※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 陽乃さんの家のトイレは、マンションのトイレだけあって個室とは言え空間にかなりのゆとりがある場所だった。なるほどなるほど、これなら簡単に2人入れるな……と思いながら陽乃さんの後に続いてトイレに入ろうとすると、突如動きを止めた雪のような白い背中に身体をぶつけてしまった。

 

「どうしたんですか」

「比企谷くん、まさか一緒に入ろうとしてる?」

 

 前を向いたままの陽乃さんの言葉に、うーんと頭を捻る。

 

「……それはまあ、見届けた方が良いかなと」

「指を曲げながら言わないで……っ」

 

 アナルに挿入している中指を何とは無しに曲げると、陽乃さんは俺の手首を掴んでぶるぶると震えた。艶めかしいうなじがほんのりと紅潮して、些細な色の変化に激しく心が揺れる。

 いいから……と、陽乃さんは頬を染めながら振り返り、睨み付けてきた。

 

「流石にこんなとこ見られたらお嫁に行けないから……付いてこないで」

「え? 俺のとこに来れば……あ」

「…………」

「…………」

 

 反射的に答えてみたら。

 変な空気になった。

 これ、もっと素敵なデートとかしてる時に言いたかった。

 今の状況を考えると、シュールにも程がある。

 

「……まず指を抜いて。それで今言った台詞は後日もう一度言うように。さっきのは無し」

「は、はい、すみません」

「うんんん……っ!」

 

 慌てて謝りながら指を引き抜くと、陽乃さんは艶っぽい声を漏らして膝から崩れ落ちそうになった。慌てて肩を押さえると、敏感過ぎる体質により身体がびくびくと痙攣する。

 

「もう、限界……っ!」

 

 いつになく余裕の無い声で呟くと、俺の肩を押してトイレに入り、ドアの鍵を閉めた。聴き慣れない電子音を聞いて、ああ、そう言えば音姫ってこんな音だったなと思い出す。普段音姫の音を聞く機会など中々無いのだ、男というものは。音姫の音から数秒後、今度は実際に流す音まで聞こえた。念入りに音が聞こえないようにしている。余程恥ずかしいんだな――

 

「寝室で待ってなさい!」

「は、はい」

 

 凛とした声で叱り飛ばされて、慌てて寝室に引き返した。

 ちなみにこの後手を洗ってから調べ物を再開すると、浣腸は2~3度すると尚良いと言うことを知った。その為トイレから若干疲弊した様子で帰ってきた陽乃さんに2度目の浣腸を提案すると、心底げんなりした顔をされた。しかし交渉してみると渋々ながらも従ってくれた。陽乃さんは何だかんだで押しに弱いですねと笑いながら言ったら、物凄い目で睨まれた。生まれてきたことを後悔するレベルの恐怖を味わった。

 

       ×  ×  ×

 

「つ、疲れた……っ」

 

 2度目のトイレから帰還した陽乃さんは、幾分げっそりしていた。

 

「疲れてても陽乃さんは綺麗ですよ」

「うん、知ってる……」

 

 疲れた様子でベッドに寝転がる陽乃さんの言動に、ぶれないなこの人は……と尊敬の念さえ覚える。しばらくの間、横向きで枕を抱きしめてころころとベッドの上を転がっていた陽乃さん――愛くるしいにも程があって、普段とのギャップも相俟って死ぬ程可愛い――が、枕を抱いたままうつ伏せになり、それで……と、身体をもじもじとくねらせながら呟いた。

 

「続き……するんでしょ?」

 

 枕に顔が埋もれている為くぐもった声になっているが、熱の篭った声ははっきりと聞き取る事が出来た。極めて扇情的な肉付きをした尻肉を目の前でふりふりと揺らされ、一気に気持ちが昂ぶる。

 

「……そうですね。次は、これを使います」

 

 俺が取り出した道具を、枕から顔を上げた陽乃さんが見て顔を引き攣らせる。

 

「……まあ、そんな流れだよね……」

 

 納得したような、諦めたような表情をして陽乃さんは――俺が手に持った、アナルパールとローションを見つめた。

 

       ×  ×  ×

 

