留美の息が、熱い。
たまらなく熱い。
一歩間違えばこの子を全身くまなく汚してしまいそうな程いきり立った肉棒は、空気しか触れていなくとも期待で汁を滴らせている。
留美が目を細め、唇を細める。すぼめられた分少しだけ圧を増した息が、鈴口に乗っている滴を微かに震わせた。
「……ちゅっ、ちゅぴ……っ」
「お……うぉ……っ」
先程同様、鈴口に唇を付けて、キスをしながら滴を吸い取る。花の蜜を吸い取るような可憐さを備えていながら、その光景は信じられない程淫猥だ。
先走りの汁が溢れ出し、留美が吸い切れなかった分が裏筋に伝う。すると留美は、おずおずと手を伸ばして、肉竿の根元に指を添えた。すべすべの指の感触に息を呑むと、留美は竿を真っ直ぐ上向きにして、裏筋に口が届くようにした。
「……れろっ、ちゅっ、くちゅ……っ」
キスが、鈴口から亀頭の裏に伸び、ちろりと出た紅い舌が竿の裏側をなぞり始めた。接している部分はごくごくわずかだと言うのに、俺の心と体を蕩けさせる効果は十二分で。汁を舐めとるように動き始めた留美の行動が全くの無駄に思えるくらい、次から次へと先走りの汁が溢れ出してくる。
留美が舌をてろりとさらけ出し、顔を横向きにして裏筋を丹念に舐め始めた。
「……れろっ、ちゅっ、ちゅぴっ、ぴちゃ、ちゅっ、ちゅるっ、ちゅぽ、ちゅぽ、んんん……っ」
悩ましい声といやらしい音が全身に染み渡り、骨の髄まで犯していく。見上げれば見慣れた天井があるのに、まるで見知らぬ場所に思えた。
留美は俺の反応をしきりに窺う。意図することのない上目遣いの可愛さに幾度となく撃ち抜かれて弱るばかりだ。留美自身は徐々に自信を付けて、口淫を滑らかなものにしていく。
竿の根元を右手の親指と人差し指で押さえて、留美の舌が肉棒のあらゆる場所を舐めていく。
鈴口、亀頭、雁首、裏筋、陰嚢、竿の表側……。
螺旋を描くように夢中で舐められ続けると、気付けば留美の唾液で竿全体がコーティングされてぬらぬらと光っていた。濡れた部分が留美の息でひんやりとしても、その直後に熱い液が新たに塗りたくられる。
「んちゅっ、れろっ、ちゅぴちゅぴ、ちゅっ、ちゅくちゅく、ちゅぷぷ……ちゅっ、ちゅくっ」
留美の舌と唇が、亀頭を集中的に責め始めた。赤くぱんぱんに膨れた亀頭は爆発寸前で、目の前の白い無垢を欲望で更に白く汚したくしょうがないと言っているようだ。
留美が口を離す。唇は亀頭の目の前だ。
口をぱくりと開けた。小さい口だが、めいっぱい開いたのか中の赤さがちらりと見える。
俺をちらりと見てきた。「いい?」と聞いているようで、俺はこくりと頷く。
留美が目を細めて、左手で髪をかき上げた。美しいこの仕草を、これから先一体何度見られるのだろうかと心が躍る。
「……あむっ」
小さくて、それでいてぷりぷりとした唇が亀頭をすっぽりと呑み込む。あまりに自然に凹凸が埋まって、まるで耳の穴にすっぽりと収まるイヤホンの気持ちになったようだ。
留美はねっとりと瞳を潤ませて、口内の牡の欲望を味わっている。舌が亀頭をまんべんなく舐め回し、歯磨きをするように内頬にこすりつける。
「る、留美、どこで、こんなこと……っ」
背中を突き抜ける快感に身悶えしながら尋ねる。すると留美は口を離し、愛おしそうに亀頭をぺろりと舐めた。
「……ん、勉強したの。少しでも八幡に気持ち良くなってもらいたいから……」
そう言って、頬をぽっと赤らめる留美の顔は――年端のいかない、恋をする乙女そのものだった。淫らな行為に及んでいようが、目の前の愛おしい少女の純粋さは変わるものではない。意地らしい発言に身悶えするほどの喜びを感じつつも、「そうか、ありがとな」とだけ言って留美の頭を撫でる。子猫のように目を細めた留美は、満足したのか再び亀頭に吸い付いた。
