俺の腕に包まれてもじもじと身体をくねらせるめぐり先輩。
うなじから香る匂いは時間の経過と共に甘ったるさを増して、匂いを嗅いだだけでその心地良さに陶然としてしまう。
めぐり先輩の一番大事な所に触れよう――と思った時、ふと気付いたことがあった。
「あー……先輩、先にこっち良いですか」
「え……ひゃんっ!?」
めぐり先輩に質問はしながらも返答を待つことなく、ワンピースのボタンを更に開ける。
――先に、めぐり先輩の上の下着を見ときたいよね、うん。
ここまで来た所で、自分の中で守りたい順番がある事に気付いた。
ボタンを外して手で広げてやると……めぐり先輩の下着が姿を現した。
純白に白のフリルが付いた下着はとても可愛らしくて、それでいてめぐり先輩の白い肌は興奮で桜色に紅潮していて、そのコントラストに思わず息を呑んだ。
「うぅ……っ」
めぐり先輩はよほど恥ずかしいのか、俺から顔を背けて横を向いてぷるぷると震えている。
ちゅっ、とめぐり先輩のうなじに吸い付いて、それと同時に指を純白の丘に沈み込ませると、めぐり先輩がびくりと身体を戦慄かせた。
舌先でうなじをなぞり、音を立てて吸い付き、乳房の頂をそれぞれの手の中指でくにゅくにゅと押し込む。
「あぁぁぁ……っ、あっ、やっ、んくぅぅぅ……ひんっ、ひぁっ、あっ、あぁっ、あぁぁ……っ」
恥ずかしさの中にも確かな官能の色を帯びた声を漏らして、めぐり先輩が愛撫に合わせて悩ましく身体をくねらせる。
ふと、めぐり先輩が再び前を向いた。そして小さく震えながら、婀娜っぽい流し目を送る。どうしたのかと思ったのだけど、その視線の動きから何がお望みかに気付いて思わずにやけそうになった。
つぷり、と。
めぐり先輩の耳の中に舌を挿し込むと、めぐり先輩はくひんっと短く声を上げてびくりと震えた。双丘を両手いっぱいで包み込んで更に強く揉みしだく。
スポンジの泡を出す時のように10本の指で同時に握り込み、時にはウェーブするように揉み込み、生地越しにはっきりと感じる双丘の頂を中指と親指で摘まみ、徹底的に柔肉を味わう。
「はぁぁぁぁぁ……っ」
耳への責めも相俟って、めぐり先輩の嬌声がとろとろに蕩けたものに変わる。
思考を溶かす快感の逃がし方を必死で探っているのか、手は所在無さげに俺の太ももを撫でていて、内ももは艶めかしくすり合わせている。
耳から舌を離してめぐり先輩の横顔を見ると、目はすっかり虚ろになっていて――完全な無抵抗状態になっていた。
――そろそろ、良いかな。
上を責めるのはここまで。後は……。
左手はめぐり先輩の柔肉を味わったまま、右手だけ手を離す。
「……っ?」
何故右手が離れたのかと、めぐり先輩が甘える目つきでこちらを見た瞬間――一息に白のワンピースをめくり上げ、下腹部に手を滑り込ませた。
中指の腹でショーツの中心部を押し込むと……熱くとろとろに濡れた感触があった。
「~~~~っ!? んふぁぁぁぁ……っ!」
めぐり先輩が一際大きく身をよじらせ、不意に襲った快楽の大波に悶える。
――恐らく、めぐり先輩の局部はある程度は濡れているだろう、これくらい感じてくれてるんだし……と思って触ったのだけど、実際はその予想を遥かに超える事態になっていた。
ショーツは温めたローションに浸したのかと思うくらいに熱くいやらしい水気を含んでいて、クレバスに沿って中指を前後に動かすと、ぐちゅぐちゅと淫猥な音を奏でた。
「はっ、はぁんっ、だっ、だめっ、これ以上……んはぁっ!」
めぐり先輩は首をふるふると振って懇願するような目で俺を見てきたけれど、中指を膣口に生地越しに沈み込ませると、身体を跳ね上げて背中を反らせた。
めぐり先輩のうなじを見ると桃色に紅潮した肌はじっとりと汗ばんでいて、白のワンピースが肌にぺたりと貼り付いていた。
扇情的な肢体にごくりと息を呑んで、乳房と淫裂を嬲る指の動きを激しくする。
「あっ、んっく、ひんっ、はぁぁっ、ひ、比企谷、くん……っ、だめ、だめだった……らぁ……っ!」
腕の中でびくびくと身体を跳ねて喘いでいたが、ふと、後ろに体重を預けていた状態から身体を起こした。
