※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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(11)

 めぐり先輩が白のブラウスをゆっくりと脱ぎ、カーペットの上にふわりと落とす。視界の隅にその光景を捉えながらも、

 

「うわ……っ」

 

 俺の視線は、めぐり先輩の肢体に釘付けになっていた。

 淡いピンク色の、フリルを纏った上下の下着。

 陽乃さんの下着のような扇情的なものではないにしても、めぐり先輩の普段の振る舞いや服装から考えればその姿はとても大胆に思える。陽乃さんにも負けず劣らずの魅力を放つその姿に、思わず見惚れた。

 

「あ、あんまり見ないで……っ」

 

 下着を腕で隠して、めぐり先輩がもじもじと身を捩る。まるで初めて下着姿を見せているかのような初心な反応だ。そんな可愛らしい仕草に心臓を高鳴らせていると、めぐり先輩が小さな声で「……よしっ」と呟いた。

 俺の目の前まで歩み寄ると、ソファに膝を乗せる。めぐり先輩の温度をほんのり感じる距離まで近付いた。

 自身を隠していた手をほどいて、俺の頬にそろりと両手を伸ばしてくる。触れた手はしっとりとしていて、肌によく馴染んだ。

 

「比企谷くん……」

 

 うっとりとした声と共に、めぐり先輩は目を細めて身体を近付けてくる。

 むにゅり、と柔らかな感触が胸に押し当てられる。それと同時に、背中に当たっていた陽乃さんの豊乳がひしゃげて、まるでウォーターベッドのように沈み込んだ。

 ふっと視界が暗くなったかと思うと、めぐり先輩の唇が俺の口を塞いだ。それとほぼ同時に、陽乃さんの唇が首筋に添えられ、ちゅうぅと吸い立てる音がする。

 

「んっ……んふぅっ、んんん……っ」

 

 徐に舌を絡めると、徐々にめぐり先輩のスイッチが入り始める。ほんのついさっきまでは周りの視線をしきりに気にしていたのに、今は俺のことしか見ていない。前後から甘い香りと柔らかな感触に挟まれ、呼吸が疎かになり意識が朦朧とする。

 

「んむ……っ!?」

 

 めぐり先輩の手が自身の乳房を持ち上げ、己の乳頭とこちらの乳頭をこすり合わせた。

 めぐり先輩は俺の口内を舐り回しながら、熱に浮かされたような表情で己の敏感な部分をこすり付けてくる。慎ましい胸が悩ましく形を変え、どこまでもいやらしいものに変貌していく。

 上半身を襲う快感に恍惚としていると、下腹部にぞわぞわとした快感の波が訪れた。

 視線だけ下に向けると、陽乃さんの手が俺とめぐり先輩の身体の間に伸びて、肉竿を器用にまさぐっていた。左手を陰嚢に、右手を雁首に巻き付けて、5本指でウェーブを起こすように愛撫してくる。

 

「ぉ……ごっ……んむ……っ!」

 

 予想もしていなかった責めに、ちょっと待ってくれ……という哀願の視線をめぐり先輩に送る。しかし、めぐり先輩は俺と身体を重ねるのに夢中になっていて、まるで気付かない。このままでは、あまりの快感ですぐに暴発してしまう。

 ……仕方ない、ちょっとやりづらくはあるけど――と、ある決断をした。

 鼻で何とか落ち着く程度の呼吸をすると。

 左手をめぐり先輩、右手を陽乃さんの身体に伸ばし、

 

『んふぅぅんっ!?』

 

――それぞれの淫裂に、躊躇なく指を沈み込ませた。めぐり先輩は目の前で堂々と足を開いているし、陽乃さんも俺の後ろにいるが足は開いている。僅かに手を伸ばせば、こちらからも責めることが出来る状況だった。

 めぐり先輩の下着を僅かにどかすと既にとろとろにぬめっていた。一方陽乃さんの下着は、驚いたことに指先を付けたらそのままぬぷぬぷと侵入していった。どうやら履いたままそういった行為が出来るようになっていたようで、まるでこの状況を想定していたかのように思えた。

 身体が超の付く敏感体質の陽乃さんにとって、この責めは強烈すぎる効果を発揮したようで。

 

「んふぅぅぅぅ……っ」

 

 俺が中指で膣肉をぐりぐりといじくると、蛇口を緩く捻ったかのごとく次々と愛液が溢れ出す。手首まで愛液に浸されたところで薬指もねじ込むと、俺の首筋に吸い付いたままぶるぶると身体を戦慄かせた。

