現在の状況:俺の耳たぶin雪ノ下の口。
ぱくっと咥えられて、まあすぐに離れるのだろうの思ったら……油断した。
「あむ……うう、……ううう……ちゅぴ、ちゅっ、ふっく、えう、ううう……ちゅく……」
「あ、あのう、雪ノ下さん……?」
耳たぶを咥えたまま、嗚咽を漏らすのが聞こえて慌てる。やりすぎたかな、なんでここで耳たぶなのかな、泣き声可愛いな、さりげなく舌も使ってきたぞ、などという雑考。
膝立ちのまま白い腕に抱きすくめられ、背中をしゅるしゅると撫で回される。まるで絹糸が絡みついているような心地良さに包まれる。
俺の問いかけが聞こえたのか聞こえていないのか、雪ノ下が涙声で語りかける。
「うっ、ひっく、ちゅぴ、比企谷くんの……ちゅっ、……ばか」
「う……お……」
いつも言われる罵詈雑言(そこまでひどくない)に比べて、あまりに拙い言葉を、あまりに可愛らしく言われた。
…………。
…………だーーーーーーもっとイジメてーよーーーーー!
宙空を彷徨わせていた手で、雪ノ下をつい抱きしめてしまう。
絶頂直後で更に敏感になっているのか、
「あううううう……っ!」
控えめな声ではあるが、身体は激しくぶるぶると震えた。
肉棒の切っ先は雪ノ下のおへそに突き付けられ、吸い付くような柔肌に真っ赤な亀頭がくにくにと食い込む。
「はあっ、うっく、ひう、あああ、ひ、比企谷、くん……」
儚げな声で俺を呼ぶと、耳たぶを咥えていた小さな唇が、今度は首に吸い付いて来た。
「はぷっ、ちゅっ、んん、んっく、ちゅるる、ちゅぷ、あ、やあ、おしり触っちゃ、今は、だめ、はあんっ、ひっ、うう、ちゅぷ、うううう……ちゅりゅ、ちゅる、ちゅるるるる……」
「……っ」
俺が雪ノ下のものであることを示す為のマーキングをするかの如く、念入りに舌で舐め回し、吸い付く。
雪ノ下の言葉の一つ一つが耳朶をくすぐって頭に染み込み、雪ノ下の動きの一つ一つが目の奥まで焼き付いて身体全体を幸福感で満たす。
……7連休くらいして、部屋に籠ってこの子と色々したいです……。
雪ノ下の背中をさすりながら、春休みに雪ノ下の家に合宿(目的がやばい)に行こうかと真剣に考える俺が居た。
× × ×
「さて……じゃあそろそろ、続きをしなきゃな」
雪ノ下としばらく抱き合った後、名残惜しみつつ肩を掴んでゆっくり引き離した。
「ふあ……?」
よっぽど口付けに夢中になっていたのか、その目はとろんとしていて、口も少しばかり開いている。
……何この子、可愛すぎるでしょ。
「続きだよ、続き。……ん」
「んっ……」
可愛すぎたので。
取り敢えずキスを挟んだ。
俺、こんなキャラだったっけな……今更だよな……。うん、斧乃木ちゃんくらい自由なキャラでいいか! それは色々とまずいな。横ピースして殴られたくない。
ほんとに軽くキスを……と思ったのに、雪ノ下が緩慢な動きながら舌を入れてきたので、しばし口内を味わう。
「んふうっ、ちゅぷっ、んはっ、比企谷くん……比企谷くん……ちゅぷ、ちゅりゅ、ちゅぴ、ぴちゃ……」
「……っ!? お、おい……っ」
舌を絡めていたら、さりげなく肉棒を触られた。しかも両手で。
雪ノ下はうっとりとキスをしながらも、薄目を開けて下を確認している。なんだいこの子は。むっつりなのかい?
……って。いかんいかん。
「……ぷはっ、雪ノ下、うっ、そろそろ続きうくっ、をっ、くああ……っ!」
俺に肩を掴まれたまま、ぽわんとした表情で首を傾げて、手だけは巧みにカリをさすり、茎をしごき上げてくる。ちょっとギャップが、ギャップが! あかん!
