由比ヶ浜マ――彼女が四つん這いになって、尻を突き出している。膣内射精により淫裂からごぷりと精液が溢れ出し、愛液と混じってマットに垂れ下がっている。
手に取ったローションの容器の蓋を開けると、彼女の尻穴を人差し指と親指で広げた。
「ひぃ……っ」
ぐにりとした生々しい感触と共に皺が伸びて、穴の周辺部の薄桃色をした部分がくっきりと見える。中心部は仄暗く、未知の魅力を秘めている。
ローション容器の先端を、彼女の菊穴に宛がう。彼女が「ひ……っ!?」と声を上ずらせたのに気付きながらも、躊躇することなく先端部分をずぶりと挿入した。
「んひぃぃぃ……っ!」
彼女が顔を伏せ、ぶるぶると打ち震える。排泄器官にローションの容器を挿し込んだまま、胴体部分を指で押した。特に何か音を立てるでもなく、容器内の潤滑液が彼女の中に流れ込む。
「ひぃぃぃぃ……っ!! や、冷たいっ、ひっ、だめ、だめ、だめぇぇ……っ!!」
振り向いて涙目で首を振るが、そんな顔をされたところで俺は更に興奮するだけだ。浣腸しているかのようだが、今回はあくまで滑りを良くするついでに彼女を嬲りたかっただけなので、容器を早めに抜く。先端をずるりと引き抜くと、尻穴が物欲しそうにひくひくと収縮した。さっき指を入れたこともあってか、穴は大きめに開いてこちらを待ち構えている。
もう、準備は十分だろう。
尻穴にいきり立った肉棒の先端を宛がうと、彼女はびくんと震えてマットに顔を擦り付けた。
「欲しいですか?」
俺の言葉に、彼女は振り向いて目を見開く。
「そ、そんな……こと……ひぃぃぃっ!?」
彼女が躊躇した瞬間、亀頭を下に滑らせて淫口に挿入した。突然の挿入に肉襞が激しくざわめき、波のようなうねりで締め付けてくる。
「ひっ、ひぐぅっ! だ、だめ、これ以上……あ……っ?」
すぐに抜くと、彼女は安心以上にどこかもどかしさを感じさせる声を上げた。今度は膣口と尻穴の間に亀頭を当てて、くにくにと柔肌に押し込む。
「欲しいって言わないから、違う場所に挿れちゃいましたよ。それで、どうなんですか? 欲しいですか?」
「あ、うぐ……んはぁぁんっ!?」
迷ったらすぐに膣に挿入して、彼女がその気になりかけた所で抜く。俺としてももどかしいが、彼女を追い詰めるには必要な行為だ。
言葉で責めて、一瞬だけ膣に挿入するという流れを10回近く繰り返したところで――彼女がゆっくりと振り返った。美しい彼女の顔を涙が蠱惑的に歪め、嗜虐心をかき立てる。
「……れ、て……っ」
「え? なんですか? 聞こえないですよ」
震える彼女を煽り立てる。突き立てれば容易く挿入出来るであろう尻穴に、入らないように気を遣いながら雁首と裏筋を擦り付ける。
「……挿れて……っ」
「何を? どこに挿れてほしいんですか? こっちですか?」
膣穴にぐちゅりと挿入すると、彼女はくしゃくしゃに歪んだ顔を浮かべた。
「ち、ちがうのぉ……あなたの逞しいおちんちんを、わたしのお尻の穴に挿れてください……っ!!」
「わかりました。挿れます」
彼女の必死の哀願を受け入れて、膣から肉槍を引き抜いて一気にアナルに侵入する。
「あ――っ」
彼女は全身を激しく痙攣させて、マットの上に崩れ落ちた。
× × ×
「あおぉぉおぉぉ……っ」
彼女がマットにべったりとうつ伏せになって、喜悦の混じった喘ぎ声を漏らす。膣内のざわめくような締め付けとは違い、尻穴は内部全体が一枚のゴムのように思えた。一様に肉棒全体をぐむぐむと締め付けてきて、例え気持ち良いと感じなくても精を搾り取られそうな、侵入者を排斥するような収縮だ。
彼女の背中に覆いかぶさると、適度に肉の感触がある柔らかな心地良さに包まれた。彼女の肩とマットの間に腕を挿し入れて、下から彼女の肩を押さえ付ける。挿入した状態でこの押さえ方をすれば、何をしようと彼女は逃げることが出来ない。
「どうですか、気持ちいいですか」
「あっ、うっ、んぐぅっ、うぅぅぅ……っ」
俺が質問しても、彼女は脂汗を滲ませて呻くばかり。強烈な締め付けを堪能しながら腰を引くと、ばちゅんっ! と音を立てて突き立てた。
「ひぎぃぃぃっ!? ふ、太い……硬いのぉぉぉ……っ」
足をばたつかせて、苦しみの中にも恍惚が織り交ざった声で喘ぐ。肩を押さえる手を離して彼女の両手を握ると、不安を示すように握り返してきた。
「お、お願い、ゆっくり動いて……っ」
