※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 陽乃さんとベッドまで歩を進めると、陽乃さんが先にベッドに乗り、ちょいちょいと手招きをしてきた。

 

「~♪」

 

 ……ばりばりの、女の子座り。

 両手を足の間に挟んで、あどけない顔で微笑んでくる。少女らしい仕草と艶めかしい身体のギャップは破壊力が凄まじく、見ているだけで頭がくらくらする。

 

「比企谷くん、こういうの好きでしょ?」

 

 陽乃さんが色っぽく目を細めて、にっこりと微笑む。質問が質問の意味を成していない気がするんですけど。正しく言えば「こういうの好きでしょ(好きって知ってるけどね。比企谷くんの羞恥を煽る為に敢えて聞くよ)」という感じだ。解説したら余計恥ずかしくなった。

 陽乃さんの両手が俺に向けて伸びる。俺はその手を握って、すとんと腰を下ろして胡坐をかいた。陽乃さんはにこにこしている。物凄く上機嫌だ。

 

「……まあ、結構好きです。たまらないとは思います」

「うむうむ。素直でよろしい」

 

 陽乃さんが満足げに頷く。こういうやりとりが心底楽しいと思い始めてるんだけど、今後の人生を考えるとどうなんだろうか。……まあ、良いか……。

 

「比企谷くん……」

 

 陽乃さんが不意に艶を帯びた声で囁き、れろっと舌を出した。長い長い舌が妖しく蠢いて、その蠱惑的な動きを見ているだけで下腹部の欲望が硬く膨張する。

 

「折角ベッドに居るんだから、ベッドでしか出来ないことをしよっか」

「そうですね」

「今まであんまり落ち着く場所でしてなかったし」

「自覚はあったのか……」

「お、今のタメ口っぽいの良いね。もっと来なさーい」

「御免こうむる」

「何その口調」

「誤魔化せるかなと思って……」

「……」

「……」

「……」

「……」

 

 軽快な会話がぬるっと終わり、空気が変わる。温度と湿度が少し上がって、空間の粘度が高くなるような感覚。陽乃さんは両手を再び足の間に挟んでいて、女の子っぽい佇まいをしている。

 何となく、陽乃さんの顔に手を伸ばした。

 

「……っ?」

 

 頬に触れると、陽乃さんが仄かに顔を赤らめて、くりっと首を傾げる。薄く開いた口から零れ出る吐息には、期待の念が混じっているような気がした。

 もう片方の手も伸ばして、今度は両手で頬に触れる。

 

「……あっ、あっ、……ぁあ……っ」

 

 さわさわと撫でると、人の目を引いてやまない美貌がうっとりととろける。薄く色づいた肢体は微かに震えていて、牝の匂いがもわりと立ち込めてきた。滑るように指を移動させて、耳の穴に指を入れる。陽乃さんがきゅっと唇を引き結んで俯いた。

 じっくりと陽乃さんの身体を侵食していく感触が、たまらなく心地良い。

 陽乃さんは俯いているものの、時折不安げにちらりとこちらを見てくる。嗜虐心をそそる瞳に思考を溶かされながら、耳朶に直接音が響くように、耳の中で指をしゅるしゅると蠢かせる。

 

「はぁぁぁぁ……っ」

 

 陽乃さんが顔を上げて、俺を正面から見つめながら、大きく口を開けて戦慄いた。二の腕に寄せられた豊満な谷間を目の当たりにすると、じっとりと汗が滲んでいるのが見える。 

 陽乃さんは双丘の谷間を強調して見せるように、悩ましく肢体をくねらせる。吸い寄せられるように手を寄せていき、剥き出しになった乳房をむにゅんと掴んだ。

 

「んはぁっ! あっ、んふぅぅ、あふぁぁ……っ」

 

 陽乃さんの声が更なる艶を帯びて、息も荒くなる。たっぷりとした丸い乳房を裾野からすくい上げるように揉みしだくと、陽乃さんは自分の手を足の間から抜いて俺の内ももに添えた。すると支えが無くなった乳鞠の重みがずっしりと手の平にのしかかり、そのくせ柔肉には手の指がいとも簡単に沈みこむ。陽乃さんのしっとりと淫熱を帯びた指は、触れただけでぞくぞくした。

 

「はうぅんっ!」

 

 母乳を搾るかのごとくむにゅむにゅと乳房を揉みしだくと、陽乃さんが甲高い嬌声を上げた。俺に顔を近付けて唇を突き出しキスをせがんでくるが、敢えてそれを拒む。

 

「だめですよ。ちゃんと声を聞かせてください」

「やぁん……いじわるぅ……っ」

 

 陽乃さんが甘ったるい声で囁いて、絶え間のない快感の波にびくびくと身悶えをする。意地悪と言いながらも嬉しそうな笑みを浮かべているのを見て、この人はSもМも心底楽しめるんだなと、場違いながら冷静に考えてしまった。

 

「はぁん……んんんん……んはぁぁっ!?」

 

 指に吸い付いてくるような触り心地の乳房を揉みしだき、その先端にある発情した突起をきゅっと摘まむと、陽乃さんがおとがいを上げて甘く喘いだ。その瞬間陽乃さんの下腹部から漂う牝の香りが一層強まり、触れてもいないのに肉竿の先端から我慢汁が零れる。

