うつ伏せになっている雪ノ下の足の根本に腰を下ろし、尻肉を掴んで狙いを定める。
身体中をぞくぞくとした感覚が絶え間なく流れるのを感じながら、亀頭を秘裂に宛がってずぶりと挿れた瞬間。
「あぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ!」
雪ノ下が電流を流されたかのような声を上げ、背筋を反り返らせて足をばたつかせた。
亀頭を咥え込んだ膣は、残りの竿の部分をぐぷぐぷと飲み込み、俺の肉棒はあっと言う間に尻肉の間に埋まった。
「う……あ……すっ、げ……」
肉棒を包み込む肉襞の心地良さと、ほんのわずかに動くだけでも可愛らしい反応をしてくれる雪ノ下に抱く愛おしさで、頭がパンクしそうになる。
「あっ、あくぅっ、ひ、比企谷くん、これ、やっぱり、だめ、私、おかしくなっちゃ……うぅぅぅぅ……んあぁっ!?」
雪ノ下の言葉を最後まで聞くことなく、俺は彼女の身体に斜め方向に強く体重をかけた。
「あっ …かはっ……」
体重をかけられる苦しみと、それにより更に深く挿入されることで増幅される快感とで、雪ノ下はあっという間に黙り込んだ。
振り向いて懇願する様はとても可愛らしいのだけれど、こんな幸せな時間を放棄するなんて、互いにとって多大なる損失でしかない。
だから俺は、やめない。
むしろ、せっかくだから、もうちょっとイジメてみるのも楽しいかもしれない。
……決して、普段散々罵倒されてるからその憂さを晴らそうなんて狭量な真似をするつもりでは一切無い。ほんとだよ!
「よ……っと」
「あう……っ?」
雪ノ下の身体に上から覆いかぶさり、肌と肌を密着させる。
そして雪ノ下の耳元に口を寄せ、今から俺が言う台詞に彼女がどんな反応をしてくれるか考えて、たまらずにやけそうになる。気持ち悪いから絶対やらないけど。
「……雪ノ下、お前、本当にやめたいと思ってるのか?」
「……え」
意地悪に問うと、雪ノ下が戸惑いの声を上げた。
「今言った通りだよ。俺は、お前が実はそんなにいやがってないんじゃないかと思ったけど、どうなんだ?」
「あ……う……それは……」
視線を泳がせる雪ノ下の表情が、どうにも艶っぽくていちいちそそる。
雪ノ下の動揺っぷりを楽しみながら、今現在肉棒に加えられている圧を確認する。
「……もし本当にだめだったら、こんな風に俺のモノをきゅうきゅうと締め付けたりしないよな?」
実際、油断するとちょっと出ちゃいそう。
「……っ。そ、そんなこと……っ!」
雪ノ下が目をむいて言った瞬間、肉襞がぐにゅりと肉棒を締め付けた。
雪ノ下は一切動いていないのに、だ。
「……っ。おいおい、じゃあ今の締め付けはなんだよ?」
「あ、う……ち、ちがうの、今のは、ちが……ひん……っ」
雪ノ下が慌てれば慌てる程、肉襞はまるで別の生き物であるかのようにぐねぐねと締め付けてくる。
反応があまりにも可愛らしくそそったので、もう少し――と思い。
ずるり、と一度腰を大きく引くと、
「おぁぁぁぁ……っ」
雪ノ下の獣じみた声が漏れ出た。
そして、ぱぁん! と強烈な音がする程に強く打ち付けると、
「うぁぁぁぁぁっ!」
まるで跳ね馬のように、身体全体を大きくびくつかせた。
「ふーっ、ふーっ、ふーっ、……うぅっ、あっ、くぅ……っ」
亀頭を子宮の入り口にぐいぐいと押し当てて固定すると、雪ノ下がもどかしそうに腰を捩らせる。
……もう少し、いってみるか。
「雪ノ下、本当にいやか? いやなら今すぐ抜くぞ? ちゃんと認めたら程ほどにやって、お互い程ほどにイケるようにする。だけど、どっちとも言わなかったら……」
余韻を残すように言うと、腰を引いて再び強く打ち付けた。
「あくぁぁぁぁぁっ!?」
