度重なる絶頂でぐったりとした折本のショーツに指を引っかけ、ずるりと引き下ろす。水に浸したように濡れそぼったショーツを苦労しながらも脱がすと、折本は一糸纏わぬ姿で内股をこすり合わせ、もじもじと恥じらった。色っぽくも可愛らしい仕草に思わず見惚れる。
そっと太ももに触れると、折本は顔を逸らし、両手で顔を覆った。抵抗する意思が無いのだと確認して、ゆっくりと足を開いていく。
足をぱっくりと広げると、押し込められていた淫靡な熱気が一気に解放された。
控えめに盛り上がった恥丘。
うっすらと生えた恥毛。
薄桃色のひだをいやらしくちらつかせる陰唇。
そして、これらを卑猥な熱気で彩る大量の愛液。
「……っ」
生々しい牝の恥部と、頭がくらくらするような濃厚な匂いにごくりと息を呑むと、折本は「……ぅあ……っ」と泣きそうな声を漏らした。目の前の淫裂に見惚れる俺を、指の隙間から潤んだ瞳で見つめている。
「そんなに、見ないで……っ」
「……わりい、無理だわ。エロすぎ」
「……っ!? そ、そんなこと……うあぁんっ!?」
オアシスの水に吸い寄せられるかのように陰唇に口付けをすると、折本の身体がびくりと跳ねて、太ももで顔をがちりと挟んできた。
「だ、だめ、だめ、うんんん……っ!」
言葉でこそ抵抗しているが、足にはまるで力が入っておらず、頭を掴んできた手もわしゃわしゃと髪を撫でているだけだ。足を閉じたことで増した熱気に陶然としながら、顔を押し付けた淫部に舌を這わせる。
「んはぁぁっ!? あっ、やめっ、うんん……ふあぁんっ!」
鼻腔を強烈に包み込む、甘酸っぱさと微かなアンモニアの匂い。ひだの端から端まで舌を這わせて、牝の味を堪能する。スリットに沿って舌を這わせて媚肉をほぐし、クリトリスを丁寧に舌で転がす。
「い……っ、あぐぅ……だめ、だめ、だめだから……これ以上……うあぁぁぁあぁぁぁっ!?」
折本の足がV字にびんと張って、細い肢体が弓なりに反り返り激しく痙攣を起こす。愛液が鉄砲水のごとく噴出して、前髪まで濡れてしまう。構わずに目をうっすらと開け、ぐっしょりと濡れた淫裂を綺麗に舐めとり、新たに湧き出した淫液も一滴残らず舐り取る。折本の嬌声が激しくなるのと同調するかのように、透明な愛液が白く変化していき、舐めとる時の興奮も倍加していった。
「あぁぁぁっ! いっ、うぐぅぅっ!」
「ひっ、はぁぁっ、んくぅぅっ!」
「も、もう、許して……許して……んあぁぁ……っ」
衰弱しきった声で懇願しながら、何度目とも知れない絶頂を迎える。気付けば折本の四肢はだらしなく放り出され、顔は涙と汗でぐっしょりと濡れ、下腹部からの快感の波に力なく屈していた。
「…………」
折本の痴態を目の前で見続けて、興奮はとうに限界を突き破っている。肉棒を見ると、ぎちぎちに反り返った先端からは先走りの汁が溢れ出し、ベッドとの間に透明な糸を作っていた。
……もっと、折本が喘ぐ姿を見たい。
嗜虐の炎が身の内を焼き焦がして、淫裂へと手が伸びてゆく。
中指をスリットに這わせ、手の平を上に向けてずぬりと挿入する。関節を曲げて膣肉をぐにりと折り曲げると、折本の身体が再び鳴いた。
「あ……あぁぁぁあぁぁぁっ!? だめ、ほんと死んじゃ……うあぁぁぁぁっ!!」
中指を曲げて淫肉を抉り、緩急を付けて抽送を繰り返す。淫猥な白汁をとぷとぷとこぼして、汗まみれの牝の肢体が壊れたように跳ね回る。
「…………」
ふと気付いたことがあり、指の動きを止める。折本が力なく顔を上げて、不思議そうに見てきた。
