※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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さきさきエピソードのラストです。


(9)

1.

「……」

 仰向けになり、無言で天井を仰いでいる川崎の秘部に、亀頭をぴたぴたと当てる。

「さっきの、苦しかったか?」

 こくり、と頷く。

「でも、またやって良いか?」

 こくり、と頷く。心がざわつく。

「今から、入れるぞ?良いか?」

 ほんの少しの間を置いて、こくりと頷く。

「お前の子宮の中にありったけ注ぎ込むぞ、良いか?」

 ほんの少しの間も置かず、こくりと頷く。背筋が震えた。

 最後の本番くらいは――と考え、思っていた事を口にする。

 彼女の頬に両手を添えて、

「……優しく、するから」

 彼女の目が驚きで見開くのを見届けながら、十分にこちらを迎え入れる準備が整った肉襞に、ゆっくりと亀頭を埋めて行った。

 

「あっ、あぁっ、おぉぉぉっ……」

 川崎の身体がぶるぶると震え、その度に肉襞がきゅうきゅうと締め付けて来る。

 割かしスムーズに全部入る事が出来た。

 ……気持ち良すぎてすぐ出そうなんですけど。

 亀頭が一番奥にぴたぴたとくっ付く感覚を楽しんでいると、涙目でこちらを見つめながら彼女が囁く。

「……なんで、今まで散々いじめて来た癖に、急に優しくなるんだよぉ……。もう……あんたの事しか考えられなくなっちゃうだろ……っ!?」

 言って、俺の首の後ろに手を回し、腰の後ろにその長い両足を回して更に密着させる。

 ……わー、何この子?超可愛いんですけど。

「うおっ……!?」

 肉襞の心地良い締め付けが更に増し、思わず腰を引いて一時撤退を余儀なくされる。

 亀頭が入っているだけの状態になるまで腰を引くと、彼女が物欲しそうな顔でねだって来る。

「あんっ……やだ、もっとくれよ……」

 言って、回した足に力を込めて、くっと引き寄せられる。

「うおっ……あっ、やばっ……!」

「あっ……?」

 油断していた状態で再び膣奥に招かれた為に、そのあまりの刺激に耐え切れず、一部を出してしまった。

 全部出てしまう前に何とか一度止めたが、正直このままでは残りもすぐに出してしまいそうだ。

 ……超情けない。泣いちゃう。

 川崎は一瞬驚いた表情をしたが、すぐにふっと綻んだ笑顔を浮かべた。

 それは、今まで見た彼女のどの表情よりも優しい笑顔だった。

「なんだ……出ちゃったのか?」

「ああ、全部じゃないけど……。ここまでやっときながら、すげぇ情けないとこ見せちまったな……」

 頭をがしがしと掻いて目を逸らす。

「ふふ……良いよ、別に。それだけあたしの中が気持ち良かったって事だろ?……すげぇ嬉しい……!」

 そう言って、彼女は俺の唇に吸い付き、足に力を込めてより一層肉襞の刺激が強められた。

 もう少ししたら落ち着く……と思っていた矢先の、強烈な快楽。

「んむぅぅっ!?」

 俺はくぐもった声を上げながら、残りの精を吐き出してしまった。

 彼女は再び驚きで一瞬目を見開いたが、すぐに優しく目を細めた。

 その表情があんまりにも可愛くて色っぽかったため、射精での腰の痙攣の回数が一回増えて、少し多めに出てしまった事は恥ずかしいから絶対言わない。

 

 完全に出し終えて、一度抜こうとすると、再び腰が彼女に足に絡め取られた。

 やめて!今超敏感だから!

 ……いや、さっきまで好き放題川崎の事を弄ってたから、全く以て人の事を言えないじゃん俺……。

 再び鼻と鼻がくっつくくらいの距離で、川崎が微笑む。

「抜かないで?……もう十分優しくしてもらったから、次は、さっきまでみたいに……目一杯イジメてくれよ。そんで、頭おかしくなるくらいにいっぱいイカセて?最後はあたしの……中、に、……子宮に、また一杯出して、あんたの……もの、に、して、よ……」

 震える声で、顔を真っ赤にしながら。

 あまりにも恥ずかしい事を言ってのけた。

 俺から命令するのも恥ずかしくなるくらいの事を。

「……わかった」

 短く返事をして、腰を大きく引いた。

 

 

2.

