身に纏うものを全て脱ぎ捨てた留美が、仰向けになってそっと足を広げる。薄く恥毛が生えた陰部をじっと見つめると、頬を赤らめて内ももをこすり合わせた。これまでどれだけの行為に及んでいようと、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。思わず微笑み、しっとりと汗をかいた黒髪を撫でる。両膝に手を添えて、そっと開いた。もじもじとしているものの、下腹部は淫猥な熱気と湿り気を帯びていた。肉竿に手を添えて、そっと亀頭を淫裂に宛がう。にちりといやらしい音がすると、留美の喉が小さくこくりと鳴った。
「……いくぞ、留美」
「……うん、きて。八幡」
留美の笑顔を見て顔を綻ばせると、どんな陶器を扱うよりも慎重に腰を進める。
ずぐっ、と亀頭が膣内に埋まると、前回同様痛いくらいに締め付けてきた。
「んぅ……っ」
「留美、大丈夫か? 痛くないか?」
「うん……少し苦しいけど、前より平気。八幡、前よりも優しくなってる」
「あ……そ、そうか」
無意識の内にやっていたことを温かな声で褒められて、急に気恥ずかしくなる。留美の緊張を少しでもほぐそうとしていたのに、俺がほぐされてしまったようだ。留美はくすりと笑うと、ほんのりと頬を赤らめてじっと見つめてきた。
「うん、そう。……力入っちゃいそうだから、その……っ」
尻すぼみに言葉を紡いで、そっと両腕を伸ばす。温もりを求める腕は、微かに震えていた。
「……わかった」
答えて、留美とそっと抱き合う。間違っても急に腰を進めないように、あくまでも慎重に。細身の身体を抱きしめると、あえかに震えていることに気付く。本当は、怖くない訳がないのだ。前回だってきちんと準備をしていた上であの結果だったのだから。
「……今度は大丈夫だから、な?」
「……うん」
耳元で囁くと、留美が掠れた声で返事をした。少しだけ泣きそうで、少しだけ嬉しそうな声だった。
× × ×
まだまだ幼さの残る膣内を、徐々に進んでいく。以前のように途中で膣が乾いてしまうことはないが、まだ油断は出来ない。
「う……んん……っ」
留美はこちらの背中をきゅっと抱きしめながら、小さく震えている。胸板に当たるか細い息が、たまらなく愛おしい気持ちを溢れさせる。
途中で、これ以上は容易に進めないと思わせるつっかえが生じた。
「……留美、行くぞ」
「……うん……っ」
留美と見つめ合い、口付けをして、徐々に、けれど着実に腰を進める。
「ぅあ……八幡……八幡……っ」
留美の声は切実で、けれど力強かった。痛い程に締め付けられながらもぐっと腰を押し出すと――不意に、膣内の空間が一気に開けた。
「うっく……んんん……っ」
何が起きたかは、留美が苦しさに顔を歪めて涙をぽろぽろと流すのを見てすぐに分かった。視線を下ろすと、愛液に薄められた破瓜の証拠が滴っていた。
「留美、頑張ったな。頑張ったな……っ」
腰を動かさないようにしながら、留美を胸に抱き締める。小さな身体は雨に濡れた子猫のように震えていた。
「八幡……八幡……っ」
留美が嬉しそうに名を呼んでくれる。けれど、まだまだ痛みは抜けないようだ。どうにかしたいと思い、留美と唇を合わせて舌を絡ませる。いつも以上に、寄る辺を求めるようにこちらの舌遣いに応えてきた。控えめな乳房に手を這わせ、やわやわと触る。生まれたての赤子を抱くような手つきに、留美は控えめながらも反応を示した。
「ん……ふぅ……んん……っ」
挿入してから初めて聞く甘い声。もっとその声が聞きたくて、ゆっくり、ゆっくりと腰を進めていく。開放感を得た肉竿は慎重に進んでいき、亀頭がこつんという感触と共に最奥に到着した。
「留美、一番奥まで入ったぞ。大丈夫か? どんな感じだ?」
「は、八幡……質問が、んんっ、なんか、やらしい……っ」
「……すまん」
口を手の甲で塞いだ留美が、俺の質問で頬を赤らめていた。労りのつもりで質問したのだが、言葉責めの一環のようになってしまった。
「……もっと楽になるように頑張るから」
「え……ん……あふぁぁ……っ?」
留美の乳房に吸い付き、左手でもう片方の乳房を愛撫する。更に右手親指でクリトリスをくにくにと押すと、途端に反応が現れ始めた。肉竿を包む膣肉の締め付けが、緊張による強張りに取って代わって、生きた洞窟のようなざわめきに変貌していく。肉竿を動かしていなくとも、中の潤みが増して結合部から滴っていた紅色が薄まっていくのが分かる。留美の身体が、牡の身体を受け入れ始めたのだと分かる。