「――気絶したって止めない」
耳元で囁くと、膣肉が再びきゅっと締め付けてきた。
「あぅっ、あっ、かはっ、そ、そんなの、答え、られる訳……いぎぃっ!? あぐぅっ!」
まるでスパンキングでもしているかのような感覚に陥りながら、雪ノ下が回答を躊躇する素振りを見せる度に腰を強く打ち付ける。
「あぅっ、あひっ! あっ、あうっ、やっ、ひあぁっ! あうぅ、うぅ……あんっ!」
軽くではあるが、何度か絶頂しているようだった。
「……さあ、雪ノ下。やめたいのか、したいのか。どっちだ? 答えるんだ、今すぐ」
最後通牒の如き強い口調で問うと、雪ノ下は泣きそうになりながら俯いた。
「……です」
「……ん?」
消え入りそうな声で呟いたため、なんと言ったか分からなかった。なに、DEATH? 死んでほしいの? やばい、雪ノ下への暴挙を鑑みるに、従うしかないじゃん。
「……たい、です」
「……もっと、はっきり」
言って、腰をぐりぐりと押し付けると、「あおぉぉぉ……」と蕩けそうな声を上げた。
数秒の間を置いて、雪ノ下がゆっくり顔を上げて、すぐ横の俺の顔を見やる。
口元が震えて、今にも泣き出しそうな表情をしながら、それでも懸命に言葉を紡ぐ。
「……したい、です。してほしい、です。お願い……比企谷くん……」
「……っ」
雪ノ下が俺に対して発した、プライドをかなぐり捨てた懇願によって。
俺の中に残っていた理性の最後の砦が、音もなく崩れた。
「……わかった……っ!」
言って、雪ノ下の耳元から顔を離すと、両手を彼女の胸の前に滑り込ませ、口を背中に付けて、腰を目一杯引いた。
「あ、え、え、なに、程ほどって……」
雪ノ下は異状に気付いたのだろう、明らかに不安がっている。
「……悪い、ちょっと、もう、無理だ」
――そう言って。
ぱあんっ!
腰を強く打ち付けると同時に、胸の突起を強く摘まんだ。
「んむぅぅぅぅぅぅぅっ!」
雪ノ下は声が抑えられないと思ったのか、瞬間的に枕を引き寄せて顔をうずめた。
身体は激しく戦慄いていて、膣からは愛液がとぷとぷと流れ出てくる。
「行くぞ……っ」
そこから、再び腰を引いて激しく打ち付けるピストンを連続で行い、突起を強く摘まんだりしこり上げたりと様々な刺激を加え、尖らせた舌先で背中を舐め回す。
ぐぱんっ、ぐぱんっ、じゅぷっ、ずぐぐっ、きゅっ、れろれろっ、じゅぱんっ、ぐぱんっ……。
「んぶぅぅぅっ! んぐっ、んぶっ! んんんんっ、んんんん……っ!」
枕に顔を埋めたまま、雪ノ下は足をばたつかせて何度も激しく痙攣している。
……これだけ感じてくれてるんだから、声を聞けないのは惜しいな。
そう思い、
「よっ……と」
「あっ……!?」
俺は雪ノ下が顔をうずめていた枕をひょいと掴み、手の届かない位置にぽいと投げた。
そして雪ノ下の腕を絡め取ると、気を付けをさせるように腕を真っ直ぐに身体に密着させ、その腕を固定するように抱きしめながら、再び突起を手で摘まんだ。
「うぁぁっ!? やっ、声、抑えられな……あくぅっ!」
雁字搦めにされて一切の抵抗が出来なくなった雪ノ下が、悲壮な声を上げる。
「そうだな。……いくらでも、声、上げてくれ」
言って、これまで以上の速さと強さで腰を打ち付ける。
ぱん、ぱんっ、ぱんっ、ぐっちゅっ、ぐっちゅ、ぐじゅっ、ぐぱんっ……。
「あぁぁぁぁっ! あっ、あぁっ、あぁぁぁぁ……あっ、あっ、あっ! ……あ~、あ~、あ~……」
もはや何度突いたか見当もつかない程に嬲った頃、雪ノ下はもはや喘ぎ声ですら同じような声しか上げなくなっていた。
「あっ、あっ、あ……あっ、あ~っ、あ~っ……」
「…………」
顔は上げているが、もはや絶頂に達し過ぎてハイになっているのかもしれない。
