陽乃さんを全力で絶頂に追い込む為の道具を物色する。陽乃さんは息を荒げながらも、俺が何を手にするのかをじっと見つめている。
一つ手にとり、ベッドに置いて。
また一つ手にとり、ベッドに置く。
何度も、何度も、何度も。
「……え……ちょ、ちょっと、比企谷くん? そんなに使うの……?」
陽乃さんの顔がひくつく。綺麗な瞳には不安が色濃くにじみ出ていた。
「せっかくなんだから出し惜しみはしたくないですしね」
言いながら、陽乃さんの身体のどこの部分に何を使うかを考える。
一通り取り終えて、陽乃さんの顔の横にずらりと並べた。
ローターを5つ。
粘着テープ。
クリトリスの刺激も同時に出来る、禍々しいバイブ。
「……し、死んじゃう……っ」
陽乃さんの唇が震え、静かに首を振る。しかし俺はいやらしい笑みを浮かべて陽乃さんの頬に手を添えると、
「うるさい、いいからみっともない姿を晒して壊れろ。動物みたいに声を上げて、身体をがくがく震わせて、愛液も小便も撒き散らして、好き放題イってしまえ」
「…………ぅ……ぁ……っ」
俺の言葉に、陽乃さんは目を見開いて今まで見たことの無い表情を浮かべて――失禁した。もわりと湯気が上がり、陽乃さんの顔が羞恥に染まる。量こそ少なかったが、陽乃さんが俺の言葉に恐怖さえ覚えたのだ。その事実に、狂いそうな程感情が昂ぶる。
「……ごめんなさい、今のは怖かったですか?」
陽乃さんの頬を撫でてそっと尋ねると、陽乃さんは子供のように目に涙を浮かべてこくこくと頷く。
「……こ、怖……かった……っ。でも、でも、すごく……わくわく、しちゃった……っ。あは、わたし、もう壊れちゃってるかも……っ」
そう言って、陽乃さんが俺の両頬に手を添えてキスを求める。唇だけ重ねる優しいキスをしたまま二人で見つめ合う。唇を離すと、陽乃さんは名残惜しそうに俺の顔をじっと見つめていた。
「……じゃあ、使いますよ。覚悟してください」
「……はい……っ」
陽乃さんが頷くのを見て、俺は道具を手に取った。
× × ×
「やばい、死ぬ、死んじゃう……っ」
ぷっくり膨らんだ2つの乳頭をそれぞれ2つのローターで挟んでテープで固定すると、陽乃さんはまたしても弱気になった。
「大丈夫ですよ、大丈夫」
弱気な陽乃さんの発言を適当に流しながら、バイブを手に取る。陽乃さんは「うぅ……っ」と唸りながら俺の身体をぺちぺちと叩いてくる。何だこの人超可愛い。
「はい、じゃあこれを挿れますよ。頑張ってイカないようにしてください」
「……っ」
禍々しい形のバイブを持って陽乃さんの足を開くと、大きく喉を鳴らす音が聞こえた。
躊躇う事も無く、ずぶりと挿入する。
「ぃ……ぅぅあぅぅぅぅんんんんんん……っ」
ぐっしょりと濡れていても、凄まじい膣圧で押し返してくる。しかしそれでもぐいぐいと押し込んで、一番奥にごつんと当たる感触がする所で止めた。肉芽を刺激する部分がきちんと当たっているか確認する為にくいくいと動かすと、陽乃さんの腰が跳ね上がった。両手で口を覆って必死で耐えている。いつもなら何回も達していると思われるのに、本当に耐えている。すごいな……と素直に感心してしまった。
「よく耐えましたね、エラいですよ。最後はもう一つローターを使いますが……」
言いながら、陽乃さんの綺麗な尻穴をくにくにと触る。
「慣れてないと思いますが、まあ気楽に行きましょう」
さらりと話して、陽乃さんのぐっしょりと濡れた淫裂にローターをこすり付ける。陽乃さんがぶるぶると震えると再び愛液が溢れ出し、ローターがあっと言う間にびしょ濡れになった。潤滑液を纏ったローターを陽乃さんの菊穴にぴとりとくっけて――一気に押し込む。
「……んぐぅぅぅぅうぅぅうぅぅぅ……っ!」
陽乃さんのくぐもった悲鳴が寝室を犯していく。未知の快感に陽乃さんも混乱しているのだろう。それでも全て入り込むまでずぬずぬと侵食していき……ある場所を境に、きゅぽんと全てが陽乃さんの尻穴に飲み込まれた。
「はぁぁあぁぁぁぁ……っ」
陽乃さんが口から手を離し、長い息を吐く。かなりぎりぎりだったが、それでも何とか絶頂しなかったのだ。この精神力は本当にすごい。
「よく頑張りましたね」
言って陽乃さんの頭を撫でると、ぶすっとした表情を浮かべながらも撫でられるがままになっている。ううむ、今度は失敗か……? と思ったが、「……もっと優しく」と言われたので要求通りに優しく撫でると少し頬が緩んだ。まだまだ改善の余地があるらしい。