「留美、段々慣れてきたんだな。良かった」
「やぁ……わざわざ言わないで……っ」
「……すまん」
またやってしまった……と気まずく思いつつも、俺の言葉を聞いた瞬間に膣内の熱がくっと上がったことに気付く。
……これはもしかして……。
「留美、どんどん感じるようになってきてるな。さっきから中がひくひくしてるぞ」
「……っ!? ……ぅ……ぁ……そ、そんなこと……っ」
留美が顔を真っ赤にして、両手で顔を覆ってしまう。俺は身体を起こして、ぴんと張り詰めた2つの乳頭を指でくりくりとしごき始めた。
「あっ、ぅあっ、あ……っ」
「ほら、留美がいやらしい声を出す度に中が動いてるぞ。留美も分かるだろ」
「いやぁ……言わないでぇ……っ」
顔を見られたくないし俺の言葉も止めたいからか、留美は目尻に涙を溜めながら、細い腕を交差させてこちらに突き出してきた。可愛らしい抵抗に内心悶絶しながらも、愛撫と言葉責めは止めない。
「良かった、痛みはすっかり引いたみたいだな。それでもいきなり動いたらきついだろうから、ゆっくりやるぞ」
「あっ……ぅあっ、やぁっ、だめっ、恥ずかし……っ」
「顔を見られるのが恥ずかしいのか? それとも俺に何か言われるのが恥ずかしいのか?」
「やっ、んぅっ、……ど、どっちも……っ」
留美が再び両手で顔を覆い、指の隙間から潤んだ双眸を覗かせる。あまりに可愛らしい表情に、ここまで理性で抑え込んできた嗜虐心に火が点いた。
留美と両手を繋げて、互いの顔を隠すものを取り払う。留美が耳まで真っ赤になるのを見つめながら、ゆっくりと腰を引き始めた。
「や……っ、んっ、くぅっ、んふぅぅ……っ」
「留美、痛くないか」
「ん……痛く、は、んぅっ、ない、んっ、けど……あふぁぁ……っ」
「そうか、じゃあ気持ち良いんだな」
「……っ、そ、そんな、はっきり言わな……んはぁぁ……っ」
半分程抜いた所で再び最奥まで腰を進めると、留美の顔が美しく歪んだ。表情に苦悶の色は見えず、慣れない快感に戸惑っている様子が見てとれた。膣内は更にざわめきを増して、肉竿の先端から根本まで余すことなく甘美な締め付けを加えてくる。初めての挿入体験でこの快感を味わうのはあまりに刺激的で、留美への言葉責めで気を紛らわしているという面も大いにあった。
ようやく、ここまで来ることが出来た。留美が恥ずかしがりながらも気持ち良さそうにしているのを見ると、こちらまで涙が出そうになる。
ここからは――。
「……もっと気持ち良くするからな」
「……っ」
留美は目を見開いて返事に迷っていたが……やがて、こくりと小さく頷いた。
続く。
ルミルミでした。
前書きにも書きましたが、ルミルミ編の第1話は2015年12月2日。1周年を迎えました。1年の5分の1はルミルミを書いていた訳ですね。マジか。
本番は待ちに待ったシーンなので、今までで一番慎重に書いています。
残り2~3話でしょうか。どうぞ最後までお見守りくださいませ……!
<再び小説情報募集>
小説の情報を募集しています。
「不意に官能的な表現が出てきて、それがたまらない小説」の情報を頂きたいです!!
最近官能表現で伸び悩んでおりまして。官能小説を買って読んでみても中々「あ、これは糧になる!」と個人的にヒットするものがなかったんですが、角川ホラー文庫から出ています「かにみそ」という作品を読んだ際に、ふと出てきた表現がかなり官能的でぞくぞくきたのです。それで今回の情報募集に思い至りました。
たまらなくエロい官能小説の情報でも良いですし、全然関係無いジャンル(ミステリー、ホラー、異世界もの、日常もの、その他なんでも)でも問題ありません。ほんの数ページしか官能的な表現が出てこないものでも構いません。皆さんが読まれたことのある作品の中で、「あ、そういえばあの作品なんかエロかったな」と思うものがあれば、ぜひご感想やメッセージで教えて頂きたいです!! 切実!! 僕は今進化を欲しています!! ご助力お願い致します!!
Twitterアカウント
takahashi_toru_
宛で教えて頂いても結構です。宜しくお願い致します。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!