留美の手がこちらの太ももに添えられる。
たったそれだけの行為が、恐ろしい程の期待をもたらす。
留美の顔を見る。
薄暗がりの中淡く見えた瞳の光が、不意に妖しさを帯びた。
留美の手が太ももの上をゆっくりと移動する。
下腹部に近付いて、遠ざかって、また近付く。じれったい手の動きが、身体の内を焼け焦がしていく。留美は俯いていて表情が窺い知れず、長い睫毛が艶っぽく揺れる。
焦らし続けていた留美の手のひらが、張り詰めた下腹部に添えられた。
「うぁ……っ」
愛おしむように撫でられてため息が漏れる。身体の奥底で爆発しそうなくらいに溜まった官能の炎を、少しでも口から逃がそうとしているかのようだ。
留美がこちらにすり寄り、ぴたりと寄り添った。こちらの右肩に顔をぴたりと当てて、至近距離で俺の反応を窺いながら、しゅるり、しゅるりと手を這わせる。穏やかに動いている中で、時折ぎゅむと肉竿全体を握られると、頭から腰まで電気が走り抜けて身体がびくりと跳ねた。
「あ……うぁ……っ」
息を荒げて、下腹部を襲う柔らかな快感に心も身体も浸る。目の前には留美の顔があって、甘い香りが馥郁と香る。男を安心させて、癒して、快感の虜にしてしまうような、魅惑の香り。
留美の右肩を抱き寄せると、留美の身体がびくりと跳ねた。少し力を入れると、不安げに身を寄せてくる。動揺している表情とは対照的に、手の動きは徐々に滑らかで力強くなっていく。
右手を胸に伸ばして、抱き寄せながら乳房の上に手を添える。
「ん……っ」
留美はうっとりとした声を漏らすと、制服の上着のボタンに手を掛けた。俺の首に熱い吐息を吹きかけながらゆっくり外すとそれを脱ぎ、ベンチの背もたれに掛ける。
誘うように、ブラウスのボタンを2つ程外した。上からなら、はっきりと下着が見えるくらいに。ごくりと息を呑むと、留美は首にキスをしてきた。自分のものであることを示す、マーキングのようなキス。瑞々しい唇が首を吸い立てる悩ましい音を聞いて、もう一度息を呑む。
留美のブラウスの中に手を差し入れた。
「んぁ……っ」
下着に手が触れると、留美の声が一層悩ましくなる。柔らかな肉を余すことなく堪能しようと、下から掬い上げるように揉みしだく。
留美がズボンのチャックを開け手を滑り込ませると、唇を耳に押し当ててきた。
「あっ、うぁっ、んんっ、ふっ、んんん……っ」
媚熱を帯びた吐息が耳朶に流し込まれる度に、パンツ越しに触れている留美の手の中で肉槍がむくむくと膨張していく。顔を離して唇を重ねると、ほとんど躊躇することなく留美から舌を滑り込ませてきた。
「んむぅぅ……ちゅる、くちゅ、ちゅっ、ちゅるる……ちゅぴ、んふぅ……んふぅぅ……っ」
腕の中で、可愛らしい少女の肢体が淫猥にくねる。その動きは蠱惑的そのもので、鼻腔をくすぐる匂いはますます甘ったるくなっていく。
股間をまさぐる留美の手を掴んで、パンツの縁に指を引っかけさせた。留美は一瞬躊躇したものの、キスに耽溺しながらパンツをずり下ろす。チャックの間から凶悪な肉槍が顔を出すと、留美は唇を離して目を見開いた。乳房から手を離して、留美の頭を掴んで下腹部に近付けると、留美は泣きそうな顔で薄く微笑んだ。留美の表情一つでまた一段と硬度を増した肉槍を見つめながら、留美は立ち上がって俺の足の真ん中に腰を下ろし、ぱっくりと口を開けると肉竿をゆっくりと咥え込んだ。
「んふぅぅ……っ」
微かに顔を震わせながら、口内できゅむきゅむと締め付けてくる。沈み込んでいく度に甘美な快感が下腹部を包んで、感覚を麻痺させていく。
口内で舌が生き物のように蠢き、亀頭を舐め立てる。雁首をべろりと舐められると、思わず腰が跳ねた。
「うぁ……それ、やばい、すげぇ良い……っ」
雁首と裏筋を丁寧に舐められてため息混じりに絶賛すると、留美が上目遣いでこちらを見つめた。相変わらず暗いため表情はあまり分からないが、「ほんと?」と嬉しく思っているのだろうと思った。
留美が頬をすぼめながら顔を引き、またゆっくりと呑み込んでいく。たっぷりと咥え込んでぐりぐりと喉奥に亀頭が押し込められると、それだけであっと言う間に射精欲が込み上げてくる。たった一日自慰を我慢しただけだと言うのに、まるで何週間も禁欲していたかのように自制が利かない。一人であれば決して外れることが無かったであろう肉欲のタガを、目の前の少女が容易く外してしまっていた。
「んっく、んんっ、んぶっ、んふぅぅ……っ」
留美の唾液と先走りの汁が混ざったものが、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てて恥毛を浸していく。まだ濡れていない部分は留美の鼻息でざわりと揺れる。下半身の限界は、穏やかに、けれど決して逆らえない圧力を持って迫ってきた。
「留美、やば……俺、そろそろ、出る……っ」
俺の言葉に、留美がにこやかに目を細める。
留美の顔の動きが一気に速くなり、牡の精を残さず吸い出そうとしてくる。
「うぁっ、やば、だめだ、出る、出る、出る、出る……っ!」
身体をぶるぶると震わせ、留美の後頭部を抑える。顔を動かせなくなっても、留美は舌を妖しく蠢かせ、最後の最後まで口内愛撫をしてくる。身体中の血流が下腹部に集まり始めた。
「もう――うぁ……っ」
魂の抜けたような声を発して、留美の喉奥に大量の白濁を打ち込んだ。
「んぶ……んぐっ、んっく、ごくっ、んっく、んっ、んっ、んんん……っ」
夏場に清涼飲料水を一気飲みしているかのような勢いで、留美は精液を呑み込んでいく。喉が鳴る度に、自分の身体の一部が留美に取り込まれていくという感覚はひどくぞくぞくした。
「……ぷはっ。……まだ元気……もう一回する?」
口を離すなりそう言って、唾液と白濁で照り光る肉竿を猫のようにぴちゃぴちゃと舐める留美の表情は、あどけないのに底が見えない程淫猥だ。
「……やってほしいけど、俺も留美にしたい」
「……ん、そう、なの?」
留美が頬をぽっと赤らめる。あれだけ卑猥なことをした後にこんな純な反応を見せられてはたまらない。
今この状況で、互いに気持ち良くなるには……と考える。
「あ」
「ん、どうしたの?」
「留美、隣に座ってくれ。これなら一緒に出来るぞ」
俺がよっぽどわくわくした顔で言ったからだろうか。
「……八幡の変態」
留美は上目遣いで、困ったように眉を八の字にして呟いた。
続く。
ルミルミでした。
一週間、頑張りましょう!
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!