1.
「あっ、かはっ、えぅっ、あぅぅっ……」
力無くうつ伏せになった川崎が、断続的にびくびくと震えている。
彼女を持ち上げるため、ベッドに上がって左側から彼女の両脇を抱えると、くすぐったさもあってか「ひんっ……」と小さく呻く声が聞こえた。
ずるずるとベッドの真ん中に持って来ると、仰向けにしてとすっと寝かせようとした。
すると、彼女は寝る直前で押し留まった。
何事かと思っていると、シュシュを解き始めた。
それもそうか。うつ伏せの時ならまだしも、仰向けになって寝るのには邪魔だもんね。
あぐらをかいてシュシュを解く彼女の姿は、妙に絵になる気がした。
シュシュを横に置き、青みがかった長い黒髪がはらりと下りる。
絶頂の余韻がまだ残っているからだろうか、表情はまだ虚ろなままだ。
あぐらのまま両手を組んだ足に揃えて置いている様子だけを見るなら、男勝りにも程があるだろうと思う所なのだが……長い髪が汗で身体に貼り付き、口を僅かに開けて、頬を紅潮させているのが何とも言えない艶っぽさがあり、思わず見惚れてしまった。
そんな川崎の頬に手を添え、語り掛ける。
「なあ、この後、……どうしたい?」
我ながらいやらしい質問だと思う。
「なっ……あ、あんたの、好きなようにすれば良いだろ……?」
目を背けながら、川崎が答える。
「ん、俺は川崎がもう何もしたく無いんなら、これで終わりにしても良いと思ってるぞ?」
「は、はぁ!?……そんな事、言われたって……っ!?」
困り果てた様子で俯く様がたまらず、指でくいと顎を上げると、唇を優しく奪った。
「んむっ、んちゅるっ、んっ、ぷはっ、あうっ、んむっ、んむっ……」
ゆっくりと押し倒して、俺が上になった状態でたっぷりと舌を絡め合う。
川崎はまるで水泳の息継ぎでもするかの様に、時折唇を離しては大きく息を吸い、また吸い付いてくる。
その両腕は、いつの間にかこちらの背中に絡み付いていた。
もう、たまらない。
彼女の両腕を解くと、服をスムーズに脱ぎ捨て、あっと言う間に全裸になった。
「わっ、わわっ……」
見ているのが恥ずかしくなったのだろうか、目を手で覆っている。……隙間から覗いてるけど。
そんな彼女の手をどかし、顔の両脇に上から手を付き、真正面から見つめる。
「さっきのは嘘だ、わりい。俺は、お前としたい」
言うと、ぼっ、と音を立てるのではないかと思ってしまうくらいの速度で、彼女の顔が真っ赤になった。
そして、再び手で顔を覆い、指の隙間からこちらを見つめる。
「うぅ……分かったよぉ……あ、あたしも、あんたと……したい……」
表情も言葉もあまりに可愛く思えて、そこからしばらくの間、再びじっくりと唇を重ねた。
2.
数分程した頃だろうか。
互いに名残惜しそうに唇を離すと、俺は彼女の上から移動し、彼女の頭のすぐ横で膝立ちになった。
そして、自分のモノを彼女の鼻にぺちぺちと当てる。
「な!?お、おい、何してんだよっ!?」
キスの余韻が一気に覚めて真っ赤になる。
予想通りのリアクションが可愛い。
「これ、舐めてくれ。好きな様にしてくれて良いから」
「……あ……」
言うと、彼女は小さく声を上げて一瞬考える。
そして、俺を見つめながら、
「じゃあさ、少し体勢を変えてもいいか?」
一つ、提案をして来た。
ベッドは壁際にある為、ベッドの片側と壁はくっついた状態になっている。
俺は今、背中をその壁に預け、足をだらりと伸ばした体勢を取っていた。
自室でこんなにだらりと力の抜けた格好をするのなんて、中学の時、女子に告った翌日にクラス中に広まっていたのが分かった時以来だろうか。
……思い出したら泣けて来た。
川崎はと言うと、膝枕の要領で俺の腿に頭を乗せ、こちらに顔を向けている。
そして、俺のモノをくむくむと咥え込んでいる。
彼女の提案でこの体勢を取った理由は2つ。
1つは、この体勢であれば先程の体勢と違い俺も楽になり、互いにじっくりと楽しめるから。何その嬉しい気遣い?
