陽乃さんの尻穴にアナルパールをねじ込むと同時に、血管の浮き出た肉槍を膣に突き入れる。亀頭が鮮やかなピンク色の襞に飲み込まれる瞬間、陽乃さんがひゅっと息を吸った音がした。
――雪ノ下陽乃の膣は、極上の肉壺。
世界で誰よりも、否、世界で唯一自分だけがこのことを知っているのは、何物にも代えがたい喜びだ。
――それなのに、まるで騙されていたかのような感覚に襲われた。
「うぐ……っ!?」
今まで、手加減していたのだとでも言うような、恐ろしいまでの膣肉の収縮に、肉竿の半分程を埋没させた所で腰を止めざるを得なかった。
亀頭が膣内へぬるりと侵入した瞬間、まるで何千何万もの触手や襞が絡みついてくるかのように、膣内全体が蠢き、締め付けて、肉竿を愛撫してきた。待ち望んでいた獲物を一切の手加減無く狩り殺すような、恐怖さえ覚える程の快感。
あとほんの数ミリでも動けば射精してしまいそうで、ましてや今射精すれば発狂するまで射精させられそうで。
陽乃さんの腰を押さえてぴたりと止まると、俺は気が付けば目を見開いて静かに息を荒げていた。心臓は未知の恐怖に怯えるかのように早鐘を打っている。
怖い。
目の前の、俺が今さっきまで嬲っていた女性は、本当に俺の知っている雪ノ下陽乃なのか。
そんな疑問が心の内にふつふつと湧いていると――
「……ん?」
陽乃さんの艶めかしく上気した白いお腹が、こちらにせり出していることに気付いた。よく見れば、俺が押さえている陽乃さんの腰も明らかに浮いている。よく見ると、陽乃さんはブリッジをするかのごとく仰け反っていた。
「……ぁ……か……っ」
まるで首を絞められて窒息しているかのような、今にも消え入りそうな声が耳に入る。視線を白い肌に滑らせると、陽乃さんはヒステリーでも起こしたかのごとく髪をぐしゃぐしゃにしていた。セミロングの艶やかな黒髪が見るも無残に乱れ、じっとりと汗をかいた肌に貼り付いて天女の如き美貌を妨げている。わなわなと震える口はぱっくりと開いていて、折り曲げた手の指が顔を覆っていた。
これ以上無い程、みっともなくて、人目に晒すべきでない姿。
――その、筈なのに。
「……ぁ……ぁ……っ」
身に着けた知性が全て削ぎ落されたかのような、獣の如き声を漏らすばかりのその顔は、ひどく淫らで、扇情的で、嗜虐心をそそる。
極上の痴態を目にして肉棒がむくむくと膨らみ、それに陽乃さんの膣肉が自動で反応する。歯を食いしばって射精欲求を堪えていると、陽乃さんは息混じりの声で小さく喘いだ。
「……ひ、き、がや、くん……っ」
泣いているかのように顔をくしゃくしゃにした陽乃さんが、耳を凝らさないと聞こえないような声で話しかけてきた。
「どうしました」
「き……み……わかって、る? わたしの、おしりに、あんなおっきい玉がいっぱい付いたのをつっこんで、それで、わたしの、だいじなところに、かたいおちんちんいれてるんだよ? わたし、死んじゃうよ? いいの? 死んじゃうよ?」
「……っ」
吹き抜ける風に揺れる稲畑のように、心地良いぞくぞくとした感覚が背中を何往復もする。
この人は今、泣いているのか、笑っているのか。
端正な美貌を乱れ貼り付いた黒髪が歪め、両頬を手で覆っているため、表情は窺えない。もしかしたら陽乃さん自身も、自分がどういうつもりで今の言葉を喋ったのか分かっていないのかもしれない。
「……大丈夫ですよ、陽乃さん。死なせなんかしません」
一段低くした声で、不自然な程優しく語り掛ける。
陽乃さんの腰から手を離し、上から覆いかぶさる。陽乃さんの首に両腕を回すと、驚きで目を見開いた陽乃さんと目が合った。
「ちゃんと、生きたまま壊してあげます」
「……っ」
陽乃さんが手を顔から離し、引き攣った笑みを浮かべた。
目の前の愛おしい女性を壊したい。