 

「あぁ……んはぁっ! そんなにじっくりしちゃったら……っ、ひぁぁんっ! ……あ~っ、あ~っ、あ~……っ」

 

 尖りきった乳首をリズム良くぎゅっぎゅっと摘まむと、ものの数回で激しく身体を痙攣させた。天を仰いで涙を流し、口をぱっくりと開けて余韻に打ち震える様は、恐ろしい程に淫靡で美しい。

 

「あぁぁ……あぁ……んんっ……すご、きゅって摘ままれるの、すごく、良いぃ……っ」

 

 陽乃さんが俺を見つめて、虚ろな瞳に情欲の炎を宿らせる。

 

「んはぁぁんっ!?」

 

 たまらなくなって陽乃さんの淫猥な乳頭に吸い付くと、陽乃さんの身体が弾けるように仰け反った。背中を抱きしめて逃げられないようにして、舌先で本能の赴くままに先端を舐め転がす。

 

「んあぁぁぁ……これ、もう、ぜんぜんがまんできな……はぁぅぅぅぅっ! ……あっ、あっ、あぁぁ……っ」

 

 散々舌で舐ってから強烈に吸い付くと、陽乃さんが再び絶頂に達する。陽乃さんの肢体の痙攣が柔乳を介して口の中に伝わり、心を昂ぶらせる。

 

「あぁぁぁ……っ、……も、もう……っ」

 

 陽乃さんの身体から力が抜けて、へなへなと後ろに倒れ込む。女の子座りが解かれ、ぺたんと仰向けになろうとする。俺は乳頭に吸い付いたまま、陽乃さんの上にかぶさるように倒れ込んだ。

 

「あはっ……比企谷くん、わたしの胸、そんなに好きなの? もう、甘えん坊なんだか……んあぁぁぁぁっ!」

 

 陽乃さんの言葉を遮るように、乳頭に強く吸い付き、もう片方を指でぎゅむと摘まむ。

 ――今は俺の番だ、ほんの僅かでも陽乃さんにリードをさせることは許さない。そう思ったら、身体が勝手に動いていた。

 

「あくぅぅぅ……あぁぁぁ……はぁぁぁぁ……っ」

 

 陽乃さんは手を斜め上に投げ出して、シーツを力無く握っている。口を離して下の方に目をやると、すらりと伸びた足も投げ出している。時折押し寄せる小さな絶頂の度に、足の指に力を込めてシーツを挟んでいる。意識しようがしまいが、この人はいくらでも男を興奮させる力があるらしい。そして今はその力が、余すことなく俺に向けられている。たまらない愉悦が込み上げた。

 

「んんんん……はぁん……っ? あんっ、あぁぁぁ……っ」

 

 乳房から手を離して再び耳を撫でさすると、先程よりも大きく敏感に反応した。繰り返される絶頂で、淫猥な身体は益々敏感になっている。

 

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あっ、あっ、あっ、あっ……?」

 

 耳を撫でる手を滑らせて、頬を撫で、首をさすり、横乳に触れ、脇腹をいたぶり、腰の形を堪能し、尻を揉み、下腹部に到達する。陽乃さんは敏感に反応しながらも戸惑った声を上げていたが、足の根本まで手が迫った所で、これから何が起きるか気付いたようだ。

 

「……比企谷くん、一応言っておくけどね? わたし、もう、たっくさんイってるんだよ?」

「そうですね」

「……わかってる……よね?」

「……だからこそ、ですよ」

「……っ」

 

 陽乃さんが口をもぞもぞと動かして、そっと足を閉じる。些細な動作の一つ一つが、たまらぬ程扇情的でいやらしい。

 俺が自由に扱えるのは、口と両手、合わせて三つ。

 その内の左手と口は陽乃さんの上半身を、そして残る右手は陽乃さんの下半身を。

 それはもう、めちゃくちゃにしてやろう。

 ここはベッドだ。どんなに激しく痙攣して身体をばたつかせたって、落ちる心配はない。どんなに大事な場所から淫らな粘液を噴き出した所で、気にする必要も無い。

 陽乃さんには、思うままに喘ぎ狂ってもらおう。

 そして、陽乃さんがくたくたになったら……。

 

「…………」

 

 陽乃さんの、腕の下に見えている艶めかしい唇を見つめる。

 俺はこれから、指でも陽乃さんの中をめちゃくちゃに掻き回すし、先程からずっと滾っている肉棒でも陽乃さんを貫く。気持ち良すぎて陽乃さんが何度も気をやって失神するまで、いくらでも。

 今は引き結ばれている、ぷるぷるとした瑞々しい上下の唇が次に開く時、一体どれだけ甘い吐息と声が漏れるのか……考えただけで、ぞくぞくした。

 陽乃さんの下腹部に手のひらを這わせる。

 

「……っ」

 

 陽乃さんが小さく息を呑んで、僅かに腕をずらす。

 その下から覗く瞳は、期待と淫欲とでしっとりと濡れていた。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 はるのんでした。はるのん編も終盤です。

 今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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