留美を隣に座らせて、互いの身体をぴたりと密着させる。外気のせいには出来ないねっとりとした熱気を肌と肌で交わらせると、目を合わせずとも官能が高まった。
「留美、一応周りには気を付けてくれ。さっきまでは取り敢えず大丈夫だったけど、いつ人が通るか分からねえからな。……っ」
「ん、わかった。……っ」
表面上はまだ理性的な会話をしているが、実際の二人の動きは言動とまるで一致していなかった。
俺は留美のスカートを捲って、すべすべとした太ももをまさぐって。
留美は、肉棒を愛おしそうにさすっている。
互いの目線は己の手先に集中しており、周りなどまるで見えていない。この状況が危ないのは分かっているのに、視線を外すことが出来ない。相手から与えられる興奮を何倍かにして送り返し、またそれを何倍かにして与えられる循環。時を追うごとに、二人の息が荒くなっていく。
留美の太ももに這わせた手を、ゆっくりと内側に滑らせていく。留美は肉竿をぎゅっと握り締めて、俺の手を見つめた。俺の挙動一つで留美の鼓動を操っているような征服感に包まれる。
内ももをゆっくり撫でる。時折指を曲げて揉みこめば、柔肌に食い込む深さに比例して留美の細い肢体が折れ曲がる。
「んぁ……はっ、んんん……っ」
まだ足を触っているだけなのにこの反応。期待せずにはいられない。
手を足の根元に近付けていくと、じんわりとした熱気と湿り気がまとわりついてきた。中心部に触れずとも、濡れているのが分かった。
「すげえな……」
ぽそりと呟くと、留美が俯いた。足を急にぴったり閉じて、俺の手の侵攻を拒む。
留美の耳にぴったりと唇を押し当てた。ふっと息を吹きかける。
「はぁぁぁ……っ」
留美がおとがいを上げて、身体を震わせる。汗ばんだ肌にブラウスが貼り付いて、頭がくらくらする程濃厚な牝の匂いが立ち込める。この匂いはこれからどんどん成熟していくのかと思うと、どうしようもない程の期待と幸福感が込み上げてくる。
「留美、足を開くんだ」
留美の喉が鳴った。その喉に吸い付いて、ぴちゃぴちゃと意図的に大きな音を立てる。出来るだけ大きく聞こえるように、出来るだけ、いやらしく聞こえるように。太ももに挟まれた手をぐいぐいと開くと、留美は観念したのか、戸惑いながらも足を開いていく。
――にちゅっ。
「ひ……っ」
指が中心部に辿り着いて、ショーツがいやらしい音を立てると……留美が小さな悲鳴を上げた。己がどれだけ快感に溺れているのかを、声に出さずとも俺に伝えてしまったのだから無理もない。
水音が公園に薄く響く度に、留美は小さな声で泣いて鳴く。
今だって十分に恥ずかしいだろう。このまま続けていても、十分に楽しめるだろう、興奮出来るだろう。
けれど、それでも。
この程度でやめることなど、出来はしない。
「……ぐしょぐしょだぞ」
「……っ、だめ……っ」
留美の脳内を犯すように囁くと、艶っぽい声が聞こえた。
今、街灯と街灯の間に居て、留美の表情がはっきりと伺えないという状況は却って良かったかもしれない。
目に涙を滲ませている留美の顔を見たら、どうしてしまっていたか分からないから。
留美は言葉ではだめなんて言いながらも、再び足を閉じようとはしない。秘丘に少しずつ中指を食い込ませていき、筋をゆっくりとなぞる。
「はぁぁぁ……っ、んっ、んぐ、んんんん……っ」
声が漏れると判断したのか、留美は肉竿からも手を離して両手で口を塞いだ。留美の行動によって、そう言えば俺も触られていたのだと思い出す。責めに転じると己に与えられている快感がどこか遠くへ飛んでしまうようだ。
「留美、立ってみるか」
俺の言葉に、留美がゆっくりと振り向く。俺の言葉の意味を呑み込めていないのだとすぐに分かった。
留美は躊躇しているのか腰が抜けているのか、いずれにせよすぐに立とうとしない。仕方ないので、留美の両肩を抱いて二人同時に立ち上がる。俺の前に留美を立たせ、半転させてこちらを向かせる。俺は座って、目の前で留美の身体を眺める形になる。
「……なに、するの……っ?」
留美の声が震える。不安の中に喜悦の色が見える声を聞いて、俺は遠慮することなく指示を出した。
「自分でスカートを捲るんだ」
「……っ!? だ、だめ、そんなの、無理……っ」
「どうしてだ? 一昨日はあれだけ大胆だったのに」
「あ、あの時と、今じゃ、状況が違う……っ」
「いいから、捲るんだ」
「だめ、ほんとに、だめ……許して……っ」
留美が両手を伸ばして俺の頬に添え、唇を重ねてくる。懇願を示すようにそろりと伸ばされた舌が俺の唇を押し広げて口内に侵入してくる。
「んふぅぅ……っ、ちゅるっ、くちゅっ、ちゅぷぷ……んむふぅぅ……っ」
舌が艶かしく動いて、許して、許してと訴えかけてくる。
けれど、それでも。
「……ぷはっ、うん、やっぱ留美とするのは最高だな。で、いつ捲ってくれるんだ?」
「……っ」
留美の懇願をさらりと流して、話を続ける。
「うぅぅ……っ、うぅぅ……っ」
留美が子犬のような泣き声を上げて、スカートをぎゅっと握り締める。
流石にやりすぎかな……と、そろそろやめようかと思った所で。
「……っ」