「んふぅぅ……ちゅぴっ、ぴちゃっ、れろ、ちゅぷぷ……ぷちゅ、ぴちゃ、れる、れろ……っ」
わざと音を立てようとしているのだろうか、俺の反応を健気に伺いながらいやらしく音を立てているが、その顔は欲情しているというよりは単純に照れているかのように赤らんでいる。
「……もっと、咥えてくれるか?」
頭をくしゃくしゃと撫でながら言うと、留美が雁首に吸い付いたまま嬉しそうに目を細めた。下がった目尻の可憐さに胸が締め付けられる。
留美がもう一度髪をかき上げる。
「ん……っ」
「お……おぉ……っ」
留美の顔の高度が少しずつ下がり、すぼめられた口内に吸い付かれながら肉竿が呑み込まれていく。根本まで呑み込むやや手前で、先端が何かにこつんと当たる感触がして慌てる。
「っ! 留美、いきなり奥までなんて無茶だって。無理すん……な……っ」
留美の顔を見て言葉を失う。
留美は目にたっぷりと涙を浮かべながらも、内股に手を添えて懸命に咥え込んでいた。俺の言葉に大丈夫だからと首を微かに横に振り、その動きで亀頭がざらりとした喉奥に更にこすり付けられる。
「んふぅぅ……ふぅっ、ふぅぅ……っ」
留美の鼻息が恥毛をそよがせる。恥毛の間から見える留美の瞳は、涙を浮かべながらもまるで獲物を狙う獣のように強い光を宿していてぞくりとする。
留美が唇をめいっぱいすぼめると、ゆっくりと口を引き始めた。
「おぉぉぉ……っ」
せまい口内にみちみちと締め付けられると、まるで魂まで一緒に引き抜かれてしまうかのような感覚に陥る。恐ろしい程の吸引力に射精欲求が一気に高まる。
亀頭のみ咥えた状態まで顔を引くと、手でしゅるしゅると陰嚢を撫で回しながら雁首や鈴口を丁寧に啜る。高まりきった身体は快感に抗えずに何度も跳ね上がる。
留美の口が、先程よりも締め付けを増した状態で下りてくる。喉奥にこつんと当たると、留美は苦しそうに震えながらもしばらくその状態を維持して、再び強く締め付けながら顔を引いていく。
「留美、留美、やばい、それ、本当にやばい、もう、出る、我慢出来ない、やばい……っ」
「……っ」
留美が驚いた顔をして、ちゅぽんと口を引き抜く。
「……八幡、そんなに気持ち良いの?」
「あ、ああ、そうだよ。……なんだよ」
きょとんとした表情に顔が熱くなるのを感じていると、留美は心底嬉しそうに微笑んだ。
「嬉しい……いいよ、いっぱい出して」
「え……うおっ!?」
留美は喜色満面な笑みを湛えて、再び肉棒を咥えた。先程の強い吸引を維持したまま、速度を上げて一気に射精を促す。
いくらここまで二人でゆっくり心を通わせてきたとは言え、初めての口淫でここまで……と思うと、身震いした。これから先、一体どれほどの快感が待ち受けているのかと、今身体を打ち貫いている快感と共に、ほんの少し先への未来への期待が膨らむ。
「あっ、うぐっ、イク、出る、もうイクから……っ」
イクから口を離さないと――という意味で言ったのだが、留美は嬉しそうに目を細めて、更に抽送の速度を速める。
「っ!? ばか、やめろ、口ん中で出したらどうなるか……っ」
その小さな口で受け止めたら大変なことに……と焦りの色を浮かべるが、留美の口を離したいという気持ち以上に、マグマのような射精欲求が込み上げてくる。限界は目の前だ。
「んぐっ、ぐぽっ、じゅっぷ、ぷぢゅっ、じゅぷじゅぷ……ぐぷぷ……じゅぽっ、じゅぽ……っ」
射精を促す、強烈に淫らな水音に目が眩む。
――受け入れてくれるなら、いいか――
そう思い、留美の小さな頭を両手でがしりと掴む。留美は少し驚いたが、それでも動きを止めない。懸命に俺の気持ち良いやり方を探り、俺の欲求を受け止めようとしてくれる。
留美の動きに手を貸すように、留美の頭をリズムよく上下に動かす。溢れた涎が恥毛を浸して、この行為の激しさを物語っている。
