※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 ぎりぎりハッピーバースデー!


(51)

「んむっ……」

 

 めぐり先輩と身体を重ねて抱きしめ合い、ゆっくりと唇を交わらせる。淫熱を抱えた肢体に触れることで、一度引いた官能が再び湧き上がる。めぐり先輩が俺の背中を撫でさする動きが艶めかしくて、ぞくぞくとしたものが身体を駆け回る。お返しに髪を撫でてやると、可愛らしい目がとろんと細められた。

 

「……ぷはっ、……はぁっ、あっ、あぅ……っ、比企谷くん、もっと、撫でて?」

「……っ」

 

 甘える声で囁いたかと思うと、俺を抱きしめて唇を押し付けてきた。口腔粘膜を舐って俺の唾液を掬い上げて、こくりこくりと喉を鳴らして呑み込む様は、思わず目を見張る程に艶やかで美しい。気付けば、肉棒はぎちぎちに反り返ってめぐり先輩のお腹に押し付けられていた。

 お望み通り、めぐり先輩の髪を撫でることにする。今度は両手で丹念に、くまなく。

 

「んふぁぁぁ……あふぅんっ、んふぅぅぅ……っ」

 

 後頭部を舐めるように撫で回し、時折耳をさわさわとさすると、めぐり先輩から漏れる甘美な喘ぎ声が頭蓋に直接響いた。

 

「んむ……っ?」

 

 肉棒の裏筋に予期せぬ快感が走り、疑問の声が出る。

 

「んふぅぅ……んむふぁぁ……っ」

 

 よほど発情しているのか、気付けばめぐり先輩が俺を強く抱きしめながら、背筋を曲げ伸ばしして俺の肉棒をお腹や陰部でこすっていた。楚々として生えた恥毛が裏筋をざわざわと撫でて、その度に快楽中枢を刺激されて身体がびくりと跳ねる。

 

「んふぁぁ……あっ、だめ、まだ、もっと……っ」

 

 たまりかねて唇を離すが、めぐり先輩は物足りなそうな顔をして、更に腰の動きを速めてしまう。このままされるがままになっていては、めぐり先輩の綺麗な肌にいともあっさりと白濁を塗りたくることになってしまう。

 

「先輩、すごいですね。こんなにエロくなるなんて」

 

 宥めるように髪を撫でながら、さりげなく羞恥を煽る。今までであればこれで急に恥ずかしくなってやめてしまうんだけど……。

 めぐり先輩は俺の言葉を聞いて、蕩けた表情のまま首をくりんと傾げた。

 

「そう……なの? わたし、そんなにエッチだったかな……?」

「え……うおっ!?」

 

 予期せぬ返しに戸惑っていると、下腹部に押し寄せる快感が急に増して変な声が出た。見ると、めぐり先輩の腰の動きが大きくなって、下腹部をぐいぐいと押し付けるようにくねらせている。

 

「ちょ、先輩、これは流石に……んむっ!?」

 

 唇を奪われ、舌を挿し込まれ、口内と一緒に思考まで掻き回される。既に腰は不規則に痙攣していて、限界一歩手前だ。

 

「……ぷはっ。比企谷くん、わたし、エッチなのかな? それに比企谷くん、さっきからずっと苦しそうだよ? どうしたのかな? 比企谷くん、こういうのはきらい?」

「~~~~~~~~っ」

 

 ベッドの上に広がった髪が、まるで俺を幻惑しているように見える。この人、どこまで素で言ってんだ?

 尚も腰の動きを止めずに、めぐり先輩が淫猥に目を細める。

 

「わたしは比企谷くんとこういうことをしたいな。ねえ、だめ? ねえ……っ」

「うぐぅぅぅ……っ」

 

 くにゅくにゅとした牝襞が裏筋に絡み付き、時折亀頭とキスをする。絶えず送られてくる悩ましい快感が、じっくりと理性を焼き焦がしていく。こすれるときの水音が大きくなっているのは、彼女自身の官能も高まっていることを示していた。ねっとりと濡れた感触と共に、鼻腔を擽る淫猥な匂いが立ち込めている。

 ……もう、限界だ。

 

「先輩……っ」

「んふぅぅ……ひゃぁんっ!?」

 

 めぐり先輩が甲高い声を上げて、腰の動きをぴたりと止める。

 俺は腰を僅かに引いて、めぐり先輩の膣口に肉棒を押し当てていた。どちらかが腰を押し出せば、簡単に繋がってしまう状態になっている。

 めぐり先輩の淫裂はひくひくと蠢いていて、僅かに侵入しかけている亀頭に、肉襞が物欲しそうにキスをしてくる。

 

「先輩……」

「……っ」

 

 真剣な目で見つめると、めぐり先輩がこきゅっと小さく息を呑んだ。

 

「俺、もう……挿れたいです」

 

 めぐり先輩の目が大きく見開かれると同時に、膣口が収縮して鈴口に吸い付いてきた。僅かな結合部分からでも精を搾り取ろうとするように、肉襞が妖しく蠢く。挿れたら一体どれだけの快感が待ち受けているのか、まるで想像がつかない。

 

「良いですか? 俺もう我慢出来ないで――」

「わたしは」

「……え?」

 

 俺の言葉を、めぐり先輩がはっきりとした口調で遮った。そしてすぐに穏やかな表情に戻ると、にっこり微笑む。

 

 

「比企谷くんが、好きです」

 

 

「……っ」

 

 ……こ、こ……。

 ……この、タイミングで……っ?