改めて、陽乃さんの身体を眺める。
誰もが振り向く極上の美貌とスタイルを持った陽乃さんが、涙と汗と愛液に塗れて仰向けに寝転がっている。
豊かな乳房は重力により僅かに外側に傾いていて柔らかさをこれでもかとアピールしていて、そんな中で乳首はぴんと張り詰めている。そして4つのローターが張り詰めた乳首を挟み込んで、卑猥さをかき立てている。
膣には拷問器具を思わせる程禍々しいバイブ。クリトリスを刺激する機能まで付いていて、女を壊すまで逃がしはしないのだと主張している。
尻穴にはローター。これがまたどういった効果をもたらすのか……楽しみでならない。
ローターは全て有線で、陽乃さんの乳房や尻穴からはピンク色のケーブルが俺の手元まで伸びている。5つのリモコンとバイブのスイッチ。これが、陽乃さんを壊すキーだ。
「それじゃ……行きますよ」
焦らすのも忍びないと思って言うと、陽乃さんは一瞬天を仰いでゆっくりと頷いた。
全てを同時に点けることは出来ないので、素早く起動してゆく。
「んぃ……っ!」
陽乃さんが目を見開いて歯を食いしばる。
両手でローターのリモコンを2つずつ、それを2回。
「あが……っ!」
そして3回目には、左手でローターのリモコンを、右手でバイブのスイッチを点ける。
「うあぁぁ……っ!」
狙い澄ましての行為は、僅か1秒足らずで済んだ。
陽乃さんの腰が、壊れたように跳ね上がる。
「うっ……あぁぁあぁぁぁぁぁっ!? うっく、ひぐっ、あが、うぅぅぅ……んぐあうぅぅっ! ひっ、はぐぅっ、だめ、これ、あぅぅぅぅぅぅ……っ!!」
断末魔のような嬌声が、寝室をあっと言う間に満たした。
陽乃さんは両手でシーツをこれでもかと言う程強く握り、歯をかちかちと鳴らして目をぎゅっと閉じている。しかし身体のあらゆる方向から来る快感に耐えられる筈も無く、身体を捩らせては何度も痙攣して、陰部からは栓の壊れた蛇口の様に愛液が溢れ出している。
「いっ、ひぐっ、これ、だめ、死ぬ、死ぬ、ほんとに死んじゃうぅ……っ」
陽乃さんが涙を流しながら俺に懇願する。
「駄目ですよ、陽乃さん。ちゃんと味わってくれないと」
言って、陽乃さんのお腹をそっと押さえつける。身体を捻じることも出来ず、発狂する程の快感が全てダイレクトに陽乃さんの脳へ叩き付けられる。
「んぐぅ……っ、ひっ、あがっ、やだっ、これじゃ……あぁぁあぁぁぁああぁぁっ!?」
陽乃さんが俺に押さえつけられたまま、足をびんと伸ばして全身を痙攣させる。何回も絶頂しているというよりは、絶頂しっぱなしの状況の中で断続的に更に深く絶頂しているという状況だった。
ローターとバイブのスイッチを切った。陽乃さんが不思議そうに俺を見る。度重なる絶頂で疲弊しきった身体を、胡坐をかいた状態で抱き寄せると、陽乃さんは自然と俺の背中に腕を回して抱きしめてきた。
「……やめるの?」
陽乃さんがぽそりと呟く。死んでしまうとあれだけ言っておきながら……。
「……やめませんよ。今度はこうするんです」
陽乃さんの耳元で囁くと、乳房にくくりつけたローターの内2つだけ起動する。陽乃さんの右乳房の先端だけぶるぶると震えて、「んひぃんっ!?」と可愛らしい嬌声が聞こえた。
「はっ、はひっ、あぁぁぁ……あぁぁぁ……っ、あっ、うぅっ、いっ、イク……っ!」
片方の乳頭を責められただけで、10秒ともたずに陽乃さんが絶頂する。ごくりと息を呑みながら右乳房のローターを止めて左乳房のローターを点ける。
「あんっ!? 今度はこっち……っ? あっ、いっ、良い……すごい、ふっ、んっく……あふぅあぁぁ……んあぁぅんっ!」
またしても絶頂に達する。俺の耳元で「やらしい……変態……ばか……っ」と可愛らしい罵倒が飛んできた。陽乃さんの頭をくしゃりと撫でると、今度は満足そうに目を細めた。
左乳房を嬲るローターを止めて、今度はアナルに挿入したローターを起動する。
「んふぁぁぁん……っ? はっ、うっく、ひっ、あふうぅぅあぁぁ……っ」
陽乃さんは何が起きているか分からないとでも言うように、不思議そうに悶える。どうやらさっきは全て同時に起動していたから気にする余裕が無かったようだが、尻穴単体の刺激はまだまだ慣れないようだ。
