1.
雪ノ下が内鍵を閉め靴を脱いだ瞬間に、襲い掛かるように彼女の首筋に吸い付いた。
「んあっ!あっ、だ、だめ、そんな、いきなり、だめ、だっ……たら……し、寝室に、行きましょ?ね?……んあ……」
右手は彼女の首に回し、左手は尻をショーツ越しに掴む。吸い付きを強め、左手にぎゅっと力を込めると、耳元で甘美な声が漏れた。
雪ノ下は膝をがくがくと震わせながらも、何とか歩を進めようとする。しかし、俺が絡まる様に抱きしめている以上、一歩も動けない。
「お、お願いだから、このままじゃ、このままじゃ、私……」
震える声で、必死に懇願して来る。
同じ愛撫の仕方でも、先程から徐々に反応が大きくなっている事に気付く。思わずにやけそうになっちまう。危ない危ない、今の俺絶対気持ち悪いぞ。あくまで無表情で嬲らねば!……極悪だな、俺。
限界が近いのかと思い、右手も使って両手で尻を掴む。ショーツ越しに彼女の秘部も巻き込むように、指を目一杯広げて揉む。
「あっ、やっ、そこ……だめ、またイっ……」
俺の胸元に顔を埋めて、身体全体を震わせる。
次の瞬間、足元のフローリングにぱたぱたと水が落ちる音がした。
雪ノ下が派手に絶頂に達した後も、俺はまだまだ彼女をイジめ足りずに尻を揉み続ける。
正直、ここまで敏感で達しやすいとなると、責めるのが楽しくしょうがない。今まで知る機会が無かったけど、俺は意外にもSの様だ。……意外でもないか。
「……うう……変態、変態、変態ぃ……ひんっ、ふぐぅっ……」
俺の胸元に顔を埋めたまま、可愛らしい喘ぎ声を上げてぽすぽすと叩いて来る。
……楽し過ぎてやばい。どうしよう。何この可愛い子。なんなの!
「ここも、こんなにして……」
「!?うおっ!?」
情けない声を上げて腰を引いてしまった。死ぬほど恥ずかしい。
胸を叩いていたかと思いきや、突然俺の股間の膨らみに触れて来た。
俺の反応を見て、反撃の好機と捉えたのだろうか。顔をがばっと上げ、いつも見せる得意気な顔になる。
「あら、ここ弱いのかしら?へえ……」
と言って、その細い指で俺のモノをズボン越しになぞって来る。ぞぞぞっと背中を駆け巡る快感に頭が痺れる感覚に襲われながら、同時に思ったことがある。
……ここまでやられっぱなしになっておいて、反撃とは……すげえ腹立つ……。
と、言うことで、反撃に対する徹底的な迎撃を行いたいと思います。
「くっ……雪ノ下」
「?何かしら……?」
まるで良いおもちゃを見付けたかのように楽しそうに俺のモノを弄ぶ彼女に、全力で反撃する。見てろよこの猫ペディアさん……。
「お前さ、すげえ可愛いよ」
「……へ?」
予想もしていない言葉だったのだろう。一瞬反応が遅れて、言葉の意味が分かった途端に指の動きを止め、顔があっと言う間に真っ赤になった。
ここで更なる反撃を加える。
「よっ……」
「ひぁっ!?やっ、ちょっと、何を……!」
彼女の尻に回していた両手で、ショーツを後ろから掴み、食い込ませるように上へずり上げる。あっと言う間にTバックの様な状態にすると、今度は尻を直接揉み始めた。どうだ!
