※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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(8)

 こたつから少し離れて座り、あぐらをかいた俺の首に、小町の細い腕がしゅるりと絡む。

 その目は爛々と光っていて、どこか猫のような、獣性を思わせるものがある。

「すっご……さっきよりも大きいんじゃない? こんなの入ったら……んはあっ、んくっ……」

 濡れそぼった二枚の花弁を、亀頭にくにゅくにゅと押し当てて楽しむ小町。

 小町の髪から香るシャンプーの匂いと、互いの汗の匂いと、股間から漂う甘酸っぱい匂いと……俺の、精液の匂い。様々な匂いが混じり合って、ずっと浸かっていたいような、それでいてこれ以上浸かっていては危険な気がするような、中毒性のある空間が形成されていた。

 小町はこの寸止めの状態を楽しんでいるようで、わくわくしながら腰を動かし続けている。

「入るかな~、入るかな~、さあ、どうなるのかな~?」

「…………」

 ……何の子供番組だ。言葉はそれっぽいけど、絵面がぶっちぎりでR-18だわいな。

 ――と、ここで、ふと妙案を思い付く。

 小町の肩をがしりと掴んで、にやっと笑った。

「小町」

「お兄ちゃん、にやけ顔が本格的にキモいよ、大丈夫?」

「…………」

「あれ、ちっちゃくなった? ごめんね?」

「…………」

 こんにゃろめ。泣くぞ。「大丈夫?」ってどういう心配だよ。「今後の生活において妹の小町以外がそのキモいにやけ顔を見た時の周りに及ぼすダメージは今のの比じゃないけど、その時周りの人とお兄ちゃん自身の心は大丈夫?」って意味かこら。なげえな。

 気を取り直して……の前に、思い付いた事を伝える前に、こいつを復活させねばと思い、小町の可愛らしい胸の突起に吸い付いた。

 ちゅっ、と口を付けた瞬間、小町の表情が一変する。

「にゃあっ!? あっ、や、なんで急……にいっ、ひんっ、あう、やっ、吸わないで、今ほんとだめ……いうう、いたいよお……だめだってばあ……なんで小町、いたくされて気持ちよく……うあああん……」

「……っ」

 試しに――と思って吸ってみたら、思いの外強烈な反応が返って来た。

「…………」

 視線を下にスライドする。……よし、あっと言う間に全快。ありがとう妹よ、君のエロい反応のお陰ですぐ勃ちました。

 これならば……と思い、小町の胸から唇を離し、涎を垂らして惚けている小町の顔を見つめる。……わー、また大きくなっちゃったよー。

「小町……徐々に腰を下ろして、ゆっくり挿入するんだ。あくまでお前のペースで」

 頬をさすりながら言うと、俺の手にころころと甘えながらも徐々に言われた事が理解できてきたのか、小町が目を見開いた。

「ふわ……あふうう……にゃむにゃむ……え、ええ? なんでそんな……にゃうう……」

「…………」

 あかん。卑猥なことをしたいのに、可愛すぎてつい撫ですぎてしまう……!

 結局、数分間すりすりしてしまった。うん、これから毎日愛でよう。

 

       ×  ×  ×

 

 こほん、と咳払いをして、気を取り直す。

 撫でられて顔がてろーんと弛緩しきっていた小町も、再び亀頭が秘部に宛がわれると、スイッチが入ったのか目に色が宿った。

「えっと……お兄ちゃんは動かないってこと?」

「そうだな」

「最後までゆっくり挿入できたら、それでお終い?」

「そうだな」

「……途中で腰が抜けちゃって、くちゅんて全部入れちゃったら?」

 なんで挿入の音がくしゃみみたいになってんだ。

「んー……罰ゲームかな」

「……どんな……?」

「ん、小町が泣きわめいて失禁するまで、めちゃくちゃに腰を打ち付ける」

 ちょっどどきどきしながら言うと、小町の顔が青ざめた。

「わあ……そんなことされたらハマっちゃいそうだな……どうしよう……」

 ちょっと待て、あんま興奮するようなこと言うなよ。ていうか、え、ハマるの? マジで?

 ……まあ、今はその辺の追及はしないでおこう。

「ちなみに俺が我慢出来なくなって、お前の肩を掴んで一気に挿れたりしたら……俺も罰ゲームがある」

「そうなの?」

「ああ、今思い付いた」

「わあ……適当だー……」

 小町が呆れた口調で目を細めた。何気にこの仕草も超可愛いくて好きだったりする。なんだ俺。

 小町が首をくりんと傾げて、俺に問う。

「ちなみにどんな?」

「ああ、小町の中で4回出すまで抜いてはいけない。やー、大変な罰ゲームだなー」

「あれ? 小町、さっきのよりハードじゃない? あれ?」

 小町が首を傾げた。ぬん、バレたか……。

「まあ良いだろ。さ、やるぞ」

「や、小町このままだと、どうあってもお兄ちゃんにどろどろにされて――」

 ぐぷっ。

 小町が喋っている途中で、亀頭の一部でぷにっとした淫唇に割って入る。

 ――瞬間、小町の表情が変わった。

「おあ……かは……ふう、ふう、ふう……」

 発情した雌猫――そんな言葉がよく似合う、卑猥な顔だ。

 首に回された腕が、やけどするように熱い。

 ――思い付きで言ったけれど、これ、もしかしてすごい楽しくなるんじゃないか……?