「こっちはこれから開発しないとですね……。今の責めが終わったら、たっぷり調教してあげますからね」
「……っ」
さらりと言うと、陽乃さんの顔が不自然にひくついた。この美しい顔がどんな風に歪むのか……楽しみでしょうがない。
アナルに入れたローターを止めて、最後は淫裂にずっぷりと咥え込まれたバイブを起動する。今度は手を添えて、人力で抽送をしながら。
がっちゅ、ぐちゅぶぶぶっ、ぶぃぃぃぐちゅぶちゅっ、ぶぃぃがちゅぶちゅくく……っ。
「んはぁぁぁんっ!? はっ、ひぃんっ! あふぁぁぁぁぁっ!」
バイブの振動音と抽送による音が混じり合って卑猥な音が響く中、陽乃さんが背筋を反らせて何度も絶頂する。抱きしめている状態で感じる陽乃さんの絶頂はまた格別だった。
最後に――バイブを一番奥までねじ込み、全てのローターを起動する。そして陽乃さんを押し倒して、逃げ場の無い状態でぎちぎちに抱きしめた。
「ひぃぃぃぃんっ!? あぐっ、ひっ、あぐっ、比企谷く……んはぁぅぅんっ! イってる、イってる、イってるからぁ……っ。あふぁぁぁんっ、だめ、ゆるして、死んじゃう、死んじゃう、死んじゃうよぉ……っ」
涙と涎に塗れた顔が、キスをせがんできた。こんなにみっともない顔が、こんなにも美しいなんて。唇を舐め回して舌を絡め、発情しきった牝の口を味わう。
陽乃さんが繰り返し絶頂に達する中、お腹の上に跨った。4つのローターが付いた乳房に肉棒を挟み込み、亀頭を陽乃さんの口の前に突き出す。陽乃さんはぼうっとした表情のまま、ほとんど反射的に長い舌を伸ばして亀頭を咥え込んだ。
「はむっ、ちゅっ、くちゅっ、ふぅぅん……んふぅぅん……っ! んっく、ふっ、んんんっ、んふぅぅぅん……っ」
無我夢中で肉竿を舐めしゃぶる陽乃さんに更に官能をかき立てられ、豊満な乳房をぐにゅぐにゅと揉みしだく。どこまでも柔らかいのに弾力がある乳房に挟まれながら、絶頂に喘ぐ絶世の美女の口にしゃぶられる。一度知ったら逃れられない絶景だった。
陽乃さんの痴態を散々見て高まりきった身体に、すぐに限界が来た。
「陽乃さん、もう、出る、出る、出る……っ」
「ふっ、んくっ、ふぅんっ、んっ、んぐっ、んんんん……っ!」
陽乃さんがしゃぶりながらも懸命に頷くと、亀頭が内頬にこすれて更なる刺激を受けた。身体の奥底からマグマの奔流が込み上げてきて、目をぎゅっと瞑って歯を食いしばる。
「出る……っ!」
――びゅっ、ごぶりゅっ、ぶびゅるるるっ、びゅっ、ぶびゅっ、びゅくくくく……っ。
「んふぅぅんっ、ごっく、ごく、ふぅんっ、ごくっ、ごくっ、んっく、んふぅぅん……っ」
陽乃さんは大量に放たれた白濁を溢すことなく受け止めて、嚥下を繰り返す。脈動が収まると鈴口に吸い付き、尿道に残った僅かな精も吸い取ってくれた。
「……んはっ、……はぁ、はぁ、はぁ……いっぱい出たね……んあぁぁぁんっ!?」
陽乃さんが再び喘ぎ声を上げたことで、そう言えば諸々の道具がまだ起動していたことを思い出す。
「比企谷くん、そろそろ止めて……んはぁんっ!」
「…………」
「……あの、比企谷くん……? あぅんっ! あふぁぁっ!」
「…………」
「ちょっと、なんで動いてくれないの……やぁんっ!」
「…………」
「ねぇってばぁ……ひぐっ、ひぃんっ!」
「……すいません、上から見る陽乃さんのイキ姿って可愛すぎるなぁと思いまして」
「…………怒るよ?」
「すみません、すぐにどきます、止めます、すみません」
結構な冷たさで睨まれた。
この後すぐに道具を止めて陽乃さんの身体から離した。休憩で抱き合って寝転がっている間中、陽乃さんはずっと俺の胸元で「変態、色情魔、変態、変態、ばか、変態……」と呟き続けていた。
続く。
はるのんでした。2日間かけて書いたらえらく長くなった……!
☆☆☆祝・UA4,000,000達成☆☆☆
途方も無い数字に達成しました。いつも本当にありがとうございます。何やかんやでまだしばらく続きますので、どうぞお見守りくださいませ。感想の返信が中々出来ず申し訳無いですが、それでも書いて頂けると物凄くテンションが上がりますので何卒よろしくお願いします!
昨日は終戦記念日でしたね。12時間前は黙祷をしました。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!