※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

300 / 700
 最終話って言ったのですが。
 もう1話続きます。まさかの。


ハーレム状態でクリスマスを控えると戦乱の予感しかしない。(7)

 陽乃さんが妖しげな笑みを浮かべて、ゆっくりと近付いてくる。

 

 なんでこのタイミングで?

 なんで雪乃にバレないようにさせる?

 

 疑問が次々と浮かぶ。

 

 ついさっき雪乃から聞いた話を思い出す。

 

 ――部屋に元々残っていた人たちを、めぐり先輩が叱っている――。

 

 その現況を聞かされた時、この寝室に居たのは俺と、雪乃と、留美。

 ……その間、陽乃さんは何処に居たんだ?

 まさか、こうなることを最初から……。

 

「んくぁぁぁ……っ、は、八幡、少し、休ませて……っ」

 

 背後に迫りくる陽乃さんに気付くことなく、雪乃が腰を上げて休もうとする。

 くぽんと言う音と共に肉幹が抜けると、濡れそぼった襞が赤く充血した亀頭に物欲しげにキスをした。

 重力に負けて亀頭がぬるりと半分だけ入ると、雪乃の口の端が微かに光った。

 

 一体どうしたら――と思っていると、陽乃さんはベッド際でぴたりと立ち止まり、にやりと口元を歪めた。

 ああ、この人は妹をイジめる時、いつもこんな表情をしてるのかな……と思った。

 身体を屈めて、雪乃のすぐ後ろに手を付く。

 

「……っ?」

 

 すぐ後ろでぎしっという音が聞こえたことで、初めて雪乃が異変に気付く。

 しかしそれは危機感からは程遠く、惚けた顔で首を傾げながらゆっくり後ろを見る程度のもので――雪乃が来客に気付く前に、陽乃さんがふわりと跳んだ。

 飛んだという言い方の方がしっくりくるくらい、それはゆったりとしたモーションに見えた。

 

「もーう! 雪乃ちゃんダメでしょー?」

 

 ――言いながらベッドに着地して、陽乃さんは雪乃を背後から抱きしめて、二つの乳頭を指でぎちりと摘まみ――思い切り体重を掛けて、雪乃を下に引きずり下ろした。

 亀頭が半分入った状態だったので、自動的に雪乃の身体は猛った肉槍に貫かれる。

 

 ごりゅっ、と。

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!?」

 

 鈍い音がすると同時に、雪乃が目を見開いて甲高い喘ぎ声を上げ、その口を陽乃さんが凄まじい速さで塞いだ。

 同時に肉茎を包む肉襞の収縮がとてつもなく強まり、不意を突かれたこともあり一気に限界が訪れる。

 

「うぐぁぁ……っ!」

 

 どぶりゅっ、ぶびゅっ、びゅるるる……っ、どぶっ、ごぶぶっ、どぶぶぶぶ……っ。

 

 俺も、雪乃も、全身を激しく戦慄かせて、互いの絶頂を貪る。

 雪乃が締め付ける事で更に白濁を膣内に放出して、それにより雪乃が更に反応して……という循環が凄まじい濃度で発生して、腰が勝手に前後にへこへこと動いた。

 陽乃さんが、雪乃の口と胸に手を当てたまま、雪乃の耳を犯そうとしているかのように妖艶な声で囁く。

 

「……だめじゃない、雪乃ちゃん。比企谷くんのこと、ちゃんと満足させないと。……ね、比企谷くん?」

 

 狐のような瞳孔で見つめられ、動けなくなると同時にもう射精を終えた筈の肉棒が何度か脈打った。

 

「…………」

 

 雪乃を見ると、陽乃さんを咎めるどころか、自分を責めている人が陽乃さんだと認識しているかも怪しいくらいに目が虚ろになっている。

 陽乃さんは雪乃の様子を見て満足気に微笑み、口を押さえる手を離した。

 

「……かっ、かはっ……ね、姉さ、ん……どうして、こんな……ひぁぁぁっ!?」

 

 涙を流しながら振り向く雪乃の乳房を、容赦の無い十本の指が責め立てる。

 人差し指でそれぞれの乳頭でぐりぐりと押しながら、残りの指でウェーブするように揉み続ける。

 雪乃の言葉は、いとも簡単にかき消された。

 

「ん~? だって比企谷くんと雪乃ちゃんが二人きりになったら、ぜ~ったいこういうことするでしょう? だから……わたしも混ぜてもらいたくなったの」

 

 最後の言葉だけ、異様な熱を帯びていた。

 雪乃は陽乃さんの愛撫に為す術もなく身体を震わせるばかりで、陽乃さんはさりげなく雪乃を下に押し付けながら、乳房を揉みしだいている。

 そのため、俺も肉棒を抜く事が出来ないまま雪乃の膣肉にしゃぶられて、射精したばかりの肉槍があっと言う間に硬度を取り戻した。

 

「ふふ、雪乃ちゃんったら、ほんとに敏感なんだから。……ほんと、こんなところまで似なくて良いのにね……」

「え、今なんて……っ!?」 

 

