「あーーー……んっ」
「くぁっ……」
亀頭をぱくりと咥え込まれて、たまらず声を漏らす。先輩が頬をすぼめている様はひどく淫猥で、見ているだけで背筋がちりちりと焼ける思いがする。めぐり先輩の口内の温もりに浸りながら、やってほしいことを少しずつ伝える。
「徐々に奥まで咥えながら、舌で亀頭――先っぽの赤い部分のことです。そこ、つついてください」
「んっ、んふぅっ? ちゅっ、ちゅぴっ、ちゅぷちゅぷ……」
「……うっ、くぅぁっ、やば、先輩、めっちゃ気持ち良いです……っ」
めぐり先輩の髪を撫でると、めぐり先輩が心の底から嬉しそうに目を細めた。
「それじゃ、舌でつつくのをやめないようにしながら、そう、唇で咥えて歯が当たらないようにして、徐々に奥に……うぁぁ……っ」
めぐり先輩が目で「こう?」と聞きながら、ゆっくりと深く咥え込んでゆく。止まることなく喉奥に達すると、喉奥に亀頭がこつこつと当たって、口内全体がきゅうっと締まって射精への欲求が一気に増した。
「あ、先輩、これもうやばいですっ……うぁっ!?」
めぐり先輩が、口をОの字にすぼめたまま口が肉棒から離れる寸前まで引いて、再びぐぽんと咥え込んできた。引き抜く際の唇によるしごき上げと、咥え込んだ際の口内全体の締め付けが連続して襲ってきて、下半身の決壊が一気に近付く。
「じゅっぷ、ぐぽっ、がっぽ、ぐぽっ、ぐぽっ、じゅるる、ぢゅるるる、ちゅぷぷぷぷ……っ」
「あっ、あっ、うっ、くぅっ、うおぉぉ……っ」
意識が刈り取られそうになる程の快感に脳を焼かれる。めぐり先輩を見ると、俺の腰に腕を回して抱きしめてながら一生懸命咥え込んでいて、決してその綺麗な唇を肉棒から離れようとしない。
「せ、先輩、先輩、俺、もう……っ」
懇願するように呟いて、足を先輩の背中に回してぐんと引き寄せる。その分だけめぐり先輩が更に深く肉棒を咥え込む形になり、苦しくないだろうか心配になる。しかしめぐり先輩は苦しいどころか、むしろ喜悦ととれる声を漏らした。
「んむぅぅぅ……っ、んっ、んふぅっ、ちゅっ、ちゅぷ、くぷぷ、ぐぷぷぷ、じゅるる、じゅっ、じゅぽっ、じゅぷぷぷ……」
「あっ、あっ、やばっ、先輩、もう、出ます、出ます、思いっきり出します……っ」
言って、先輩の両頬に手を添える。
「んふぅっ……?」
先輩がうっとりとした目で、疑問符を浮かべる。
「……あ……」
か細い声を漏らして、ふと気付く。
先輩は今はこうやって積極的に性的な奉仕をしてくれているけれど、本来はきっと、そういうものにほとんど触れていない気がする。そうでなければ図書館であんなリアクションはしなかっただろうし(もちろん、生で見ての驚きというのは大きいのだろうけれど)。
――ということは、今から何が起こるのか、めぐり先輩はちゃんと分かっていないんじゃないか……? 射精のことは知っていたとしても、恐らくこれから先輩の口を犯す精液の噴射の勢いは、尋常ならざるものになるはずだ。心の準備無しではとても耐えられないだろう。
「先輩、俺、今から――」
説明をしようとした、その矢先。
「んふぅ……っ」
――「今から『出します』」と捉えてしまったのだろうか。
めぐり先輩は、目を細めて小さく頷き、そこからずるりと肉棒を唇でしごきながら顔を引いていき、唇が雁首に引っかかったところで唇できゅっと一際強く締め付けて、一気に喉奥まで咥え込んできた。――喉奥まで咥えてなお、舌で亀頭をちろちろと舐りながら。
「あっ――」
視界が明滅して、マグマの奔流が制御しきれない勢いとなって下腹部からせり上がってくる。まだ伝えるべきことを伝えていないのに……崩壊の瞬間は、一切の我慢も及ばずに訪れて、粘度の高い液体が尿道を伝って、一気に噴き出した。
――ごぶっ、どぶっ、どぶどぶっ、ぶびゅるっ、びゅぶっ、びゅるるるる……っ。
「んふぅっ!? んんっ、おぐっ、んっく、ごくっ、おごっ、んぐぅっ、んくぅぅ……っ」
めぐり先輩が目を白黒させながら、喉奥に叩きつけられるゼリーの如き粘度の精液を必死で飲み込む。俺が足でめぐり先輩を拘束しているし、めぐり先輩自身も俺の背中に腕を回してぎゅぅっと抱きしめている為、飲み込む以外の対処の方法は無い。
「んっ、ごくっ、んふぅっ、んっく、ごく、ごきゅっ、んふぅっ、んむぅぅ……んむぅぅ、んふぅぅぅぅ…………んっ、んっく……………ぷはっ、はっ、はっ、はぁっ……」
「…………っ」
な、なんか。
なんだろう。
めぐり先輩……途中から、なんか美味しそうに飲み込んでなかったか? 気のせい? あれ?
