おぞましい程の絶頂を経て、身体中汗でどろどろになった陽乃さんが身体を起こす。こちらを向いて女の子座りをすると、腕をだらりと下げた。
涙の滲んだ瞳。
額に張りついた髪の毛。
焦点の定まらない瞳。
普段の彼女からは想像も付かない程乱れた状態にも関わらず、全身から醸し出される匂いはどこまでもいやらしい。陽乃さんの身体は未だに発情したままだった。
対面して胡坐をかき、ぴんと張り詰めた乳頭をにちりとつまむ。
「んぁ……っ」
消え入りそうな声で喘ぐと、そっと手を上げた。こちらの胸を両手で撫でて、爪で乳首をこすってくる。
「……お……おぉ……っ」
互いにびくびくと震えるが、異常なまでの敏感体質である陽乃さんはこの間も小さな絶頂を何度も迎えて、膣穴からむわりと愛液の匂いが立ち込めた。虚ろな表情のまま喘ぐ陽乃さんがたまらなくて、優しくしごいていた乳頭を潰さんばかりに強くつまむ。
「ひぐ……っ」
一瞬で霧散してしまう程のささやかな声で鳴いて、陽乃さんはこちらに寄りかかってきた。既に乾いた汗と新しくかいた汗が混じり合い、極上の肢体は卑猥な甘露で覆われている。
「……取り敢えず、抜かなきゃ……」
普段の凛とした喋りが鳴りを潜め、弱々しくも艶めいた声で陽乃さんが呟く。一瞬何のことか分からなかったが、アナルパールのことだとすぐに気付いた。
陽乃さんは密着させていた身体を離し、こちらに背を向けて四つん這いになると、豊満な臀丘をこちらにぐいと突き出した。目の前に晒された美味しそうな尻穴には、陽乃さんを犯し続けているアナルパールの取っ手が見えた。
左手で尻肉をがっちりと掴み、右手で取っ手を掴む。
慎重に引くと、パールの大きさの分だけ尻穴がゆっくりと広がる。
「……ん……ぐ……あぁぁ……っ」
穴が最大まで広がると、陽乃さんは全身にねっとりとした汗をかいて不安げに震える。卑猥な反応をじっくりと視線で舐り、1つ目を抜く。ぐぽん、と言う感触と共に尻穴が元の大きさに戻り、陽乃さんの身体が跳ねた。
1つ抜く。
もう1つ抜く。
計3つ抜いたところで、陽乃さんが掠れた声で喘ぐのを聞きながら、3つ抜いた内の2つを再度ねじ込む。
「あ……うあぁっ!? はぐぅぅ……っ!」
陽乃さんが激しく鳴いて、遠吠えをする狼のようにおとがいを逸らして絶頂する。
同じようにして、4つ目まで抜いたら2つ分ねじ込み、5つ目まで抜いたら2つ分ねじ込む。
やがて全部で7つあるパールの最後の1つを抜きかけた所で、陽乃さんの横に座る。陽乃さんは不思議そうにこちらを見て、これから起こる「何か」に気付いてさっと顔を青ざめさせた。
陽乃さんのお腹を、左腕で横から抱えて動けないようにする。アナルパールの取っ手を逆手に握ると――全ての玉を一気にねじ込んだ。陽乃さんがひゅっと息を吸い込む音を聞きつつ、筒の中をブラシで磨くように何往復もさせる。
「あぁぁぁっ!? いっ、あがぁっ!! ひぃぃぃっ!? ひぐっ、あぁぁぁっ!!」
凄絶な絶頂の波に、陽乃さんは獣性を帯びた声を上げて泣く、鳴く、啼く。腸液が淫らに掻き出されて、膣からはあれだけ注いだ精液が全て愛液によって追い出され、透明な液体が幾度と無く噴き出す。一度全部抜いて束の間の安心を与えて、またすぐに捻じり込む。発狂しそうな横顔を淡々と眺めながら、道具を使った蹂躙を繰り返す。
時間にすれば、さして長くなかったと思う。
それでも、陽乃さんからすれば地獄のように長かったのではなかろうか。
アナルパールを抜いてようやく責めを終わらせると、7つの玉はぬらぬらといやらしい光を発していた。女神の如き肢体は夥しい快楽の波に打ちひしがれ、ぜえぜえと荒げた息は艶めかしさを帯びている。
「はい、よく頑張りましたね、陽乃さん。さあ、これからが本番ですよ」
「……き、きみって、ヤツ……は……っ」
理性が崩壊してもおかしくない蹂躙の後でも、どろどろになった顔で陽乃さんは微かに笑う。「いいよ、聞いてて……」と言われて、俺はうつ伏せになった陽乃さんのすらりと伸びた足の間に座った。
ぶるぶると震えながら足を広げ、両手で自分の尻肉を掴んで広げ、アナルの皺を目一杯伸ばした。
出来るだけいやらしくですからね……と言いかけた矢先、耳朶に染み込んできた言葉に呼吸が止まった。
「……わたしのお尻の穴に、あなたのぶっといおちんちんを突っ込んでください。お尻の中をごりごり抉って、白いのをいっぱい出してください。1回でやめないでください。わたしが気絶しようがおしっこを漏らそうが、何回でも出してください」
