身体に視線を這わせ、やがて手がさする場所と視線を一致させた。
「……開け、ますね?」
「……おう」
短く答えると、ちー……と金属が擦れる音と共に、チャックが下ろされた。
ジーンズの中から、勃起の為に生地が伸びたボクサーパンツが顔を出す。あまりにがちがちに勃起している為、チャックの内側から完全に露出している。
「ふあ……」
一色は目を見開いて、頬に朱を注ぐ。
「す……ごい……はわ、はわわわ……」
可愛らしい慌て方を見せながら、一色が細い指を竿とカリに絡ませる。
「う……くお……」
しゅるるる、しゅる、しゅるるる……。
たどたどしい手つきながらも、興味津々で愛情深く触ってくれるため、生地1枚越しのこそばゆい快感がさざ波のごとくゆったりと押し寄せる。
「せんぱいの……ふあ……あ、先っぽ濡れてますね」
いたずらっぽい笑みを浮かべ、亀頭に指の腹をぴとぴととくっつけては離して、俺の性的高揚が糸を引くのを楽しんでいる。
……ていうか。
「恥ずかしい事言うなよ……」
なんか、手で顔を覆いたくなった。足を開いた今の体勢でそんな事やったらお嫁に行けないから絶対やらないけど。お嫁に行く気なのかよ。
一色が感嘆の声を漏らしながら肉棒をしばらく弄って(おかげで先走りが凄い事になっている)、再び彼女が俺の目をじっと見つめた。
「……じゃ、……中身、出しますね……?」
息混じりの熱の籠った声に、呼吸さえ忘れる程の昂揚が心臓と下腹部を貫く。
「……ああ、よろしく」
短く答えると、一色がにこりと笑った。
× × ×
一色がチャックの中に手を滑り込ませ、パンツの上端に指を引っかける。
「じゃあ……行きます」
すーはーと呼吸を整えて、一色が合図をする。竿の部分がチャックの内側からはみ出ているため、パンツを下ろすというよりは、一色の側へ引っ張るような形になる。
「んしょ……」
可愛らしい掛け声(本当に可愛い。まめに言ってほしいまである)と共に、一色の手がぐっとパンツを引く。
――ぶるん、と。
「……ふわっ?」
凶悪なまでに勃起した肉棒が、一色の顔の目の前に晒された。
「うわ、うわ、うわ、うわわわわ……!?」
一色の反応が、さっきよりも明らかに大きい。
実際、中々異様なものだろう。
見た目もそうだし、触感もそうだし、あとは実際問題として……匂いが、うん。
昨日の夜はめちゃくちゃに気合を入れて身体を洗っていたのだけれど(他意はない。うん、ごめん、うそ。超ある。他意、超ある)、それでも今日これまで2人で過ごした時間が濃密すぎて、冬とは言え結構な汗をかいてしまっている。
なので、どう思われるかなと心配していたのだけれど。
「きゃー! きゃー! きゃー!」
「…………」
…………。
一回思い切り見たのに、その後両手で顔を覆って、でも指の隙間から目を覗かせてきゃーきゃー言ってる……。
……この子、何してますのん?
「あー……その、なんだ、大丈夫か? その……匂いとか」
言うと、一色の動きがぴたりと止まる。
そして、無言で鼻を近づけて、裏筋の匂いをすんすんと嗅いだ。これ、結果によっては立ち直れなそうだけど……。
一色はふむーと可愛らしく首を傾げて斜め上を向いたかと思うと、真面目な顔でこちらに向き直った。そして、確認のためかもう一度匂いを嗅ぐ。やっべ、超恥ずかしい……。
「んー……ふわあ、濃いですね……。ん、別にいやじゃないですよ。……ていうかちょっとくせになるかも」
「え」
え?
「……あ」
しまった、という顔をして、一色が目を背ける。
しかし俺としては、なんかすごいおいしい場面がやってきたような気がしてならない。何を言うといい、何を言うと良い? 何を言うのがベスト!? 教えて、ギャルゲーの選択肢たち(経験談)!
――回答の選択、完了。
「……じゃあ、触りながら、たくさん匂い嗅いでくれよ」
「え……」
言うと、一色が驚きの目を向けた。
その瞳は微かに揺れている。
「……先輩、自分が何言ってるか分かってます?」
避難するような言葉に全くそぐわない、期待に満ち満ちた声音と、嗜虐心をそそる色にまみれた目。
「……ああ、分かってるぞ。……ほら」
言って、肉棒をずいと突き出すと、
「……はい」
抵抗することなく、一色が頷いた。
その顔は、既に発情した雌のそれになっていた。
× × ×
「じゃあ……」
一色の指先が、肉棒にそろりと伸びる。
さわ――と。
指の腹が亀頭と竿に触れると、
「うあ……」
予期せぬ快感に、つい情けない声を漏らしてしまった。
自分で触るのと、こうも違うのかと驚愕する。
一色は俺の様子を目を細めて見つめて、やがて手で肉棒を引き寄せて、鼻の目の前に近付けた。
「すんすん……ふわ、これ、本当にすご……くん、くん、あう……や、こんなの続けたら、すん、あう……すんすん、すん……すん……はっ、はっ、はっ、……すん、すん、すん……」
「……っ」
犬! この子、犬!