反撃しつつ話を進めるか……と思い、手を秘裂の方に伸ばす。
「雪ノ下。ここは何で洗うと良い? ……あ」
「――――――――っ」
膣口に指を置いて留めるつもりだったのだけれど。
ちゅるん、と。
熱を帯びた口が、中指をあまりに容易く飲み込んだ。
そのまま椅子の窪みの方へ手が滑り、中指を膣にねじ込んだまま、手の平と五指全体で雪ノ下の尻と秘部を掴む形になってしまった。
「あっ、あっ、かはっ、あ、あ、あああ……」
雪ノ下は目をむいて、口をぱくぱくとさせている。
手首には、雪ノ下が分泌した温かい液がちょろちょろと掛かっている。
「わ、わるい。大丈夫か?」
言いながらも……つい、中指を膣の中でくいと曲げ、肉襞をえぐる。
「んひいっ!? あ、おおお……」
獣じみた声を上げて、雪ノ下が震える。
「ここ、何で洗うと良い? ボディソープか、お湯か、どっちだろう?」
聞きながら、他の指で尻と秘部をぐにぐにと揉んで、中指はぴんと伸ばして前後に動かして肉襞を味わう。
「あうっ、ひっ、比企谷くん、ゆび、だめ、そんな動かさ、ないっ、で……お、お湯、ひぐっ、あ、かはっ、お湯で、ひぃんっ、……いい、から、お湯でいいから……!」
涙声で答える雪ノ下がどうしようもなく可愛い。
「そうか、分かった」
言って、ちらりとシャワーヘッドを見る。
そして視線をそのまま椅子の方へと滑らせる。
……笑いが止まらなくなるのを、何とか留めた。
× × ×
「胸も洗わなくちゃな。あとは、下の方は……と」
ボディソープに手を伸ばす前に、シャワーヘッドを掴んで雪ノ下に手渡す。
「……?」
俺の意図がさっぱり分からないようで、雪ノ下がくりっと首を傾げた。
わくわくに心を滾らせながら立ち上がり、雪ノ下の後ろに回り込んで、肩に手を置く。
「……椅子の窪みにシャワーヘッドを入れて、上を向けるんだ」
「……っ! そ、それは……っ」
俺の意図を理解して、雪ノ下が青ざめた顔になる。
けれど、もちろん、やめない。
「もちろん、そのままだと落ちてしまうからな、雪ノ下、ちゃんと固定してくれ」
「そ、そんなの……」
「固定してくれ」
肩に置いた手の力を、僅かに強める。
「……わ、わかった、わ……」
震える声で答えて頷いた。
「雪ノ下が下を洗ってる間、俺は胸を洗うから。同時でいいよな?」
「えっ……う、うそでしょう? そんなの……そんなの……っ」
「うん? その方が効率的だろ?」
「そ、そうだけど……そんなことしたら……」
「……『何回イクか分かったもんじゃない』……か?」
「……っ」
雪ノ下が喉を鳴らす音が、はっきりと聞こえた。
「いいから、ほら……シャワーヘッドの位置を調整してくれ」
「…………」
最後は、無言で。
こっくりと頷くと、透き通るような白さのうなじがよく見えた。
× × ×
「よし、固定したな? じゃあ行くぞ……せー、のっ」
きゅっ、と蛇口をひねった瞬間。
「――――――――っ」
シャワーの水流の音が聞こえるのと同時に、雪ノ下の背筋が弓なりに反り返った。
雪ノ下の肩から顔を覗くと、口をぱくぱくとさせて、視線は宙空を彷徨っていた。
じょぼぼぼぼぼ…………。
シャワーが雪ノ下の下腹部に当たり、水滴が絶えず椅子の窪みに落ちて音を立てる。
音だけ聞けば、なんてことのない聞き慣れたもののはずなのに。
今はこの音が、ひどく官能的に感じられた。
「ああああ……ああああ……」
雪ノ下が身体が断続的に震えて、足は内股にして閉じたり急にかぱっと広げたりと落ち着かない。
シャワーがそんなに強く出る訳ではなくとも、性器に対して直接的・連続的な責めであることには変わりないのだから、この反応も無理はない。
あまりに扇情的な光景に、思わず首筋に吸い付きたくなったが、これから洗おうとしているのだから我慢我慢……。
「…………」
じっと、雪ノ下の様子を見る。
「あおおお……こ、こんな、うくっ、恥ずかし……ああああ……っ!」
羞恥で顔を真っ赤にしながらも、律儀にシャワーヘッドから両手を離さず、自らを慰めている。
その律儀さにまた一段と興奮を覚えると同時に、体力面での心配が再び頭を過ぎる。
――これは、同時にやるにも、早めにケリを付けた方が良いかな――。
そう思い、心持ち急ぎ気味でボディソープを手で泡立てる。
「じゃ、胸洗うぞ」
「あっ……かはっ……!?」
宣言と同時に手を伸ばし、雪ノ下の胸を後ろから洗い始める。
胸の外縁から円を描くように撫で、胸の肉を集めるようにして揉みしだき、突起も丁寧にこすり上げる。
ボディソープで泡立ってこそいるが、やっていることは愛撫そのものだった。
「あ~~~~~っ、あ~~~~~……」
雪ノ下は今も律儀にシャワーヘッドを両手で固定させたまま、俺の手とシャワーの2つ同時の責めに延々と嬌声を上げている。
その声には疲弊と一緒に悦びの色も見えて、この子はどこまで……と、悦びで背筋がぶるりと震えた。
