※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

204 / 700
(49)

 めぐり先輩の乳頭を押し込む人差し指に、ぎちりと力を込める。そしてそのまま、指の腹で生地の上から乳頭を強く擦り立てると、

 

「んくぅぅぅぅ……っ!?」

 

 めぐり先輩が、口を自分で塞いだまま縮こまった。しかし縮こまった所で俺の手は乳房を丸々包み込んでいるから、却って身体の密着度を高めるだけだ。

 足を回り込ませてめぐり先輩の尻を挟み、股座に座らせているような状態を作る。ぴんと張り詰めた乳頭はしごきやすく、どこまでの劣情を煽る。

 こりこり、こしゅこしゅ、ごしごし、ぎゅっぎゅっ……。

 

「んふぅぅぅぅ……っ、んふぅぅぅぅ……っ」

 

 めぐり先輩は目を虚ろにさせながら、乳頭への刺激に幾度と無く身体を震わせる。

 その手には、めぐり先輩の口から零れでた唾液が伝っている。

 けれど。

 

「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」

 

 気付けば、俺の息が荒い。めぐり先輩が相当追い詰められているのと同様に、俺も相当きていた。身体が密着しているめぐり先輩は牝の匂いをもわもわと放っていて、その香りに誘われるように、むっちりとした尻に開いたチャックから突き出した肉鉾をぐいぐいと押し付けている。

 まるで、盛った獣のようだ。

 尚も執拗に愛撫を続けていると、めぐり先輩が首をぶるぶると振った。

 

「……イきそうですか?」

 

 この部屋で、身体の接触を始めてから、初めてまともに口にした言葉。めぐり先輩が、小さく喉を鳴らす音が聞こえる。口を塞いだままが振り向いて俺を見つめる瞳には泣きそうな、懇願するような色が見える。

 きっと、色んな感情が含まれているんだろう。

 興奮、不安、期待、劣情、羞恥、依存、愛情。

 それらを全て汲み取るなんてことは、例えめぐり先輩が一から十まで説明してくれたとしても、理解出来るものではない。するものでもない。

 だから、俺は自分で判断する。

 めぐり先輩の、訴えかけるような、この瞳の意味を。

 ――再び、めぐり先輩の発情した二つの豆を人差し指で擦り立てる。

 

「ひぐっ……んんんんんん……っ!」

 

 めぐり先輩が必死で声を抑える。

 けれど、いやがらない。

 たまらない幸福感が押し寄せてきて、指の動きを加速する。

 

「んんんんんん……っ、んんんんん……っ!」

 

 漏れる吐息が荒くなり、目の前の女性に限界が訪れそうなのだと気付く。

 ――ぎゅっ、と。

 人差し指と親指で、二つの豆を強く摘まむと、めぐり先輩はおとがいを上げて天井を見上げた。

 

「んんんんんんんんんんん……っ!!」

 

 足を投げ出して、まるで足全体に一本の棒が通ったかのようにぴんと張り詰めさせて、激しく痙攣を起こした。

 

「……う……わ……っ」

 

 感嘆のため息が漏れる。

 俺の腕の中でくにゃりと脱力して、めぐり先輩が息を荒げている。目はとろんとして焦点が定まっておらず、口も半開きになっている。断続的に戦慄く身体は、絶頂を迎えたことを確かに伝えてくれていた。

 めぐり先輩の肩に顎を乗せて、薄く色づいた小さな谷間を見つめる。そろりと手を伸ばしてファスナーに指を掛けると、めぐり先輩がぴくっと震えた。

 ちぃぃぃぃ……。

 敢えて牛歩のようにゆっくりとファスナーを下ろして、めぐり先輩の反応を窺う。震えながらも俺の手を見つめるあどけない顔に、ふつふつと愛おしさが湧く。

 へそまで下ろしたところで、そこに両手を添えてゆっくりと上げていき、めぐり先輩の胸元を晒していく。

 

「……っ」

 

 泣きそうな顔で俺を見ながら、めぐり先輩が震える。

 お椀を伏せたような可愛らしい二つの盛り上がりが顔を出し、改めて見惚れる。

 

「……綺麗です」

「……っ、あ、う、ありがと……っ」

 

 こんな状況でも可愛らしい返しをしてくれるめぐり先輩に、益々魅せられながら。

 

「今度は、口を塞がないでくださいね。声、聞きたいんで」

「……っ」

 

 どんな羞恥の表情を浮かべてくれるのかと期待しながら、双丘を柔らかく包み込む。ふにゅんと指が沈み込むと、手の平全体に桜色の肌がもっちりと吸い付いた。まるでめぐり先輩の身体が俺を迎え入れてくれているかのようだ。

