※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 抱きしめ合って、いろはの身体がすっかりリラックスしたことを確認すると、ゆっくりと離れた。

「あう……」

 いやいや、腕と胸を離しただけでそんな寂しそうにしないでくださいいろはさん。

「いろは……行くぞ」

 言うと、いろはの目が僅かに見開く。

「……はい」

 頷く顔には、覚悟の色がありつつも笑みが浮かんでいる。この笑みを、一刻も早く強がりじゃないものにしたい。

「力、抜くんだぞ」

「はい」

 いろはの髪をくしゃりと撫でて、再び、亀頭を秘裂に宛てがった。

 

       ×  ×  ×

 

 何故だろうか、直前まで興奮に興奮を重ねてぐっしょり濡れていたさっきと比べたら、直前まで会話をしていた今の方が乾いているかな……もう一度愛撫をした方が良いかな……と考えていたのだけれど。

 実際は、予想通りびしょびしょに濡れている訳では無かったにも関わらず、陰唇はつやつやと濡れ光っていて、亀頭が当たっている膣口はとても温かく、俺を柔らかく包み込もうとしている。なんというか、迎え入れる準備が出来ている――そう感じた。

「よし、行くぞ」

「はい……っ」

 いろはが深く息を吐いて、俺の背中を抱く。身体を密着させて、ゆっくりといろはの中に入っていく。

 くぷっ、と亀頭の半分程が埋まると、

「ひぁぁん……っ!」

 いろはの身体がびくりと跳ねて、その瞬間亀頭がきゅきゅきゅっと締め付けられる。

「だ、大丈夫か?」

 戸惑いながら聞くと、いろはは辛いというよりはどちらかと言うと恥ずかしそう。え、どうして?

「大丈夫です……むしろ気持ち良……なんでもないですっ」

「え、え、え?」

「良いからほらっ、続きです続きー!」

「あ、ああ」

 なんだか締まらないスタートになってしまった。しかしいろはが痛がるよりはよっぽど良いだろう。

「ふぁっ……?」

 なるべく痛くならないよう、いろはの胸をゆっくり揉みながら進めていく。

「うくぅっ、んはっ、くぅぅん……っ」

 亀頭が全部挿入って、更に進めていく。いろはは緊張する度にぷはっと息を吐いて弛緩させるのを繰り返していた。いろはの緊張と弛緩に伴って膣内も収縮が起きて、それだけでもう出してしまいそうになる。

 途中で、漠然と引っかかる感触がした。これがそうかと思い、いろはの目を見る。

「いろは。力、なるべく抜いてくれよ」

 いろはも感触で分かったのだろう。こくりと頷いて、

「せんぱい……キス、しながらでも良いですか?」

「もちろんだ」

 ゆっくり唇を重ねて、髪をくしゃりと撫でて、いろはの目を見る。うっすらと開いているつぶらな瞳を見つめて、目で合図を送った。

 ぐぐっ、と押していく。

「んぐぅっ……!」

 苦悶の声を漏らすいろはの顔を見て、泣きそうになってしまう。まだだ……まだ……っ。

 更に押し込んでいく間、耐えずいろはの髪を撫でて、目で「大丈夫だ」と伝える。いろはは涙目でこくこくと頷いた。

 そして――ある所でぐっと腰を押し出してつっかえを抜けると、不意に強烈な締め付けから解放されて、膣内がふわっと弛緩した。

「んむぅぅぅぅ……っ!」

 いろはが涙を流して、俺を抱きしめる力を強める。

 ぎゅっと抱きしめて唇を押し当てて、一度唇を離す。

「大丈夫か? しばらく動かずにいるから。頑張ったな」

 言って、いろはの髪を撫でて頬を擦る。

「あう……い、痛いよぉ……でも、わたし、頑張りましたよね? あうぅ……っ」

「……そうだな、頑張った。えらいぞ」

 涙目ながらもくしゃっとした笑みを浮かべて、でもやっぱり泣きそうな顔で俺の胸におでこをこすりつけるいろはが可愛すぎて……よく冷静に頭を撫でながら言葉を掛けられたもんだと、自分に感動すら覚えた。

