1.
目の前には俺のモノを膣で深々と咥え込んだ雪ノ下。
そして左には、そんな俺たちの様子を定点カメラの如く録画しているデジカメ。
……やばい。えぐい。
多分小町は俺らがここまでするとは思ってなかったと思う。もし、すると思ってこんな事やってたら、変態の烙印を笑顔で押してしまいそうだ。小町はそんなんじゃないもんね!
せいぜい、お昼前の様にイチャついている所を撮って後でにへらーっとしようとしてたんだと思う。それくらいならもう全く驚かないし。
だけど、これはやばい。本当にやばい。雪ノ下本人が見たら死んじゃうくらい恥ずかしい映像だぞ。
早く言わないと……。
「んんっ、ふあっ、全部、入っ、たぁ……」
びくんびくんと震えながら、雪ノ下が目の前で涙目になって微笑む。
ちょっと可愛すぎて何言ってんのか分かんない。
どちらも動いてはいないのだが、彼女が震える度に、膣肉がきゅうきゅうと心地良く締め付けて来る。これ、油断してたら全く動かなくてもイっちゃいそう。
……と、にやけるのを我慢しながらこの快感に浸っている場合ではない。超浸っていたいけど……。
「ゆ、雪ノ下。あれ、あれ見ろ」
雪ノ下の腰に回していた右手を彼女の目の前に出して、くいくいと指差す。
「ふあ……?」
惚けた目で、ゆっくりと指差した方向へ向き直った。
「……あ……?」
事態が飲み込めたようだ。
その瞬間、見る間に雪ノ下の顔が真っ赤になるのが分かった。
ああ、これでせっかくの本番も一旦お預けだな……と思った、その矢先。
「……や……!」
「え、うおっ!?」
てっきり離れるのかと思ったら、俺の腰に足を回して絡み付き、ありったけの力で俺を抱きしめて来た。ぎゅーってされた。ぎゅーって。
ちょ、割と痛い痛い。
あまりに予想外の展開に面食らう。
「お、おい、雪ノ下。まずはあれを止めないと……」
「……や、だめ。恥ずかしい……や……!」
冷静に伝えたつもりだったが、彼女はぶんぶんと首を振り、長い髪の毛が俺の顔と首をくすぐった。
……あれ、急に子どもっぽくなった?
突然の出来事過ぎて、ちょっとおかしくなっちゃったの?
何この状態。可愛すぎるんだけど……。
突如としてやたら可愛くなった雪ノ下に、どきどきが止まらない。
しかしそんな事を言っている場合ではない。子供っぽい雪ノ下まであのデジカメで録画されてしまっているのだから。後でちょっと見てみたいけど。……ちょっと見てみたいけど。
「な、おい、一回離れよう、な?」
何だか子どもに言い聞かせるみたいな言い方になってしまった。
しかしそれでも、雪ノ下は首を横に振る。
「や、だめなの、見えちゃう……恥ずかしい……や……」
一瞬首の動きを止めた雪ノ下の目には涙が滲んでいて、ああ、まだ無邪気な子供だった頃、この人はこんな風に泣きべそをかいていたのかなと思った。泣かせてくる人は陽乃さんくらいしか思いつかないけど。
ってか、ちょっと!子どもモードの雪ノ下さん、可愛すぎて死んじゃいそうなんですけど!
しかも、首を振ったり何かしらの動きを見せる度に、彼女の膣肉は先程よりも強くきゅうきゅうと締め付けて来る。正直、頭がおかしくなりそう。
これは……さっさと終わらせてしまった方が早く事態を収拾出来そうだ。動画は後で消せば良いし。
そう思い、彼女の尻の肉を思い切り掴んで、全力で腰を突き上げた。――と。
「にゃあぁぁぁっ!?」
「へ?」
へ?
突然聞こえた雪ノ下の鳴き声に唖然としてしまった。
彼女も自分が上げた声にはっとする。
そして目が合うと、互いに見つめ合い、一瞬固まってしまった。
すると彼女は再び耳まで真っ赤になり、涙目で「うぅ~……」と唸り始めた。
子どもと猫のコンボだと……?
