※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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ハーレム状態でクリスマスを控えると戦乱の予感しかしない。(5)

 視界をいろはに覆われたまま、成すすべもなく下半身の衣服を剥かれる。

 微かに、けれどはっきりと聞こえる三つの艶かしい吐息は、微妙に違った熱を持って内ももをくすぐる。

 

「それじゃあ……ヒッキー……舐めるね?」

 

 聞きなれた優しい声音がすると――肉棒の先端に、ぞわりと快感が走った。

 

「んむ……っ」

 

 結衣が竿の付け根を押さえて、ちろちろと鈴口を舌先でつつく。

 すんすんと匂いを嗅いでは舐めるのを繰り返されて、肉槍はその硬度を一気に増した。

 

「お兄ちゃん……もっと足広げて?」

 

 小町の声音が、発情の熱を帯びている。

 声がした直後、内ももをゆっくりと押される。

 それに合わせて川崎も小町と同じ行動を取って、大の字に脚を開く形になった。

 

「んふぅ……っ」

 

 とろとろに溶けた淫靡な吐息が混じり合い、誰の声かの判別がつかなくなる。

 

「んぐぅ……っ!」

 

 結衣が亀頭にしゃぶりつき、小町と川崎はそれぞれ陰嚢と内ももをちろちろと舐め回す。

 普段であれば決して同時に訪れることのない快楽の波に、足の指をぎちりと曲げて耐え忍ぶ。

 序の口と分かる程度の責めでも、油断すればあっという間に果ててしまいそうだった。

 

『んふぅぅ……っ、んちゅっ、れるっ、ちゅぷぷ、あぐ、あぐ、ちゅぷぷ……ちろちろ』

「~~~~っ」

 

 ぴちゃぴちゃという淫らな水音が耳朶に染み渡り、三本の粘膜が牝の顔をして肉棒をしゃぶり立てる。

 気付けば亀頭を舐める舌が二本に増えて、もう一本の舌は陰嚢の更に下……尻穴をつつき始めた。

 

「んぐぅぅ……っ、んぐっ!?」

 

 耐え難い快感に身を捩ると、その動きを止めるようにいろはが体重をかけた。

 いともあっさりと動きを封じられると同時に、鼻先が淫裂にめり込んで、濃厚な牝の匂いが鼻腔を満たした。

 

「せんぱぁい……だめですよぉ? ちゃんと舐めてくれないと……」

「……っ」

 

 そんなこと頼まれた覚えはないぞ……とは思いつつも、抵抗出来る状態ではないので素直に従うことにする。

 割れ目から鼻を抜くと、それにより生じた空間がひくつきながらゆっくりと閉じていく。幻想的な程淫猥な収縮に、ごくりと息を呑んだ。

 舌先を固めて、熱いゼリーを掻き分けて割れ目にずぶりと突き入れる。

 

「くひぃぃん……っ!」

 

 嬉しそうな嬌声が聞こえて、頭をがしりと掴まれた。

 

「ひっく、くはぁぁ……っ、ひぇんぱい、もっと、もっとなめてくらひゃい……っ」

 

 震える声は歓喜に染まっていて、呂律も回っていない。

 いろはの艶姿は周りから見てもよほど扇情的なのか、どこからともなく喉を鳴らす音が聞こえた。

 いろはに尻をぐりぐりと押し付けられていると、今度は両腕の前腕を掴まれた。

 

「ヒッキーくん……こっちも、ね?」

「比企谷……ほったらかしは感心しないぞ」

 

 両脇から聞こえる甘ったるい声と凛とした声に応えて、元々挿入していた中指に加えて薬指も突き入れる。

 熱く熟した淫肉は、歓迎するかのように二本目の指をずるりと容易く呑み込んだ。

 

『んはぁぁ……っ!』

 

 二本の指を挿入してぐしゅりと曲げてやると、二人の身体がびくりと跳ねた。

 そのままテンポ良く指を曲げ伸ばしすると、ぐっぽぐっぽと篭った水音が聞こえ、手首に熱い液が溢れて伝う。

 

「せんぱい……せんぱいぃ……」

 

 両手での愛撫をしている間も、いろはは切ない甘え声で秘部を押し付けてくる。

 朦朧とした意識の中で必死に三人を責めていると、下半身に痺れるような快感が走った。

 

「んふぅ……っ、ずっちゅ、じゅぷ、ぢゅりゅりゅ、じゅぽっ、じゅぽっ、ぐぽっ、くぷぷぷ……じゅりゅっ、ちゅぴぴ、ちゅぷ、ちゅぷ、じゅるるる……っ」

 

