※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 由比ケ浜マ――彼女が、咥えてくれると言った。

 その言葉を理解して身体の奥底に落とし込むと、身体の内側が燃え滾るような興奮に見舞われた。

 どれだけ濃厚な口淫をされるのかとうきうきわくわく(全くもって誇張はしていない)していると、彼女がくすりと笑った。

 

「すごい期待してくれてるところで悪いけど……せっかくだから、服も脱いでもらおうかしら」

「あ……」

 

 現在の状況。

 二人の位置関係:ソファで隣同士

 彼女の服装:全裸。

 俺の服装:一通り着ている(ただしアレだけがっつりはみ出し中)

 

 ……。

 ……これはアレだな、外で二人のこの状態だったら、完全に調教の一風景って俺は一体何言うてはんねやろーーーーー。

 ふう。

 錯乱終了。

 

「あー……それもそうですね。じゃあさっさと脱ぎま……?」

 言いながらTシャツの裾を掴むと、彼女にぱっと手を押さえられた。

「? ど、どうしたんですか?」

 脱衣の邪魔をされるという稀有な体験に戸惑っていると、彼女がにっこり笑った。

「ちょっと順番があべこべになっちゃったけど……せっかくだから、わたしが脱がせてあげるわ」

「え……いいですよ別に」

 

 この時俺の脳裏に浮かんだのは、まだ一人で着替えも出来ない時期に母親に手伝ってもらった光景だった。

 そんなこと、ここでやったら絶対シュールな感じになっちゃうって。

 そんな風に思っていると、案の定ガチガチだった肉棒がしおしおと萎んでしまった。ほれ見たことか。

 

 俺の心身の変化を見て、彼女がぷーと頬を膨らました。

 ……この人と同年代の人がこんなことをやったら「はぁ?」と言わずにいられなかったのだろうけど、彼女がやると本当に結衣のような現役の女子高生がやるのとほとんど変わりが無かった。

 長くなったけど、要するに可愛いです。

 

「むぅ……」

 

 なんだよフグかよ。外敵でも現れたの?

 俺がほけーっと彼女を見ていると、突然びしっと指差された。

 

「ヒッキーくん。今すぐそのしおれちゃったものをしまって、そこに座りなさい」

「え、座ってますけど……」

 

 この指示は何ぞやと思いながら、戦を一時的に終えた相棒をかちゃかちゃとジーンズの中にしまいこむ。お疲れ様……。

 俺の言葉に対して、彼女がまたむぅと唸る。何この可愛さ?

 

「背もたれにちゃんと背中をくっつけて、くつろぐの!」

 

 ぷりぷりと言われた。可愛いけどそれ言われないと分かる訳ないよね? 

 接すれば接するほど結衣とこの人は母娘、見た目も考慮すれば姉妹だよなぁ……と思う。

 言われるがまままに背もたれに体重を預けて、身体をソファに沈みこませながら息を吐く。

 ぷひー。

 

 さっきまでの時間が濃すぎたから、その反動で眠気さえ――

「うお……っ!?」

 吹っ飛んだ。

 

 彼女が一糸纏わぬ姿のまま俺にまたがり、首に腕を回して艶やかに微笑んだからだ。

 え、ちょっと、急に刺激の段階を跳ね上げるの止めてもらえませんか?

 

「うふふ……大人の脱がし方を教えてあげる」

「……っ」

 

 …………。

 ……なんか、もう、もう、もう。

 漠然とした考えだけど……何て言うか……この人と知り合えて良かった……。

 感慨に浸るタイミングおかしいだろとセルフツッコミを心の中でしていると、彼女の手がそっと俺の頬を撫でた。

 

       ×  ×  ×

 

 ただ服を脱がせられる……よくよく考えれば、この状況だったら相当どきどきするんだろう。さっきの自分の冷め具合にびっくりだ。

 でも、大人の脱がせ方って何だ……?

