※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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(6)

1.

 先生に手を引かれ、ベッドに並んで腰を下ろす。

 先生のいる左に目をやると、先生が俺の顔と下の方に視線を行ったり来たりさせて「わぁ……」と言っている。や、もう見てますよね? 相当卑猥なことやってますよね?

「なあ、比企谷……」

 らんらんとした目で俺の名を呼んだかと思ったら、先生は右手をこちらの腰に回して、左手は今尚いきり立っている竿に添えて、唇を奪って来た。

「んむっ、んおっ、んくぅっ……」

 先生の舌が口内に侵入して、腰に回した手は更に回り込んで右の乳首をくりくりと摘まみ、竿に添えた手は時折亀頭をぐちゅぐちゅと撫で回す。

 興奮と快感でぶるぶると震えて、正直このやりとりだけで2~3回出しても良い気がした。

 負けじと、俺も左手を先生同様に腰に回してそのまま先生の左胸の乳首を、右手は右胸の乳首を摘まむ。

「んふぅっ!? んあっ、んんっ、んっ、んっ……」

 一瞬目を見開いた後、先生は再び目を細めて行き、どんどん声も甘くなって行く。

「……ぷはっ」

 たっぷり10分程互いに刺激しあった後、俺は先生の後ろに回り込んだ。

「んっ、どうした?」

 先生は包容力たっぷりの優しい声をかけて、俺の頬に手を伸ばす。

「一回、静さんの胸をたっぷり味わいたくて……良いですよね?」

 先生は穏やかにどうぞと答えると、後ろに体重を預けた。

 

「んあっ、あんっ、こらっ、比企……谷ぁ……胸だけじゃ……ないのか……」

 先生の声は戸惑いを孕みつつも、それ以上に甘ったるいものになって来た。

 後ろに回り込んでから、かれこれ30分はずっと先生の胸を弄っている。

 先生が動けないのを良いことに、胸を好き放題変形させながらうなじに吸い付き、耳たぶを甘噛みし、耳の中を舌で舐り回す。

 さっきまで俺のことを良いようにしていた先生が、今は必死で喘ぎ声を抑えているのがあまりに可愛くて、ついついやり過ぎてしまう。

 先生の足は、初めに比べて明らかにぱっかりと開いている。

 そこへ、そっと右手を伸ばした。

「あっ!? ひ、比企谷、そこは……!」

 先生の戸惑いの声に耳を貸さず、先生の秘部に指を触れ、そのまま中指を挿入する。

 ちゅるん、と言う感触と共に、あっさりと温かい肉襞に包まれた。

 ――と。

「んあぁぁぁっ!?」

「うおっ!?」

 先生は突然、今までの比じゃない程の大きな喘ぎ声を上げ、後ろに仰け反った。

 危うく後頭部の頭突きを食らいそうになったが何とか避ける。

 しかし、先生の仰け反る力が思いの外強かったため、そのまま二人揃って後ろに倒れ込んでしまった。

「あひっ、うぁっ、うぅぅぅ……」

 俺の指が膣に入ったまま、先生がひくひくと痙攣している。

 ……先生、もしかして、責められ慣れてない?

 さっきの胸弄りの間も思っていたけど、どうやら先生はあまりじっくりされるのに慣れていないようだ。

 ……まあ、今までどころか今尚童貞の俺が言うことじゃないけどね☆

 形容しがたいわくわく感を覚えながら、先生の膣に入っている中指を折り曲げた。

「ひぃぃぃんっ!?」

 可愛らしい、悲鳴じみた嬌声が上がる。

 これは、お返しのチャンスだな。

 先生の耳元で、そっと囁く。

「静さん、しばらくこのまま、やっちゃいます」

「あ……えっ……うそ、だろう……?」

 先生の顔が、ひくついた。

 