 心臓がどくんと大きく脈打って、全力疾走を始めたかのように高速で、痛い程に躍動し始める。

 

「比企谷くんは?」

 

 当然来るであろう流れに、妙な汗が滲み出る。

 

「……言ってくれないの?」

 

 ああもう、何でこんな泣きそうな顔で言うのか。言うよ、言いますよ!

 

「……好き、です」

「牛乳が?」

「なんで!?」

「だって、何が好きなのか、誰が好きなのか、具体的に言ってないもーん」

 

 いたずらっぽく微笑んで、めぐり先輩がくすくすと笑う。ここに来て新たな魅力発見とかなんなんだよもう可愛すぎて死んでしまいそう。

 

「うぐ……せ、先輩が、好きです」

「先輩って呼び方をする人って、世の中にいっぱいいるよね?」

 

 逃がしてくれない……。

 

「俺にとって先輩は先輩一人です」

「それは今後社会を生きていく上でどうなの……」

 

 本気で心配された。

 

「うぅ……うおっ!?」

 

 不意に、めぐり先輩が俺を抱き寄せて、おでこ同士をこつんとぶつけた。

 

「……言ってくれないの?」

 

 困ったように眉根を寄せて、甘ったるい声で囁く。続けざまにちゅっと軽く口付けを……一度、二度……三度。もうノックアウト寸前だ。

 ああもう、死ぬ程恥ずかしい。

 恥ずかしいけど。

 こほんと咳払いをして、一瞬だけ目をぎゅっと瞑り、ばっちり開いてめぐり先輩を見つめる。覚悟を決めると、意外と何とかなる気がした。

 

 

「……俺は、めぐり先輩が、好きです」

 

 

 ……言えた。

 言えたけど。

 何とか口に出して言うことが出来たけど。

 ああもう恥ずかしい、超恥ずかしい!

 穴があったら心が落ち着くまでそこでがっつり暮らしたい……なんて思っていると。

 

「……あれ?」

 

 めぐり先輩が、何故か両手で顔を覆っている。なんで?

 

「あのぉ……めぐり先輩?」

 

 恐る恐る声を掛けてみると、めぐり先輩が顔を隠したままやんやんと首を振った。

 

「……いざ、言われてみたら、ちょっと嬉し過ぎて……」

「……そ、そうっすか……」

 

 恥ずかしさが倍増した。

 

「あと、恥ずかしくて……」

「奇遇ですね」

 

 お互い死にそうになっている。

 めぐり先輩が手の隙間を開けて、ちらりと覗きこんできた。森のリスみたいな愛くるしさだなぁ。

 

「……よ、よろしくお願い、します……。優しくしてね……?」

「は、はいっ。こちらこそ、よろしく、お願い、します……」

 

 最後の方は消え入るような声になっていた。

 めぐり先輩の顔は真っ赤だ。俺もすげぇ顔が熱い。きっと真っ赤なんだろう。

 しかし、本番はここからだ。

 ちょっとやりとりが長くなったので、まずはめぐり先輩の大事な所をもう一度きちんと刺激しておこう――と思って、ベッドに手を置いて、ゆっくりと腰を滑らせて淫裂を裏筋で刺激すると。

 

「んはぁぁぁん……っ、ひぁぁんっ、んくぅぅぅ……っ」

「……っ」

 

 めぐり先輩の秘裂はとろとろのままで、こすり合うといやらしい水音と共に艶やかな淫声が漏れた。シーツをきゅっと握って喘ぐ様は、ずっと見ていたくなるほど淫靡だ。

 髪を撫でながら、頬を赤らめためぐり先輩をじっと見つめる。

 

「めぐり先輩……すげぇ濡れてますよ」

「やぁぁ……言わないでぇ……っ」

 

 また、羞恥心が戻ったらしい。めぐり先輩は俺を抱きしめると、首をぶんぶんと振った。目にはうっすらと涙が滲んでいて、庇護欲と嗜虐心という相反した感情が湧き出てくる。

 

「もう、大丈夫。わたし、大丈夫だから。もう、挿れて? 比企谷くんと、したいの……っ」

「……っ、はい、じゃ、挿れますよ……っ」

 

 あまりに可愛いめぐり先輩のおねだりに、腰が自然と進んでいく。

 ――ぬぷっ。

 溝をなぞるだけだった今までとは、明らかに異なる熱さが肉先を包んだ、その瞬間。

 

「あふぅあぁぁぁ……っ!」

 

 めぐり先輩がおとがいを上げて、甲高い牝の声を上げた。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 めぐりんの誕生日ということで。前日にめぐりん編を投稿して、今日になってTwitterでめぐりん誕生日おめでとうツイートが乱立して「!?」となりました。滑り込みセーフ。
 めぐりん編もいよいよあと数話です。どうぞ最後までお楽しみくださいませ(^^)

 リクエストを活動報告で受け付けています。その1のコメントが100件を超えたので、現在その2で受け付けています。どうぞ自由にお書きください(^^)!

 何度目の宣伝か分かりませんが、Twitterをやっています。
 takahashi_toru_
 こちらですとより話しやすいので、宜しければぜひ(^^)

 それでは、また《24時間30分後》にここでお会いしましょう(^^)!
 今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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