案の定、雪ノ下は今まで以上に身体をぶるぶると震わせ、目が虚ろになって来た。
「いっ!?そんな、直接、なん、て……んんんん……私だっ、て……」
「あっ、こらっ、うおっ……!?」
また情けない声を上げてしまった。
雪ノ下は更に反撃として俺のズボンのベルトを外し、チャックを下ろして来た。そして両手をパンツの中に入れ、勃起した俺のモノの竿と玉を同時に握って来た。
互いに、これでもかと言わんばかりに責め合っている。
興奮で、頭がどうにかなりそうだった。
「こんな……んんっ、熱くして、節操が、ひぅっ、無いわね……んあっ、ふふっ……」
責められて感じるか責めて微笑むかどっちかにしろよ……。何この無理して強がってる感じ?エロすぎるでしょ。やばい、めっちゃ先走ってる。
このままでは彼女の手の中にあっと言う間にぶちまけてしまう。何か負けたみたいで悔しい。
先に屈服させるため、右手を彼女の尻から放すと、ショーツが食い込んだ秘部の上に指を置いた。
そして、細く圧縮され硬くなったショーツごと、中指と薬指を彼女の膣に押し込む。
「いっ!?だ、だめ、んあぁぁぁぁぁぁ……」
長くか細い嬌声を上げて、雪ノ下は足元に崩れ落ちた。
……俺のパンツを掴んで、ずり下ろしながら。
「……はっ、はっ、はっ……あ……すごい……」
女の子座りでへたり込んだ雪ノ下が、目の前に曝け出された俺のモノに目を奪われている。
いや、これそんな凄いものなの?あんま分かんないんだけど。
「……なあに?こんな熱くて、硬くて、太くて、長くて、逞しいものを……私の中にねじ込もうとしてるの……?信じられない。どうしようもない変態だわ、あなた……こんなものでかき回されたら、私、頭がどうにかなってしまうわ……」
うっとりとした表情で竿と亀頭を触りながら、どエロい事を言って来た。
……わー、エロすぎて何て例えたら良いかわかんないやー。淫乱過ぎるでしょ。
「すごい匂い……頭、くらくら、する……」
普段の彼女からは想像出来ないくらい淫靡な微笑みを浮かべる。
……言葉責めに入るのかな、これ?М側からの言葉責め?何これ。とにかくエロい。
俺のモノも、今まで見た事が間違いなく無いくらいいきり立っている。
ここで、自分たちの状況をふと確認する。
まだ、リビングにも行っていない。玄関で靴を脱いだだけ。
どんだけ待ちきれなかったんだよ俺、と自分に軽く引きながら、雪ノ下の頭をそっと押さえた。
「雪ノ下……咥えて、じっくり舐め回すんだ。出来るだけいやらしく」
「!……比企谷くん、あなた、今日でわたしのプライドを全部打ち壊すつもり……?」
俺の命令に一瞬驚いて目を見開いた後、口元を引くつかせながら、雪ノ下はひどく艶っぽく笑った。
2.
「んっ、んちゅっ、んんっ、れろっ、んちゅるっ、はぅっ、んむ、んっ、あむっ……」
俺の命令を受け入れて、雪ノ下が初めての口淫を行っている。
その様は、思わず息を呑んで震える程淫らで美しい。
膝立ちになり、上気しきった顔で嬉しそうに裏筋を舐め、玉を揉みほぐし、カリの隅々にまで吸い付き、尿道を尖らせた舌先で繰り返しつつき、まるで食べるかの様に咥え込んでぐむぐむと音を立てて全体を舐り回す。
あまりの気持ち良さに、腰が抜けてしまいそうだった。
「あっ、うあっ……なんでこんなに上手いんだよ?」
「……ぷはっ。……比企谷くんが気持ち良さそうにしている所を探っていたら、こう言う風になっていただけよ。……別に、何か見て勉強していた訳では無いわ」
え、何その頭の良さと気遣いとエロセンス。
心がざわついた。
この子を、もっとめちゃくちゃにしたい。
「すげえな……じゃ、ちょっとこう言うのも……」
両手で雪ノ下の頭を掴む。
「え……?」
何が起きたのかと呆然としている雪ノ下の唇に亀頭を宛がうと、喉奥まで一気に突き入れた。
「んむっ!?んごっ、あがっ、うぐっ、んんっ、んんっ……!」
何度も何度も、彼女の顔に力任せに腰を打ち付ける。
