2人とも脱ぐことにした。
留美の前で堂々とTシャツを脱ぐと、「なんか……そういうの、だめ」と頬を赤らめながら言われたため、ベッドの上で互いに背を向けて脱ぐことにした。しゅるしゅると鳴る衣擦れの音は、いつまで経っても慣れることは無いなと思った。
全て脱いでしばしぼーっとしていると、もう大丈夫と言われた。くるりと振り返ると、女の子座りをした留美が胸と下腹部を手で隠し、恥ずかしそうにもじもじとしていた。妖精と見紛うような裸体は、生きるのに必要な呼吸をしばし忘れさせた。
留美の横に置かれた、丁寧に畳まれた衣服と下着をじっと見る。
「……ピンクか」
おでこをはたかれた。
ぺこーん、って感じ。
「……脱ぐ過程もしっかり見ておいた方が良かったか」
おでこをぺこーんとはたかれて、両頬をつままれた。
みょいーん、って感じ。
「……俺のほっぺを引っ張ってる間、今さっき隠してた所が丸見えだった訳だが……」
「……っ」
両目を手で塞がれて、空いた手で胸板を叩かれた。
ぺちぺちぺち、って感じ。
「……ありがとう、堪能した」
「……何言ってんの……」
謎の満足感によりツヤツヤする俺と、ツッコミ疲れでげっそりする留美。
息を荒げていた留美がふっと息を吐いて、呆れたように笑った。
「……馬鹿みたい。……しよ?」
「……ああ」
優しく和やかな空気のまま、下腹部が強烈に反応する。
――しよ?
たった2文字の破壊力は、とてつもなかった。
× × ×
「んっ、んちゅっ、はむっ、ん……んふぅぅ……っ」
「ちゅぴっ、れろっ……んはぁっ!? ……ん……あ……っ」
「あっ、あぐっ、ふぅっ、んっ、んふぁぁ……っ」
和やかな会話をしていたのは、ほんの10分程前だろうか。
僅かな時間で部屋の空気は一変して、いやらしい牝の匂いが密閉された室内を満たしていた。
胡坐をかいた俺の股座に留美が座って、こちらに足を絡める。そして俺の首に腕を回して、後はひたすら口付けをして、乳房や尻肉を揉みしだき、綺麗なへそに勃起した肉槍を押し付ける。留美の表情は時間を追うごとに理性を失っていき、敏感になった肢体をまさぐられる度に唇を離して艶めいた喘ぎ声を漏らすようになっていた。
「八……幡……っ、なんで、下……さわって……くれないの……っ」
決して下腹部まで手を伸ばさず、焦らすように滑らかなお腹を撫でさすっていると……留美がついに耐えかねて、耳に唇を押し付けて囁いてきた。普段の留美だったら考えられない行動に興奮して、身体の奥からぞわぞわと嗜虐の蔦が生えてきて、身体中に根差していく。心に無理やりブレーキを掛けて、震えながら息を吐いた。
「……留美の大事な所が、もっともっと気持ち良くなるようにしてるんだ」
小さな耳に囁き返して、右手を留美の背中に回して尻穴を撫で、淫裂と尻穴の間を撫でさする。
「は……あぁぁぅんん……っ!?」
予想していない刺激だったからか、留美はとびきり色っぽい声を出して身体を捩る。2つの穴の間の肉をくにくにと押すと、それに合わせて腰が前後にがくつき、その度に小さなへそに肉槍が押し込められる。空いた左手で足の根本をさすると、「んあぁぁ……っ、ぅあぁぁ……っ」と天を仰ぎながら身体を痙攣させた。晒された処女雪のような肌に吸い付くと、吸血鬼に噛み付かれた女性のように全身を戦慄かせる。肉竿は理性を失ったのかと思う程ぎちぎちに張り詰めて、目の前の少女を犯せとがなり立ててくる。それはまだ先だ……と自分自身を必死で言い包めて、留美の首に己の独占欲の証を刻み込む。
「……お願い、だめ、これ、もう、こんなの……耐えられない……っ」