「なんか……いくら濡れてたにしても、やけにすんなり入ったな。もしかして普段からこういうことし慣れてるのか?」
「……っ!? そ、そんなこと……っ!」
折本が首まで真っ赤になり、顔を逸らす。
「言わないと、気絶するまで指を動かし続けるぞ」
「……うぅ……っ」
観念したのか、折本は泣きそうな声で呻いた。
「……そ、その、ちょこちょこと、一人で、してる……」
「……ちょこちょこって、どれくらいだ?」
「……しゅ、週一……くらい」
「ほんとに?」
「……っ、……ちょっと前まではほんとに週一だったけど……最近は、ほとんど毎日……っ」
「……どうやって?」
「……指、とか、バイブとか……。最近はバイブですることが多いかも……」
「……っ」
腕で口を覆いながら、震える声で己の自慰の習慣を吐露する折本。たまらない程劣情を掻き立てられて、ぶるりと全身が震えた。
「……お前、エロすぎだろ」
中指をぐにりと押し曲げて、蛇口の栓をひねるように愛液を噴き出させる。
「んふぁぁぁっ!? やっ、なんで……んむっ!?」
以前、カフェでバイブという単語に反応していたのはこう言う理由だったんだな……と冷静に考えつつも、指は本能のままに折本の膣内をぐちゃぐちゃにかき回す。多少乱暴にしても、それを喜ぶかのように折本の身体は痙攣し、跳ね回った。
「んむぅぅ……っ! んちゅ……ふんん……んふぅんっ!? んぐ……んぐぅぅぅ……っ!」
口内を舐り回され、舌を啜られた折本がくぐもった声で鳴き声を上げる。いつ絶頂して、いつ絶頂していないのか。あるいはずっと絶頂しているのか。それさえ分からぬまま、折本は断続的に身体を弓なりに反らして、快楽の波に打ちひしがれていた。
手を離して膝立ちになり、四肢をぐったりと投げ打った折本を見下ろす。夥しい愛液に濡れそぼった中指を折本の唇に押し付けると、折本は力なく上下の唇を開いて受け入れた。
「んむ……うんん……っ」
自身の膣に浸っていた指であることも気にせずに、悩ましげに眉をひそませ、中指を丹念に舐め回す。指先から送られる快感の触手は、益々肉竿の勃起を促した。
折本の両肩の横に膝を付き、腰を下ろす。尻が折本の胸に触れる寸前で止めて、陶然としている顔の目の前に肉竿を差し出す。折本の瞳が揺れ、すんすんと鼻を鳴らしたかと思うとぶるりと顔を震わせた。亀頭を唇に押し当てると、歓迎するかのようにゆっくりと上下の唇を開いた。
「んふぅぅ……っ」
「お……おぉ……っ」
肉棒が食べられたかと錯覚する程、折本の口内は別世界だった。熱くぬめった内頬、亀頭や雁首を舐めまわす舌、喉奥のざらついた感触。まるで別の生き物のように蠢く折本の口内がもたらす甘い痺れに、ぶるぶると身体を震わせる。折本は虚ろな目をしたまま、丹念に口淫を続ける。初めてなのにこれだけ上手いのは、普段からこう言った事を考え続けているからだろうか。
「んむぅ……ちゅるっ、ちゅぴっ、ちゅぷりゅっ、ちゅぷちゅぷ、じゅぷぷ……んふぅぅ……っ」
「う……あ……やば、折本、もう出そうだから一旦……うおっ!?」
限界が近いことを訴えると、折本が顔を起こし、俺の尻を後ろから掴んで引き寄せた。肉竿が根元まで口内に埋まり、あまりの気持ち良さに腰が不自然に痙攣する。
「待て待て待て、これはほんとにやば……全然我慢出来な……っ!?」
ふと折本の顔を見て、ぎくりとする。
恥毛を荒い鼻息で揺らす折本の目が、妖しく細められている。
――さっきまでの、お返し――
「……っ」
言外のメッセージを受け取ると、背筋に冷たい汗が流れる。
「じゅぷっ、じゅぷぷっ、ぢゅりゅっ、じゅぐっ、じゅぽっ、ぢゅるるる……っ」