彼女の手はいつの間にかだらんと下げられ、女の子座りに戻り、ただひたすら俺のモノを受け入れていた。
苦しさで目に涙を浮かべつつも、虚ろな目に僅かな喜びを浮かべ、ずっと俺を見つめ続けている。
こんなに無理やりされているのに、舌だけは懸命に動き、打ち付ける度に亀頭を器用に舐め回す。
舌による愛撫と、喉奥の感触。そして何より、あの雪ノ下を好き勝手に嬲っていると言うこの状況。
あまりの気持ち良さと興奮で、あっと言う間に限界がやって来た。
「雪ノ下、出すぞ、出すぞ……!」
「んむっ、あっ、んあっ、んんんん……」
尿道を伝って精液が噴き出す瞬間、彼女は俺の腰に手を回し、俺を自ら抱き寄せ、喉の一番奥に押し込んだ。
そして、喉に直接叩き込むかの様に、粘度の高い精液がマグマの如く噴き出て、彼女の口内を満たして行く。
「んぶっ、ごぶっ、んぐっ、うっ、んんんっ……」
大量の苦くしょっぱい液体を流し込まれても、彼女はむせたりせずに、懸命に全て飲み込んだ。
今までの人生の中でも、間違いなく一番の量の射精。これだけの量を流し込まれたら、むせて吐き出しても何らおかしくはない。
にも関わらず、雪ノ下は全て受け入れた。
彼女が口に溜まっていた残り僅かな液体をごくん、と飲み込んだ瞬間、その光景に俺もごくりと息を呑んだ。
「……んんっ、はっ、はっ、はっ……たくさん、出たわね……」
そう言って彼女は、いつもの様な凛とした顔立ちでにこりと微笑む。
そんな雪ノ下に、片膝を床に付けて話しかけた。
「……あれだけ乱暴にして、苦しかっただろ?もっと抵抗しても良かったのに。それに、あんなに無理して飲み込まなくたって……」
伝えた言葉は、本音だった。
すると、雪ノ下は一瞬ぽかーんとした表情になった後、呆れたように腕を組んだ。え、なんでなんで?
「……はあ、全くもう……」
こめかみに手を当ててため息混じりに呟いたかと思うと、俺の背中に腕を回して、くんと引き寄せて来た。
鼻先が触れ合う程の距離で、雪ノ下の瞳が優しさを帯びる。
「いつも他人の事ばかり考えてしまうあなたが、私に自分勝手な欲望をぶつけてくれた。そして、あれだけたくさんの……その、精液……を出してくれた。
……好きな人がそれだけ興奮して、理性を飛ばしてくれてるなんて思ったら……嬉しいに決まってるじゃない。したくてやったんだから、私のことを褒める事はあっても、そんなに申し訳無さそうに言うことはないんじゃないかしら?」
少し首を傾げて、優しく微笑む。
「……!」
一気に顔が熱くなった。
心のわだかまりをひょいと拾い上げて、その笑顔で吹き飛ばしてくれる。
「……敵わねえなあ」
頭をぼりぼりと掻いて、ふっと笑った。
「ふふ。……そろそろ、移動しましょ?」
「ああ」
雪ノ下の肩を抱いて立ち上がると、俺たちは寝室へ向かった。
続く。
濃厚に書こうとすると、場面が進まなくて進まなくてびっくりします。ほんとびっくりです。
昨日今日で、大体5話分くらい書き溜めました。川崎の話と、新しいエピソード×2の分です。これで平日は残業してても大体毎日更新出来そうです。ふふふ。
お気に入り登録数が700を越えましたぁぁぁ……!!ありがとうございます!!
評価時のコメントがすごく嬉しいです。感想同様の嬉しさです。あれにもちゃんと返事をしたいのですが!ここでお礼を言わせて頂きます。ありがとうございます!!
0時更新にしたのが分かりやすい様で、心待ちにして下さる方が結構な数いらっしゃるようです。それがもう嬉し過ぎてて……ぬおおおおお!
頑張ります(^^)
折角これだけ多くの読んで頂けているのだから、もっと色々な小説を読んで、もっと面白く、甘く、エロく書けるように精進して行きたいと思います。
ミステリー小説と官能小説を同時並行で読むともう、頭の中が良い具合にごちゃごちゃして楽しいですw
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!