留美が縋るように抱き付いて、背中に手を這わせながら泣き声で訴えかけてきた。お腹を動かして、肉棒の切っ先をへそで味わうようにぐりぐりと食い込ませては艶めかし声を上げるその様は、ひどくみっともなく、いやらしくて、美しかった。
「……今から、指を入れる。でも、俺が良いって言うまで絶対イっちゃダメだぞ」
「え……っ」
俺の声に、留美が息を呑む。
戸惑う留美をよそに、「良いな、行くぞ……」と呟き、躊躇うことなく中指を発情しきった牝穴に滑り込ませた。
× × ×
「あぅぁ……っ!?」
ちゅるん、と中指の第一関節までが膣穴に容易く埋まると、留美の目が激しく瞬いた。目の前で何十発も打ち上がる花火を見ているかのように、せわしなく瞬きを繰り返す。微かに歯が鳴る音も聞こえた。
「気持ち良いか」
俺の問いに、留美は唇を引き結んでこくこくと頷く。くい、と関節を曲げて膣肉を押し込むと、それだけでおとがいを上げて声にならない鳴き声を上げた。留美がじっとりとかいた汗が俺の身体に染み込んで、身体の境目が分からなくなる。もっともっと、2人でどろどろになりたい。もっと溺れたい。溢れ出す欲求に気が狂いそうだった。
「良いか、留美。この間はきっと、お互い緊張してた。俺も身体ががちがちだったし、俺以上に留美が緊張してたと思う。当たり前だよな、痛い思いを我慢するのは留美なんだから」
だから……と言葉を続ける。留美はぼんやりとしながらも、静かに相槌を打ってくれた。
「緊張してもしなくても関係無いっていうくらい、留美の中をほぐす。徹底的に」
強めに言い切ると、留美の身体がぶるりと震えた。
「……うん、わかった」
留美が頷くと同時に、中指を一気に根本まで入れる。瞬間的に指全体が万力のように締め付けられて、留美の顔から余裕の一切が消え失せた。
「うあぁぁ……っ」
不安げに瞳を揺らす留美と唇を重ね、左手で乳頭をつまみ、中指を少しずつ曲げる。
ぐちゅ、ちゅぶ、にちゅ……っ。
自身の身体から出るいやらしい音と、漂ってくる牝の匂いに、留美の顔が羞恥に歪む。
「ん……ちゅむっ、ちゅりゅ……んはぁ……んふぅぅん……っ」
留美の身体が不規則に波打つが、乳首と膣肉を拘束することで決して逃がさない。
「……ぷはっ……んはぁぁんっ!? だめ、なの? イっちゃ……んあぁうんっ! ……だめ、なの……っ?」
留美が首を傾げて尋ねる様は、少女と牝の表情が入り乱れていてひどくアンバランスだった。それがたまらなくそそり、嗜虐心が野火のごとく燃え広がっていく。
勿論、絶頂することで更に敏感になり、膣肉がほぐれるということは十分に考えられる。目の前の少女を失神させるまで絶頂させ続けるというのも、恐ろしい程に楽しそうだ。
けれど、今は焦らしに焦らした方が、留美の色々な表情や一面を見られる気がした。
――だから。
「……そうだ。絶対にイクなよ?」
きちんと釘を刺して、留美の心に枷を付ける。中毒にさえなりかねない、強力な官能の枷を。
中指をぐにりと曲げると、少女の口が戦慄いて開いた。
「んはぁぁぁっ!? ……ぅぁ……わ、わかった……うぁぁぁっ!?」
ゆっくりと中指を波打たせると、牝肉が自由自在に蠢いて指に吸い付いてくる。自身の身体の変化に気付いているのか、留美は快感に喘ぎながらも羞恥で耳まで真っ赤にしていた。
まだまだ責めは終わらない。
まだまだ。
まだまだ。
まだまだ。
続く。
ルミルミでした。
表現の仕方を日々探っています。難しいけど探り甲斐があります。楽しみながら頑張ります。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!