 頭の中でどうでも良いシミュレーション映像をぐるぐる回していると、俺の頬に手を添えたまま、彼女が艶っぽく目を細めて、そっと顔を近付けた。

 

「んむ……っ」

 

 あまりにも自然に重ねられた唇に、一瞬何が起きたか分からなかった。

 ふわりと甘い香りが鼻腔をくすぐり、身体の前面には信じられないくらい柔らかくて心地良い重みがかかって、その感触だけで自然とパンツの中でむくむくと隆起が生じる。

 彼女の舌先がちろちろと唇の隙間をなぞり上げ、するりと舌を忍び込ませた。

 

「んむぅ……っ、ふっ、くふぅんっ、んくちゅっ、れろっ、ちゅぴっ、ちゅりゅりゅ、れるれる、ちゅぽっ、ちゅぽっ、んふぅぅ……っ」

「~~~~……っ」

 

 歯列をなぞり、上顎を丹念に舐め上げ、舌先をまるで交尾のように濃密に絡み合わせる彼女の口付けは、これだけで射精しそうな程の快楽を与えてきた。

 思考が靄で霞むほど濃密な官能に、思わずソファの革をぎゅっと掴んでしまう。

 

「んふぅっ、ちゅっ、ちゅっ、くちゅるっ、ちゅぴっ、ちゅぅぅっ、ちゅっ、んんん……っ」

 

 彼女の口付けが、徐々に口内を味わうものから唇そのものを味わうやり方にシフトしていく。

 それと同時に、彼女の手が上着のボタンに伸びて、ゆっくりと、たおやかな手つきで、焦らすように一つ一つ外していく。

 

「んっ……ふふ。……ちゅっ、ちゅぴっ、れるっ、んふぁぁ……っ」

 彼女の唇が口から離れて、頬を妖艶に舐め上げ、耳に到達した。

「んむふぅぅ……っ、ちゅっ、ちゅぷっ、どう? 気持ち良い?」

「……っ」

 耳元で囁かれる甘い声音に、言葉も出ないままこくりと頷く。

「うふっ……可愛いのね」

 

 一言言い残してもう一度耳に口付けすると、先程の道程を戻る形で頬を舐め上げる。

 そしてもう一度口付けをすると、今度は逆の頬を舐め上げながら登って行き、もう片方の耳に口付けした。

 

「ちゅっ、くちゅっ、ちゅぴっ、ちゅぴゅっ……上着、もうボタン外したから……脱いで? ね?」

「……ぉ……ぁっ……はぃ……っ」

 

 甘ったるい猫撫で声で囁かれて、震えながら返事をする。

 身体を背もたれから浮かせようとすると、彼女は微笑みながら背中に手を回して手助けしてくれた。

 上着を脱ぐだけだと言うのに手が震えてしまっていて、それに気付いた彼女がもう一度頬に手を添えた。

 

「緊張してるの? ……もう、本当に可愛いんだから……んっ……」

「……っ」

 優しく口付けをしながら、彼女が上着を脱がせてくれた。

「はぁい……よく出来ました」

「えっ、ちょっ……!?」

 

 上着を横に置いた途端、彼女がふわりと背もたれに押し倒してきて、Tシャツ姿になった俺の胸に指を這わせてきた。

 すりすりと楽しそうに撫でていたかと思うと、指が生地越しに乳首に当たった途端、小悪魔めいた表情を浮かべた。

 

「さてさて……ヒッキーくんはここはどうなのかな?」

 言って、彼女がゆっくりと乳首を指で撫で上げる。

「や、そんなとこ、別……に……っ?」

 自分で触っても何とも思わない場所だと言うのに、彼女の指の腹に丹念に撫でられると、途端に弱い電流が走った。

「うふふ……気持ち良いのね?」

「や、そんな……ことは……っ」

 

 ……くっそ、なんでこんな楽しそうなんだこの人。

 ああもう可愛い柔らかい腹立つ可愛い良い匂いエロい可愛い!