泣き声で懇願する彼女の言葉通り、丹念に嬲るように尻穴を牡の性器で蹂躙する。抽送の度に漏れる声は、徐々に獣性を帯びていく。
ぐちゅっ、ずぶり、じゅぶぶ……っ。
「んひぃぃぃ……んぐぅぅぅ……っ」
俺の体重に身体を圧されながら、彼女がしきりに呻く。
じゅくっ、ぐじゅりっ、じゅぷっ、じゅぱんっ、ばぢゅっ、じゅぴっ。
「あっ……んふぅぅぅ……っ!? え、あ、そんな、速く……んはぁぁんっ!?」
抽送のペースを上げると、彼女の豊満な尻ががくがくと震えて上下した。少しでも楽になろうと身を捩っているが、身体を密着させて押さえ込むことでその行為を止める。
手を彼女の胸の下に滑り込ませ、ぴんと張り詰めた乳頭をにちりと摘む。更に抽送のペースを上げると、尻に打ち付ける度に卑猥な音が浴室に響く。潤滑液は腰を引くごとに掻き出されるが、それ以上に彼女の腸液が分泌されるからか、ぬめりは落ちるどころか増すばかりだ。
「あっ、あひぃっ、これ、すぐイっちゃ……うぅぅぅ……っ!」
彼女が跳ねるように頭を上げると、肛門が強烈に締め付けられた。射精欲求が膨れ上がるが、まだ止まる訳にはいかない。
がぢゅっ、じゅぷっ、ぱぢゅんっ! じゅぱんっ、びぢゅっ、ぐぱんっ!
「あぁぁあぁぁぁっ!? だめ、だめ、もうわたしイって……ひぃんっ!? 乳首つままないでぇ……んひぃぃっ!! 息出来な……あぐぅぅ……っ」
激しく息を荒げながら、彼女が全身で打ち震える。肛門の締めつけは増すばかりで、下半身の決壊がすぐそこに見えた。
「俺もそろそろ出しますよ……中に思い切り注いであげますから」
「あぐぅぅ……ぃぎっ、あがっ、もう、だめ、これ以上……あぁぁ……っ」
言葉も途切れ途切れになった彼女が、俺の手を握る。俺は彼女の手首を握ってこちらへ引っ張り、最後の追い詰めにかかる。
ばぢゅ、がちゅ、じゅぶ、ばぢゅっ、ぐりり、ぢゅぶんっ。
「あぁぁあぁぁぁ……もう、だめ、はやく、はやく……っ」
お願いだから――と消え入りそうな声で呟くと、彼女は甘えるような表情でこちらを見て。
「……はやく、壊して……っ」
「……っ」
思いも寄らぬ彼女の言葉と同時に、凶悪なまでの肛門の締めつけが肉棒を圧する。
――その瞬間。
「うぐ……っ、で、出る、出る、出る……っ!」
「出して、出して、出して……あっ――」
――ごぶびゅるっ、びゅぶりゅっ、びゅびゅるるっ、ごぶっ、びゅくんっ、ごぶごぶごぶ……っ。
「あ――んはぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁっ!!」
絶叫と嬌声が入り混じった声が、浴室に反響して耳朶を打つ。ぐにぐにと締め付けてくる肛門が射精をやめさせてくれず、気絶しそうな快楽の渦の中、天を仰いで彼女の尻穴に白濁を注ぎ込んだ。
「あっ……あくぅ……っ」
彼女がぐったりと倒れた。肉棒を引き抜くと、白濁やローション、腸液に塗れて卑猥な光沢を放っていた。
ふと隣に目をやると、結衣がびくりと身体を震わせる。怯えつつも期待しているような瞳の色に、あることを思いつく。
うつ伏せで倒れ込んだ彼女の身体を、ごろりと反転させて仰向けにした。
「結衣。上に乗ってくれるか。二人が重なるように」
「え……っ」
結衣がごくりと息を呑み、俺と彼女に視線を巡らせる。彼女は恍惚とした表情をしていて、目の焦点は定まっていない。
俺の言葉に戸惑う結衣の手を引き、乳房を揉みしだきながら唇を重ねる。
「んふぅぅ……っ、んちゅっ、くちゅりゅっ、れろっ、んふぅぅ……んふぅぅぅ……っ」
口を離すと、結衣は発情しきった顔で俺を見つめた。
「もう一回言うぞ。結衣。上に乗ってくれるか。……二人が、重なるように」
「……っ」
結衣はごくりと喉を鳴らすと、おずおずと視線をさまよわせ、俺の胸板に添えた手をきゅっと握って――小さく頷いた。
続く。
由比ヶ浜マでした。恐らく次回で最終回です。ゆっくりな連載ですが何気に半年以上連載してるんですよね。
アナルでするのは何気に今回が初めてです。今までどこでこのシーンを書くか迷っていて、初めてははるのんで書くか由比ヶ浜マで書くかで迷っていました。今まで書いたのは全て指挿れで留まってます。今後は解禁やでぇ……。
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!