「あぁぁあぁぁぁ……っ!」
激しく舐られる肉竿だけでなく、いやらしく立てられる音、内頬をすぼめて可愛らしい顔を歪める折本の表情により、興奮が天井知らずに膨らんでいく。
「で、出る、出る、出る……っ!」
ぶるぶると震えて泣きそうな声で言うと、折本は嬉しそうに目を細めた。
その直後。
――ぶびゅるっ、ごぶっ、どぶぶっ、ごぶごぶりゅっ、どぶぶぶ……っ。
「お……おぉぉぉ……おぉぉぉ……っ」
「んふぅぅ……んぐっ、ごくっ、んっく、んくぅぅ……っ」
涙を浮かべながら、大量に吐き出される白濁を折本は飲み込んでゆく。長い脈動を終えてようやく肉竿を引き抜くと、唾液と白濁がブレンドされたいやらしい糸が亀頭と唇を繋いでいた。
「はぁ……はぁ……気持ち良すぎるだろ……」
「……それは良かった。でもさ、比企谷」
「……なんだ?」
「あれだけあたしのことをめちゃくちゃにしといて、まさか今の1回でお返しが終わったなんて思ってないよね?」
「……っ」
妖しく光る双眸に、ごくりと息を呑む。
「今度は比企谷が動かして良いよ。気持ち良すぎて怖いんだったら、ゆっくりで良いからさ」
それじゃ、ほら……と艶かしく囁いて、折本は両手の人差し指で口を左右に広げる。中で紅い舌がちろちろと覗く口内は、まるで天国への扉のように見えた。
「……っ」
喉を鳴らして、ゆっくりと唇に肉竿を挿入していく。一度喉奥を小突いて、今度は自分でゆっくりと腰を引いて、押し込む。
「う……ぁ……っ」
喉を犯されている折本は楽しげに目を細め、喉を犯している俺は泣きそうになりながら腰を動かす。完全に立場が逆転している状況に悔しさを覚えつつも、敏感になった肉竿はあっと言う間に限界に近付いていく。
「ぅ……あ……折本、また、出る……っ!?」
掠れた声で呟いた瞬間、折本が唇をぎゅっと窄めた。
「んぐぁぁ……っ」
あっと言う間に訪れる、2度目の射精。
折本が精液を綺麗に飲み干すと、なんとか肉竿を口壷から抜いた。後ろによろめいて折本の足の間に尻餅を付くと、折本が緩慢な動きで起き上がり、俺の前で女の子座りになった。半勃ちの肉竿を見て、俺の顔を見て、獲物に狙いを定めた獣のように瞳を光らせる。
「もう一回したら、お返しも終わりにしてあげる」
「え、ちょっ、それは流石に……うあぁっ!?」
折本が覆いかぶさってきて、肉棒がくぷりと呑み込まれる。
続けざまの射精により敏感になった肉竿が、苦しい程の快感により3度目の射精を迎えたのは、それからほんの数分後のことだった。
× × ×
互いに幾度となく絶頂に導き合った後。
顔や口を洗った俺と折本は、添い寝の形でベッドの上でくつろいでいた。いくらなんでもハードすぎた。
「うんん……っ」
折本はいつものさばさばした雰囲気とは一転して、猫のようにころころと甘えてくる。腕に頬ずりをして、目がとろんと蕩けている。心と身体を許すと思い切り甘えてくると言う、鼻血が出そうなデータを手に入れた。
「……なあ、折本」
「……ん、なに?」
「……するか」
俺の言葉に、小さく喉が鳴る音がした。
顔を見やると、折本は緊張した面持ちを浮かべた後……ゆっくりと、笑みを浮かべた。
「……うん。……しよっか」
折本の短い返事と柔らかな笑みに、ごくりと息を呑んだ。
続く。
折本でした。いよいよ。
現在冬コミ原稿をもりもり書いていまして、何気ないエロスの投稿ペースがもうちょっと落ちるかもしれません。ご了承下さい。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!