 

「んふぅぅ……はぁんっ! あっ、あっ、あぁ……っ」

 

 めぐり先輩は快感に耐え兼ねて、唇を離して虚ろな目で俺を見つめた。身体は離れたが今度はその指の腹でこちらの乳首をこねくりまわしてくる。陽乃さんも俺の背後で艶っぽく喘ぎながらも肉竿をいじくる手の動きを止めないため、妨害しようとした効果が全く出なかったことになる。

 まずい、このままではカーペットに撒き散らしてしまう……と思っていると。

 めぐり先輩が身体を離し、俺の目の前にちょこんと正座をした。陽乃さんと泥仕合のような愛撫をしあいながらも、何か猛烈な危機感を覚える。

 めぐり先輩の口がくぱっと開いた。口の中の鮮烈な赤さにごくりと息を呑むと、俺の肉棒をまさぐっていた両手が離れて、代わりにめぐり先輩の頭を掴んだ。まるで自分の腕の数が倍になったかのような錯覚を覚える。

 

「え、は、はるさん……っ?」

 

 流石にめぐり先輩も戸惑っているが、陽乃さんは俺の肩に顎を乗せてにっこり微笑んだ。

 

「めぐり、……比企谷くんのこと、沢山味わってね」

 

 笑顔のまま、そんな恐ろしいことを呟いたかと思うと。

 

「……おぶぅっ!?」

 

 めぐり先輩の頭を掴んで、俺の肉棒を一気に奥まで咥えさせた。

 

「んぶぅぅぅ……っ」

 

 まるで膣に挿入した時のように、めぐり先輩が焦点の定まらない目でがくがくと身体を震わせる。亀頭の先に感じるざりざりとした感触で、めぐり先輩の喉の奥をこすっているのだと気付く。

 

「うわぁ……傍から見るとすごいね、これって」

 

 陽乃さんが呑気な調子で言うと、めぐり先輩の顔が途端に真っ赤になった。しかし陽乃さんはそんなめぐり先輩の様子を気にすることもなく――正確に言えば、敢えて気にしていないんだろうが――掴んだ顔をリズムよく前後に動かし始めた。

 

「おごっ……んぶぅっ、んぶっ、ぇうぅ……っ」

 

 がっちゅがっちゅと乱暴なくらいに顔を前後させられて、めぐり先輩の口からは大量の唾液が溢れ出て、恥毛が彼女の唾液でひたひたに貼り付く。

 

「陽乃さん、これはいくらなんでも……っ!」

 

 たまらず陽乃さんの手首を掴んで制止すると、誰もが振り向く美貌を持つ彼女が蠱惑的に笑った。己のわがままをその美貌と知性で押し通そうとするような、強烈な力に溢れた笑み。

 

「流石にわたしも、大事な後輩のめぐりがいやがることはしないよ。……あくまで、『いやがることは』……ね?」

「え……っ」

 

 陽乃さんの言葉に驚いて、視線をめぐり先輩に向ける。すると、めぐり先輩は上目遣いで俺を見つめた。そして、俺と陽乃さんの手が止まっているにも関わらず、わざわざ自分でゆっくりと顔を前後に動かし始めた。口の中が規則的に熱いぬめりに包まれて、柔らかな快感に腰がひくつく。

 

「んふぅぅ……んふぅぅ……っ」

 

 ……どう、気持ち良い? 気持ち良い?

 そう尋ねるかのような表情に、凄まじい程の多幸感と征服欲が湧き上がる。

 

「ほら……ね? 比企谷くん」

 

 心を操る魅惑的な声と、肉棒を懸命に咥える健気な表情に、何かの糸がぷつりと切れた。

 陽乃さんの手に、自分の手を重ねた。手に力を込めて、めぐり先輩の顔を前後に激しく動かし始める。

 

「うごっ……んぶっ、んぶぐっ、うんぅぅ……っ、んぶっ、じゅぶっ、じゅる、ぢゅるるるる……っ」

 

 俺と陽乃さんのなすがままに顔を動かされながらも、めぐり先輩は懸命に口内で亀頭や竿を丁寧に舐めしゃぶる。ただでさえ限界間近だった下半身は、あっと言う間に射精寸前に追い込まれた。

 

「は、陽乃さん、俺もう出そうです。だからもう動きは止めて……っ!?」

 

 ください、と言おうとしたら、陽乃さんの手の動きが益々速くなった。鳥肌が立ちそうな程の快感に心身が粟立つ。

 

「ま、待って、本当にこれはやばいですから」

 