 そんな風に思いながら、小町の腰に手を添えた。

 

       ×  ×  ×

 

「お、お兄ちゃんの、先っぽ、熱い、熱いよお……っ」

 熱の籠った吐息が首にかかる。

 まだ肉棒は、亀頭の一部が入っただけの状態だ。ゆっくり挿れるとなると先は長い。

「ほら、ゆっくり食べてくれ」

 小町の腰に手を添えたまま言うと、虚ろな目がこちらを向いた。

「わ、わかったぁ……っ」

 にへっと笑ったその顔にどきりとして、血液が一気に下に集まった。

「んくうう……っ」

 にゅぷぷ……。

「うお……っ!?」

 ようやく亀頭全体を飲み込んだ所で――この流れを提案したことに、少しだけ後悔した。

 小町の肉襞は焦らしに焦らされている分飢えていて、まだ自分の口に亀頭しか入っていないことがとても不満なのだろう。その亀頭をくむくむとうねりながら締め上げ、「もっと食べさせろ、もっと食べさせろ」と強烈に訴えてくる。

「あっ、うあ……っ」

 上下動をしていないにも関わらず、雁首がめくられるように刺激される。

 正直、この状態でも既に射精してしまいそうだ。

 一気に挿入して小町がおかしくなるまで突き上げたい衝動に駆られ、必死で頭から振り払う。

 先走りの汁がくぷくぷと溢れるのを感じながら、思わず腰を掴む手に力を入れてしまうと、

「にゃあんっ!?」

 くすぐったかったのか、小町が可愛い悲鳴を上げた。

「お兄ちゃん、気持ち良いんだ……? えへへぇ……小町も、気持ち良いよ」

「……っ」

 やばい。

 鼻血出そう。

 小町は淫猥に微笑んで、挿入の度合いは変えないように前後左右に腰を動かす。

「うああ……っ」

 腰の動きは緩慢なんだが、外側との動きとは独立した、肉襞の動きが洒落にならない。

 精液を搾り取ろうと亀頭をきゅむきゅむと締め付ける為に更に汁が漏れて、情けない声が口から垂れ流される。

 静かなリビングに聞こえるのは、無機質な時計の針の音と、互いの微かで荒い息遣いと、互いの粘膜がにちにちと貪り合う音。

「じゃ……もっと挿れるね……」

 小町が俺の耳元で、耳朶を焼く熱気を持った息と声を吹きかけた。

 夜は、長い。

 

 

 

 続く。




ええとですね、本番シーンを今日大体2話分くらい書いたんですが……これ、もしかしたら今回のを合わせて4話分くらいになりそうです。本番だけで。え、なにこれ?
といっても、エロ漫画で30P以上あるものだと射精シーンが数回出てきて抜きどころ満載!となるのと同じパターンで書こうと思います。なので、小町編(この本番シーンを終えたら一区切り付けます。他のネタはあるのでまたその内書くと思いますが)自体はあと3話くらいは続くものの、一度すっきりするシーンまでは連投しようと思います。まあ2連投くらいだと思いますが。

ここで皆さんから沢山の小説・SS情報をもらえてありがたい限りです。今はGJ部を読んでほっこりしつつ、古典部シリーズ「愚者のエンドロール」を読んでするすると進むテンポの良さに浸かって、官能小説を読んで劣情を煽る書き方を勉強しています。
古典部シリーズや「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」シリーズは個人的な感覚では「うわやばい続きが超気になる!」となる訳ではなく、気付いたらするするするーっと読んでいる感じがします。読んでいてとても心地良いです。
上記の辺を読んでいて、文の中の時間密度を調整したいなと思いました。「この辺は濃厚極まりなく書いて一挙手一投足に注目する感じを。この辺はさらりと流れるように」といった具合に。最近ちょっと地の文の描写で悩んでいたところで、「ああ、全部を濃ゆくしようとしていたな」と気付きました、さっき。ほんとについさっきです。
他の趣味(歌ってます)で上手い人の優れた所を良い塩梅に自分の中に落とし込むという過程には慣れているので、今やっていることは上達する予感と実感しか無くて、すごく楽しいです。
今はちょっとだけ伸び悩んでいるので(自分の中で)、もう少しお待ち下さいませ。鼻血地獄の為に頑張ります(変な予告になった)。

という、超雑記でした。
あれ、次で150話?引くわ!

それでは、また明日お会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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