「えへへぇ……もっとほめてほめて……」

「……よしよし、えらいえらい」

「はうぅ……」

 死ぬ。

 内心悶え転げまわりながら、努めて冷静に頭を撫でた。冷静に頭を撫でるってなんだよ。

 

       ×  ×  ×

 

 しばしムツゴロウタイム(よーしよしよし)が続いた後、いろはを撫でていた手を乳房に乗せる。

「もっと……楽にしてやるからな」

「あ、ふぁ……はっ、はい、んふぅ……っ」

 山場を越えて、すっかりリラックスしたのだろう。さっきと比べて反応も良い。

 ゆっくり揉んで、片方の突起をぱくりと咥えて、もう片方を指できゅっとつまむと――

「ひあぁぁんっ!」

 甘い声を出していろはが喘ぐ。それと同時に肉襞が心地良く締め付けてきて、心臓が高鳴る。

「だいぶほぐれてきたな。ゆっくり動くぞ」

「あっ、くふぅっ……はい」

 ゆっくりと最奥を目指して、胸への愛撫を忘れないようにしながら肉棒を推し進めていく。

「あぁっ、あっ、あっ、あっ……」

「……っ」

 いろはの表情が変わってきた。

 あどけなさの残る少女の顔が、見る見る女の顔になっていく。己の体内に埋まっていく熱く硬い棒を熱っぽい視線で見つめて、俺の背中を撫でる手の指も艶めかしく蠢いている。長い睫毛がまばたきで揺れる度に、その色っぽい表情に吸い込まれそうになる。

 ほぐしながら進めようと腰をじっくり回すように動くと、いろはがあごを上げた。

「あふぁっ! ……せ、せんぱい、なんか、これ、やばいです、どんどん変な感じがして……ひあぁぁ……っ」

 身体に汗を滲ませながら、いろはの瞳がどんどん艶っぽくなっていく。膣の収縮も徐々に多彩になってきて、様々な角度から肉棒を締め付けて、精液を搾り取ろうとしてくる。

 あまりの気持ち良さに動揺さえ覚えながら、肉棒を推し進めていくと――こつんと、何か当たるものを感じた。

「……一番奥まで……来た、のか?」

「……そう、みたい、ですね……」

 2人で確認すると、いろはがくすりと笑った。すっかり見慣れたいたずらっぽい笑みだ。え、なんで今――と思った瞬間、

「うおっ!?」

 首に腕を巻き付けてきて、ぐいっと引き寄せられた。いろはの身体に密着した状態で、いろはが耳に唇を押し当てる。吐息一つでぞくぞくと快感が湧いて、鈴口からぷくっと汁が出たのが分かった。

「せんぱい……」

 艶めかしい声音に、快感がどきどきが止まらない。

 

「せんぱいのおちんちん……わたしのいっちばん奥の、大事な所にキスしちゃってますよ……?」

 

 全身が、あまりの興奮にびりびりと痺れた。

 本能的に、腰を引いて亀頭が残っている程度まで一気に引き抜く。「ひぁっ!?」と喘ぐいろはの反応を気にする余裕も無いまま――一気に腰を打ち付けた。

「くひぃぃぃん……っ!」

 ぐぱんっという音と共に、いろはがおとがいを上げて仰け反る。

「あえっ、かはっ、あぁっ、あっ、あっ、あっ……」

 虚ろな瞳でひくひく震えるいろはを見て、はっと我に返る。

「あっ……いろは、ごめん。大丈夫か? ごめん……っ」

 あれだけ優しく優しくと気を付けていたのに……と猛省していると、頬に手が添えられた。

「大丈夫ですよ……今のはわたしが焚き付けちゃったわけですし。……えへへ、なんか、言いたくなっちゃったんです」

 にっこり微笑む姿は、相も変わらず素敵……いや、尚更素敵になっていた。

「……そっか。このいたずらっこめ」

「きゃー!」

 髪を両手でくしゃくしゃにすると、いろはは楽しそうに声を上げた。

「……続き、するぞ」

「はい……」

 髪をくしゃくしゃにしたことで、しっとりかいた汗も相俟ってどきりとするくらい色っぽい姿をしたいろはが、幸せそうにこくりと頷いた。

 