 何の容赦も無く、ぎりぎりまで引いた腰を一気に叩き付ける。

 亀頭は一瞬の内に川崎の膣の奥の奥まで到達して、

「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 川崎は絶叫じみた声を上げて、激しくぶるぶると震えた。

 止めるつもりは全く無く、もう何回か同じ事をしてやろうと腰を引くと、彼女が涙目でこちらを見て来た。

「……えぐっ……ひぅ……これ、好き……好き……」

「……っ!」

 身体の奥で一気に湧き上がる劣情と、どういじめてやろうかと言う冷静な思考が同時に芽生えた。

 次の瞬間。

 彼女の胸の両突起を、身体ごと持ち上げようとするかの如き強さで乱暴に摘み上げ、それと同時に先程と同じ腰の振り幅で、ピストンのスピードを一気に全力に引き上げた。

 彼女は一瞬何が起きたか分からないと言う表情をしたが、すぐに強烈な痛みと快感と呼吸の苦しさに飲み込まれ、あられもない声を上げた。

「ひぃあっ!? いたっ、やっ、そんなっ、ひぐぅぅっ……~~~っ! やっ、だめ、今イってる、イってるからっ……~~~っ!」

 連続で達して、膣肉がぎちぎちに締め付けて来る。けれど、止めない。

「あっ、やっ、止めて、もう、死んじゃう、死んじゃうよ、死んじゃうから……~~~っ! も、もうやら、やめて、お願い……~~~っ」

 声に力が無くなって来る。それでも、止めない。

「も、聞くから、何でも言う事聞くから……~~~っ」

 あまりの締め付けに、膣の中程の所で思い切り射精してしまう。それでも止めず、膣肉に精を塗り込む様に、子宮に注ぎ込むように、射精しながらピストンを続ける。

「うぁ、出てる、出てるよ、何で止めないんだよぉ……あっ、あっ、あ~~~……っ」

 精々10~15分の間に、彼女は一体何回絶頂に達したのだろうか。

 一切の容赦無い責めに、彼女は言葉でこそ抵抗の意志を示したものの、口はだらしなく開き涎が垂れ、涙をこぼしながらうっすらと笑みを浮かべていた。

 俺自身も敏感になったままピストンを続けているため、正直もう色々と限界が来ていた。

 気合を入れ直して、身体にありったけの力を込める。

「これ、が、最後だ、イク、ぞ、川崎……!」

「あぇっ、かはっ、きて、きて、きて……」

 焦点の定まらない瞳で俺を見つめ、腰に回している足にきゅっと力を込める。

 そして、次の瞬間。

「――――――」

 頭が、真っ白になった。

 ふっと身体の力が抜けて、彼女の上に倒れ込む。

 彼女は緩み切った顔の中に穏やかな笑みを確かに浮かべて、まるで「頑張ったな」とでも言うかのように、俺の背中をぽんぽんと撫でた。

 ……最後の最後にしてやられた感……。

 

 少し時間が立ち、ようやく落ち着いて来たので顔を上げて、虚ろな目をして惚けている川崎の頬に、優しく手を添える。

「気持ち良かったか?」

 こくり、と頷く。

「これから毎日やるぞ、良いな?」

 こくり、と頷く。心がざわつく。

「もっと激しい事もするぞ? 思い付いたひどい事を全部するぞ? 良いな?」

 ほんの少しの間を置いて、こくりと頷く。

「……これから、よろしくな」

 ほんの少しの間も置かず、うっすらと笑みを浮かべて、こくりと頷いた。

 

 

3.

 学校でのイメージとは程遠く思える、可愛い寝息を立てている川崎に毛布をかけると、飲み物でも持って来ようと部屋を出た。――と。

「……んん?」

 部屋のドアを開けたら何かに当たる感触があった。

 足元を見ると、見覚えのある可愛いやつが後頭部を押さえている。

「あたた……あ」

 小町だ。え、なんで?

