陽乃さんの中に入れた肉棒を、ゆっくりと押し進めていく。
「くふぁぁぁ……っ」
陽乃さんは最初に比べたらよっぽど楽になったようだが、それでもやはりきつそうだ。腰の動きを止まる寸前まで遅めながら、陽乃さんの乳房に指を沈め、乳頭を爪弾く。
「ひん……っ」
弱々しくて掠れた声を漏らして、陽乃さんが身体をひくつかせる。やはり愛撫の効果はあるようで、軽く刺激しただけでも膣内には温かな愛液が湧き上がってくる。
今度は手をゆっくりと下にずらして――結合部のすぐ上の、皮を被った肉芽に親指を押し当てた。
「ひぁ……っ!」
ぐにゅっとした感触を味わった途端に、陽乃さんの背中が弓なりに反り返り、膣内の愛液が溢れ出して途端に滑りが良くなった。
次の瞬間、ゆっくり進めていた腰をずっと押し留めようとしていた抵抗が無くなり――どちゅんっ、と鈍い音がした。
「んはぁぁぁぁああぁぁぁぁあぁぁっ!?」
「うぐ……っ!」
気が付くと、亀頭が陽乃さんの一番奥に到達し、強烈に押し上げていた。その瞬間肉襞が肉竿から精を搾り取ろうとざわざわと蠢き絞め上げてくる。陽乃さんの顔を見ると、まるで自分の反応に驚いたかのように両手で口を塞いでいる。
「あっ、あぁぁ……ひぃんっ、え、うそ……一番奥まで入ったの?」
「そう……みたいですね。きつすぎるくらいの締め付けも無くなりました」
「なんで……」
「え?」
陽乃さんの艶やかな肢体が、ぶるりと震える。
「なんで……痛くなくなったと思った途端に、気持ち良くなったの……っ?」
陽乃さんが消え入るような声で呟いた言葉には、微かな官能の炎が灯っていて。手を震わせながらゆっくり下げていくと、肉感的な上下の唇が露になる。膣内には、どぶどぶと淫液が溢れ出ていて、彼女の性的興奮が紛れも無いものであることを証明していた。
「……~~~~~~~~っ」
この事実に打ち震えて。
危うく、ついさっきまでの気持ちも忘れて、獣のように腰を振りそうになった。
「……痛くなくなったなら、良かったです。本当に良かった……。ゆっくり動かしましょう」
溢れ出る獣欲を押さえ付けながら恐る恐る腰を引こうとすると、両頬が温もりに包まれた。見ると、陽乃さんが艶っぽく目を細めて微笑んでいる。心臓が躍動し、官能が昂ぶる。
「比企谷くん……もう、わたしは大丈夫だよ?」
だから、ね? と薄い笑みを浮かべて、陽乃さんが蠱惑的に首を傾げる。微かに動く髪の毛一本一本の動きにさえ見入ってしまうような、魅惑的な仕草だ。
「さっき言ってくれたみたいにさ……わたしのこと、めちゃくちゃにして良いよ?」
優しく甘ったるい声でそう囁くと、陽乃さんは胸板に手を這わせて、膣肉を柔らかく締め付けてきた。膣肉の蠕動まで俺を誘っているかのような動きに陶然とする。
行き過ぎた興奮に、歯がかちかちと鳴る。
俺は何も返事をせずに、陽乃さんの両手首をベッドに押し付けた。
「ひぁ……あは、スイッチ入っ……ちゃっ、た?」
陽乃さんは初めはただ嬉しそうに言っていたが、俺がぎらついた目つきでじっと見つめると、次第に言葉が途切れ途切れになり、顔を背けて流し目を送ってきた。俺の本気を感じ取ったのか、唇が緊張で戦慄いている。
逃がすまいとする意志を示す為に、陽乃さんの手を強く握り締める。
陽乃さんが、顔をこちらに向けて、泣きそうな顔で笑みを浮かべる。
それは、牡の欲求を煽る、ひどく扇情的な笑みだった。
× × ×
「んはぁぁぁぁぁぁっ! ひぁっ、ひぐっ、ひぃぃぃんっ!」
腰を一気に引き抜いて、鐘を突く様にずどんと腰を押し込むと、目の前の愛おしい女性の身体が跳ね上がった。背中を反らせるその体勢は、彼女の美しい身体のラインをありありと映し出し、更なる興奮を与えてくれる。
陽乃さんの両手を握ったまま、腕を引くと同時に腰を突き立て、腕を押すと同時に腰を引く。どこまでも単調な動きで、技術も何もあったものじゃない、ただ繋がった牝を蹂躙する為の動き。女性によってはこういう動きが絶対に合わない人もいるだろう。しかし目の前の女性――陽乃さんは、目に涙を浮かべて喜んでいる。蜜壺に浸る肉悦と、陽乃さんの反応を見つめる悦楽とが混じり合って、意識が飛びそうなくらいに気持ちが良い。初々しくひくつく膣肉を肉竿を抉る度に、たまらない幸福感が脳内を突き抜ける。
「ひっ、はひっ、ひきが、や、くん、も、もうっ……んはぁぁっ!」