時折大きく震えては、絶頂に至っているようだ。
しかし普段なら濃厚な匂いを漂わせる愛液も、胸から垂れ落ちるボディソープと一緒にシャワーで流されてしまって分からない。
浴室内にはシャワーの水音と雪ノ下の喜悦の声が響いて、俺はその声で高まり続ける興奮に、身体の内側が燃え上がるのを感じながら、ひたすら彼女の胸を蹂躙する。
「ほら、もっとイケ、イクんだ……っ」
雪ノ下の耳元で囁き、突起を集中的にしごき上げる。
「あっ、あがっ、イっ、もう、やら、これいりょう、イキらくらい……おかひくらっひゃう……あ~っ、あ~~~っ、あ~~~~~……っ」
雪ノ下が一際大きく震える。
――がらん、と。
シャワーヘッドが床に落ちて、浴室の壁に無意味にシャワーの水流が当たる。
――ふっ、と雪ノ下の身体が弛緩して、後ろの俺にがくっともたれかかってきた。
「あ……あ……あ……」
あまりの絶頂に、痙攣を断続的に繰り返す雪ノ下。
「…………」
シャワーヘッドに手を伸ばして、雪ノ下の身体を洗い流す。
「…………」
シャワーヘッドを元の位置に戻して、雪ノ下を後ろから抱きしめながら、考える。
「…………」
…………。
……うん。
ちょっと、休憩しよう。流石にやばかった。
椅子の上ではふらつく上体を支えるのが大変なので、これが適切かは分からないけれど、雪ノ下の脇を抱えて椅子からおろし、彼女を促して浴槽に入る。狭い浴槽だけれど、雪ノ下の細身ならばと思ったら案の定大丈夫だった。
お湯は適度に冷めていて、火照った体にはちょうど良い。
「…………」
雪ノ下を股座に座らせて、後ろから髪を撫でる。
ぬくぬくだにゃー。
なーんでこんな細くて綺麗なんだろう、何食べればこうなるんだろう、ごぼう? などと意義がぶっちぎりで皆無の思考をぼんやり巡らせていると――
「比企谷くん……」
ようやく話せる余裕が生まれたのか、雪ノ下が振り返る。
「……ん。どうした」
「バカ」
「うぐ」
「ボケナス」
「お前がそれ言うと何か変な――」
「鬼畜」
「や、だからそれ悪口……だな」
てっきり最後に『八幡』と言うのかと思ったのだけれど。
気に入っていたフレーズだから、絶対忘れる訳が無いのになーと不思議に思って雪ノ下を見ると、湯船に顔を沈めて、ぽこぽこと泡を出している。なんだそれ可愛いなお前。
……名前を呼ぶのは、ここに来てまだ、恥ずかしいらしい。
や、まあ、俺もだけどね……。
気恥ずかしさで頬をぽりぽりと掻いていると、ぽこぽこ言ってる雪ノ下、略してぽこノ下が顔を上げた。なんだよぽこノ下って。
「は、はち……比企谷くん」
中途半端に言い直すなよ、余計恥ずかしいだろ……。
「ん?」
雪ノ下の頬に手を添えながら答えると、俺に振り向き、にやりと笑った。
「今度は……私の番ね?」
「うお……」
むやみに気圧された。
散々やらかしたから、この後がすげえ怖いなあと思いながら、ふと視線を横に滑らせると、まだ使っていない便利(?)アイテム、ローションが見えた。
……ローション、今度は雪ノ下の番……。
……うわ……。
この後の展開に、胸が躍った。超怖いけど。超怖いけど。……本当だよ? 超怖がってるよ?
続く。
ゆきのんとのプレイの幅が広がっていくー!
髪をアップにしたゆきのんも凶悪に可愛いのだろうなーと想像しながら、このお風呂でのやりとりを書いています。
ぽこノ下が地味に気に入ってます。
感想、逐一読んでいます。超元気貰ってます。本当にありがとうございます。具体的に褒めて頂いても嬉しいですし、いつも見てます的なフレーズ1つでもすごく嬉しいです。要は感想お待ちしていますw
週末にたまった分の返信を必ずや……!気付けば感想が1150件越えという。
体調や心の心配をしてくださる方もいらっしゃいます、本当にありがとうございます。休むときはすーんって休みます。すーんって。なんだよこの効果音。
あ、更新のバランスについてなんですが、しばらくいろはす多めで行こうと思います。
前話の後書きで書いたように、いろはすは書いても書いても尽きることが無いので、優先的に書き進めたらもう書けなくなったーという心配がない事と、感想で書いて頂いたようにいろはす編を書いていると空気感やらなんやらの描写が多かれ少なかれ成長する事と、何より単純に最近いろはすが己の中でかなり来ている事から決めました。最後の理由ありきですがw
いろはす編をもりもり書いて、上がった描写力を他のヒロインを書くときにも活かそうと思います。
こういった方針の事もあり、本番シーンがどうしても直近では少なくなりますがご了承ください。各ヒロインのアフターまで行ったらえぐいくらいになりますから(確信)。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!