何をしようとしているのかと様子を見てみると、どうやら立ち上がって逃げようとしているようだった。
……そんなこと、させる訳が無いのに。
「先輩。何逃げようとしてるんですか」
めぐり先輩の羞恥を煽りたい、且つ目の前の柔らかな牝の象徴を生で見たい――そんな意思から、耳元で囁いてめぐり先輩の動きを一瞬止めて、その隙にブラのホックを外した。
フロントホックのタイプにしていたのは、経験の無い俺でも外しやすいようにしていたのだろうか……なんてことを呑気に思いながら。
「ひゃあああぁぁんっ!?」
俺が生の柔肉を拝むよりも早く、めぐり先輩が身体を丸め込んで隠してしまう。
……途中から、明らかにめぐり先輩をいじめる方向に進んで行ってるなとは思ったけど……めぐり先輩は恥ずかしがるだけでまるでいやがっていないから良しとする。
めぐり先輩のお腹を抱きかかえて身体を起こして互いの背筋が真っ直ぐ伸びた状態にすると、胸の部分を手で隠しながら顔を真っ赤にしてやんやんと首を振った。
……恥ずかしがるだけで、まるでいやがっていない……よな? うん。きっと大丈夫。きっと大丈……夫?
こんな不安を抱えながらも、手は自然と動いて、ワンピースの前を留めているボタンを全て外す。
「ひゃうぅぅぅ……っ」
もう限界に達しているのではと思うくらい真っ赤になっているめぐり先輩の手をどかして……一切隠す物が無くなった柔乳に見惚れる。
程好い大きさに、柔らかな肉付き。ぴんと張り詰めた乳頭はひくひくと震えていて、その先端を摘まむ者を待ち望んでいるようだ。
「……綺麗、です」
お世辞でも何でもなく、自然と言葉が零れ落ちる。
めぐり先輩は見られることは諦めたのか両手で顔を隠していたけれど、俺の言葉を聞いてそろそろと両頬に手をずらして、涙目で俺を覗き込んだ。
「……ほんとう?」
ちょっと可愛すぎて動悸がしたけど、何とか平静を装う。
「……本当です。何かもうちょい気の利いた言い方が出来れば良いんですけど……本当に、綺麗だな、って」
たどたどしく伝えると、めぐり先輩は再び手で顔を覆ってやんやんと首を振り、その動きを止めるとちらりと覗きこんできた。
「その……あり、が、とう……。……嬉しい、な……」
「……っ」
っだあぁぁぁあぁああぁぁぁぁぁぁ!
自慢してぇ!
周りに自慢してぇよぉ!
何この可愛い人!?
はぁん!?
はぁん!?
はぁん!?
ふぅ。
内心だんじり祭りばりの盛り上がりを見せて、何とか落ち着いた。
「……じゃあ、触ります。先輩の表情見たいんで、その手は取ってください」
「それは……だめぇ……っ」
言うと、めぐり先輩がまたまた手で顔を覆ってやんやんと首を振った。そろそろ死にそうなんだけど。
首を振った拍子に顔におさげがぺちぺち当たりますし。可愛いから良いんですけどね。
「先輩が手をどかしてくれないと……」
「……っ」
優しく耳元で囁いて、めぐり先輩のお腹をゆっくりと擦る。
「……何するかわからないですよ?」
「……っ」
こきゅっという音がして、めぐり先輩の喉が動いた。
しばし待つと、めぐり先輩の手がゆっくりとどけられる。
「……優しく、して……っ? さっきまでしてくれてたみたいに……ねっ?」
「……っ」
カウンターが凶悪すぎる。
ぶんぶんぶんと首を上下に激しく振ると、めぐり先輩が頬を朱に染めながらくすりと笑った。その微笑みに安らぎを覚えながら、視線をめぐり先輩の胸元に動かす。
「……それじゃ、いただきます」
「……その言い方、何かえっちだよ……? ……あ」
「え」
「何でもない、何でもないからっ」
こういうことを言うのにまだ抵抗があったようで、自分から言ったにも関わらず会話が切られた。切り方もやたらめったら可愛いから良しとする。
会話が長かったからか、めぐり先輩が一瞬ぶるりと震えた。
いけないいけない、早く温めないと。
……優しく、徹底的に。
続く。
めぐりんでした。
42話という未知の領域。
何とはなしに書いていても、めぐりんは癒し成分が混ざるから不思議です。
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!