自分でやっておいて難だけど、本当にすこぶる難だけど、少し不安になる。
「お~い、大丈夫……か……っ!?」
覗き込むように雪ノ下の顔を見た瞬間、固まった。
――雪ノ下は、大粒の涙を流し、涎を垂らし、普段の上品な様からは想像もつかない程淫らな状態になりながら――。
――笑っていた。
そう、笑っていた。
嬉しそうに、楽しそうに、笑っていた。
まるで、今この瞬間が、至高の幸せを味わえている時間であるかのように。
「……ゆ、雪ノ下?」
流石に戸惑い、動揺を隠しきれないまま雪ノ下の顔を覗き込むと、
「……あ……う、あ……」
ゆっくり俺の顔を見て、僅かに目を細める。
――まだ、急に我に返って恥ずかしがってくれた方が、俺の為になったかもしれない。
しかし、そんな俺の希望とは裏腹に、雪ノ下は。
「……んっ、んっ、んん……っ」
「おっ……ど、どうした?」
雪ノ下は微かに身体を震わせながら、腰をくいくいと上げてきた。
その行為が、何を意味するか分からぬままに、戸惑って腕を離す。
すると、雪ノ下は解放された腕をベッドに付き、ゆっくりと起き上がろうとした。
俺は慌てて上半身を起こすと、雪ノ下と繋がったまま、膝立ちの体勢になる。
最終的に雪ノ下は四つん這いになった。
同じバックと呼ばれる体位でも、より一般的と言える形になっていた。
「……う……お……」
汗できらめく背中と、様々な匂いが混じってひどくいやらしい匂いを放つ下腹部の結合部分が丸見えになる。
思わず、息を呑んだ。
「あ……う……」
雪ノ下は猫のように背中をしならせ、腰を巧みにくねらせてまるで俺に交尾をねだるかのような仕草を見せる。
いや、「かのような」なんて言い方はしたけれど、間違いなくねだっているのだろう。
雪ノ下がゆっくり振り向いて、再び目を細める。
そのあまりの妖艶さに、心が打ち震えた。
俺は雪ノ下の腰を掴み、後はもう、どろどろになるまでやってしまおうと思いながら、腰を打ち付けた。
× × ×
「あっ! うぐっ、あがっ、ふあっ! ひぎっ、あぇっ、あっ、あっ、あぁ……っ!」
さっきまでよりも獣に近付いたような雪ノ下の喘ぎ声が、俺の部屋に響き渡る。
一突きするごとに背筋をしならせ、腰をかくかくと動かしてくる。
快楽が許容範囲を越えてまともな思考が出来なくなっているのか、腰を動かすリズムはひどく不安定で、俺が打ち付けるときにちゃんと腰を後ろに押し出すときもあれば、まるで避けるかのように引いてしまって俺のピストンが不発に終わったりした。
「そうじゃねえよ、こう……だよ!」
言って、雪ノ下の腰を掴む力を強くして彼女の動きを止め、俺のピストンに合わせた動きをさせる。
ぐぱんっ、ぐぱんっ、じゅぷっ、じゅぶっ、ぐぱんっ!
「ひあぁぁっ、あっ、はぅっ、あ~っ、いぎっ! あぉぉ……んあぁっ!」
雪ノ下は、もはや完全に俺の為すがままになっていた。
肉襞は際限なく肉棒を締め付けてきて、限界が近かった。
「雪ノ下、俺、もう……っ」
息を荒げながら告げると、雪ノ下は喘ぎ声を上げ続けながらも振り向いて、
「…………き……て」
消え入りそうな声で囁くと、目を細めて、にこりと微笑んだ。
「……っ雪ノ下!」
たまらなくなって、ピストンのペースを更に上げる。
「あっ! あんっ、あっ、あふっ! あぇっ、あっ、あっ! あぁっ、あっ! あっ! あっ!」
「雪ノ下、出る、出るぞ……出る、出る、出る……っ!」
「あぅっ、あっ、かはっ、ひぐっ、ああっ、あっ…………あ」
びくんっと、雪ノ下の身体が一際大きく跳ねた。
それと同時に、肉棒がちぎれんばかりに強く、膣が収縮する。
「雪ノ下……っ!」
びゅるるっ、ごぶっ、どぶどぶどぶっ、びゅうううっ!