 陽乃さんの表情に陰りが見えたのが気になったのだけど。

 陽乃さんの行動の衝撃で、呼吸が一瞬止まった。

 

「んむぅぅぅ……っ!?」

 

 陽乃さんは雪乃の肩を抱き寄せ頬に手を添えると、横から雪乃の唇を奪った。

 戸惑う雪乃がろくに抵抗出来ないのを良いことに、間髪入れずに唇の中に長い舌を挿し込む。

 にゅるりと赤い粘膜が雪乃の中に入った瞬間、自分が今まで幾度と無くされた口付けや口淫の、理性を焼き尽くすような快感を思い出して身震いした。

 

「んむぅぅ……ちゅるる、じゅる、ぴちゃ、ちゅるる、じゅぴ、ぢゅるるるる……っ」

「んふぅぅぅぅ……んむぅぅぅぅ……っ!」

 

 陽乃さんは俺に見せつけるように、いやらしい水音を立てながら雪乃の口内を舐り回す。

 歯列や内頬を舐める時、こちらから見てもはっきり分かるくらい、陽乃さんの舌が蠢くのに合わせて雪乃の頬が凹凸を作る。

 雪乃がいやいやと身を捩ると、陽乃さんは右腕を伸ばして雪乃の右脇から乳房を揉みしだき、左手は抵抗したおしおきだと言わんばかりに、乳頭を強烈な強さでつまむ。

 雪乃は目を瞬かせて、がくがくと全身を痙攣させては壊れたように腰を前後にグラインドさせる。

 

 雪乃が助けを求めるように右手を伸ばしてきたので握り返すと、それを見た陽乃さんが舌と手による蹂躙を更に強めて、あっと言う間に雪乃を絶頂に追いやる。

 俺の手に縋りつく美しくて細い指が、為す術もなく官能に打ち震えた。

 

「んふぁぁぁ……へぁぁぁ……っ」

 

 陽乃さんに舌を吸い出され、舌の表も裏も入念に唇でしごかれると、雪乃は涙を流しながら喘いだ。

 その顔は度重なる快感の波に打ちひしがれてとろとろに蕩けており、肉棒を締め付ける膣肉は絶えず痙攣していた。

 

 天上の種族の戯れと見紛う程美しい光景に、ただただ息を呑みながら――一つの懸念を抱いた。

 ……雪乃、流石にそろそろやばいんじゃないだろうか……?

 雪乃の身体が本気で心配になってきて陽乃さんに目配せをすると、陽乃さんは妖艶に目を細めて口を離した。

 二人の間に伸びた濃厚な糸が、口付けという名の蹂躙の激しさを物語っている。

 

「ぷはぁ……っ、ふふ、比企谷くん、どうしたの? そんな困ったような顔して」

「や、その……雪乃、流石にやばいと思うんで、そろそろ止めた方が……」

「あぁっ、あっ、あっ、……っ」

 

 話している間も、陽乃さんは雪乃の乳房を指で嬲るのを忘れない。

 雪乃は口を半開きにして、魂が抜けたように虚ろな目で、壊れたように小さく喘ぎ続ける。

 時折おとがいを上げてぶるると震えると、肉棒がきゅむむと締め付けられた。

 

 陽乃さんは俺の言葉を聞くと、突然上着のボタンを外した。

 前面を解放された衣服の内側から、豊満にも程がある二つの乳鞠が飛び出し、上気した美しい乳房とぴんと張り詰めた乳頭に目を奪われる。

 ていうか、ブラ着けてないのかよ……!?

 

 俺の反応に嬉しそうに頷くと、今度はミニスカートをぺらりと捲って……楚々として茂る恥毛が見えて目をむいた。

 え、上下とも……?

 

「比企谷くん」

 

 横並びになった美人姉妹の極上の身体から目を離せなくなった俺に、陽乃さんが挑発するような声音で語り掛ける。

 

「わたしのこと止めたいんだったら……わかるよね?」

 

 わざとテンプレートな言葉を選んでいるのだろうか、ベタにも程がある台詞を言う。

しかしその言葉に伴う表情や仕草があまりにも色っぽくて、喉から声が出ず震えるように頷いた。

 陽乃さんがおもむろに股を開いて、恥部を晒す。まだ何もしていないのに、内ももはぐっしょりと濡れていた。

 

 陽乃さんが俺を見たまま、再び雪乃の唇を奪う。

 口付けだけで陽乃さんと雪乃が二人とも達するのではと思う程の激しい口付けを見ながら、陽乃さんの淫裂にそろりと手を伸ばす。

 陽乃さんのクレバスは、湯を張った浴槽に手のひらを付けたのかと錯覚する程に熱く湿っている。

 ……これはこの場を収めるため、この場を収めるため……と言い聞かせながら、いきなり中指と薬指をねじ込む。

 陽乃さんの肉襞がじゅぶりと指を呑み込んだ瞬間、得も言われぬ快感が湧き上がる。

 今さっき自分で張り巡らせたくだらない予防線は、いとも簡単に頭の中から蒸発した。

 

