※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 手を繋いで、身体を交わらせながら見つめ合う。ほんの数十秒の間だけでも、俺の脳と身体に凄まじい量の情報が注がれる。

 力を込めれば簡単に傷付けてしまいそうな、とても細くて小さい手。

 目尻に涙を溜め、不安でいっぱいになりながらも信頼の念を宿した澄んだ瞳。

 苦悶が消え、徐々に沸き立つ快感に戸惑うように波打つ唇。

 そして、僅かに腰を動かすだけで一斉にざわめいて、肉竿を愛おしそうに締め付けてくる膣肉。

 

「ぅあ……ぅぅ……っ」

 

 じっとりと汗をかき、身を委ねる少女はあまりに美しく、儚げで、愛おしい。

 気持ち良くすると言っても、迂闊に激しく動かせばきっと痛がらせてしまう。

 だから、慎重に、慎重に――

 

 ずじゅっ、じゅっ、じゅぐっ、ぐぐぐ……っ。

 

「あ……はっ、うんん……っ、うっく、んんん……っ」

 

 小さな蜜壺の中をかき分けて進み、最奥の子宮口をこつこつとノックする。場所によって感度が違うのか、一番奥まで入るとまだ快感よりも苦しさの方が勝るようだ。ゆっくり腰を引いて、カリがどの部分をこすったときに良い反応が返ってくるのかを真剣に観察する。留美がほんの少しでも安心したような声を漏らす度に、その場所で前後に腰を動かして留美の反応を窺う。留美は頬を朱に染めて、恥ずかしそうにしながらも静かに結合部を見つめている。

 

「は、八幡……っ」

「どうした、苦しいか?」

「そ、そうじゃなくて……そんなに、見ないで……っ」

 

 留美が泣きそうに目を細めて、羞恥に顔を歪める。壊れるくらいめちゃくちゃに突き回したい衝動に駆られながらも、必死で我慢する。

 

「……留美に気持ち良くなってもらうためだからな。やめないどころかもっとよく見るぞ。どこが気持ち良くて、どこか苦しくて、どの角度で突くと良いのか、どれくらいの速度で突くと声が漏れるのか、よく見てるからな」

「やぁぁぁ……言わないで……っ」

 

 粘度たっぷりの声で意思を伝えると、腰を動かしていないのに小さな膣道が一斉にざわめいた。ぞくぞくしながらも再び最奥をこつこつと突き、ゆっくりと腰を引いて反応を探る。

 亀頭が抜ける少し手前で、ざらざらした感触に行きつく。クリトリスの裏側に位置する部分は、指で愛撫する時によく責めている場所だった。

 

「あ……っ?」

 

 留美の身体がぶるりと震え、本人が当惑する。自分の身体に今何が起きたのかと戸惑い、続いて俺の顔を見た瞬間に目を見開いた。どうやらよっぽどによっぽどな顔をしていたらしい。

 

「……ここ、気持ち良いんだな」

「え……あ、わかんない、けど……うぁ……っ!?」

 

 留美と繋いでいた手をほどき、華奢な腰に両手を添える。細い肢体をくっと持ち上げ、斜め上に腰を突き出すと――留美の反応が目に見えて変わり始めた。

 

「あ……っ、あっ、うっく、ひぁっ、あっ、んぁ……っ? あっ、あんっ、あっ、あっ、あぁ……あぁぁ……っ!」

 

 ざらざらの感触を目指して慎重に何度も小突くと、動き自体は極めて小さいにも関わらず、こちらの動作の何倍もの大きさで留美の身体が跳ね、波打つ。このままでは声が漏れると思ったのか、留美は両手で口を塞ごうとする。

 

「声、聞きたい。だめか?」

「……ぅ……ぁ……っ」

 

 俺の言葉に、留美は顔をくしゃくしゃにしながら逡巡して、やがてゆっくりとシーツを掴んだ。再び抽送を開始して、丁寧に突いていく。

 

「あぁ……あっ、うぅっ、うあぁっ!? あっ、あっ、んぁっ、ひぁっ!?」

 

 媚熱を持った快感が身体の奥底に積み重ねられて、留美の嬌声に糖度が増してゆく。表情から硬さが消えていき、引き結ばれていた唇がぱかりと開く頻度が上がっていく。指や道具で愛撫していたときと同じ、いや、それ以上に魅力的な表情に変貌していく様に、俺は腰を動かしながらごくりと息を呑んだ。

 突く速度を徐々に上げていく。慎重に、けれど、確実に。

 

「あっ、うぁ……っ、はっ、はぁっ、んくっ、うぁぁっ! あっ、あぁっ、うあぁぁっ!」

 

 一突きごとに留美の声から遠慮と羞恥の色が薄れ、妖艶な色香が溢れ出てくる。一瞬幸せそうな表情を浮かべては、次の瞬間に顔を真っ赤にして逸らしてしまう。けれどもう一度突けば再び甘い嬌声を漏らし、おとがいを上げて白い喉を露わにする。