 結衣もスイッチが入ったのだろうか、遠慮無しに卑猥な音を立てて、亀頭を舐り回している。

 舌先や舌の腹、舌の背が亀頭を貪り、鈴口から絶え間なく溢れるカウパーも余すことなく啜り取られる。

 

「お兄ちゃん、いっぱい気持ち良くしてあげるから……たくさん出してね?」

 

 小町が艶を帯びた声で囁くと、二本の指で竿を掴んで、ぎりぎりと締めつけながらしごき始めた。

 それと同時に陰嚢にしゃぶりついてきて、目も眩む快感に一気に限界が近付く。

 

「んふぅぅ……っ、んふぅぅぅ……っ」

 

 三人は一体どんな体勢になっているのか――川崎は、俺の膝を押さえて両足を押し広げて、尻穴に舌先をずぶずぶと侵入させてきた。

 身体を強ばらせて抵抗しても、淫猥な粘膜に何度も何度も挿入を許してしまう。

 自分の排泄器官がほぐされていく奇妙な感覚に身体が捩れ、肉棒の硬度が更に増していく。

 

「ほらぁ、せんぱい、だめですよぉ休んじゃ……っ」

「ヒッキーくん、もっと、して……?」

「比企谷……もっとかき回してくれ……っ」

「ヒッキー……んふぅっ、んちゅっ、れろれろ、ぢゅぷぷ、ちゅろろろ……っ」

「んふぁぁぁ……比企谷のここ、すご……ぃ……っ、れろ、れろ……っ」

「お兄ちゃん、イキそうなの? イキそうなんだね?」

 

 四方から飛んでくる牝の声に、身体中が蝕まれ、犯される。

 

 下半身の決壊の予感に身体が震えると、結衣が肉棒を貪る唇を離して、指をウェーブさせて亀頭とカリ首を集中的にしごき始めた。

 小町も竿の部分をしごく強さを一層強め、川崎は尻穴にうずめた舌先をぐりぐりと動かす。

 

 ――もう、ダメだ――。

 

 諦めると、ふっと身体が軽くなった。

 そして次の瞬間、睾丸から凄まじい速度でゼリー状の粘液が上ってきた。

 

 ――ごびゅるるるっ、どぶっ、どぶどぶどぶっ、ごびゅびゅるっ、びゅびゅっ、びゅるる……っ。

 

 見えていなくても、きっと火山のような勢いで真上に射精しているんだろうと分かるくらいに、尿道を伝う白濁の感触がはっきりと分かる。

 

「わ、わわ……っ! ヒッキーの、すっごい……っ」

「結衣さん、止めないで最後までしごいちゃいましょう」

「え? い、いいのかな……っ?」

 

 小町の言葉に戦慄すると、射精を終えかけたタイミングで結衣と小町が再びしごき始めた。

 

「んぐぅぅぅぅぅ……っ!」

 

 舌と鼻がいろはの粘液に浸ったまま、更に襲い来る快感に悶え狂う。

 ――その瞬間、ここまで積み重なった興奮や緊張で限界が来たのか、ふっと意識が遠のく。

 

「……お兄ちゃん? あれ、お兄ちゃーん?」

「先輩? ……せんぱーい?」

 

 徐々に遠のく意識の中、小町やいろはが呼びかける声が聞こえる。

 そんな中、がちゃりとドアが開く音がして――

 

「紅茶持ってきましたよー……って!? ちょ、ちょっと! 鶴見さん、見ちゃだめ! 雪ノ下さん、鶴見さんのことお願い!」

 

 ――めぐり先輩が大慌てする声が聞こえた。

 

       ×  ×  ×

 

「……ん……」

 

 重い瞼をゆっくりこじ開けると、ふわりとした柔らかい匂いに包まれていた。

 安心感のある香りに心が安らいでいると、すぐ傍で声がした。

 

「目が覚めたようね」

 

 声がする方向に視線を巡らせると、雪乃が穏やかな笑みを浮かべている。

 自分の状態を確認すると、雪乃のベッドに寝ているようだった。

 そして雪乃の方をよく見ると、その横には留美が心配そうに佇んでいた。

 

「八幡……大丈夫?」

 

 留美が眉根を寄せて、今にも泣きそうな顔をする。

 むずむずするような幸せに心が包まれて、愛おしさが湧いて留美の頭をくしゃくしゃと撫でた。

 

「ああ、大丈夫だ。疲れてたんだろうな。わりいな心配かけて」

 

 極限状態(一対十)で精神が摩耗してる中、頭がおかしくなるくらいの責めを受けて射精したのだから……気絶くらいするのかもしれない。

 記念すべき初失神だ。

 全然めでたくねぇ。

 

 俺と留美のやりとりを見て、雪乃がまるで母親のような笑みを浮かべる。

 

「もう少し休んでいても良いのよ。目がまだ腐ってるみたいだから」

「生憎だが、通常営業でも目は腐ってるんでな。来世を待つ程休む必要はねぇよ」

「それくらいの返しが出来るなら大丈夫そうね」

「なんつう荒い問診だよ……」

 

 いつもの軽妙な(?)やりとりをしていると、留美が口を尖らせていた。なんで?