「ひぐっ、あがっ、かはっ、あえっ、ひんっ、も、やめ、も、むり、むり、むり、~~~っ……!」

 俺の上で、先生が腰を跳ね上げる。

 互いに大量の汗をかいているため、先生の背中と俺の身体の前面はぴたっとくっついている。

 亀頭は先生の足の間からぴょこっと顔を出したままで、時折先生が悶えて足をくねらせるときにおまけのように刺激されている。

 かれこれ1時間くらいだろうか。

 俺は、飽きもせずに先生の身体を貪っていた。

 先生は汗と愛液で全身ぐちょぐちょになっており、いつもの凜とした顔つきはどこへやら、今や完全に俺に身を委ねて、蕩けきった顔でしきりに俺と唇を重ねていた。

 先生とキスをしていようがいまいが、愛撫は一切止めない。

 中指が疲れたら人差し指を入れ、それでも疲れたら今度は薬指を入れる。

 途中からは指を2本入れるようになり、先生はより一層可愛らしく、俺の上で喘ぎ狂った。

 

「……」

 ……やり過ぎたかもー。

 先生は途中から一切声を出さなくなり、指を膣内で動かしてもわずかにぴくっと反応するだけになっていた。

 ……これが、失神ってやつ?

 じゃあさっき先生が思いっきり温かい液体を噴き出してたのは……あれはおしっこなのか、潮なのか……?

 分からないけど、その辺の理解と開拓はまあ、これからの楽しみと言うことで。

 先生の膣から指を抜き、そのまま身体も先生の下から抜け出す。

 仰向けのままベッドに横たわる先生を、きちんと枕の所まで連れて行く。

 お姫様だっこと言うやつだ。

 お姫様なんて年齢じゃあ……なんて言おうものなら、あっと言う間に逝かされてしまうな。誤字では無い。

 とすっ、と音を立てて、先生がベッドに寝転がる。

 その虚ろな表情の綺麗な顔と、グラマラスで淫猥な身体に、改めてごくりと息を呑む。

 聞こえていないだろうなーと思いつつも、先生の頬に手を添えて、

「先生、行きますよ……」

 と言い、今や受け入れ態勢万端の秘部に亀頭をぴたりと宛てがった。

 ――と。

「あ、ま、待ってくれ!」

「……へ?」

 突然の制止の声に、素っ頓狂な声が出てしまった。

 見ると、いつの間にか意識を取り戻した先生が両手でストップの意思表示をしている。

「え、でも……」

 突然のお預けに、思わず子どもみたいな声を発してしまう。

 すると、先生は気まずそうに頬をぽりぽりと掻いた。

「い、いやぁ、その、な? 私の初めては前の彼とだったんだが……」

「……え……」

 ……なんで、ここで前の男の話なんかするんだ? しかも前の男って確かヒモじゃなかったっけ?

 俺の表情が険しくなったのに気付いたのだろうか、先生は慌てて手を振る。

「あ、ち、ちがうんだ、そんなつもりはないんだ! ……正確に言えば、前の彼とするのが初めてに「なるはずだった」んだ……」

「……え?」

「その、な。前の彼が私の家に転がり込んで来て、その、ある夜に、そう言う雰囲気になったんだけれど、彼は私が初めてだと知るやいなや「なんだ、初めてかよ……」と面倒臭そうに言って、服を脱がすこともなくやめてしまったんだ」

 先生の目が潤んでいる。

「え、じゃあ、静さん、今日の今までのことって……」

「もちろん、全て初めてだよ。……その、比企谷、君を誘惑するのに、私も必死だったと言う訳だ。ははは……。君にどう映ったのかは分からないけどな」

 先生の笑い声が、乾いていた。

「ごめんな? こんな話を、こんなタイミングでしてしまって。今日はまさか、こんなに順調に事が進むとは思わなくて、その、どうしたら良いか、分からなくなってな……」

 先生の声が涙ぐむ。

「こんな、この歳になっても処女で、重い女なんて嫌だろう? さっきまでは本当にどきどきして、楽しくて、だけど、いつ告げたら良いか分からなくて……もう、どうしようもなくて……ごめんな、ごめんな?」

 俺の頬に添える手が、震えていた。

 ……なんだそれ、なんだよそれ?

