「一色……咥えるんだ」
一色の顔を己の肉棒の前に引き寄せて、先程よりも強い口調で言う。
けれど、一色は俺の言葉に従うことなく、それでいて物欲しげに肉棒を愛おしそうにさする。
「……だめ、もっと……」
ぽそりと呟いた筈の言葉が、やけにはっきりと頭に響く。
……もっと、って……?
俺が戸惑っている間も、一色は肉棒をさすり続け、その目から放たれる視線はひどく熱っぽくてねっとりとした質感を持っている。
「……もっと」
同じ言葉を呟く一色に。
や、だから、もっとって何だよ……。説明不足にも程がある。
……んん?
……あ。
一色が望むことを、やっと理解した。
理解したはしたけれど……こいつ、どれだけ……。
そんな風に、戸惑いながらも。
「ひゃっ……?」
一色の顔を更に引き寄せて、肉棒を柔らかな頬にこすり付ける。
そして、
「一色……」
先程よりも声を一段低くして、威圧的な声音で囁く。
「は、い……」
一色は、俺の言わんとしていることが分かったのか、震えながらも微かに笑みを浮かべて返事をした。
「……咥えろ」
「……っ!」
俺の言葉に反応して、一色が嬉しそうに目を細める。
きっと、今の言葉が一色の求めていた言葉だったんだろう。
「わ、わかり――」
「ただし」
「え……」
だけれど。
俺はまだ、言葉を止めない。
一色の髪をゆったりと撫でて、あごを手でくいと上げる。
「……ちゃんと、今からお前が、何を、どんな風に咥えるのかも口に出して言うんだ。咥えるのはそれからだ」
命令すると、一色が目をむいた。
「……っ。ひ、ひう……あ、あうう……せ、せんぱい、わたし、何もそこまで……」
「言うんだ」
「ひぃんっ! ひ、ひっく、あうう……わかり、まし、た……」
涙目で命令に従う一色を目の当たりにして、ひどく心がざわついた。
× × ×
「わ、わたしは……今から、そ、その、あう……せんぱいの……モノ、を」
「モノってなんだ? そんなぼかしちゃ何のことを言ってるか分からないぞ」
「あうう……せんぱいの意地悪……っ」
一色が、耳まで真っ赤にしながら俯く。
うーん、やばい。
超楽しい。
一色はふるふる震えていて、かわいそうとは思うが、それ以上に、その何十倍もの程度で、この子が可愛い。可愛くてしょうがない。
大体、一色が煽らなきゃ俺もここまで恥ずかしい事を要求することはなかったんだしな、うん。因果応報ってやつだろう。多分言葉の使い方のピントがずれてる気がするけど。
「ほら、ちゃんとさすりながら、俺の目を見て言うんだ」
優しく頭を撫でながらも、決してこの場から逃さない。
一色の小ぶりな唇が震え、やがてゆっくりと口を開く。
「あうう……わ、わたしは、今から、せ、せんぱい、の……お、おち、おち、おちん……ちん、を舐めたいと、お、思います」
ぞわり、と。
背骨に沿って、得体の知れない恍惚感が下から上へと駆け抜けて、脳を直撃した。
「よーし、よく言えたな。……だけど、それだけか?」
「え……?」
「舐めるだけなのか? アイスを舐めるみたいに、単調に舐めるだけなのか?」
更に追い込むと、一色が目を潤ませる。
「あ、や、うう……な、舐めるだけじゃ、ないです……」
「じゃあ他には? 全部言えよ? きちんと言わないと……」
言って、一色の両胸の突起を強く摘まむ。
「ひああああっ!? ひうっ、やあっ、いじめらいれえ……」
俺の足の付け根に腕を添えて、四つん這いになってぶるぶると快感に震える。
「呂律も回らないくらいに悦んどいて何言ってんだ。ほら、お前がやりたいことを全部言うんだ」
突起をくりくりと指で弄びながら促すと、一色は観念したのか、喘ぎながら言葉を紡いだ。
「あ、あう、せ、せんぱいの、おちんちん……に、き、キス、して、舐めて、啜って、吸い上げて、舌先でつついて、先っぽをいっぱいしゃぶって、匂いをいっぱい嗅いで、喉奥まで目一杯飲み込んで……せんぱいに、いっぱい、気持ち良くなって、もらいたいです……っ」
「……う……お……」
予想の斜め上を行くいやらしい宣言に、感嘆の息が漏れた。ちょっとエロすぎて、次なるいじめの言葉が浮かばない……!