       ×  ×  ×

 

 いろはの膣内の感触を確かめるようにゆっくりと抜いていき、肉茎が抜ける直前まで引いたところで、またゆっくり押し込んでいく。少しでもリラックス出来るように、唇を重ねたり乳房をゆっくり揉んだりしていると……いろはの様子が目まぐるしく変わって行く。

「あっ、あぁっ、すご、抜けてく……あっ、ひぃんっ……」

「あくぅっ、せんぱいの太いの、入ってくる……ああ、ごりごりってする……ひぅぅ……」

「だめ、だめ、だめ、奥に何回も押し付けないで。ぐにぐにってしないで。なんか熱くなってきたよぉ……っ」

 己の感覚を猫撫で声で事細かに説明されて、それにより興奮が加速する。

 いろはの躰の内側が、どんどん熱くなっていく。

 徐々に分泌が増していく愛液により、肉茎がまるで煮え滾るシチューの中にいるような感覚になる。

 いろはの躰がほぐれて、俺を受け入れてくれるようになってくると、熱いだけでなく肉襞全体がざわめいてきた。穴の中に無数の小さな舌が蠢いていて、敏感な男性器官を寄ってたかって舐め回し、必要な汁を絞り出そうとしてくる。

 こんな快感を知ってしまって、俺はこの先大丈夫なのか。そんな、一種の恐怖さえも覚えながら抽送を繰り返していると、

「せんぱい……」

 いろはが熱っぽい視線を送り、甘える声で囁いてきた。

「どうした」

「その、もう、だいぶ慣れてきたから……動いてください。……せんぱい、ずっと我慢してますよね?」

「っ……。……あ、や、その……」

 ずばり言い当てられ、どきんと鼓動が高鳴る。

 俺が慌てて顔を熱くしているのを見て、いろはがにこやかに笑う。なんで女の子は笑い顔一つとってもこんなに多彩なんだろうかと思う。

「ふふ。……ここまでは、せんぱいにいーっぱい大事にしてもらいました。だから最後は思う存分、せんぱいが好きなようにして動いてください。……それで、一緒に……ね?」

 艶っぽさと優しさ、そしていたずらっぽさを宿した笑みを浮かべて、小首を傾げる。

「……っ」

 ああ、だめだ。

 こんな素敵な子から、こんなことを言われたら……もう。

「分かった。じゃあ思いっき」

「あ、そうだ」

「…………」

 ……人権……。

「せんぱいはおサルさんなので、きっと色んな、その、体位……って言うんですか? それをやりたいと思ってるんでしょうけども」

「おサルさんて言うな……」

 あとお前、絶対前から体位って言葉知ってたろ。

「その……この後でも、これからでも、せんぱいがしてみたいことは出来る限り全部応えますから。だから今は……最後まで、このままで良いですか?」

「え……や、このままなのは全然問題無いっていうか大歓迎なんだけど、え、本当に全部やってくれるの?」

 言うと、いろはが目をむいた。

「変態だー!」

「お前が言ったのに!?」

 もう、身体と身体が奥深くまで繋がった状態だというのに。

 俺といろはの関係は、いつも通りだった。

 

 

 

 続く。




今日は時間がとれなかった&このシーンは結構長くなりそうなので区切ります。中途半端ですみません。八幡の大噴火は明晩以降に。いろはす編はあと2~3連投するかと思います。本番に次ぐ本番。

めぐりんに浄化される方が多くて何よりですwエロに入ったらどんな阿鼻叫喚が聞けるのか……!

10分間の官能小説集で気に入った作家さんの他の本を読み始めました。うん、エロし。ちょっと今回の話でその表現を取り入れています。最近その辺を怠っていたので、またエロくすべく。

今はどのシーンもなるべく濃密に書くよう努めているんですが、ある程度書き慣れたら、濃密に描くシーンと割かしさらりと流すシーンを書き分けられるようになりたいなーと、官能小説を読んでいて思いました。じっくりやって行きます。

200話までもう少しだなーと思ってしみじみしてます。楽しみますー(^^)

気温が日に日に下がっていきますね。皆さん、ご自愛ください。
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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