 慌てて言うと、陽乃さんの手が止まる。

 

「……今のめぐりのお口はね、比企谷くんにとってのオナホールと同じなの。比企谷くんとめぐりだけでやったら、射精が始まったら絶対動きが止まるでしょ? だから、わたしがその続きを見せてあげる」

 

 ぞっとすることを囁いて、再び陽乃さんが手を動かす。陽乃さんが言うように、めぐり先輩は虚ろな表情でなすがままになっている。それでもその瞳は変わらず俺を捉え続けていて、汗で前髪が額に貼り付いた扇情的な様は快感をかき立てた。

 頬を窄ませて内頬で竿を撫でる感触に陶酔しながら。

 

「あがっ……イっ、イクっ、イクっ、イク……っ!」

 

 腰を突き出し、意識ごと刈り取りそうな快感の奔流に呑まれる。

 

――ごぶごぶごぶっ、ごびゅるっ、どぶぶっ、ごぶごぶっ……。

 

「おぶぅぅぅ……っ」

 

 目に涙を滲ませためぐり先輩が、噴火のような射精の勢いに負けずに白濁を呑み込んでいく。噴射の快感に打ち震えながらも、陽乃さんの手が本当に止まっていないことに気付いて戦く。

 

「わー、すごいね比企谷くん。あれだけ出してもまだ硬いままだよ?」

「や、ちょっと、もう止めて、今敏感だから……っ」

 

 上ずった声で情けなく言うと、陽乃さんが横から俺を見つめる。三日月のように細められた目と、凍てつくような視線に心臓が縮んだ。

 

「……だから、だよ。普段比企谷くんにいじめられてる時の気持ち、少しでも分かってくれたら嬉しいなぁ……」

「なっ……うぐぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」

 

 めぐり先輩が何も抵抗しないことを良いことに、陽乃さんの手の動きが更に速くなる。敏感になりすぎて、自分の身体とは思えぬ程に跳ねまわる。

 

「……ぎっ……」

 

 間も無く。

 

「……んぶっ、ごくっ、ごくっ、ごく……っ」

 

 歯を食いしばって、足が攣りそうな程身体を強張らせながら。

 2度目の白濁を、めぐり先輩の口中に注いだ。

 陽乃さんは満足したのか、やっと手の動きを止めた。

 

「……めぐり先輩、大丈夫ですか……?」

 

 息も絶え絶えに聞くと、めぐり先輩はけほけほと咳き込みながら頷く。

 

「うん……ありがとう」

 

 そう言ってにっこり微笑むと、口をぱっくり開けて舌を晒した。

 

「な……何ですか?」

 

 突然の行動に驚いていると、めぐり先輩が口を閉じてにっこり微笑む。

 

「ちゃんと、全部飲んだよっていう報告。……気持ち良かった?」

 

 あれだけ鬼畜な行為をされていながら、なんて健気な……! と感動しながら、めぐり先輩の質問にこくこくと頷く。めぐり先輩の頭をくしゃりと撫でると、少し照れながらも嬉しそうに受け入れてくれた。

 くるりと振り向く。陽乃さんは俺を後ろから抱きしめている時の体勢のまま、こちらを誘うように胸と陰部を手で隠した。

 

「さて、あんたは一体どうしてくれましょうかねぇ……」

 

 恨めし気な声で言うと、陽乃さんはふふっと意地悪く笑った。

 

「さてさて、比企谷くんは一体わたしをどうしてくれるのかな……って、え?」

 

 陽乃さんの肩に置かれた手を見て唖然とする。陽乃さんも同じ反応をしていた。

 

「ふっふっふ……」

 

 手の主は平塚先生で……その横で、由比ヶ浜マがにこにこと佇んでいる。

 

「どうやら、私たちの出番のようだな」

 

 うわぁ……。

 最後の最後に、ラスボスみたいな登場の仕方をしちゃったよ、この人たち……。

 

「し、静ちゃん……?」

 

 陽乃さんの顔が引き攣るのを、俺は初めて見た。

 

 

 

 続く。

 

 

 

 




 めぐりんとはるのんととろとろでした。次ははるのんが大変なことに。
 この話を書き始める時、「めぐりんとはるのんの挟み撃ち。めぐりんがキス」と言う所までしか決めずに書き始めたのですが、何やらどんどん予想していないことになっていきました。はるのんの手が八幡の背中から伸びてめぐりんの頭をがっしり、という構図は一回絵で見てみたいなと思いました。

 あ、今回で365話です!うおお!

 それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
 今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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