 

「あふぅぅ……っ、んはぁぁぁぁ……っ」

 

 めぐり先輩の声に徐々に吐息が混ざり、艶を帯びていく。もっと声を聞きたい一心で、さくらんぼのような乳頭を人差し指と中指で強く摘まむ。

 

「んはぁぁぁぁぁっ!」

 

 我慢出来なかったのか、めぐり先輩が口を大きく開けて喘ぐ。自分の行動に気付いて顔を真っ赤にして口を引き結ぶが、もう止めることは出来ない。リズム良く乳首をしごき上げて、絶頂へと追いやる。ごしゅごしゅと擦る度に、めぐり先輩の身体が腕の中でがくがくと動く。

 

「くふぅぅ……ひぃぃぃぃん……っ」

 

 涙をぽろぽろと流しながら、口を必死で引き結ぶ。だがとうとう耐えられなくなったのか、めぐり先輩は口に両手を伸ばした。その手を掴み、囁きかける。

 

「だめですよ、先輩。ちゃんと声を聞かせてくれないと。……気持ち、良いんですよね?」

「……~~~~っ」

 

 めぐり先輩が首まで真っ赤になって俯く。俺はめぐり先輩から手を離し、代わりに二の腕を掴んだ。手を滑らせて肘まで下りた所で、両腕を固定したままめぐり先輩への愛撫を再開する。いきなり乳首を摘まんでしごき上げると、めぐり先輩がかはっと息を吐き出した。

 強く摘まんで、正面から押し潰すように圧迫して、二本の指で挟んでしごき上げる。

 繰り返し訪れる快感と羞恥の波に、めぐり先輩の心と身体が爆ぜた。

 

「うぅぅぅ……うぅぅぅ……んはぁぁっ! だめ、だめ、だめ、イっちゃう、イっちゃうよぉっ、比企谷くん、許して、許して、お願い……ひぃんっ!」

「……っ」

 

 声を我慢するのを止めて、涙をぽろぽろと流しながら身体を捩るめぐり先輩。拘束された中で身体を振って懇願する様子はあまりに扇情的で、とても止められるものではない。

 右手を、へそまで開いたファスナーに伸ばす。今度は一気に下まで引き下ろすと、めぐり先輩の艶めかしい身体が露になった。部屋を満たす牝の香りに股間を疼かせながら、足の付け根に手を伸ばす。フリルの付いた可愛らしいショーツに指の腹を付けると、ぐしょりとした湿り気を感じた。

 

「下着も可愛いし、もうぐっしょぐしょだし……先輩、止められる訳ないですよ、こんなの」

「やぁぁぁ……っ」

 

 めぐり先輩が首をふるふると振る。益々愛おしく思いながら、ショーツの中心の筋に指を食い込ませる。力を僅かに込めながらなぞっていくと、ある場所でぐぷっと指が呑み込まれた。

 

「はぁぁぁんっ!」

 

 めぐり先輩が狂ったように身を捩る。ショーツごと膣の中に食い込んだ指に、大量に滲み出てきた愛液が染み込んでゆく。二度三度と指を食い込ませると、それに応じてとぷとぷと淫液が止めどなく湧き出てくる。

 

「も、もう……ほんとに、だめ……お願い、お願いだからぁ……っ」

 

 めぐり先輩は涙を零しながら、振り向いて俺にキスをしてきた。ちゅっ、ちゅっ、と啄むような口付けをして、「……ね?」と綺麗な瞳で訴えかけてくる。

 

「そうですね、めぐり先輩の願い通り、ちゃんとイかせてあげますよ」

「っ!? ち、ちが……んはぁぁぁぁぁっ!?」

 

 ショーツの中に手を滑り込ませて中指をずるりと膣に挿入すると、めぐり先輩の嬌声が更に艶を帯びて甲高くなった。直接膣の中の湖に浸かると、愛液の熱さに驚く。ぐっちゅぐっちゅとなるべくいやらしく音を立てながら、指を折り曲げてめぐり先輩の反応が大きい部位を指の腹で抉る。

 

「はぁぁぁぁ……っ! だめ、ちがうの、そうじゃないのぉ……はぁぁぁんっ!」

「うお……っ!?」

 

 快楽中枢を絶えず刺激され耐え切れなくなったのか、めぐり先輩がよろけて後ろに倒れ込んできた。慌てて膣から指を抜いて、衝撃に備える。ゆっくりと倒れたからほとんど痛くはないが、それでも背中にはどすんと鈍い衝撃が走った。