「んくぅぅぅぅ……っ!」

 

 陽乃さんが口付けをしたまま嬉しそうに目を細めて、全身を戦慄かせる。

 今のこの状況は、体質で言えば雪乃よりよっぽど危険なんじゃないかとは思いながらも、目の前の艶姿の魅力に負けて指を激しく曲げて膣肉を抉る。

 泉の水を手で掬い取るように淫液が溢れ出て、肘まで熱い粘液が滴った。

 

「んふぅぅぅ……んふぁぁぁ……っ」

 

 陽乃さんが快感に戦慄きながら、見る見るうちに目の色を変えていく。

 発情しきったその瞳は、陽乃さんがその口内を貪っている妹の瞳とひどく似ていた。

 今の二人は、自分とそっくりな瞳の中に自分を映しているんだろう。

 なんだか不思議な気持ちになった。

 取り敢えず、陽乃さんを気絶させれば良いか……とあまりに自然に鬼畜なことを考えていると――雪乃が、思いもしない行動に出た。

 

「んむぅ……っ!」

 

 雪乃が、陽乃さんの背中に左腕を伸ばし、脇を通して陽乃さんの乳房を掴んだ。

 まるでケンカしているかのようにむんずと掴む様子は、普通に見れば痛そうなのだけど、陽乃さんはこれくらいならば全て余すことなく快感に変換してしまう。

 あらん限りに手を広げて揉みしだくと、陽乃さんの身体がぶるぶると震えた。

 流石の陽乃さんもこれには驚いたようで、目をむいて唇を離した。

 

「……ぷはぁっ、ちょ、ちょっと雪乃ちゃ――ふむぅっ!?」

 

 乳房を揉みしだくだけで飽き足らず、今度は雪乃から陽乃さんの唇を奪う。

 瞳の中に攻撃的な色を宿して、お返しと言わんばかりに陽乃さんの口内を蹂躙する。

 

「んむふぅぅっ! んっ、んふぁっ、はぷっ、ぷはぁっ、こ、こら、やめ……んふぅぅぅ……っ!」

 

 陽乃さんは身を捩るけれど、互いに互いを抱き寄せる形になっているため逃げることが出来ない。

 陽乃さんは何で手を離さないのかと思ったけれど、単に負けず嫌いなだけなのだという結論に至る。姉妹揃ってそういう所があるらしい。

 

 雪乃は何かのスイッチが入ったのか、陽乃さんの舌に乗った唾液を啜りながら、今度は俺を見つめた。

 握り合った手にきゅっと力を込めて、腰をゆっくりと前後にグラインドし始める。

 こんな状況下で雪乃自らが更なる快楽を求めてきたことに驚きながらも、油断するとまたすぐ射精してしまいそうになり、肉襞の淫らな締め付けに口を引き結んで耐える。

 耐え忍ぶのに意識が向いて、陽乃さんの秘裂を抉る動きが緩むと、手首を掴まれやめちゃだめとせがまれる。

 全身にくまなく意識を巡らせねばならず、一瞬も休む暇が無い。

 

 しばらく雪乃優勢で責めていたものの、やがて陽乃さんも勢いを盛り返して、今は二人とも自分が優位に立とうと互いの唇を貪り、乳房を弄り合っている。

 どれだけ互いに達しても、手も口も動きを止めないで、それぞれに俺の肉棒と指を絶えず求めて腰を振り続ける。

 

 ――こんな淫靡な光景が、この世にあったのか……。

 

『…………』

 

 感動に浸って惚けていると、陽乃さんと雪乃がふと同時に俺を見た。

 そして舌を絡めたまま二人で目を合わせ、もう一度二人同時に俺を見る。

 

 ――何かが起きる。

 

 予感を超えた確信に、ざわりと肌が粟立った。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 ☆☆☆祝・小説執筆開始一周年☆☆☆
 一年前のこの日、初めて自分で小説なるものを書いて、ハーメルンに投稿しました。
 この一年で書いた字は少なく見積もっても150万字。3月から読書を始めて読んだ小説は170冊強。
 執筆でも、私生活というか人生でも、色々な事がありました。本当に色々。
 この作品の毎日更新はもうしばらく続きますが、それに並行してオリジナル作品を投稿したり持ち込みをしたり、色々としてみたいことがあります。
 全作品の感想を合わせると、2651件に達しました。どれだけ支えて頂いたか、感謝してもしきれません。
 まだまだ、ここからです。
 これからも、どうぞよろしくお願い致します。

 <お休みのご連絡>
 今回でメタネタが終わらなかったので、28日0時分までは更新します。その後、29・30日はお休みします。人生初コミケ!会いたい方に会うのだけが目的なので気楽に行きます。備えだけはしておきます。
 
 <今回>
 多分特定のシチュエーションの希望としては一番多かった姉妹丼なのですが、如何だったでしょうか!次話で更に濃厚になります。
 スレンダーな敏感娘とグラマラスなド敏感娘って組み合わせは、本当に凶悪なんだなと書いていて分かりました。

 それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
 今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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