 先生の頬に手を添え返すと、先生は驚いたのか目を少し見開いた。

「俺、今、怒ってますよ、静さん」

 先生がびくっと震え、表情が固まる。

「あ、そ、そうだよな……」

 目を逸らした先生の顔をぐいと正面に戻す。

「違いますよ、静さんにじゃない。その元カレに、それに、今まで先生と接して来た野郎どもに、です」

「……え」

「なんでこんな素敵で可愛い人を、そんなひどい扱い出来るのか、正直理解出来ないですよ。重いのが何ですか、そんなの知ってますよ、夏休みにメールもらった時から」

 まあ、あの時はドン引きだったけどね。

「それに、処女が何ですか。今まで静さんが出会った野郎共の目が節穴だっただけでしょう」

 先生の目から、涙が伝う。

「もう、我慢ならない」

 先生に軽く口付けをして、目の前で言う。

「静さん、あなたは俺が、貰います」

「……ひ、比企が……!」

 先生の返事が返ってくる前に、俺は先生の秘部に宛がった亀頭を、一気に押し込んだ。

 

「んあぁぁぁぁぁぁ……っ!」

 先生の声が部屋中に響く。

 痛みや苦しさの中に、僅かながらに快感が混じっていた。

 息を切らしながら、先生が涙目で抱き付いてくる。

「ひ、比企谷、いいのか? 本当に私で、いいのか? ……私で、いいの、か……?」

消え入りそうな声で、先生が聞いてくる。

 ああ、この人は今までどれだけしんどい目に遭って来たんだろう。

 ぎゅっと抱きしめ返して、

「静さん「で」良いんじゃない、静さん「が」良いんです。覚悟してくださいよ? 俺も相当めんどくさいですから」

 と、笑いながら言った。

 すると先生は、顔を綻ばせた。

「ふふ……知っているよ、そんな事は」

 涙を指で拭いながら、にこっと微笑む。

「……ありがとう」

 言って、唇を重ねて来た。

 今までで一番甘ったるい口付け。

 絡んだ舌が、どこまでもどこまでも求めて来る。

 舌の動きに連動するかのように、先生の肉襞がきゅうきゅうと締め付けてくる。

 身体の準備が出来ている状態に加えて、心も緩んだからだろうか。

 先生はものの数回出し入れしただけで、あっと言う間に声が全て色に染まった。

「あんっ、んんっ、ひぃっ、あふあっ、あんんっ……」

 密着した状態で耳元で囁かれ、ぞくぞくが止まらない。

「静さん……!」

 俺はそこまでゆっくり動かしていた腰の動きを、一気に速めた。

 腰を強く強く打ち付けると、先生の背筋が弓なりに反りかえった。

「んあぁぁぁっ!? あっ、ひぁっ、それっ、好きっ、好きっ、比企谷っ、比企谷ぁ……」

 どれだけ強く速く打ち付けても、先生はずっと密着したまま、縋りつくように甘えて来る。

 それがあまりにも可愛くて、色っぽくて、愛おしくて。

 どこまでも増して行く快感に、もう、限界が目の前に来ていた。

「静さん、俺、そろそろ……うおっ!?」

 俺が言い終わるより先に、先生は俺の腰に足を回して来た。

「良いよ、来て? 中にいっぱい、いっぱい出してくれ……!」

 中は流石に……なんて事を、ここまで来た後に思っていたりしたのだが、先生の幸せそうな顔を見たら、そんなことはどうでも良くなった。

 ……だから。

「静さん、出る、出る、出る……!」

「比企谷……!」

「――――――――――――――――――――――」

 射精の快感があまりに激しかったからか、それとも今日の疲れが溜まっていたからか、あるいはその両方なのかは分からないが。

 俺は先生と唇を重ねたまま、意識を失った。

 意識を失ったとは言っても、その瞬間は苦しいものではなく、むしろ幸せな気持ちに満たされていた。

 意識を失う直前に見た、先生の幸せいっぱいの顔は……正直、しばらくの間忘れそうにない。

 

……完全に攻略されちゃったよ、俺。

 

 

 

続く。




平塚先生の方を更新してみました。

平塚先生は他のヒロインに比べて、今までの苦労が色々とあるだろうな、それらもひっくるめて報われてほしいな、なんて考えていたので、本番前の重い会話は2週間以上前から絶対に書くと決めていました。

思ったより長くなったので、もう1話だけ書くことにします。


それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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