留美が、小さく息を呑んで、ゆっくりとスカートを捲り上げた。美少女が躊躇いながらも自分でスカートを捲るという行為は想像以上に背徳的でいやらしく、時間の流れが何倍にも圧縮されてスローモーションで見えた気がした。
スカートを捲ると、閉じ込められていた熱気と甘酸っぱい匂いが、夏を感じる空気の中に溶けていく。
スカートを両手で捲り、俯いて俺の次の行動を待つ留美。
征服欲が、止めどなく溢れ出て来る。身体中の細胞という細胞が喜びで満ち溢れていく。
甘い水に吸い寄せられる蛍のように、留美の足の根元に手を伸ばした。
くちゅり。
「んん……っ」
留美が口元を引き結んで声を抑える。さっきと違って、今は留美の両手は塞がっている。果たしてどれほど我慢出来るのか……と思いながら、ぐっしょりと濡れたショーツに指を食い込ませていく。
「んく……っ、ふっ、あっ、んんん……っ」
淫裂に中指を食い込ませては引き抜き、指の腹でショーツをなぞってクリトリスをこする。ショーツは水に浸したようにぐっしょりと濡れて、吸水機能がまるで意味を成していない。留美の両足は不安定に揺れて、内ももには雫が伝い街灯に照らされて微かに光っていた。
親指をショーツに引っ掛けて、僅かにずらす。暗がりなのでよく見えないが、一番大事な部分が外気に晒された。
「だめ……っ、だめ……っ」
留美がゆるゆるとかぶりを振るが、もはやこの手の動きが止まる筈もなく。
にゅくく……っ。
「あ……おぉぉ……っ」
中指の第二関節まで挿入すると、頭上から牝の鳴き声が聞こえた。熱い蜜壷は指を食いちぎらんばかりに締め付けてきて、自ら快感を貪りに来る。
指をぐにぐにと折り曲げると、肉洞の中の潤いが一気に増した。ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てて蜜が溢れ出し、手首から腕へと淫液が伝う。留美の足は内股になり、生まれたての子鹿のようにがくがくと震える。
「んくぅぅ……っ! だめ、これ、だめ、変になる、おかしくなる……っ」
留美が手を離して、俺の両肩を掴んだ。唇の塞ぎ手を求めて、再びキスをしてくる。俺自身ももっと興奮を高めたいと思い、留美の片手を肉棒に導いた。留美は唇を重ねながら、左手を俺の肩に置き、右手で俺の肉棒をしごき始めた。ぎちぎちに反り立っていた肉棒はたっぷりと先走りの汁を滴らせていて、留美の手の動きを極めて滑らかなものにする。雁首を入念にこする留美の手の動きによって簡単に限界に導かれて、決壊の予兆に腰ががくがくと震える。
「んぐっ、ちゅくっ、んちゅるる……んっ、ふぅんっ、んんんんん……っ」
留美ももはや何の余裕も無く、唇でまぐわいながら肉竿をぐちゅぐちゅとしごき上げる。愛液は俺の肘にまで伝い、既に限界直前なのだと分かった。
にちゅぐちゅにゅちゅりにゅぐびちゃじゅぷじゅぷ……っ。
互いの淫部が漏らす音が混じり合い、静かな公園の夜の空気を妖しく染める。
もう出る――と思った瞬間、どういう訳か留美は俺から手を離し、思い切り腰を引いた。何事かと思いつつも留美の淫裂に指を食い込ませたままぐちゅぐちゅとかき回すと、留美は上体を折り曲げて肉竿をぐぷりと呑み込んだ。
「んんんんんん……っ!」
留美のくぐもった嬌声を聞いた、次の瞬間。
――どぶっ、ごぶごぶごぶごぶっ、ごぶぶっ、びゅぶっ、ぶびゅるるる……っ。
「おぉぉぉぉ……っ」
留美の蜜壷に指を浸したまま、小さな口に白濁をぶちまけた。
……あのまましごかれたら、留美の制服を汚してたもんな……。
留美の行動の意味を時間差で理解しながら、ぜぇはぁと息を切らす。
留美は精液を綺麗に呑み込んだだけでなく、頬をすぼめて尿道に残った白濁まで綺麗に舐め取ってくれた。留美自身、絶頂したことを示す大量の愛液が下のコンクリートをぐっしょりと濡らしている。疲れているはずなのに、肉竿を舐める動きはとても丁寧で慈しみさえ感じる。
「……ぷはっ。……八幡、どうしよう」
「……どうした」
半勃ちの肉棒から口を離した留美が、困ったような声で言う。
「……もっと、舐めたい」
「え……っ」
留美の言葉に、肉竿が一瞬で硬度を取り戻す。
ふと、雲が隠していた月が顔を出して、留美の顔を照らし出した。
妖しく目を細める留美の表情は、恐ろしい程に蠱惑的で。
いつか、近い内に訪れる、本当に交わる時には……一体、どれほど激しくまぐわってしまうのだろうかと、恐怖に似た期待を抱いた。
この後結局更に2回口で搾られ、まだ勃起が収まらなかったものの時間が時間だったので帰ることにした。留美は疲れきっていたのでおんぶしてやったが、あまりの軽さに驚いた。
帰ってから小町の質問攻めに遭ったが、そこはかとなく誤魔化しておいた。しかし俺と話した直後小町は留美に電話をかけて事実確認をしていた。俺の目の前で。
「お兄ちゃんも留美ちゃんも、ウソが下手だねえ……」
電話を切った後の小町の言葉が意味深すぎて、深く考えるのをやめた。
続く。
ルミルミでした。ピュアにエロく。
カクヨムで応募した作品、最終選考まで残ったものの受賞には至りませんでした。
反省しつつ、また頑張ります。
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!