 

「うっ……うぁ……っ」

 

  彼女の指が執拗なまでに乳首をゆっくりと刺激してきて、下腹部にどんどん血液が送り込まれていく。

 彼女の瞳はどこか嗜虐の色を帯びていて、さっきまでとはまるで別人に見える。

 

「それじゃあ次は……えいっ」

「うお……っ!?」

 

 今度はTシャツの裾を握って、一気に俺の顎の下まで捲り上げた。

 ……え、これって――

 

「……ちゅっ」

「うぐぁ……っ!」

 

 何が起きるか気付いたすぐ次の瞬間、彼女の柔らかでぽってりとした唇が乳首に迫って、ちゅるりと吸い付いた。

 

「ちゅっ、くちゅくちゅっ、あむっ、あぐっ、あぐっ、あぐっ……ちゅぴちゅぴ、ちゅりゅるるる……ちゅぽっ、あぐっ、あぐっ、ちゅるるるるる……」

「~~~~~~~~っ!」

 

 これは、本当に、やばい。

 舌で直接責められるのはあまりに危険だ。

 顔を引き離そうとしても、背中に腕を回してがっちり抱きしめられている為に何も出来ない。

 ていうか母娘揃って甘噛みが好きなのかよ!? 犬! ほんと犬! ああもう可愛いってそれどころじゃない!

 

 

「ちょっ、ちょっと待って、ほんとに、これはやば……っ!」

 泣きそうな声を上げるが、彼女は責めを緩めないどころか、もう片方に指を這わせてしゅるしゅるとさすり始めた。

「はむちゅっ、くちゅりっ、じゅるる、ぢゅりゅ、くちゅぷぷぷ……じゅりゅりゅ、じゅぴゅっ、ぢゅろろろろ……」

「おっ、ぁっ、ぁがっ……」

 身体を締め付けてくる肢体の柔らかさと、乳首を嬲る指遣いと、舌が立てるいやらしい音に快楽中枢がめちゃくちゃに責められて、本当の限界が近付いてきた。

「ぢゅるる、ちゅぽっ、くちゅくちゅ、じゅぴっ、ちゅるるる……じゅるるるるる……」

「……ぁ……ぁ……」

 身体が小さく痙攣し始めて、いよいよ限界が――と思った途端に、彼女の口が離れた。

「……え……?」

 ぼーっとしたまま彼女を見つめると、彼女はややバツ悪そうにたははと笑って頬をぽりぽり掻いた。

「ごめんなさいね? あまりに可愛く反応してくれるから……ついやりすぎちゃった」

「……そうです、か……」

 肉棒をびくびくと脈打たせながら、まぁパンツの中で出すよりはマシだったかなどと考えていたら、彼女が妖しく口を歪めた。

「……今、わたしがあなたのことをいっぱい責めてる分、いえ、それ以上に……後で責めて良いからね?」

「え……?」

 

 今、この人、何て……?

 …………。

 ……や、もう、ほんとに。

 この人、MはMでもちょっと……というか、だいぶアグレッシブすぎない?

 ……いや、この人は……単純に、ごく単純に、エロいんだろうなぁ。

 

「……わかりました」

 頭をがしがし掻きながら答えると、彼女が口に手を当ててうふふと笑った。

「よろしくね……楽しみにしてるわ。……それじゃあ、次はお待ちかねの……」

 言って、彼女がジーンズのベルトに手を掛ける。

「……この逞しいのを、いっぱい可愛がってあげるわね」

「……っ、……は、はい……っ」

 

 喉をごくりと鳴らしながら、彼女の婀娜っぽい微笑みを見入る。

 ……あー、やっべ。

 超楽しいわ、この時間。

 服を脱ぐ過程がエキサイティング過ぎて、鼓動は一向に平常の速さに戻ってくれないままだ。った。

 

 

 

 続く。

 




1週間お疲れ様でした。今日も何かある方は頑張ってくださいませー!
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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