「……っ」
想像の遥か上を行く卑猥なおねだりに目を瞠る。分かりました、と言おうとした矢先、「お願いです……」と言葉が続き、声を出すのを押し留めた。
「わたしを……壊してください」
ぱきん、と。
心の中で、亀裂が入ってはいけないものに大きな罅が入り、粉々に砕け散った。
下を見やると、肉槍が狂ったように猛っている。
陽乃さんの手をどかして、代わりに自分の手で豊満な双丘を押し広げ、仄暗い快感の穴に肉槍を突き立てた。
× × ×
「あぐ……っ!」
亀頭を尻穴に押し当てると、陽乃さんが苦しそうに呻いた。アナルパールよりも一回り太い肉竿の侵入を拒もうと、尻穴がぎちぎちと力を入れてくる。
力を抜いてください、何て言っても無理だろう。そう思い、慎重に腰を進めながら手を伸ばし、身体を丸めている陽乃さんの柔らかな乳房を揉みしだいた。
「あ……んふぁぁ……っ、んっく、ふぅぅぅ……っ!」
つきたての餅のような感触の柔肉に指をうずめると、陽乃さんは苦しさの中に喜悦が混じった声を漏らした。尻穴の収縮が僅かに緩んだ所を、ゆっくりと、けれど確実に侵入していく。
「あ……っ、あぁぁぁ……っ」
陽乃さんの緊張が高まれば、乳頭を摘まんで快感で苦しみを和らげる。
少しずつ、少しずつ進んで行くと、やがて変化が訪れた。入口こそ狭いものの、そこを乗り越えると中は空洞の様にぽっかりと開いていた。膣内のようにざわざわと波立つうねりは無く、今自分が犯している穴が排泄器官であると言うことを改めて実感する。
かと言って挿入が楽になったかと言えば、そうとは言えなかった。
痛烈なまでの締め付けこそ無くなったものの、侵入していく肉竿の根本は常にめちめちと強烈に締め付けられて、肉竿を進めて行くとゴムの膜に圧迫されるかのような感覚で一様に締め付けられる。慣れない特殊な快感と背徳感が混ざり合って、あっと言う間に射精してしまいそうだった。
根本まで肉槍が埋まると、陽乃さんの上にどさりと倒れ込んだ。
「全部、入りましたよ、陽乃さん……っ」
耳元で囁いた俺の言葉に、陽乃さんは顔を横に向けて虚ろな瞳を向けてきた。
「……入った……の……っ? そっか、そっか……っ」
言いながら、俺の両手をそっと握り、指を絡めてきた。
「……これで……っ、わたしの身体は、全部君のものだね……」
「……っ」
疲弊しきった中で浮かべた、あまりにも美しい笑みに身体中がざわめく。
そして、互いに全く動いていないと言うのに、不意に限界が訪れた。
射精欲求が爆ぜて、ぽっかりと開いた空洞に鉄砲水の如く白濁が注がれる。
「あふぁぁぁっ!? 熱い……っ、あっ、あんっ、んあぁぁぁぁ……っ!」
「うぐ……止まらな……い……っ」
熱い白濁の感触に陽乃さんが全身を戦慄かせ、それにより更に肉竿が搾られる。己の意思と関係無しに小便のように白濁が噴出した。膣でするセックスとはまるで異なる、命を削られるような絶頂と射精。汗ばむ身体を重ねたまま、互いに打ち震えた。
「すいません……陽乃さんの笑顔を見たら、何か急に……」
脈動を終え、脱力した声で正直に告白すると、陽乃さんがくすりと笑った。
「いいよ、大丈夫。可愛いね君は」
そう言って、陽乃さんが頬にキスをしてきた。何だか急に恥ずかしくなって、顔が仄かに熱くなる。
それに……と、瞳に獰猛な獣の色を走らせて、陽乃さんが妖艶な笑みを浮かべる。
「ちょうど良い潤滑液になったでしょ? ……良いよ、動いて。わたしもこの感覚に慣れてきたから」
「……分かりました」
腰をずらすと、確かに精液が摩擦を和らげてくれていた。
唇を重ねると、陽乃さんは人懐っこい猫の様に舌を出してきた。
「……んむ……ちゅるっ、ぴちゃっ、れる……っ」
天性の美貌に凶悪なまでの色気を孕ませて、常人よりも明らかに長い舌が口内を侵食してくる。これだけでもまたイってしまいそうだな……と思いながらキスを堪能して唇を離すと、命を削るような行為に備えて、膝立ちになって肉付きの良い尻肉を掴んだ。
続く。
はるのんでした。500話を超えて初めて、後ろの穴での行為を書きました。……初めて、ですよね?笑
一週間、頑張りましょう。月曜日のたわわに癒されましょう。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!