1.
「……う……わ……っ」
下着姿でうつ伏せになった雪ノ下の身体を眺めて、改めて感嘆のため息を吐く。
白磁のような肌がほんのり紅潮し、微かに震えながらベッドのシーツを掴んでいる様子が普段の上品な雰囲気とのギャップを生み、劣情を催す。
「じゃ、乗るぞ……」
興奮で声が震えるのを必死で堪えながら、雪ノ下の背中に呼びかける。
俺の言葉に反応して、雪ノ下の身体がぴくっと揺れ、背中が微かに震えているのが分かる。
逸る気持ちを抑えて、雪ノ下の艶やかな肢体にさっきよりも体重を掛けながら腰を下ろし、竿を雪ノ下の尻に宛がった。
――と。
「あふぅっ……あぅぅぅ……っ」
たったそれだけの行為で、さっきまでのマッサージを受けていた時と同じような反応をして、しかしそれを必死で我慢して表に出さないようにしているのが分かる。
服を1枚脱いだだけで、こうも変わるのか。
改めて、その敏感さに驚き、感動し、高揚を覚えた。
ゆっくりと背中に手を下ろすと、雪ノ下の身体がぴくっと震えた。
背中に触れた指先に、しっとりとした湿り気を感じる。
「あうっ、ひんっ、くふぅ……っ」
じっくりじっくり、第1関節、第2関節と指を着地させていくと、逃げ場を求めて雪ノ下の身体が右へ左へと動く。
試しに、その逃げ場を奪うように、脇腹に両手をやり、同時にさわさわと撫でた。
その瞬間。
「んあぁぁぅぅぅぅ……っ!」
身体を一際激しく跳ね、腰をこちらに突き出してきた。
「うぐ……っ!」
そのはずみで、尻に押し付けていた亀頭がショーツ越しに思い切り秘裂に食い込み、布越しとは言えまるで電気が走ったような感覚を覚えた。
「あ……かは……っ」
雪ノ下は脇腹をくすぐられた上に、身体を逃がしたその先でもろに秘裂に快感を受けてしまったため、全身をびくびくと痙攣させて悶えている。
白い肌に差した赤みが更に増して、そのあまりの色っぽさにごくりと生唾を飲み込んだ。
2.
「…………」
たまらず、雪ノ下のブラのホックを外すと、彼女は不思議そうにこちらを横目でちらりと見た。
もう、我慢出来ない。
そして、俺は一瞬だけ立ち上がり、着ていた服を全てさっと脱ぎ捨て、あっと言う間に全裸になった。
雪ノ下はその様子を目撃すると目を丸くしたが、もはや身体に力が入らないのか、手を僅かに開け閉めしただけで、何か言う訳でも動く訳でもなかった。
怖いくらいにいきり立った肉棒を確認すると、雪ノ下の足を跨いで膝立ちになる。
これからすることを思い、意味が無いとは分かりつつも、この言葉を口にした。
「雪ノ下……すまん」
「え……ひあぁぁぁぁっ!?」
ベッドの上で、悲鳴が上がる。
俺は雪ノ下の上にぴったりと覆いかぶさると彼女の背中に抱き付き、脇から手を回して羽交い絞めにすると、ほんのり赤らんだ背中と首筋に吸い付いた。
舌先を固めてつつつと縦横無尽に舐め回し、舌の前面を万遍なく使ってべろりと舐め上げ、所有権を主張するかのように首筋に強く強く吸い付く。
「あ……かはっ、んぐぅっ、ひぐっ、ひぃんっ、あひぁっ……あぅぅぅ……あぅぅぅ……」
涙声で身を捩らせ、足をばたつかせるが、その足さえも器用に絡め取って、全く身動きが取れない状態にする。
今、雪ノ下は、身体のどの部位を、どの方向に、どれくらいの強さで動かそうとも、抵抗としての役目は一切果たされない。
「んぁぁぁ……あぅぅぅ……ひっ、ひっく、ひぃん、ひっく、あぅ、あぅぅ……」
抵抗しても、しなくても、俺からの責めは一切止まない。
いつしか彼女の声は諦め混じりの嗚咽に変わっていた。
ひどいことをしているというのは、十分に分かっている。
それでも、まだ、止められない。
俺は舌先を雪ノ下の背中から離し、彼女の耳元へと顔を寄せた。
「雪ノ下……脱がすぞ。いいな?」
「…………っ」
彼女は無言のまま俺を見つめ、ゆっくりと唇を近付けた。
うつ伏せのままの彼女と、ささやかながら口付けを交わす。
俺はこの行為を、さっきの言葉に対する肯定と捉えて、まず、彼女の鎖骨の辺りに手を滑り込ませ、既にホックを外しているブラを抜き取った。
そして起き上がり、彼女のショーツに手をかける。
白のショーツの筈だが、信じられない程にぐしょぐしょに濡れていて、もはや元の色を正確に思い出せない程になっている。
ショーツの、腰骨の横の部分に手を掛けて、ゆっくりとずり下ろして行く。
「う……わ……」
むわっと湯気が立ち込めそうな程の熱気が霧散して、秘裂とショーツとの間に糸が伸びる。
甘酸っぱくて扇情的な匂いが立ち込めて、思わず目をむいた。
ゆっくりと慎重にショーツを脱がすと、改めて、秘裂の周りがぐちょぐちょのびしょびしょになっていることが分かる。
正直、今のこの状態なら。
この、猛り狂った肉棒をいきなり秘裂に押し付けて、雪ノ下を深く深く貫いたとしても、彼女は快感しか感じないだろう。
それでも、もう少しだけ、事に及ぶ前に楽しみたかった。
徐に尻を掴むと、雪ノ下の身体がびくりと跳ね上がる。
小さな呻き声を漏らしている彼女に構わず、両手の人差し指を尻の割れ目に宛がい、秘裂目がけて進んで行く。
何が起きようとしているのか分かったのだろう。
「……っ!? ……比企谷く……っ!」
微かな抵抗の意志を示してくる。
が、それだけだ。
身体の震えが大きくなっただけで、別段何かしてくる訳ではない。
――抵抗、しないんだな。
雪ノ下のこういった場面での従順性は、本当にたまらない。
俺はそれに思う存分甘えさせてもらって、そのまま秘裂に両手の人差し指を挿入した。
3.