そしてもう1つ。
「んむっ、あむっ、んんっ……ひんっ、あっ、あんっ、んむっ……」
彼女が俺のモノを咥えながら、俺からも遠慮なく彼女の胸や秘部を責められるから。
……ちょっとこの状況が天国すぎて訳分かんない。
川崎は上気した顔で俺のモノを一生懸命に咥え、頬がぼこぼこと膨らむ。その様が何ともいやらしい。
そして、柔らかい胸や既にぐしょぐしょになった秘部に触れる度、くぐもった色っぽい声が漏れ、まるで「もっと」と懇願するかの様な目でこちらを見つめて来る。
……もっと激しくしたらどうなるんだろうか。
そんな疑問が、自然に湧いた。
彼女の秘部に指を入れたまま、それをフックにして彼女を引っ張り、身体を更に屈めさせて愛撫をやりやすくする。
「んぶぅっ!?」
快感と引っ張られる苦しさが同時に脳内に叩き付けられたのか、目に涙が浮かぶ。
そんな様子とはお構い無しに、左手を彼女の胸に伸ばし、乱暴に掴んだ。
乱暴ではあるが、このくらいなら彼女は全て快感に変換してしまう。そう言う確信にも近い計算があった。
「んぐぅっ!」
案の定、彼女の口からは荒々しい喘ぎ声が聞こえた。
両手で彼女を弄ぶ準備を整えると、背中を深く屈めて、胸を握った左腕の内肘を彼女の後頭部に当て、ぐいとこちら側に押し込む。より深く咥えさせるためだ。
そしてそれと同時に、胸と秘部に強烈な刺激を加え始める。
「んぶぁっ!?んんっ!んっ、んぐっ、んんんっ!」
苦悶と快感が入り混じった声が響く。
しかしその声も、俺のモノが口に深く深くねじ込まれているせいでくぐもった音に変わる。
呼吸もまともにさせず、鼻腔に俺の匂いを充満させた状態で、遠慮無しに力任せに愛撫する。
「んぶっ、うぐっ、あぶぁっ、えぶっ、ん~っ、んっ、んっ、ん~~~っ……!」
涙目でこちらを見つめ「助けて」と言う視線を送って来る。
でも、止めない。
こんなひどい事をされても、しっかりと口の中で亀頭を舐め回している健気な彼女を、もっと汚したい。
彼女の顔を更に引き寄せると、亀頭が喉奥に当たった感触がする。
既にここまででもかなりの刺激を受けている事もあり、もうじき限界を迎えそうだった。
「川崎……そろそろ、出すぞ……」
そう言って、彼女を弄ぶ手に更に力を込める。
「んぶぅっ!?んんっ、んんっ、んんっ……!」
俺の言葉を聞いて、必死でいやいやと首を振る。
そう言えば、まともに拒否をしたのはこれが初めてじゃないだろうか。
そんな事を呑気に考えながら、最後の追い込みと手に力を込め、更に左肘と腰を連動させて彼女の口の中でピストン運動を行う。
「おぶっ、んぐっ、おぇっ、あぶっ、あぐっ、うぅぅぅ……」
涙を流しながらも決して目を閉じずに、口内で亀頭を舐めるのを止めない。
どうしようも無い程に、愛おしく思えた。
そして、間も無く。
「川崎、出るぞ、出るぞ……っ――」
「んぶぅぅぅっ!?……っ」
あらん限りの力で彼女を押さえ付け、信じられない程溢れ出す精を、一滴も逃す事無く彼女の喉奥に叩き付け、飲み込ませる。
蕩けた目をしながら、力無い呻き声を上げ続け、彼女は最後まで飲み干した。
続く。
さきさきエピソード、これで最後だー!と思っていたんですが……思ったより長くなったので、今日明日で分けました。
さきさきはMとしての書き甲斐がありすぎて、もう。なんなんでしょう。
エピソードごとに章管理をしてみてはと言うご意見を頂き、ごもっともだと思ったので変えてみました。
小町エピソードを既に1.5話分くらい書いたので、日曜深夜からスタートします!アニメの告知みたいになりました。
小町(1)→さきさき(ラスト)→小町(2)→その他のエピソード
ってな具合で書いてみようと思います。
アニメの第4話のいろはすが良い感じに腹黒いしやたら可愛かったので書きたくなったのと、久しぶりに原作3巻のはるのん初登場シーンを読んではるんのの挿絵がやたらエロ可愛かったのがありまして←書ける気がしなかったけど何とか書けないかと言う気持ちになりました。
いろはすは都合上書き始めるのはもうしばらく先ですが必ず書きます。はるのんは頑張って考えます、今から←
なので、今後の流れとしては
①さきさきエピソード完結(その後を書く可能性も十分あり)
②平塚先生エピソードの終盤( 〃 )
③ゆきのんエピソード中盤以降(ゆきのんは他のエピソードも既に考えてるので、ゆったりゆっくり、多分後10話くらい書きます←)
④小町エピソードスタート
⑤ガハマさんエピソードスタート
⑥いろはすエピソードスタート
⑦以降:はるのん(可能性低いけど頑張りたい)、ルミルミ(書こうと思えば。危険な香りがぷんぷんするけれど←)
ってな具合です。
⑦とその他のリクエストで考えると、実現可能そうな順的に
はるのん>るみるみ>めぐりん>>>三浦、さがみん
ってな感じです。
八幡への興味とか、人物描写がどれくらいあるかによって変わるもので。あまりにもぶっ飛んだのは書いててもアレだなーと。
しかし、非常に今さらですけど、オムニバス形式とは言えこれだけ書いてるのにびっくりします。しかも毎回エロを書くとかどう言う←
それが多くの方に受け入れて頂けているのですから、本当にもう……嬉しい限りです(^^)
書いていてもっとこうしたいと言うポイントは猛烈にあるので、そこは勉強中です。
具体的に褒めて頂けると阿呆みたいに喜んでまた凄い勢いで書きますw
褒められて嬉しかった例は「エロの部分でも原作のキャラっぽさが崩れていないのが凄い」的なご意見です。何名かにこう言った旨の事を書いて頂いていて、内心「ぬおぉぉぉ!!!」ってテンションが上がってますw
と、言う訳で(?)、簡単なものでも(更新楽しみに待ってますの一言でも超嬉しいです)ご感想待ってます!!
すごい勢いで本心を晒しましたw
んー、もっともっと可愛く書いて、皆さんも自分自身も悶える様な描写をして行きたいです。
……後書きがいつもの2~3倍の長さになりましたw1200文字突破……!?お読み頂いている方がいらっしゃいましたら……何かもう、超、ありがとうございます。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!