――と。
「せ、せんぱい、これ、で、いいですか……? もう、舐めて、いいですか……お願いします、はやく……」
泣きそうな程に潤んだ瞳で、肉棒に頬ずりをしながら、囁きかけてくる。
「……っ」
あまりの状況に、言葉を失う。
俺の様子を見て、一色は焦れったそうにそわそわと目線を俺の目と肉棒の間を往復して、
「先輩……」
舌を垂らして甘ったるい唾液を零しながら、今にも亀頭を舐めそうな程に顔を近付ける。
――ああ、もう。
「……わかった。ほら、咥えろ」
言って、耳を軽くくすぐると、
「ふあ……はい……ありがとう、ございます……」
「……っ」
あろうことかお礼を言って、一色が口をくぱっと開ける。
むわっと熱い吐息が亀頭にかかって、天国へ誘われる確かな予感がした。
× × ×
「せんぱい、の、おちん、ちん……」
裏筋に両手の親指を揃えて添えると、一色の口からピンク色の舌がねろりと伸びた。
――そして。
「……ちゅっ」
「~~~~……!?」
亀頭の先、尿道口に口付けをされた瞬間、背筋を電流が貫いた。
「あ、え……?」
未知の感覚に、昂揚と共に激しく不安を覚える。
え、マジで? こんなに……?
……これ、大丈夫なのか、俺……?
一色はというと、キスをしたままうっとりと目を細めている。
ちゅぴっという音と共に口を離すと、
「あう……すごい、濃い味……」
竿をにぎにぎと心地良く揉みながら、舌先でつんつんと尿道口をつつく。
すると、ぷくっと先走りの汁が滲み出てきた。
一色はきょとんとした顔でそれを見ると、
「あは……なんか、おいしそ……」
ぽそっと呟くと、再び亀頭に吸い付いた。
「ちゅっ、ちゅぴっ、ちゅるっ、ちゅるるる……ずずずず……はぷっ、せんぱい、今の、もっと出してくださいよぉ……ちゅぴっ、ぴちゃ、ちゅりゅ、ちゅっ、ちゅっ、……あ? ……あはっ、また出てきた……んっ、ちゅるるる、ずずずずず……」
「~~~~!? ~~~~! ~~~~~~~~!」
なんだ。
なんだ、これ。
俺、まだ、先っぽしか舐められてないんだぞ。
なんで、なんでこんな――
「……もっと……あむっ」
「あがっ……!?」
一色が物欲しげに俺の亀頭を見つめたかと思うと、ぱんぱんに膨れ上がった真っ赤な亀頭をかぽっと口に含んだ。
「かぽっ、ぐじゅっ、じゅぽっ、がぽ、じゅるる、ちゅぴっ、ちゅるるる……じゅるるる……ごく、ごく、ごく……じゅぽ、じゅぐじゅぐ、ごちゅ、じゅり、ぐっぷ、ぐっぷ、ちゅぷ、ぢゅるるるる……」
「あえっ、かはっ、あ、ああ、あああああ……」
視界が蕩けて、自分と一色の身体以外の景色が霞む。
頭がおかしくなる程に好き放題に味わわれている肉棒は、その茎に血管をはっきりと浮かび上がらせている。
一色はおいしそうに先走りの汁を舐め、吸い取り、啜り、飲み込む。
茎には一色の唾液がだらだらと垂れ落ちて、玉の方にまで伝ってきた。
「……ぷはっ、せんぱい、気持ち良いですか、気持ち良いですか……?」
一色は口を離すと、竿を手で抑えながら、もう片方の手のひらで亀頭を撫で回す。にちゃにちゃといやらしい音が部屋に染み渡る。
「うぐあ……き、気持ち、良い、気持ち良いから……そんなに、強く、あぐあ……っ!」
爆発寸前の肉棒がひくひくと震えて、顔は情けなく天井を向くばかりだ。
「えへへ……良かった……もっといーっぱい気持ち良くなって、気持ち良くなって、気持ち良くなって……たくさん、ください。いっぱい出してください……ね?」
「……っ」
まるで娼婦のような淫猥な言葉を口にして、にこやかに微笑む一色を見て……ごくり、と息を呑んだ。
続く。
えーと、フィニッシュまで書いた所予想外に長くなったため、更に分けました。なんかすみません!八幡が3話に渡ってパンツを脱ぎっぱなしというシュールな状況に……。
パンツが履けないと嘆いている方には非常に申し訳なく思います。
いろはすはキス魔にしよう→思いの外ハマった!→キス魔ということで唇を使った行為全般に気合を入れよう→フェラシーンも気合を入れねば→長くね!? ってなりました。今までのどのエロシーンよりも長くなりました。恐るべしいろはす。
エロシーンは書いているだけで魂を吸われる感があるんですが、最近若干書き慣れてきました。慣れって大事ですね。
誕生日お祝いのコメントをたっくさん頂きました、ありがとうございます!!!超嬉しいです、頑張ります(^^)!!
そしてお気に入り3000件突破しましたーーーーーありがとうございます!!!
地道~に地道~にお気に入り件数が伸びて行きました。詳しくは小説情報のアクセス解析からどうぞ!w
土曜出勤が早めに終わって助かった……。
月曜まで休みなので、適宜書き進めておきたいと思います。はるのんもちびちび書いておきますが、前からの予告の通り連載開始はしばらく先になりますので、予めご了承ください。
返信する感想が121件たまってました!!w
簡単めな返信になりますがご了承くださいませ!
ゆきのんやガハマさんも連投してバランスを取ろうかなーと思いました。ううむ、悩み。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!