 表情が見たいと思い、陽乃さんには仰向けになってもらった。

 足をぱっくりと開いて、膝をМ字に曲げてもらう。

 

「……死ぬ程恥ずかしいんだけど……」

 

 目を逸らしてぽそぽそと呟く陽乃さんがやたら可愛らしい。

 

「大丈夫です、綺麗ですよ」

「どこを見て言ってるのかな……?」

 

 怖い顔で睨んでくるが、羞恥で赤く染まった顔だと幾分怖さも薄れている。

 

「道具は見せたものの、まずはほぐさないといけませんね。だから、まず初めは指から……っと」

 

 言って、右手中指にローションを垂らす。そして尻穴の入口にもローションを付けると、「つめた……っ」と熱っぽい声で陽乃さんが呟いた。

 ぬるり、と中指を排泄孔に侵入させる。

 

「うぁ……っ」

 

 陽乃さんがシーツを握りしめて、虚ろな目になってぶるりと震える。

 

「リラックスしてください。ゆっくり入れていきますから、無理だと思ったら言ってください」

「うん……っ」

 

 不安感の為かいつもより子供っぽい声で返事をすると、陽乃さんは己の中に入り込む指を凝視しながら唇を引き結んだ。ずに、ずに……と中指が入っていく度に、陽乃さんの腰が不規則に前後する。時折陽乃さんの腰の動きにより不意に指が進むと、綺麗な瞳が大きく見開かれて、おとがいを上げて艶めいた声が漏れた。

 第一関節まで入り込み、第二関節まで入り込み、最後には根本まで。

 手の中で最も長い指が根本まで埋まり、感動さえ覚えた。

 

「すごいですよ陽乃さん、全部入りましたよ」

「……う、ん……っ」

 

 俺の喜びようとは対照的に、陽乃さんは全身にねちっこい汗をじっとりとかき、自身の下腹部を見つめながら口を半開きにして喘いでいる。口の端に涎がきらりと光るのが見えてごくりと息を呑む。余裕が全く無いのは明白だった。

 ゆっくりと引き抜いていく。途中で軽く指を曲げながら、探るように。

 

「お……おぉぉぉ……おぉぉぉ……っ」

 

 虚ろな目で天を仰ぎながら、獣のような声が漏れてくる。

 

「気持ち良いですか? 苦しいですか?」

 

 指のほとんどを抜いた段階で尋ねると、陽乃さんはぼうっとした表情のまま、首をくりんと傾げた。

 

「わかん……ない、どっちも……かも」

 

 陽乃さんの返答に、ふむ、と考える。未知の部分に戸惑うのは当然だから、そこに既知の快感を混ぜれば……と考え始めた瞬間、すぐに策が浮かんだ。

 

「じゃあ、両方挿れちゃいましょう」

「え……うあぁんっ!?」

 

 念の為ローションを右手全体に垂らし、中指はそのままアナルに、そして親指を膣口に挿入する。膣穴は触り慣れた湿り気に満ちていて、どこか安心するものがあった。ローションを塗っていることも相俟って、2本の指はそれぞれに違う締め付けを楽しみながらずるずると入り込んでいく。

 

「あぐ……なに、これ、わけ、わかんな……い、イク、イク、イク……っ!」

 

 陽乃さんがはしたなく口を開けながら、全身をぶるぶると震わせる。2本の指が根本まで入り込んだ所でぐにりと指を曲げると、美しい肢体が弓なりに反り返った。

 

「うあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 悲鳴と嬌声が混ざり溶け合った声を上げて、陽乃さんが全身を激しく痙攣させる。

 

「前にも挿れるとちゃんとイケるんですね。よし、これで尻も気持ち良いんだって身体に覚え込ませて……と」

「えっ!? ちょ、なんでまだ動かして……うあぁぁっ、うあぁぁぁぁっ!?」

 

 絶頂で打ち震える極上の牝の身体の中で指を折り曲げ、抜き挿しして、止めどなく蹂躙する。膣口からは止めどなく愛液が溢れ出てローションが流れて行った。持ち上げるように中を抉ると、陽乃さんは腰を跳ね上げて打ち震える。シーツが汗と愛液とローションでどろどろに汚れていく。その様はひどく扇情的だった。