 留美の全身からじわりと汗が滲み、甘い匂いと混ざり合う。結合部から漏れ出る甘酸っぱい香りも混ざって、ベッドの上は甘美な地獄のようだ。

 それにしても軽いな――と、留美の身体を支えながら思う。これなら、片手でも支えることが出来るんじゃないか……? とふと思ったところで、一つの考えが浮かんだ。

 右手を腰から離し、左手を留美の腰の真ん中に添える。夥しい快楽の波に疲れた留美が、俺の行動に虚ろな表情で首を傾げる。しかしその表情も、俺が右手を伸ばした場所に気付いた瞬間に驚愕に染まった。

 

「あっ、だめ、今そこは……うあぁぁぁっ!?」

 

 右手の親指の腹で、ぐっしょりと愛液で濡れたクリトリスをくにりと押すと、留美の嬌声が一段階甲高くなった。理性が削れ、その代わりに獣性の色を帯びた声は、留美の快感が跳ね上がったことを克明に伝えてくる。過度な刺激を加えることはせず、包皮をかぶったクリトリスを親指の腹で円を描くようにこする。快感神経の束と化した肉芽をこすりながら、その裏側を亀頭でこつこつと突く。

 

「うあぁぁっ!? だめっ、いっしょにやっちゃ……あぁぁぁっ! あぁぁぁっ!」

 

 留美が泣きじゃくりながら、激しく何度も身体を波打たせる。まだ絶頂に達していないはずだが、今まで見てきたどの絶頂よりも艶っぽい反応に身体が震える。留美の全身から漂う匂いがより甘く、濃度を増していく。抽送の速度は依然としてゆっくりのままなのに、こうも留美の反応が劇的に変わるとは……と、女性の身体の神秘を感じる。結合部からは泉のように愛液が湧き出て、陰毛をびしょびしょに浸していた。

 

「だめ、だめ、だめ、だめ、だめ……っ!」

 

 留美が泣きじゃくり、クリトリスを弄る右手を両手で掴んできた。

 

「イキそうなのか?」

「……ぅぅ……っ」

 

 俺の質問に、留美は無言の肯定を返す。

 そっと右手を肉芽から離すと、留美が明らかにほっとした。しかし離した右手を留美の腰にまわし、両手で細い肢体を支えると、何が起こるのかを察したようで細い喉がごくりと鳴った。

 

「やっ……だめ……あぁぁぁぁっ!?」

 

 今までよりはほんの少し速く、はっきりと照準を定めて腰を突き上げる。どちゅっ、どちゅっと激しい水音が鳴り、留美の心と身体がどれだけ高まっていたかが分かる。

 ここまでずっと高まっていた快感は、留美をあっという間に限界に追い詰めた。

 

「だめっ、イクっ、イクから、イク、イク、イク、イク、イっちゃ……ぅあぁぁぁぁぁっ!!」

「うお……っ!?」

 

 膣肉が強烈に締め付けてきたかと思うと、細い肢体が鮮やかなアーチを描いて反り返り、腹部に大量の透明な液体を噴きかけてきた。夥しい熱量を孕んだ液体は何度かに分かれて勢い良く噴き出し、その間留美の全身は何度も痙攣を繰り返した。

 ようやく落ち着くと、留美は汗が染みたシーツにくたりと背中を付けた。額に前髪が何本か貼り付いていて、半開きになった口がひどく悩ましい。

 

「……八幡の、ばかぁ……私の身体、こんな、エッチに……っ」

 

 息も絶え絶えに、留美が可愛らしく糾弾してくる。しかし自分の言葉に恥ずかしくなってしまったのか、息混じりの声が最後まで続くことはなかった。

 

「……気持ち良かったようでなによりだ」

「……ばか……っ」

 

 整った眉を八の字にひそめて、すねた表情をする仕草が可愛くてしょうがない。

 けれど、留美は気付いているだろうか。

 こうして他愛もないやりとりをしている間も、肉竿を包む膣がきゅむきゅむと締め付けていることを。

 

「……まだ満足してないようだな。それじゃ、続けるぞ」

「え……っ、な、……あ……っ」

 

 俺の言葉に慌てた留美だが、自分の下腹部の蠢きに気付いたらしい。呼吸は落ち着いたのに、耳まで真っ赤になってしまった。

 

「まだまだ止めないからな」

「……っ、……ばか……っ」

 

 再び可愛らしく罵倒してきたものの、留美は決して身体を離そうとはしなかった。

 留美が再びシーツを握る。澄んだ瞳は、じっと俺を見つめていた。

 

 

 

 続く。

 

 

 

 




 ルミルミでした。まさかの本番シーンだけで2話書いてまだ終わらないという。
 ここに到達するまでが長かった分、本当にじっくり書いています。様々な資料を参考にしながら。

 小説情報、沢山頂いております。本当にありがとうございます。メモしつつ実際に買っております。これでまたパワーアップ出来る……!本当にありがとうございます。引き続き募集しておりますので、感想欄・メッセージ・Twitterのリプ等々でお待ちしております(^^)!

 それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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