 

「八幡……」

「え……っ」

 

 留美は俺に向かって手を伸ばすと、寝そべった俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。

 突然の事態に戸惑っていると、留美がにこりと微笑んだ。

 

「八幡。私、いつでも撫でてあげるから。前に八幡が泣いた時みたいに」

「ちょ、ばっ、おまっ」

 

 予期せぬ飛び道具に言葉が飛びに飛ぶ。

 これはやばいと思って視線を雪乃に向けると、雪乃は一瞬きょとんとした顔をして、やがてゆっくりと目を細めて、それはそれは分かりやすいジト目を向けてきた。や、ほんと、THEジト目って感じ。

 

「八幡……中学生の前で泣いたの? ……流石ね」

「おい、流石って言葉を悪意で使うんじゃねぇよ」

 

 製作者もびっくりの用途だぞ。

 尚も続くジト目に耐え切れる気がせず、慌てて他の話題を探す。

 

「あ、えーっと、他の皆は?」

「私たちがキッチンに行った時に部屋に残っていた人たちは……今、城廻先輩にお説教を受けているわ」

「…………」

 

 うわぁ。

 お説教の対象年齢、広いにも程があるだろ。

 

「……正座か」

「……正座ね」

 

 うわぁ……。

 一体どんな顔をしてお叱りを受けているんだろうか。特にアダルト組。

 

 怒っためぐり先輩も可愛いよなぁ等と思っていると、留美がもう一度俺の頭を撫でた。

 

「私、そろそろ戻るね。八幡、ゆっくり休んでて」

「おう、ありがとな」

 

 心遣いがなんとも嬉しくて、幸せいっぱいな気持ちで留美の頭を撫でる。

 艶やかな黒髪を撫でていると、留美が心地良さそうに目を細めた。

 

 うーん、良い撫で心地。

「……は、八幡……」

 すべすべだなぁ。

「八幡……ねぇ、八幡……」

 こりゃいつまでも撫でていられ――

「八幡ってば!」

 怒られた。

 

 ぱっと手を離すと、留美はさっきまで俺が撫でていた頭を両手で押さえて、顔を真っ赤にしていた。ちょっと可愛すぎて死にそう。

 

「……八幡の変態っ」

「待て待て待て」

 

 捨て台詞のタチが悪すぎる。

 呼び止めようとしたけれど、留美は俺の呼び掛けに反応せず、悪戯っぽく微笑んでぱたぱたと部屋を出て行った。

 

 ぱたん、と部屋のドアが閉まると、涼やかな静寂が立ち込めた。

 

「……大変だったわね」

 

 雪乃が心底労わる声音で言いながら、ベッド際に座った。

 

「……まぁ、たまには良いんじゃねぇか」

 

 いつもの調子で答えはしたが、不意に近付いた距離に内心どぎまぎしている。

 

「あ……」

 

 布団に潜り込ませていた手が、ふと雪乃の手に触れる。

 雪乃は微かに声を上げて、俺の手をそっと握った。

 心地良い手のひらの感触に鼓動が高鳴り、欲求が懲りずに湧き上がる。

 必死で自制するよう言い聞かせながら、雪乃の手に指を絡めていく。

 雪乃も俺を見つめながら握り返してくる。

 部屋の向こうでは、微かにめぐり先輩の声が聞こえてくる。お説教はまだ続いているらしい。

 

「八幡……」

 

 雪乃の声が、急に近付いた。

 気付けば雪乃の端正な顔立ちが目の前まで迫ってきていた。

 甘い吐息が鼻腔に染みて、欲求に拍車がかかる。

 

「雪乃……」

 

 ほんの、壁一枚二枚の向こう側には、皆がいるというのに。

 雪乃の澄んだ美しい瞳に魅入られて、本能に逆らえなくなった。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 メリーーークリスマーーース!!
 次話で最後です。23時台に投稿します。ぎりぎりクリスマスの内に!

 それでは、また【今晩】ここでお会いしましょう(^^)!
 今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!

 
 
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