 しかし、何をしていたかはすぐに分かった。 

 下はショーツ一枚で、上は以前俺が着ていた、小町にとってはだぼだぼのTシャツと言う姿。

 そしてこてっと倒れた姿を見ると、右手が両股に挟まっている。

 にやっ、と、自分が気持ち悪い笑みを浮かべている事が自覚出来た。

 腰を下ろし、小町の顔の目の前で質問をする。

「小町……一体、何をしてたんだ?」

 途端に、小町の目が泳ぐ。

「や、やー、これは、そのー……」

 床を見る。

 明らかに濡れている。

 指を付けると、ほんの少しばかり糸を引いた。

「なあ――これ、どうしたんだ?」

「あ、や、お兄ちゃん、これは、その……」

 おろおろし始める小町に、悪戯心がふつふつと湧き始める。

 小町のあごをくいと上げる。

「一人で……してたんだな?」

「なっ、ななっ!? そ、そんな、わけ……」

 小町が顔を真っ赤にしながら、顔を俯かせた。

 あまりの興奮と背徳感にごくりと喉を鳴らすと、我を忘れてチャックに手を掛けた。

「そんな悪い子には――」

 言いかけたところで。

 小町は顔を上げて、一気に青ざめた。

 そして、息を一気に吸ったかと思うと――。

「そ、それはダメーーーーーーっ!」

「ぶげらっ!?」

 突然の掌底を腹にもろに食らい、ダメージを受けた時のキャプテンファルコンみたいな声を上げてしまった。

 グーがじゃなかっただけ良かったのかもしれないけど……掌底は内部破壊だから、内臓に響くんだよねぇ……。

 調子乗りました。

 悶絶して、ぱたり、と自分の部屋の前で卒倒した。

 ……原因が中学生の妹の掌底って……死ぬ程かっこ悪いな。

 ……どちらにしても、後でめちゃくちゃイジり倒してやろう。腹超痛かったし。

 

 マンガみたいにわーんと泣き声を上げながら逃げ出す小町を、悶絶したまま見送ってから数分が経ち、ようやく回復して来たのを確認してゆっくりと立ち上がる。

 部屋の中をそっと覗くと、ちょうど寝返りを打ってこちらを向いている川崎の寝顔が見えた。

 ああ、やっぱり可愛い。

 愛してるぜ川崎!

 ……心の中で呟いてみただけでも、死にそうになった。

 

 

 

お終い。




何気に書き始めてから終わるまで1ヶ月近くかかっていました。何と言う。

さきさきのドМ具合はとても書きやすかったので、afterなり他のエピソードなりでまた書こうと思います。
当初は、最後のシーンで小町にも……と考えていたんですが、小町エピソードの密度を上げる為にあんな感じになりました。肩透かしを食った方は小町エピソードの方で楽しんで頂ければと思います!

毎晩楽しみにして頂いている方、全裸待機している方、鼻血が出ている方……色々な方がいらっしゃいますね!後ろ2つがやばい!

原作の11巻が出た時、きっと僕も皆さんも若干見る目がおかしくなっているかと思います(^^)←

明日まで仕事で、その後は7連休~!
ひたすら本を読んでこの小説及びその他の小説を書くと言う能動的引きこもりの姿勢を取るつもりです。ふはは。

明日からは平塚先生・ゆきのん・小町のエピソードの続きを書いて行きます。多分今週中にガハマさんエピソードをスタートさせます。
いろはすとはるのんのエピソードは、頭の中で映像イメージがもう少し出て来れば書けそうです。もう少しやでぇ……。
はるのんは立ち位置が立ち位置なだけに、他のヒロインとはだいぶ違った感じになりそうです。

あ、小町エピソードは妄想が加速しています。(2)みたいな焦らしがより苛烈になって行きます。

こちらはようやく葉桜になって来ました。そしてもう暑い。何なんでしょう。春はどこへ?


それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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