つぷっ、と。
雪ノ下の秘裂に、それぞれ外側に指が曲がる向きで両手の人差し指を挿入する。
押し広げるように、最初から指を曲げながら膣の奥にねじ込んでいく。
――と。
「あっ、うぁっ、んぁあぁぁああああぁぁぁぁっ!」
叫び声とも喘ぎ声ともつかないような声を上げ、雪ノ下がこちらを振り向き、いやいやと首を振った。耐え切れない程の快感だったんだろう。
その声と挙動で余計にそそり、俺は指を秘裂から抜き、雪ノ下の腰を掴んで尻を持ち上げた。
そこに右手の中指と薬指をねじ込み、中をぐじゅぐじゅとかき回す。
「~~~~~~っ! ~~~~~~っ! ~~~~~~っ!」
両脚の付け根を俺の左腕にぐるりと囲まれて押さえ込まれ、どこにも快感を逃がすことが出来なくなった雪ノ下の脳へと、絶え間ない巨大な快感の波が幾度と無く叩き付けられる。
片手2本指での愛撫は、時間にすれば恐らく1分にも及ばないくらいのものだった。
それでも、雪ノ下の秘裂から大量に漏れ出た愛液やその他の液は、ショーツを何枚ダメにしても足りないぐらいに溢れ出ていた。
まるでいじめのような愛撫を終えて雪ノ下を解放すると、手の甲を下にして腕を伸ばしたまま、ぱたりとうつ伏せになった。
その身体は、未だに断続的に痙攣していて、時折「あ……う……」と微かな呻き声を上げている。
こんなにめちゃくちゃにしているのに。
まだ、満たされない。
雪ノ下の身体の中を、俺で満たしたい。
征服欲がこれでもかと言う程に掻き立てられて、たまらず胸を押さえ付けた。
そうでもしないと、おかしくなってしまいそうだった。
再び雪ノ下の上に覆いかぶさると、目を半開きにして意識も定かでない雪ノ下を見つめた。
「挿れるぞ……いいな?」
確認しながら、尻の割れ目に肉棒を差し込んで、秘裂に亀頭を宛がう。
「…………」
俺をきちんと認識しているのかも定かでない雪ノ下の虚ろな目が微かに開き、唇が微かに動く。
何を求めているのかを察して、唇を寄せると、弱々しい仕草で舌を出してきた。
「んっ、んちゅるっ、れろっ……んはぁっ、はむっ、んんっ、んむぅ……っ」
唇を重ね、出されていた舌を咥え込んでくちゅくちゅと舐め回し、唾液を送り込む。
雪ノ下は横を向いたまま送り込まれた唾液をこくりと飲み込むと、ゆっくりと目を細めた。
その表情がひどく妖艶に思えて、自分の腰がぶるりと震えるのが分かった。
そしてその後、雪ノ下は自分の尻をほんの僅かに後ろへ突き出し、秘裂を亀頭にぴとぴとと押し当てる。
目を細めながら行われるその行動があまりにも淫靡で、身体中が滾ってくる。
これはもう、完全なるオーケーサインだ。
「行くぞ……」
俺は小さく呟くと、これから雪ノ下がどれだけの声を上げて悶え狂おうと、子宮の奥にありったけの精を注ぎ込むまで決して腰を振るのを止めないと心の中で誓って、しっかり狙いを定めて腰を打ち付けた――。
続く。
ゆきのんでした。焦らしにしかなりませんが、明日はガハマさんの方に行きます。
もうちょっと官能小説を読み込んで吸収せねば……。
ゆきのんもガハマさんもいろはすも書きたいシーンが多すぎて――――。
じっくりやって行きたいと思います。
もう2~3週間以内に、ノーマル部分もエロ部分ももう一皮剥けたいところです。期間は何となくで設定してみました。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!