単純で純粋な欲求が芽生えると、射精への恐怖は自然と薄れた。
身体をぴたりと密着させ、煮え滾った蜜壺を犯し貫いてゆく。
「あ~っ、あーっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ……あぁぁぁ……っ」
陽乃さんはこちらの背中に腕を回してきつく抱きしめ返すと、壊れた人形のような声を上げて、すらりと伸びた足を動かし始める。おもちゃを買ってくれと泣きわめきながらねだる子供のように足をばたつかせたかと思えば、寄る辺を求めるかのようにこちらの腰に絡み付いてきて、その直後にびんっと指の先まで伸ばして硬直した。
腰をゆっくり進めるだけの行為が、陽乃さんの身体によって極上の旅路と化す。亀頭が子宮口に予想外に早く到達すると、陽乃さんが口をぱくぱくとさせた。
「……だ……め……っ」
「? 何がだめなんですか。こんなに子宮口が下りてきちゃって。どれだけ欲しがってるんですか」
言いながら腰をぐりぐりと押し付けると、陽乃さんは「うぁぁぁ……うぁぁぁ……っ」と怪我をして助けてを求める獣のように唸る。
「……待って、お願い、これ以上ぐりぐりされたら……っ」
「されたら? されたらどうなるんですか? ほら、ほら、ほら」
「んあぅぅぅぅ……っ」
「ほら、ほら、……ん?」
膨らんだ亀頭で子宮口をぐりぐりと嬲っていると、不意に下腹部に生温かさを感じた。愛液が噴き出したのかと思ったが、一度溢れ出した液体はまるで堤防が決壊したかのようにこぽこぽと溢れ出し、嗅ぎ覚えのある匂いを放ちながらシーツを汚していく。そう言うことか……と納得していると、陽乃さんが両手で顔を覆って震えた。
「お漏らし……可愛いですね」
「……言わないで……っ」
いつになく弱気で、しおらしさを見せる彼女が無性に愛おしくなって……もっと虐めたくなる。陽乃さんを抱き締める腕に力を籠めて、小さい身体をめきめきと軋ませる。
「……あぁ……っ!? ……あ……ぅ……あ……やめ、お尻まで、おかしくなる……っ」
陽乃さんの言葉により、自分が今体重を思い切り陽乃さんにかけていることでアナルパールの入った尻穴まで刺激されていることに気付く。成る程と頷いて、陽乃さんを拘束する力を強めた。発情しきった牝の肢体をぎちぎちと締め上げて、とびきりの鳴き声を絞り出させる。
「……ぁ……ぇ……ぁ……っ」
腕の中で豊満な肉体がぶるぶると震え、こちらの胸板に熱い吐息が吹きかけられる。ちょろろろ……と新たに漏れだした小水が、2人の恥毛をたっぷりと湿らせる。
「……こわ、れる……ばかに、なる……おかひくなる……っ」
顔をくしゃくしゃにした陽乃さんが、徐に口を開いて顔を寄せてきた。キスをねだるでもない動きに疑問を覚えていると、陽乃さんの顔が正面から逸れた。
「……っ?」
「……あぐっ、はぷっ、んむ……ふぅぅぅ……あぐっ、あぐ……っ」
首と肩の間に微かな痛みを覚えて振り向くと、陽乃さんがこちらの肌に齧りついていた。齧るとは言っても甘噛みで、顔を見ると綺麗な瞳からぽろぽろと涙をこぼしている。主に甘える子犬のような行為が、嗜虐心を天井知らずに燃え上がらせる。
こちらの肌を噛むために首を曲げている陽乃さんは、俺の目の前に真っ白な首筋を晒している。陽乃さんを抱き締める腕に力を籠めると、目の前の白い肌に噛み付いた。
「あぐ……っ!?」
やり返されると思っていなかったのか、陽乃さんは口を離して呻き声を上げた。俺は気にせずに顎に力を込めていき、白く柔らかい牝の肌に歯を食い込ませていく。
「ああああ……いやぁ……っ、痛い……痛い……っ!!」
足をばたつかせて悲痛な声を上げる陽乃さん。けれど、彼女の声とは裏腹に、膣肉は強烈に締め付けてきて、今にも射精しそうになる。
もっとこの人をめちゃくちゃに――!!