……死ぬ。目の前にいる女の子が、可愛すぎて、死ぬ。
しかし、ここで死んでいる場合ではない。
再び腰を突き上げ、そこから止まる事無く突き上げ続ける。
「ひぐっ!? あっ、うぁっ、やっ、ひんっ! あうっ、うぐっ、や、だめ、だめ、だめ、だめ……~~~っ!」
僅か数回突き上げただけで、彼女は簡単に果ててしまった。
太腿に、彼女の下腹部から溢れ出した温かい液体が伝う。
項垂れながら息を切らしていて、明らかに体力が尽きているのが分かる。
しかし、ここまで来たらもう止められない。
繋がったまま背もたれから離れる様に左に倒れ込み、俺は寝転がってフレームアウトする。
一方、雪ノ下は俺に跨って、カメラに正面から向き合う体勢になった。
……我ながら、えげつない。
「へ……? う、うそ……や……んあぁっ!?」
更に悪化した状況に雪ノ下が気付いた瞬間、反応を待たずに更に突き上げ始めた。
「やっ、やだっ、あうっ、だめっ、やっ、やんっ、恥ずかしっ、んあっ、やだ、やだやだやだ……ひうっ!」
突き上げるごとに、彼女はどんどん子どもっぽく、どんどん敏感になって行く。
子どもの様な泣き顔で顔を横にぶんぶんと振りながらも、何度も小刻みに痙攣して、汗だくになりながら天井を見上げて喉仏を見せつけて来る。
幼い仕草と妖艶な魅力のアンバランスさに、思わず目を見開いて、喉をごくりと鳴らす。
彼女の肉襞は際限なく俺のモノを締め付け、決して逃がすまいと咥え込んで来る。
もう、限界は目の前だった。
迫りくる射精の予感で身体がぶるりと震えた時、不意に雪ノ下の手が俺の手を握った。そして、
「……好き……」
ほとんどが息に溶け込んでしまう程の微かな声で、彼女は囁いた。
胸がどうしようも無い程の高まりを覚えた、次の瞬間。
「……うぁ……出る……! ……――――――っ」
ごぶっ、どぶっ、と、大量の精が雪ノ下の膣内に吐き出された。
尿道を伝う感覚がはっきり分かる程の濃厚さで、一度脈打つ度に、あまりの快感に意識が持って行かれそうになる。
「うあぁっ、んあっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
雪ノ下は焦点の定まらない目でこちらを見ながら、断続的に幾度となく鳴いた。
やがて彼女の身体はぐにゃりと折れ曲がり、俺の身体にぺたりとへたり込む。
「……あっ、うぁっ……」
絶頂の余韻を引きずって小刻みに震えながら、雪ノ下はゆっくりと唇を重ねて来た。
2.
結局、行為が終わってしばらく経っても小町は現れなかった。どんだけがっつりとイチャイチャシーンを撮りたかったんだあいつ……。
ちゃっちゃと片付けをしながら、疲れ果てた雪ノ下をソファに寝かせ、毛布をかぶせる。
毛布に包まって眠る姿は、遊び疲れて満足気に寝転がっている猫みたいで、どうしようもなく愛おしく思えた。
一段落してソファに腰を掛け、雪ノ下を眺めていると、小町がそろりとリビングに入って来た。
「……おはようございま~す……」
超ひそひそ声で何か言って来た。なに、寝起きドッキリ?
小町は俺たちの様子を見ると、きょとんとした顔になった。
「ありゃ? 雪乃さん寝てるの? そっかー、疲れてたのかなー……」
わざとらしく語尾を伸ばしながらデジカメと俺との間に立ち、背後に置いてあるデジカメを回収しようとする。演技下手過ぎだろ……。
「デジカメ」
「うえっ!?」
この4文字で十分慌てる材料になるって言うのは面白いもんだ。
「大方、イチャついてる所を撮りたかったんだと思うけど……結構やばいもんが撮れちまったぞ」
言うと、小町が戦慄した表情になる。
「え、まさか……心霊映像とか?」
いや、バカか。バカか。
「なんでだバカ。イチャイチャの向こう側まで行っちまったんだよ」
「へ? 向こう側……って……」
俺の言葉の意味が理解出来たのか、小町の顔が見る間に顔を真っ赤に染まる。
「……ええっ!? お、お兄ちゃん、雪乃さん、何やっちゃってんの!?」
「しーっ! ばか、雪ノ下が起きるだろっ」
「あ、ご、ごめん……。いやでも、まさかそんな事になるとは……」
「しかも、デジカメに気付いてからのが過激だぞ」
小町の目が点になる。見事なリアクションだなぁ……。
「……撮ってたのは小町が悪いけど、まさか二人のプレイに加担してしまうとは……」
何で遠い目になったの?バカなの?
「プレイとか言うんじゃねえよ。……間違っちゃいねえからまた更に恥ずかしい」
ほんと恥ずかしい。なあ雪ノ下、お前も何か言ってやれ……寝顔超可愛いな。
会話の途中で雪ノ下の寝顔をガン見してしまった為、小町が興味を示す。
「雪乃さんの寝顔、そんなに可愛いの? どれど……れ……~~~超っ、可愛いんですけどーーーっ!?」
後半はテンション高い割に声をめっちゃ抑えてた。さっきの寝起きドッキリ仕様の挨拶みたいな声の出し方。器用なやつめ……。
なんて思ってたら、無言でカシャカシャ撮り始めた。
「おい、こら。お前今日パパラッチパパラッチし過ぎだろ」
「良いの良いの。ただの家族写真だから」
「いや、おい、それは、その……」
ここでごにょごにょしちゃう俺のヘタレさとごにょごにょ時の俺の気持ち悪さは天下一品だと思う。
まあ、止めなくても良いか。
なんか、動画は残したくなって来た。可愛すぎるんですもの。
動画はまた、データをパソコンにコピーした後に本人の目の前でデジカメ本体のデータを消せば良いかな……。疑われたら一発でアウトだけど……。
そんな事を思いつつ、カメラ小僧ならぬカメラ小娘と化している小町を眺めながら、雪ノ下の頭をそっと撫でた。
……写真に俺の手が映り込んで、余計恥ずかしくなっちゃった……。
これ、SNSだったらタグ付けとかされちゃうんでしょ?使った事無いから分からんけど。
使わなかったんだよ?一緒にやる相手がいなかったんじゃないよ?
続く。
エロゆきのんの掘り下げが進んで行く……。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!