「出すぞ、留美の奥に出すからな、受け止めるんだ……っ」
「んっぐ、んぶ、じゅるっ、じゅっぷ、じゅぶ、ぢゅぷぷ……っ」
下半身にぐっと力が入る。
一瞬ベッドを軋ませながら腰を引いて……次の瞬間、腰を跳ね上げた。
――ぶびゅるるっ、びゅぶっ、びゅぶぶぶっ、ごぶっ、どぶどぶっ、どぶぶ……っ。
「んぶぅっ!? んっく、んぐっ、ごくっ、んぐっ、んんんん……ごく、ごく、ごく、んんんん……っ」
絶対溢れるだろうと思っていた白濁は、意外なことに全く零れることがなかった。
「んふぅぅぅ……っ」
悩ましい吐息を漏らしながら、留美が尿道に残った精液を吸い上げてくれる。どれだけ勉強したんだ……と驚くと共に、それだけ俺のことを考えていてくれたことが嬉しくてしょうがない。
留美が口をちゅぽんと離す。糸の一つも引いていないのを見て、綺麗に舐め取ったことを知った。
「……糸、引いてた方が良かった?」
すげえ恥ずかしいことを聞いてきた。ていうか第一声がそれなのか……。
「……それも演出としてはありだけど、その、なんだ、これだけ綺麗に舐め取ってくれたってのが、もう、すごすぎて、なんだろう、尊敬する」
「尊敬まで行っちゃうの……」
あまりにも普段通りのやりとりに、内心動揺する。
「苦しくなかったか? ていうか苦かったろ? 大丈夫か?」
俺の質問に、留美はぽけっとした顔で首を傾げて考え込む。
「ん……苦しかったけど、それ以上に……八幡に気持ち良いと思ってもらえるのが嬉しかったから、何とも無い。あと……苦かったけど、これはこれで結構好き。八幡のだからだと思うけど」
「……そ、そうか」
聞いてるこっちが恥ずかしかった。よく見れば留美の頬も赤らんでいる。
「……あ」
留美が惚けた声を上げる。
「ん、なに、どうし……あー、……すまん」
生まれてから今までで一番の量を出したと言える射精を終えた後だと言うのに、留美の唾液で光った肉棒はいささかも硬度を失っていないどころか――更に力強くいきり立っていた。
「……これ、入るのかな……」
「え、なに、今なんて?」
「何でもない」
竿を人差し指でつんつんとつつきながら、留美が何かとんでもないことを言ったような気がしたが、ぷいと顔を逸らされた。いちいちとんでもなく可愛い。
さて、どうしたものだろう。
留美は流石に疲れてるだろう。顎が疲れるって聞くし――
「って、え、ちょっと、留美さん?」
留美が再び亀頭に口を近付けている。
「え? だってまだ満足してないんでしょ?」
ぐうの音も出ない。
「いや、でもほら、顎とか疲れてるんじゃ……」
尋ねると、留美が自分の顎をくにくにと触って首を傾げる。
「……ん、大丈夫だけど」
大丈夫らしい。
そういう人もいるのね。
「それで、どうする?」
留美が悪戯っぽく笑う。何だか年上のお姉さんに遊ばれているみたいだ。留美の精神年齢が分からなくなる。
「……お願いします」
年下みたいな懇願の仕方をすると、
「……ん、わかった」
留美は優し気に微笑んで、口をゆっくり開けた。
続く。
ルミルミでした。見えてきた50話台。
同僚の勧めで「僕らはみんな河合荘」を読み始めました。「ヒロインがめっちゃかわいい」と言われて買って読んでみたら、予想の800倍くらい可愛かったです。死ぬ。
たまに「これはたまらない。死ぬ」と思ったヒロインのどういう所が魅力的なのかをメモしてまとめているんですが、久しぶりに書き足しました。笑いも含めて作品全体の雰囲気が好きすぎて……素敵や……こんな感じのゆるさと温かさを描写したい……。
引き続き頑張ります。
月曜日ですね。ゆるゆると(^^)
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!