ぎりぎりと力を込めて、陽乃さんの首筋を齧る。吸血鬼が己の眷属を作らんとするがごとく、丁寧に、慈しむように、愛撫するように。
「いっ、ひぎぃ……いたっ、痛いのぉ……やぁぁぁ……っ」
「……っ」
――陽乃さんが子供のように泣きじゃくる声を聞いて、はっと我に返る。弾けるように口を離すと、幸い肌から血が滲んではおらず、跡も残っていなかった。
「……あ……俺……っ」
一体何をやっていたんだと恥じ入りながら、許しを乞うように陽乃さんの頬をそっと撫でると――陽乃さんが、こちらの手に自分の手をそっと重ねた。その顔は何故だか少し拗ねたようで、何がどうなればこんな顔になるのかと疑問を抱く。
「……本当にやめちゃった。もったいないなぁ……」
あざとく片頬を膨らませて、本当にもったいなさそうに眉を八の字に曲げる陽乃さん。
「…………っ」
……ぷちっ、と。
身体の中のどこかで、何かが切れる音がした。
「……それなら、こういうのはどうですか」
「え……うぐっ!?」
にっこりと微笑みかけ、両手で陽乃さんの細い首を絞める。「……っ!? ……っ!?」と陽乃さんが混乱している内に腰を引き抜くと、鐘のごとく打ち付けて一気に抽送の速度を上げた。
「んぐぅぅっ!? あぐぅぅぅっ!?」
呼吸が苦しくなると同時に下腹部に強烈な快感を叩き付けられ、陽乃さんは発狂したように暴れ出す。腰を打ち付ける度に豊満な肉体が跳ね、絶頂に達して痙攣しては大量の潮を噴く。置き場を失った両手はシーツを掴み、ぶるぶると震えていた。
「首絞められて締め付けが増すとか、どんだけ変態なんですか……って、聞いてる余裕も無いようですね。あー、一回出しますね」
「あがっ、うぐ……うあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
亀頭を子宮口にこすり付けて、大量の白濁を吐き出す。陽乃さんは目を瞬かせて、壊れた人形のように痙攣した。射精しながら腰を動かして子宮口を小突くと、敏感になった竿を淫肉が容赦なく責め立てる。命が削られるような快感に、気が付けば夢中になっていた。
「ちゃんと跡は残らないようにしますからね。それとも残してほしいですか?」
「……ぁ……ぁ……っ」
「……一応、手加減しときますね。その分下はたっぷりと……っ!」
こちらを虚ろな瞳で見つめたまま何も喋らなくなった陽乃さんを見て心配になりつつも、更に腰を打ち付け続ける。気絶しているのかとも思ったが、相変わらず媚肉はきゅむきゅむと肉槍に食いついてきて、快感は増すばかりだ。
「もう一回出しますよ……っ!」
言っても聞こえないだろうなと思いながら抽送の速度を上げると、陽乃さんが微かに口角を吊り上げた。まるで初めて笑う事を覚えたかのような、歪でぎこちなくて、けれどどこまでも美しい笑み。
陽乃さんの笑顔に見惚れた瞬間、身体がどくんと大きく脈打った。
――どぶどぶどぶっ、ごびゅるっ、ぶびゅっ、ぶびゅるるっ、びゅぶるっ、ごぶりゅりゅりゅ……っ。
「……ぁ……へ……ぁ……っ」
すれ違う人が男女問わず振り返り見惚れるような絶世の美貌を持った、雪ノ下陽乃が。
アナルにおもちゃをねじ込まれ、首を絞められながら、好き放題詰られて中出しされて、絶頂に達している。
いっそ夢と言われた方が信じてしまいそうな程の非現実的な光景を、俺は当事者でありながらまるでテレビの外から見ているような気になって呆然と眺めていた。固体の如き粘度を持つ精液が尿道を伝う感覚が、唯一今この瞬間が夢でないのだと知らせてくれる。
長い長い脈動を終えて肉竿を抜くと、愛液と白濁がブレンドされた液体がこぷこぷと膣口から溢れ出た。
「…………」
陽乃さんの首をそっと撫でる。跡が付いていないことに安心した。陽乃さんは全身をだらりと弛緩させて、四肢を投げ打った状態で天井を呆然と眺めている。
「陽乃さん、まだ続きますよ」
俺の言葉に、脱力しきった陽乃さんの身体がぴくりと反応する。俺は陽乃さんの肩を掴み、ころんと転がしてうつ伏せにさせた。顎をくいと上げて呼吸出来る状態にすると、依然として弛緩している肢体を眺め、豊満な臀丘をそっと撫でた。アナルパールの埋まった尻穴の周りを丁寧に撫で回す。
「おねだりしてください。『お尻の穴に挿れてください』って。出来るだけいやらしく」
「……っ」
うつ伏せの身体がぶるりと震えて、微かな声で「……へんたい」と呟く声が聞こえた。
続く。
2連休を挟んだ分、とびきり濃いエロを! そうだはるのん編を最近更新してなかったから、全力で妄想してありったけのエロを書こう!
……そう思った結果、エラいのが出来ました。イエス、ハード!
今回のお話がエロいと思って下さった方は是非ともここでご感想を書いて頂くか、Twitterでこの作品のURLを貼りつつ感想を書いて頂けると嬉しいです!笑
500話まで、あと3話!
明日もお休みします……!物理的に間に合わないもので。申し訳ありません!!
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!