身体の奥底から迸った白濁液が、雪ノ下の子宮口を強烈に叩く。
「あっ、ひぁっ、あああああああああっ!」
俺の射精と共に、雪ノ下が一層大きな絶頂に達した。
「はーっ、はーっ、はーっ……」
「ふーっ、かはっ、はひっ、あーっ、あっ、あっ、あっ……」
肉棒から精液を残らず搾り取ろうと、膣肉はまだ収縮を止めようとしない。
やがて、その収縮が収まると、2人とも力尽きてベッドに突っ伏した。
獣モードが解除されると、途端に冷静になる。男ってみんなそんな感じだよね、きっと。
……シーツ替えねえと。あと、これ、もうご飯の前に風呂入った方が良いのかな――などと、この後の事を考えていると。
こんこん。
「……!?」
不意に部屋をノックする音に、激しく動揺する。
雪ノ下もさぞびっくり……と思ったら、今の音が全然耳に入っていなかったっぽい。もうそれどころじゃないみたいです。そりゃそうですよね、ごめんなさい。
「お兄ちゃーん、今だいじょうぶー?」
「あ、えーっと、その……」
や、全然大丈夫じゃない。俺まだ挿れっぱなしだし。ばっちり2人で重なってるし。
笑えるくらいにテンパっていると(笑えない)、小町が言葉を続けた。
「あー、いいよいいよ、そのままで」
「…………」
…………。
そのままでってなに!? 何を察してるの!? ねえ!?
「もうちょっと休んだら、お風呂入ってきなよー。……2人で」
「は?」
素っ頓狂な甲高い声が、ぷしゅっと口の端から漏れ出た。
「いや、『は?』じゃなくて。お湯沸しといたから! あ、雪乃さんには『下着は洗濯するから出しておいてください』って伝えておいて! 雪乃さんと一緒にご飯作りたいから、小町はしばらくリビングでだらだらしてるねー! 急がなくて良いからね。ゆっくり2人で楽しんで! そんじゃ、また後でー」
「お、おい……」
俺が間抜けな声を掛けるのも気にせず、小町はぱたぱたと足音を立てて去っていった。
姿が見える状態だったら、去り際に絶対超可愛い敬礼とかやっていきそうな明るさだったな。あいつそういうとこほんとあざとかわい可愛い。2回言っちゃった。
……ツッコミどころ、多すぎない?
……ていうか、当たり前っちゃ辺り前なんだけど、雪ノ下さん、お風呂後はノーブラノーパン……?
あ、いや、もう、それ、色々と。
……うん、楽しみだ。楽しみって言っちゃった。
ようやく落ち着きを取り戻した所で、まずは肉棒を膣から引き抜く。引き抜くの超遅いな俺。
「……うくっ」
栓が無くなった膣口からは精液がこぷこぷっと溢れ出てきて、その扇情的な光景に再び蹂躙したくなる欲求が湧いてきたが、必死で掻き消した。
そして、うつ伏せでは大変かなと思ったので、雪ノ下を仰向けにころりと転がす。
「…………」
雪ノ下は疲れたのか、小さく寝息を立てていた。
……うーん、やり過ぎた。今さらにも程があるけど。
雪ノ下は遊びに満足して眠る猫のように可愛らしい寝顔をしていた。
なんだこいつ、超可愛いな。
取り敢えず撫でるか。
なでなで。
髪の毛、汗かいててもすげえ良い匂いするんだけど。どういうこと?
…………。
……和む。
……もうちょっと、良いよね?
なでなで。
なんだよこの寝顔、マジで待受にして後で消されようかな。消されるまでがセットなのかよ。
…………。
うん、超和む。
……もうちょいなでなで。
「……んっ、んんっ……」
「ぐはぁっ」
甘えるような声を出しながらの寝返りでノックアウト。
あぶねえ、危うく吐血するところだったぜ……。 ※原因:可愛い雪ノ下。
…………。
はい、切り替え。
まずは起こさないようにタオルで汗を拭いて、毛布を掛けて――と。
「…………」
誰も見ていないし、雪ノ下本人も寝てるし――なんて思って。
「……ちゅっ」
雪ノ下の可愛らしい小ぶりな唇に、そっとキスをした。
さてさて、片付けの続きをしなければ。
「…………」
ふと、片付けの動きを止める。
誰も見ていないとは思ったけれど、俺が自分でやった行為を認識している以上。
「……うぐおおお……」
……超恥ずかしかった。
続く。
ゆきのんでした。
官能小説の書き方の参考になりそうなものを見付けて何冊か注文したので、届き次第読んで血肉にしたいと思います。
これだけ書いているとどうしてもマンネリ化してしまうので、これを機にもう一皮二皮剥けたいところです。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!