 

「あ……ご、ごめん。比企谷くん、大丈夫?」

 

 めぐり先輩は仰向けで俺に重なったまま心配してくれた。俺の腕がしっかりとめぐり先輩を抱きかかえているから、身体を動かせないようだ。

 

「ありがとうございます、大丈夫です。……こんなになるくらい、感じてくれてるんですね」

 

 密かにパンツを引き下ろし、めぐり先輩の足の間にぶるりと肉棒を晒す。

 

「ひぁ……っ」

 

 内ももに触れる熱い感触に気付いて視線を下に向けると、めぐり先輩が艶っぽい声を漏らした。俺が何も言わないうちに、両手をそろりと伸ばしてさわさわと肉槍を撫で始める。

 

「くぁ……っ、そのまま、触っててください」

「え……ひぅぅぅっ!」

 

 ぐしょぐしょのショーツの中に手を割り込ませ、今度は中指と薬指を同時に挿入する。左手は色付いた乳房を揉みしだき、ぴんと張り詰めた乳首をしごき上げる。

 

「はぁぁんっ! やっ、んくぅっ! こんなの、こんなの、だめぇぇぇ……っ!」

 

 身体を弓なりに反らせて痙攣しながらも、俺の肉棒に這わせる指の動きは止まらない。雁首に指を沿わせて回すように撫でこすりながら、竿をごしゅごしゅとしごき立てる。こんな状況でも牡を射精に導く動きが出来るのは、牝の本能が故なのか。

 

「うぅぅぅ……もう、だめ、だめだめだめ、ほんとに、イク、イク、イク……っ!」

「良いですよ。イってください。思いっきりイってください」

 

 さっきよりも身体の震えを我慢する素振りがはっきりと見てとれて、まるで活火山の噴火前のような熱量を感じる。肉襞を掻き回す指の動きを強くして速め、乳首をぎちぎちと摘まむ。

 

「ひぐぅぅぅ……イク、イク、イっちゃうよぉ……イっちゃうよぉ……っ、……いっ」

 

 めぐり先輩の震えが止まり、身体がくっと丸まった、次の瞬間。

 

「あぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁああぁぁぁっっっっっ!!」

 

 仰け反って、めぐり先輩とは思えない程の獣のような激しい喘ぎ声を上げると、俺の手首に熱い飛沫が大量にかかった。物凄い勢いで放出される液は、俺の手首から跳ねてカーペットに雨のごとく降り注ぐ。

 

「はひっ、ひぃんっ、ひっく、あぁ、あぁぁぁ……っ」

 

 めぐり先輩のお腹を抱きしめると、目を腕で覆ってひたすら息を荒げていた。嗚咽を漏らすような声に、どこか喜悦の色が混じっている。身体から発せられる媚香は増すばかりだ。

 左手でめぐり先輩の頭をくしゃくしゃと撫でていると、めぐり先輩が起き上がって身体を反転させ、覆いかぶさってきた。

 

「んむ……っ?」

 

 身体に心地良い圧力がかかると同時に、唇が塞がれる。それはじゃれつくような、甘えるような口付けで。舌が滑り込んでくると、親愛の情を示すかのように舌を絡めてくる。

 

「はむぅんっ……んんっ、んふぅんっ、はむっ、ちゅぷ、ちゅぴ、ちゅろろ……っ」

 

 まだ絶頂の余韻が残っているのか、時折ぴくんぴくんと震えながらも、舌のまぐわいをやめない。唾液がとろとろと流し込まれ、与えられるがままに呑み込むと、発情した女性の甘い味がした。

 

「……ぷはっ。比企谷くんの……ばか……っ」

「……すいません」

 

 言葉とは裏腹に、その表情も口調もまるで怒っていなくて。

 優しく叱る姿に、また愛おしさが湧く。

 めぐり先輩の視線が、俺の上を通り過ぎてある場所へ向く。

 見上げると、そこにはベッドがあった。

 どくんと鼓動が跳ね上がり、めぐり先輩をじっと見つめる。俺の視線に気付いためぐり先輩が、にっこりと微笑んだ。

 

「……行こっか」

「……はい」

 

 ほんの一言ずつ、短い言葉を交わして。

 もう一度、めぐり先輩が身体を重ねてくる。

 柔らかな唇と身体を堪能すると、ゆっくりと起き上がった。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 めぐりんでした。やっとこさ、です。
 めぐりんが49話、この作品全体で299話に到達しました。あわわわわ。

 それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
 今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。