夢中で突き立てていると、陽乃さんが全身を強張らせ、瞳をぎゅっとつぶって激しく痙攣した。肉襞が急激に収縮して、危うく射精しそうになる。陽乃さんを見やると、瞳は溢れ出す官能にとろりと蕩けて、口の端が電灯の光を反射して微かに光っている。
「陽乃さん……イったんですね」
「あっ、あぁっ、あぁぁ……っ」
質問というよりはただの確認の言葉を呟いて、再びカリで膣肉を抉る。
「い、今、敏感に、なって……るんだよ?」
「それがどうかしましたか?」
「う、うわ、うわぁ……っ」
陽乃さんの顔が、興奮と不安とでくしゃくしゃに歪む。ひどく不安定な表情は、獣欲の炎に火を注ぐばかりだ。
今度は、何の加減もせずに腰を打ち付けた。そして陽乃さんの反応を見る前にすぐに腰を引き、また力いっぱい打ち付ける。
「ぃひぃぃんっ! んっく、ひぐっ、ひぁぁっ、んはぁぁぁ……ひんっ!」
夢中で腰を振っていると、陽乃さんはすぐさま再び絶頂した。本当に敏感になっているようで、いとも簡単に達してしまう。ただでさえ全身性感帯の様な体質なのに、更に感じやすくなっているようだ。達する様子がいかに美しく扇情的と言えど、ここで腰を止めてはもったいない。じっと見つめることはせず、すぐさま絶頂の余韻に浸る陽乃さんを犯す。徹底的に絶頂の味を覚えさせる。
「はひぃぃぃぃ……はひぃぃぃぃ……っ」
子宮口を亀頭でぐりぐりと押し付けると、形の良い眉が悩ましげな八の字になり、豊満な乳鞠がぶるぶると形を変えて揺らめく。足は攣ったようにぴんと伸びきっている。打ち付ける度に顔が悦楽で歪み、乳房がぶるんと揺らいで形を変え、結合部からは濃厚な交尾の匂いが立ち込める。ばちゅっ、ばちゅっといやらしく響く水音が、行為の激しさを物語っていた。
下半身の決壊が近付き、上下の歯をぎりぎりと合わせる。
「陽乃、さん……俺、そろそろ……っ」
「はっ、はひっ、ひきがやくん……イクの? 出すの?」
陽乃さんが息を荒げながらも甘えた声で囁いて、俺の背中に腕を回して抱きしめて、足はまるで蛇のように俺の腰にするりと絡みつく。抽送の邪魔はしないが、決して抜かせはしないという意志を感じる、絶妙な力加減だ。
射精と同時に今までで最高の快感を叩きつけようと、腰の動きを速めて追い込みにかかる。
ずぶっ、ずじゅぶっ、じゅぶぶっ、じゅぽ、じゅこじゅこ、じゅぽじゅぽじゅぽ……っ。
「ひぃっ! ひんっ! ひぁぁっ! あ、あたま、おかひくなるぅ……はぁんっ! ひぃっ、ひぃぃっ!」
陽乃さんが獣のような声を上げて、狂ったように首を振る。しかしそれでも、絡めた足は解くどころかより一層強く締め付けてくる。足に込める力と連動して肉襞の収縮も強まり、射精欲求が噴火寸前にまで高まる。
「出しますからね。陽乃さんの一番奥に、ありったけ注いでやりますからね」
「ひっ、ひぐっ、わかった……わかったからぁ……っ、らひて、らひて、ひきがやくん……いっぱい、らひて……っ!」
呂律が回らなくなり、まるで酩酊しているかのように頬を赤らめる陽乃さんが、たまらなく愛おしい。身体の奥底から湧いて来る幸福感が身体中を包み込む。
「イく、出る、出します、出しますよ、陽乃さん……っ!」
「らひて、らひて、らひてぇ……っ!」
限界まで押し留めていた欲求が、堰を切って爆発する。
――どびゅるっ、ぶびゅっ、びゅびゅるっ、ごぶごぶごぶ、どぶどぶどぶ……。
「ひぁぁぁぁぁ……っ! 奥、わらひの奥に、出てる、ひきがやくんの、いっぱい出てるぅぅぅ……っ!」
陽乃さんが絶頂するのと同時に、膨らみきった亀頭が爆ぜて、大量の白濁をどくどくと子宮へと注ぎ込んでいく。
陽乃さんは綺麗な瞳から涙を流し、口を力なく開いて、うっとりとした表情で俺を見つめていた。
続く。
はるのんでした。次回で最終話です。
本当はもっと本番シーンを書こうとしていたんですが、連続で書くといかんせんダレるなと思い短縮しました。書き損ねた部分はアフターで書けたらと思います。
昨日一日書かなかっただけで、何日も書いていない気分になりました。楽しみにして下さっていた方、申し訳ありません!またがんがん書いて行きますので、応援よろしくお願い致します(^^)!
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!