肉棒の角度や自分の首の角度を変えて、裏筋、亀頭、カリ、玉等の匂いを万遍なく嗅ぎまわる一色。
その様子は、まるで目の前にある食べ物が、本当に食べて大丈夫か匂いを嗅いで判断する動物のようだ。
――匂いを嗅いで。
――食べて大丈夫か判断する。
――動物の、ようだ。
「あう……すん、すん、先輩、くん、これ、くんくん、こんなの続けたら、すーはー、わたし、おかしくなっちゃいます……」
一色はそんなことを言いながらも、朦朧とした目つきでそれはそれは楽しそうに、夢中になって匂いを嗅いでいる。ちょっとエロすぎて何言ってるのかわかんないです、僕。
「ああ、そうか。じゃあもっと嗅いでいいぞ」
「ふあ……!?」
一色の頭を掴んで、肉棒を更に前に突き出す。
体勢としてはほとんど変わらないが、さっきよりも更に能動的に匂いを嗅がせる形になる。
「あ、うあ……」
一色が、なんともそそる戸惑いの声を漏らす。
……ここは、もっと責めてみてもいいか――?
そう思い、
「それとも……」
「ひゃんっ!?」
肉棒に手を添えて、一色の顔に正面からぺちんと肉棒の裏筋を当てる。
「……咥えたいか?」
ぺちぺちと一色の柔らかな頬に竿を当てて、頬にぐりぐりと亀頭を押し付けながら、更なる行為を求める。
「……あ、うあ……」
一色は、泣きそうな顔で笑った。
――ああ、この子はどうして、こんなにも俺の嗜虐心をそそってくれるんだろう――
「きゃうん……っ!?」
きちんと返事をするまで、一色の乳房を弄ぶ。
胸全体を優しく揉み、乳輪を爪先でねちっこくなぞって、突起を摘まむ。
「あふあっ!? んっく、ひん、ひぃん……っ!」
俺の肉棒を握って頬ずりをしながら、一色が俺の耳責めに必死で堪える。
「ほら、一色。どうしたいか、ちゃんと言葉にしないと。お前はどうしたいんだ?」
意地悪く追い打ちを掛けると、一色がうーと泣きそうな声で唸る。
「せんぱい……うー、うー、ううう……せんぱい……」
切なそうに俺を呼び、愛おしそうに肉棒をさすり、そして、
「……うあ……?」
――劣情を煽るように、亀頭に息を吹きかけた。
「せんぱい……言い方、それでいいんですか?」
「……え?」
なに、え、どういうこと……?
俺の戸惑う顔を見て、一色がぷくっと頬を膨らませる。くっそ、可愛いなもう……。
「もう……だからぁ、『咥えたいか?』なんて言い方でいいんですか? ……そんな、優しい言い方で……いいんですか? ……本当に、いいんですか?」
「……っ」
俺を見つめる瞳が、極めて能動的に嗜虐心を煽ってくる。
「……一色……っ!」
――もっと、この子を、めちゃくちゃに――
そう思って、一色の頭を強く掴んだ。
続く。
いろはすでした。
体力的に、前後半に分けました。明日続きを載せようと思います。フェラシーンで2話使うようになってしまった……!次話はもうどろどろの濃厚なシーンになるかと。26話掛かってやっとフェラとか、もうなんだろう、奇跡ですね!w
表現を調べながら書いているため、時間が今までの1.5倍くらい掛かっています。その辺のバランスを適度に調整しないと中々しんどいので、ただいま試行錯誤しております。
近日中にめぐりんも進めつつ、ガハマさんもエロシーンまで行けるよう書きつつ、ゆきのんのお風呂シーンも書きつつ、いろはすも進めつつ、たまに小町も書きつつといった具合で勧めま……あれ、何も変わらない!
あ、今日は僕の誕生日です。言いたかったのでぽそりと言っておきます。
うおああああああああああああああああ!!!
ふう。
お祝いの感想やメッセージを下さると、僕の疲れが吹っ飛んで作品のクオリティが上がるのでぜひ!w
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!