めぐり先輩は最後まできっちり飲み込むと、口が本能的に動いたのか、唇をすぼめて残った白濁液を残さず吸い取った。背中をぶるりと震わせて、めぐり先輩が頬をすぼめた淫猥な絵面に見とれる。
「…………ぷはっ」
今度こそ口を離しためぐり先輩は、幸せそうに口をかぱっと縦に開けて舌を垂らし、まるで「わたし、全部飲んだよ」とアピールせんばかりに口の中を見せた。口の中は唾液と若干の白濁液が入り混じった粘度の高い液体で糸を引いていて、出したばかりだというのに全く勃起が収まらなくなってしまった。
「せ、先輩、大丈夫でしたか? 説明してなくてすいません……」
理由はどうであれ、めぐり先輩を驚かせてしまったことに変わりはない。
申し訳ないと思っていると、めぐり先輩が首をふるふると横に振った。
「大丈夫だよ、比企谷くん」
「あ、そ、そうですか。それなら良かった……」
「そ、それに……」
「? それに?」
許しを得た上に何の言葉が追加されるのか、不思議に思う。
めぐり先輩は頬をほんのり朱に染めながら、言うべきが否か迷っているのか視線をちらちらと俺に合わせては逸らしている。
「めぐり先輩?」
「え、えぇっと、その……」
もう一度目を逸らして、そして視線を俺に向けた。
「わ、わたし、この味、結構好き、かも……っ」
「え」
なんだって。
頭が真っ白になった。
「え、え、え? せ、先輩、今のはどういう……」
どきどきが止まらないままめぐり先輩に詰め寄ると、めぐり先輩は激しく目を泳がせてあわあわ慌て始めた。
「あ、べ、別に深い意味は無くてね? その、今まで口にしたことの無い味で、しょっぱいような苦いような感じがするんだけど……その、何て言うか、く、く、くせに……なり、そうで……」
「え、ほんとですか、え、え、え」
「も、もう! この話はおしまい!」
全力で追求すると、めぐり先輩は顔を真っ赤にしながらぷいと顔を背けてしまった。背けたところで顔は股座にあるのでとてもシュール。
――ここで、不意に少しだけいじめたくなった。
「先輩。そうは言っても、俺のここ、まだぐしょぐしょですよ」
「え? ……あ……」
先輩の視線を肉棒に向けさせる。先輩が吸い取りながら口を離したとはいえ、まだ先輩の唾液や白濁液がところどころに散見される。
「……ちゃんと、綺麗にしてください」
言って、めぐり先輩の頭を掴んでゆっくりと引き寄せる。
「あっ、やっ、だめ、また舐めたりなんかしたら、わたし、わたし……っ」
言葉ではそんなことを言いながらも、めぐり先輩の目には確かに情欲の炎が点っていて。たまらないギャップにごくりと喉を鳴らして、ここから再び訪れる悦楽の時間に心を躍らせた。
続く。
めぐりんでした。まさかのこのシーンがまだ終わらないという。
各ヒロインを書いていて、「こういう面があると良いなー」というくだりを書く時、予め考えていたり書きながら思い付いてそのまま採用したりといったパターンがあります。今回のめぐりんの味覚的なくだりは後者の突発的なパターンの方でした。髪撫でに弱い&味覚がまさかのアレ好き。
最近PCで見ても目次のスクロールに時間かかるなーと思ってたら、今回で223話目なんですね。前回がゾロ目という。始めた時こんな事になるなんて想像もつかなかったです。これ言うの何回目だよって話ですけど。皆さんに感想や評価のおかげです。ありがとうございます。
めぐりんはこの後またしばらーーーく続くんですが、はるのんはめぐりんに比べるとそんなに長くならなそうです。微エロ~エロ率が異常なもので。今考えるとはるのんはアフターの方が八幡との日常を書きやすそうなので、本編終了後もご期待ください。予めにも程がある話ですが!
本を読む時の集中力を1・5~2倍くらいにしないと、一向に読みたい本が読み終わらないです。参った参った。
最近性的描写が一辺倒になっているので(水準は上がったかもですが)、色んな本を読んでまたもう一段階濃厚にします。
あ、今更ですが。
今週のジャンプの読み切りの井谷賢太郎先生の「たくあんとバツの日常閻魔帳」がめっちゃツボでした。シリアスとギャグの振り幅が効いてるし、何よりバツが超可愛いっすわ何なんですかもう。連載してほしいなぁ……。
ああいう可愛い感じを文で表せるように、引き続き頑張ります。
平日最後の1日も頑張りましょう。
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!