 中指と親指を引き抜くと、陽乃さんは息も絶え絶えに、足をМ字に開いたまま仰向けで寝転がった。はしたない格好も陽乃さんがやれば極上の絵になるな、と思い息を呑む。

 

「じゃあ、次はアナルだけでイってみましょう」

「え……んはぁぁんっ!?」

 

 再び中指にローションを塗り、休憩無しで尻穴にだけ指を挿入する。陽乃さんは動揺を顔に滲ませていたが、自身の身体に湧き起こる快感の波に気付いたのか、綺麗な瞳が驚きで見開かれた。

 

「え……うそ、さっきより……うあぁぅんっ!?」

「前と一緒に挿れることで、『後ろも気持ち良い』って身体に覚え込ませられないかなって思ったんですけど……上手く行ったみたいですね、良かった」

「あっ、そんな……んふあぁぁっ!?」

 

 呑気に解説する俺をよそに、陽乃さんは未知の快感に大量の汗を撒き散らしながら打ち震える。

 

「あ、いっぱい愛液も出てますよ。本当に感じてくれてるんですね」

「い、言わなくていいから……っ!」

 

 端正な顔立ちが羞恥で茹だった瞬間、尻穴が心地良く指を締め付けてくる。最初に挿れた時よりも指が入りやすくなり、代わりに入った後に隈なく締め付けてくるようになっていた。

 

 ずみゅっ、にぐっ、ぐにゅ……っ。

 

「お、おぉぉぉ……おぉぉぉ……っ」

 

 陽乃さんが仰向けで背中を弓なりに反らせたまま、顔の横のシーツを手で掴んで打ち震える。一切の余裕を無くした美女は、今や全神経を自らの尻穴に集中させていた。

 

「そろそろイケそうですか」

「わかん……ない、よぉ……なにこれぇ……っ」

「小刻みに震えてきましたよ。イケそうですね」

「そう……なの……? やっ、こわい……っ」

「……可愛いですね、本当に」

「……っ!? や、今、そんなこと――っ」

 

 陽乃さんが再び羞恥で顔を染めて、上体を起こした瞬間に指をぐにりと曲げる。

 

「あ――っ」

 

 陽乃さんの表情が止まった、次の瞬間。

 上体を下ろして寝転がる、というよりは……腰が跳ね上がることで強制的に仰向けになる、という言い方が正しいと言えるような――そんな反応を見せた。

 

「――うあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 こちらの腕に透明な液体が大量に噴きかけられ、陽乃さんの身体が綺麗に反り返った。

 幾度となく痙攣して鳴き声を撒き散らして、陽乃さんの腰がすとんとベッドに落ちる。ベッドのスプリングが軋む音が止まると、陽乃さんの荒々しく息をする音だけが室内を満たした。

 

「……イケましたね、お尻で。ちょっと休憩しましょうか」

 

 言いながら立ち上がり、小さな冷蔵庫を開けてみる。案の定大量の飲み物が入っていた。その内の一つをよろよろと起き上がった陽乃さんに手渡すと、ぶすっとした顔で受け取った。

 

「……なんか、悔しいんだけど……」

「反撃は後でいくらでもどうぞ。まずは慣れてもらわないといけないんで」

「……本当にいくらでも反撃するからね?」

「こわ……っ」

 

 そんなことを言いながらも、こちらにしな垂れかかってくる陽乃さんはとても可愛らしい。

 先にシーツを替えるか……と思いながら、陽乃さんを抱き寄せて艶やかな黒髪を撫でると、存外素直にされるがままになっていた。

 

 

 

 続く。

 

 

 

 




 はるのんでした。初めて描く行為なので慎重に書いてます。

「この素晴らしい世界に祝福を!」のアニメEDを今頃になって購入したんですが、とても和みます。曲調がとても好きだなーと思いながらiTunesを調べたら、ハンバートハンバートの方が作詞作曲だったと知り嬉しくなりました。アニメ声優版とハンバートハンバート版を両方購入しました。寝る前に聞くと癒しが半端ないですね。

 それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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